印刷用紙:A4縦 1ページの行数:46 1行の文字数(半角で):84   −−以下 指導案本文−−   第2学年 体育科学習指導案 日 時 平成8年10月2日(火)1校時 児 童 男子5名 女子8名 計 13名 場 所 校 庭 指導者 2年 担任 古 里 洋 子 1 単元名「ちからいっぱいはしろう」(障害リレー) 2 単元について (1)運動の一般的特性   第1・2年生の体育科の目標は、「基本の運動及びゲームを楽しくできるようにする とともに、体力を養う。」とある。その中で「基本の運動」は、基本的な動きを身につ けさせることをめざすと共に、運動したいという基本的な欲求を充たし、その楽しさや 喜びを味わう運動である。指導要領第1学年・第2学年の目標及び内容においては、「 体の基本的な動きや各種の運動の基礎となる動きができるようにする。」としている。 「走・跳」の運動では、全力で走ったり、リズミカルな動きができたり、いろいろな跳 び方ができるようにし、その楽しさや喜びを味わうことをねらっており、その中のリレ ー遊びを学習させることは、次ような意義があると考える。 ・自分の体を上手に操作し、全力で走ったり、障害をリズミカルに跳び越したり、折り   り返して勝敗を競い合う運動である。合図に合わせてスタートすることから瞬発力・   筋力を高め、障害を越えることから調整力、全力で走ることから持久力を高めるこト   ができる。また、勝つために作戦を考えたり、スムーズに引き継いだりすることから 思考力も養うことができる。 ・ 技能的には、全力でまっすぐ走る、障害を越える、折り返しがスムーズにできるこ   とがねらいである。チーム内で作戦を考え、工夫して練習をし、競い合うことから、 「競争型」の特性をもつ。 ・ チーム一丸となって練習したり作戦を立てたりして競争をするときの楽しさ、自分   のチームか勝利した時の喜びをを経験することで、運動の持つ楽しさを児童に味わわ   せることができる。このことにより、進んで運動に親しむ子供に育つであろうと考え る。 (2)児童からみた特性   児童から見て、障害リレーは、全力で走り、障害を跳び越し、次走者へ引き継ぐ楽し い運動である。また、作戦を考える、走る順番をかえることで勝敗が未確定になること からさらに楽しさを深めることができる。2年生の児童は、技能的にはまだまだ未発達 の部分を残しているものの、走ることや、チーム内で協力してゲームやリレーをするこ とが大好きである。自分のチームが勝利した時や作戦通りにレースがうまくいった時に は、児童に大きな喜びや充足感を与えることができると考えられる。   しかし、競争に勝つことが児童の関心・意欲・態度に深く関わってくるため、走るこ とが苦手な児童や障害を上手に跳び越せない児童には抵抗があると思われる。また、勝 ちたいという気持ちからルールや決まりを守れない児童も出てくる。児童の運動に対す る意欲を長く保たせるにはどの児童にも満足感を与える工夫を必要とする運動である。 3 児童の実態   2年生の児童は、明るく生き生きと活動している。また、2年生の児童は、体を動か すことが大好きで外遊びを好む。体育は、全員が大好きであると答えている。どの子も 体育の学習を大変心待ちにしている。以前は、めあてに向かって運動し続ける体力も気 力も弱かったが 学期後半当りから個々やチームのめあてを持たせる学習を続けたとこ ろ、体力的にも気力的にも強くなった面がみられるようになった。また、一生懸命がん ばろうととする態度も高まってきた。しかし、まだ用具を操作する運動や器具を使った 運動でも、基本的な動きを高める学習を意図して組み立てているが、まだ十分な成果を 得られていない。    学期、他との協力、友達と学び合ったり教え合ったりすることを学習した。はじめ は、慣れなく戸惑っている児童が多かったが、学びあったり教え合ったりする視点を与 えたところ意欲的に学び合う態度が育ってきている。 <体育に関する意識調査の結果> +−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ |Q、体育は好きですか|わけ | ほとんどの児童が、体育は +−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+大好きと答えている。この時 |大好き 3人、|・みんなと一緒に走ったり|期の児童は、本能的に体を動 |好き 0人 |運動するのが楽しい。 |かすことが大好きである。教 |ふつう 0人 |・体育が得意だから。 |室で学習することよりも体を |嫌い 0人 |・うんていができるように|動かすことがたのしいといっ |大嫌い 0人 |なったから。 |た程度の大好きであると考え +−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+る。 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |Q、体育の授業について答えましょう。 | +−−−−−−−−−−−−−+−+−+−+−+−+ | |い|時|ふ|あ|全| ほとんどの児童が、体育が | |つ| |つ|ま| |好きで楽しく運動している。 | |も|々|う|り|然| しかし、めあてに対しての +−−−−−−−−−−−−−+−+−+−+−+−+意識が弱く、用具の準備にも | 楽しく運動していますか。 | |2|0|0|0|消極的であることが分かる。 |2、自分のめあてをもって運動|2|5|3|0|3|さらに、友達と教え合ってい | していますか。 | | | | | |る児童が少ない。「めあて」 |3、進んで用具の準備をしてい|8|0|0|4| |「教え合う」ことを意識的に | ますか。 | | | | | |学習の中で取り上げる必要が |4、友達に教えあっていますか|2|3|4|0|4|あると考える。 |5、決まりを守って競争してい|4|8|0|0| | | ますか。 | | | | | | |6、勝ち負けに対して正しい態|4|6|2|0| | | 度をとっていますか。 | | | | | | |7、工夫して運動していますか|5|4|2|0|2| +−−−−−−−−−−−−−+−+−+−+−+−+ <教材に対する事前調査> Q、リレーあそびは好きですか。 好き 3人、 まあまあ好き 0人、 嫌い 0人 わけ 友達とタッチするところ、みんなと作戦を考えるところ、友達に勝った、応援し     てもらうところ、足が速くなれるところ、走るのが好き、みんなと走れるのが楽 しい、うまくコーンをまわれたところ Q、リレーあそびは、他の運動に比べて何が楽しいですか。 Q、どんなめあてをもちますか   タッチする時、声をかける ・コーンを小さく回る ・少し走りながらタッチをもら えるようにする ・全力で走る ・じょうずにとんだりまわったりする Q、足が速くなったり、リレーが上手になるにはどうしたらいいと思いますか。 自分で練習する 6人 、友達と教え合う 5人 、 先生に教えてもらう3人 Q、どんなリレーをしたいですか。   馬牛リレー、ジャンケンリレー、折り返しリレー、雑巾リレー、むかでリレー、タイ ヤとびリレー <一人一人の実態> 4 授業の構想 (1)めあてのもたせ方 「めあて学習」は、既習の「リレーあそび」でも経験している。まだ、めあて作 りは教師の支援・援助を必要とするものの、前単元同様「目標−課題−練習方法」 の3段階で考えさせることによって、自力でめあてを意識して考えることができる ようになってきた。さらに自分の目標に対して、示された課題や練習方法を自分な りに考え、工夫して学習できるように支援したい。また、自分の目標をどの児童に ももたせるために、速く走しるためにどのようにしたらいいかを考えさせる場を設 定したい。しかし、児童の学習が技能面や競争に傾くことなく、楽しく運動でき、 どの児童も喜びを味わい、次の学習の意欲につながるように支援したい。 (2)チームの編成について  事前に児童の技術や意識の違い、友好関係を調査し、チームが均等になるように し、4人、4人、5人の3チームを編成し、チーム力に差がないことを知らせ、一 人一人ひとりのがんばりが勝敗を決めることを伝え、練習の工夫や作戦の工夫を喚 起したい。 (3)場の設定  個人の技能を高める場は、障害を素早く飛び越したり、回ったりする場を設定す る。チーム全体の力を高める場では、チームの作戦と合致する場を児童が考え、選 択できるようにする。勝敗の未確定性をもたせるために、走る距離を変えたり、障 害物の置き方をチームごとに考えさせるなど、どのチームにも勝てる可能性がある ことを知らせる。また、チーム内で他の児童の走りを最後まで見合うためにゴール にタンバリンを置いたり、全員が走り終わった時の合図を決めたりし、終わりまで しっかり走者を見れるようにさせたい。 (4)評価活動  児童は、友達と教え合うことを活動の中に位置付けれるようになった。そこで、 「まっすぐ走っているか」「コーンの回り方は、小さいか」等の個人的技能の視点 を示し、それをチーム内で教え合う場と全体の場で相互評価する場を設け、意欲を 持続させたい。また、「声がけ・励まし合い」も大切な教え合いであることを理解 させ、それが個人の技能や意欲を高めるために有効な手だてであることを知らせる  児童自身の自己評価を重視し、適切なめあてを設定し、積極的な学習活動、前と 比べた伸び、楽しさの自覚について、毎時間評価させる。指導者との評価と合わせ て、児童の意欲が次の学習に結び付くような評価活動を行わせたい。評価は、主に 学習カードを用い、学習の経過が手元に残り、自分の伸びが児童自身で確かめれる ように工夫したい。  相互評価は、チーム内で行うことを基本とし、前項であげたように視点をはっき りさせ、技能的に評価し合うようにすると共に、全力で運動することや互いに協力 することなどの意識・態度についても評価させたい。  指導者は、事前アンケートや前時までの学習カード、観察から個々に対する支援 の手だてをもって臨み、それぞれの伸びを声がけ、賞賛、カードへの記入によって 児童の頑張りや伸びを認めていくようにする。また、時間ごとに抽出児を数名決め て、能率的な評価活動ができるようにすると共に、授業の組立て方についても客観 的に判断する資料としたい。 5、単元計画 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |単元名「ちからいっぱいはしろう」(障害リレー) 10月 6時間 | +−−−−−−+−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |単元のねらい|関心・意欲 | 力を合わせて練習や作戦を立て、障害リレーを楽しむ。 | | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |態 度 |順番や決まりを守り、安全に気を付けて、教え合いながら仲良く運動している。  | | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |思考・判断 |自分やチームにあっためあてをもち、、作戦を立てたり、練習を工夫したりしている。   | | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |技 能 |決まった距離を全力で走ったり、合図にあわせてすばやくスタートしたり、スムーズに障害を跳び越したり、回ったりして障害リレーができるようにする。  | +−−−−−−+−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |過 程| つかむ | で き る | た か め る | ま と め る | +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |時 間| 1 | 2 . 3 | 4 ・ 5 | 6 | +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |ねらい|学習のねらいを知り、見通しを持つ。 | 障害を素早く越えて、障害リレーを楽しもう。 |作戦やルールを工夫して、障害リレーを楽しむ。 | 学習の成果を生かし、協力しながら、リレー大会| +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−| | を楽しむ。 | | | しょうがいリレーをしり、めあてをたてよう|めあて@+−−−−−−−−−−−−−−−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 主 |1 学習のねらいと内容・進め方を知る。 | |しょうがいのとびかた、回り方をしり、||めあて@+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | |力いっぱい走ろう。 || |しょうがいをじょうずにとんだり、回ったりし ||| || | な |2 学習の約束を知る。 | +−−−−−−−−−−−−−−−−−+| |て、力いっぱいしょうがいリレーを楽しもう。力い ||| || | 学 |3 学習カードの使い方を知る。 |1 走り方、跳び越し方の練習をするため。 | |っぱい走って、リレー大会を楽しもう。  ||| || | 習 |4 チーム編成 | ※ 障害の跳び方、跳び越し方 | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | 活 |5 めあてを立て、学習の計画を立てる。 |めあてA+−−−−−−−−−−−−−−−−−+|1 リレーをする。 | | | 動 |6 試しのリレーをする。 | |すばやくとんだり、回ったりして、しょ||2 リレーを振り返り、チームにあった作戦を立てて、練習する|1 学習を生かして、各チームごとにリレー| | | | |うがいリレーを楽しもう。 ||めあてA+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| を考えて、いろいろなリレーをする | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−+| |自分たちでルールをくふうして、しょうがいリレーを||2 学習の反省とまとめをする。 | | | |2 リレーをする。 | |楽しもう。 || | | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | |3 作戦を生かして、リレー2をする。 | | | | | |4 学習を振り返る。 | | +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |・ 学習内容を説明し、学習の意欲をもたせ|・ 進んで準備をしている児童を賞賛する。 |・ 対戦相手を事前に選んでおき、作戦を立てたり練習した|・これまでの学習を振り返らせ、良かった点| | | る。 |・ 個人の技能が高まるように支援する。 | りしながら、障害リレーをする。 | を提示し、いままでの作戦を生かして障害| | |・ 決まりや約束は、話し合いででない場合|・ 友達の走りを見て、いい点を見つけ、自分に取|・ チーム内で走り方や跳び越し方や回り方がどうだったか| リレーができるようにする。 | | | は教師から提示する。 | り入れるように支援する。 | 見合い教え合う。 |・仲間や友達と仲良く励ましあっているチー| | 支 |・ 望ましいフォームや正しい走り方、適切|・ 協力して、場作りができるチームを認める。 |・ めあてと作戦が合う練習の場を選べるように支援する。| ムや児童を賞賛する。 | | | な折り返しの仕方を考えさせた後、教師も|・ 望ましいフォーム・スタート・障害の跳び越し|・ 障害を素早く越している児童や、バトンパスや折り返し|・自分や友達の伸びを認め合うために、相互| | | 図を使って提示して、個々の児童がイメー| 方をしている児童を認める。 | が素早くできている児童、全力で走っている児童を賞賛す| 評価の場を設ける。 | | | ジをもてるようにする。 |・ 個人の技能が伸びるように、個人の伸びを認め| る。 | | | 援 |・ 自分やチームのめあてにふさわしい場の| たり賞賛する。 |・ 自分や友達の伸びを認め合うために、相互評価の場を設| | | | 設定を教師から提示する。 |・ 児童の意欲や喜びが持てるように工夫する。 | ける。 | | | |・めあてについての全体指導をする。 | |・ チームの作戦をもとに、本時の学習を振り返らせる。 | | +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |関|○ リレーあそびをした経験があり、学習に|◎ 障害リレーにめあてをもって、進んで活動して|◎ 進んで作戦を立て、障害リレーを楽しんでいる。 |◎ 力いっぱい走り、次の学習の意欲をもっ| | |・| 期待感をもつているか。 | いるか。 | | ている。 | | |意| | | | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |評|態|◎ 安全に気を付けて、仲良く運動しようと|◎ 安全に気を付けて、活動しているか。 |◎ 勝敗に対して公正な態度をとっている。 |◎ チームの伸びを認めあっている。 | |価|度| しているか。 |◎ 友達と、教えあって活動しているか。 |◎ 教えあったり、見合ったりして仲良く運動している。 |◎ 安全に運動している。 | |計+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |画|思|◇ 自分の課題から、自分の力にあっためあ|◎ 自分にあった場を工夫して練習しているか。 |◎ 自分やチームにあった場を工夫して練習している |◎◇自分の学習を振り返り、次の学習の見通| | |・| てを設定しているか。 | |◎ 自分達にあった作戦を考えている。 | しをもつことができる。 | | |判|      | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+◎ スタート、障害を跳び越す、回る、折り返しがスムーズ|◎ 最後まで全力で走り、引き継ぎや折り返| | |技| |◎ 障害を素早くとび越したり、回ったりできる | にできる。 | し方、障害の越え方をスムーズにして、障| | |能| | か。 | | 害リレーができる。 | +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ ○〜アンケート ◎〜観察 ◇〜カード ◆〜発表 ※〜共通課題 6 本時の学習(5/6) (1)本時のねらい ・進んで作戦を立て、障害リレーを楽しむ。 ・勝敗に対して公正な態度をとり、教え合い、見合って仲良く運動している。 ・自分達にあった作戦を考え、場を工夫して練習している。 ・スタート、障害を跳び越す、回る、折り返しができるようにする。 (2)展開 +−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ |過| 学習活動 | 支援 | 備考 | |程| | | | +−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | |1 学習課題と内容を知|・ 健康観察、服装点検は事前| | | | る。 | にする。 | | |つ|2 準備運動をする。 |・ 学習の順序や時間のめあす|・紙板書 | |か| 準備体操 | を確かめ、見通しをもたせる|・カセットテープ | |む| 補強・補助運動 |・ 本時のめあてを各チームに| | | | ・走る、跳ぶ、回る | 発表させる。 | | | | ・ゲーム | | | |15|3 用具の準備をする |・ 各グループごどに用具の準|・ ゴムとび | |分| | 備をし、安全を確かめる。 |・ ビックコーン | | | |★ 学習に意欲をもっているか|・ 段ボール | |で|4 めあて@を確認する。 ・ 走る順番やルール、走る人|・ タンバリン | |き|+−−−−−−−−−+| 数を確認する。 | | |る||しょうがいをじょう||・ 見る視点を与え、各チーム| | |5||ずに回り、力いっぱ || の走り方を見る。  | | |分||いしょうがいリレーを || | | | ||しよう。 || | | | |+−−−−−−−−−+| | | | | ・リレー1をする。 |★ 力いっぱい走っているか。| | | |5 めあてAを確認する。|・ 負けたチームは、どうすれ| | | | +−−−−−−−−+| ば勝てるか障害やルールを考|・ 作戦カード | |た| |じぶんたちでしょ|| える。      | | |し| |うがいやルールをく ||・ 作戦を生かせるような練習| | |か| |ふうしてしょうが|| の場を支援する。 | | |め |いリレーを楽しもう。|| | | |る| +−−−−−−−−+| | | |20|6 作戦を立て、練習を|・ 障害やルールを工夫する。| | |分| る。 |・ 教え合ったり、励まし合っ| | | | ・作戦を考え、チーム| たりしながら練習できるよう| | | | ごとに練習する・ | に支援する。 | | | | |・ 走り方、跳び越し方、回り| | | | | 方、折り返しの仕方をチーム内で| | | | | 見合う。 | | | |7 障害リレー2をする|★ 自分達にあった作戦を考え| | | | | て、練習しているか。 | | | | |★ 励まし合ったり、教え合っ | | | | | たり、しているか。 | | | | |★ 勝敗に対して、公正な態度 | | |まと 8 整理運動 | をとっているか。 | | |める 9 学習のまとめ |・ 学習カードに反省をする。|・ 学習カード | |5| ・結果の確認 |・ 相互評価の場を設ける。 | | |分| ・感想発表 | | | | |10、次時の予告と後始末|★ 学習を振り返ることができ| | | | | たか | | +−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+− (3)評価 ・進んで作戦を立て、障害リレーを楽しんだか。 ・勝敗に対して公正な態度をとり、教えあったり、見合ったりして仲良く運動したか。 ・自分達にあった作戦を考え、場を工夫して練習したか。 ・スタート、障害の越え方、回る、折り返しがスムーズにできたか。 (4)場の設定 ・走る時のスピードが落ちないか児童にも分かるように、練習の場では腰にテープを つけて走る。 ・用意する障害の例(基本のコース) 回る(ポール) | −−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−− | | | | ● ● ● ●ビック | +−−−−−+ | | コーン −−−−−−+−−−−−+−−−+−−−−−+−−− |バトン | | | | ゾーン| 跳び越す またぐ (ゴムひも) (跳び箱) ・スピードを落とさないで素早く跳び越す場(5Mごとにゴムひもを跳ぶ) | | −−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | −−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ 5M | 5M | 5M ゴムひも ゴムひも (跳び箱) (跳び箱) ・素早く回る練習をする場(円の中に段ボールを置いて、その円の中を回って、走る ■ ■ ■ ■