小学校5年 国語(色や形とわたしたちのくらし)1/4 指導案 常盤小学校 用紙は B5 縦  1行 74字(半角) 1ページ 41行に設定してください。      第5学年 国語科学習指導案                  日 時 昭和63年6月9日(木)2校時                  児童数 男23名 女16名 計39名                  指導者 5年2組 笹 川 修 一 1、単元名  段落と段落の関係に注意して         教材名 色や形とわたしたちのくらし           (一)色さいとくらし  (二)くらしの中のまるい形           (練習教材名  イルカの会話) 2、単元について   5年生における読むことの重点は、「段落相互の関係、段落と文章全体との  関係を考えながら、筆者の見方、考え方を読み取らせる」ことである。   この期の児童は、知識欲が旺盛で新しい知識や情報を求めて進んで説明的文  章を読むようになる。また、自然や、社会生活のさまざまな現象についても関  心が高まり、問題意識を持ちながら筋道立てて考えるようになる。さらに、読  書力も向上し、論理的な文章を好んで読み、思考するようになってくる。   この単元は、このような段階にある児童に、筆者の述べようとすることを文  章の組み立てに注目して読解させるとともに、その内容理解を通じて得た論理  構成を、自分が文章表現する際に役立てられるように意図して設定したもので  ある。   教材「色や形とわたしたちのくらし」は、話題提示−提題・例証−結論とい  う進め方になっており、5年生にとって、説明文の典型とも思われるすっきり  した構成の文章である。例証の部分は、各色の特徴とその特徴を生かした利用  法の組み合わせで貫かれ、論証的に内容や、筆者が何を言いたいのか、それを、  どのような文章構成で表現しようとしているのかを読みとる力を育てることを  意図した教材である。   児童は、4年「雪のあるくらし」の中で、書かれている事柄(要旨)につい  て考えながら読むことを学習してきている。この学習を通して、日本の風土と  生活のかかわりに理解と認識を深めるという、新しい知識や情報の求め方を学  ぶと同時に、つきつめるならば、「雪のあるくらし」が人々にどのような影響  を与え、それを又人々がどう利用していっているのかという筆者の意図をもつ  かみ取る学習をしている。   しかし、文章を段落ごとに要約したり、段落相互の関係、段落と文章全体の  関係を正しくとらえることは不十分であり、その指導の手立てもはっきりと位  置づけてはいない。また、文章を読んで感じたことや考えたことをまとめる力  も不足している。   そこで、要点把握、段落相互の関係及び論理の運びに注意して、文章の要旨  を確実に読み取るとともに、文章全体の構成を確かにとらえていくことを指導  の重点にしたい。   また、段落と段落を支える用語、たとえば例証部分における赤、青、黄色は、  〜というように、人に与える感じを説明し、それに続く「それで」という利用  例の引き出し方、あるいは、話題提示に盛られている興味、喚起、及び問題の  投げかけ方文などにも目を向けさせながら、筆者の言おうとしていることが何  であるかをつかませていきたいと思う。 3、単元目標  ◎ 段落と段落の関係に注意しながら、書かれていることを読み取ることがで   きる。   (1)価値目標     (一) 「色さいとくらし」では、色と色合いの特性を生かし、生活の        中で効果的に使うことにより、生活を豊かにすること。     (二) 「くらしの中のまるい形」では、まるい形のもっている特徴を        生活の中に生かしていることを読み取ることができる。   (2)技能目標     段落相互の関係及び論理の運びに注意して文章の要旨を読み取り、まと    めることができる。   (3)言語目標     段落相互の関係を表す語句、及び、例証の仕方、話題提示、まとめの文    末表現を表す語句の役割や、文の中での語句の係り方や照応の仕方を理解 小学校5年 国語(色や形とわたしたちのくらし)2/4 指導案 常盤小学校 用紙は B4 横  1行 180字(半角)縮小印刷 1ページ 61行に設定してください。 4、指導計画 (12時間) +--------------+-------+----------------------------------+--------------------------------+-----------------------------------+---------------------------+---------+ | 指 導 段 階| 時 数|    本 時 の ね ら い    |   学   習   課   題  |     本時でとりあげる語句    |    評     価    |  要旨 | +---+---+------+---+---+----------------------------------+---------------------------------+----------------------------------+---------------------------+---------+ | 第| 一| 想要 |  |  |  全文を読み、感想などから要旨を予想|  筆者は色さいを、どのようにくらし| ◎色や形とわたしたちのくらし    |  要旨を予想して書くこと |  二 一| |  | 色|  旨 |  | 1| して書くことができる。       | の中で役立てていこうとしているのだ| ○色さいとくらし          |  ができたか。       | る い | | 一| さ|  予 | 2|  |                   | ろう。              |                   |               | 。わきわ| |  | い+------+  +---+-----------------------------------+--------------------------------+-----------------------------------+---------------------------+  たたた| | 次| と| 設 課|  | 1|  要旨予想をしたことをもとにして、学|  要旨予想をもとにして、学習課題を| ◎いろどり  ◎色合い       |  学習課題を作ることがで   |  しいし| |  | く| 定 題|  |  | 習課題を作ることができる。     | 作ろう。             | ◎組み合わせ            |  きたか。         |  た。た| +---+ ら+------+---+---+-----------------------------------+--------------------------------+-----------------------------------+---------------------------+  ち ち| | 第| し|  精 |  |  |  色さいは人々にどんな感じを与えてい|  色さいは人々にどんな感じを与えて| ○楽しい気持ち  ◎生活の中に生かす|  色のもつ感じや、それが生活|  は は| | 二|  |    | 1| 1| るかを、段落の関係に気をつけながら読| いるだろうか。 | ○〜は…。             |  の中でどう生かされている |  、 、| | 次|  |  査 |  |  | み取ることができる。        |                  | ○組み合わせの効果         | かをつかむことができたか。|  く 色| +---+  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ら さ| | 第|  | る読要|  |  |  段落と段落の関係に注意しながら、「|  段落と段落の関係に注意しながら、| ◎楽しく豊かに           |  要旨をまとめることができた|  し い| | 三|  |  み旨| 1| 1| 色さいとくらし」で筆者の言いたかった| 筆者の言いたかったことを読み取ろう| ○生活の中に生かす         |  か。           |  の の| | 次|  |  とを|  |  | ことを読み取ることができる。    |                  |                   |               |  な 持| ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  か つ| |  | 二|  要 |  |  |  全文を読み、感想などから要旨を予想|  筆者は、まるい形の特徴をどんなだ| ◎くらしの中のまるい形       |  要旨を予想して書くことがで|  で 感| | 第| く|  旨 |  | 1| して書くことができる。       | と言っているだろう。また、それをく| ○特ちょうを生かす。        |  きたか。         |  、 じ| |  | ら|  予 |  |  |                   | らしの中でどのように役立てているの|                   |               |  ま を| | 一| し|  想 | 2|  |                   | だろう。             |                   |               |  る う| |  | の+------+  +---+-----------------------------------+--------------------------------+-----------------------------------+---------------------------+  い ま| | 次| 中| 設 課|  | 1|  要旨予想をしたことをもとにして、学|  要旨予想をもとにして、学習課題を| ◎非常に多い            |  学習課題を作ることができた|  形 く| |  | の| 定 題|  |  | 習課題を作ることができる。     | 作ろう。             | ○まるい形の特ちょう        |  か。           |  の 利| +---+ ま+------+---+---+----------------------------------+---------------------------------+-----------------------------------+--------------------------+  持 用| |  | る|    |  |  |  わたしたちの周囲にある道具などで、|  わたしたちの周囲にある道具などに| ○もし〜だったとすると  ○ならば |  道具などで、わたしたちの周|  っ し| | 第| い|  精 |  | 1| どんなまるい形をしたものがあるか段落| は、どんなまるい形をしたものがある| ○つまり  ○仮に〜だったとしたら |  囲にはどんなまるい形をした|  て て| |  | 形|    |  |  | に気をつけながら読み取ることができる| だろうか。            | ○だから  ○それに        |  ものがあるかわかったか。 |  い 、| | 二|  |    | 2+---+----------------------------------+---------------------------------+----------------------------------+--------------------------+  る く| |  |  |    |  |  |  わたしたちの周囲には、道具以外にど|  わたしたちの周囲には、道具以外に| ◎中心までのきょりが同じ      |  道具以外にも、わたしたちの|  特 ら| | 次|  |  査 |  | 1| んなまるいものがあるか、段落に気をつ| どんなまるいものがあるだろうか。 | ○特ちょう   ○このように    |  周囲にはどんなまるい形をし|  ち し| |  |  |    |  |  | けながら読み取ることができる。   |                  |                   |  たものがあるかわかったか。|  ょ を| +---+  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  う い| | 第|  | る読要|  |  |  「くらしの中のまるい形」の筆者の考|  まるい形の特徴が何に生かされてい| ○生活の中に生かす。        |  要旨をまとめることができた|  を っ| | 三|  |  み旨| 1| 1| えを読み取り、「色さいとくらし」の要| るかをまとめ、「色さいとくらし」の|                   |  か。           |  さ そ| | 次|  |  とを|  |  | 旨と比べることができる。      | 要旨と比べてみよう。       |                   |               |  ま う| ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ざ 楽| |  |  |  | 語| 1| 1|  文中に使われたことばについて、その|  「もし〜だとすると」の言い方につ| ○もし〜だとすると         |  事柄を仮定するいい方がわか|  ま し| | 第|  | 練| 句|  |  | 意味や用例を考えることができる。  | いて考えよう。  | ○「〜ものである」         |  ったか。        |  な く| |  |  |  +---+---+---+----------------------------------+--------------------------------+-----------------------------------+---------------------------+  と 、| | 四|  |  | 練|  |  |  「イルカの会話」について、筆者の考|  「イルカの会話」について、段落と| ◎〜できるでしょうか。       |  要旨をまとめることができた|  こ 豊| |  |  |  | 習| 1| 1| えを読み取ることができる。     | 段落の関係に気をつけて読もう。  | ○はじめに、次に、このことからして、|  か。           |  ろ か| | 次|  | 習| 教|  |  |                   |                  |  そこで              |               |  に な| |  |  |  | 材|  |  |                   |                  | ◎このように            |               |  い も| ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  か の| | 第|  |  とま|  |  |  学習したことを語句を手がかりにまと|  学習したことを、大事なことばを手| ◎色さい  ◎くらし  ◎組み合わせ|  自分の感想をまとめて書くこ|  し に| | 五|  |  評と| 1| 1| め、感想を100字程度に書くことがで| がかりにまとめ、感想を100字程度| ○非常に多い  ○特ちょう     |  とができたか。      |  て し| | 次|  |  価め|  |  | きる。               | に書こう。            | ◎楽しく豊かに           |               |  い て| +---+---+------+---+---+----------------------------------+---------------------------------+----------------------------------+---------------------------+---------+ 小学校5年 国語(色や形とわたしたちのくらし)3/4 指導案 常盤小学校 用紙は B4 縦  1行 124字(半角) 1ページ 63行に設定してください。   教材構造図   色や形とわたしたちのくらし  (一)色さいとくらし +------+-----+-----+------------------------------------------------------+------------------------------------+ | 要 旨| | |     事  実  関  係  の  展  開     |   書 く 内 容    語 句   | +------+-----+-----+------------------------------------------------------+------------------------------------+ |    |   |   | +---------+                       | 形式段落1              | |  な |   |   | | 人間が作|  さまざまないろどり            |  にぎやかな町の通りを歩いているとき、| |  か | 序論| @ | | って着色|        ↓              | わたしたちは、ふと店先に足を止めること| |  豊 |   |   | | したさま|       楽しい気持ち          | がある。そこには、赤、青、黄、緑、さま| |  を |   |   | | ざまな色|  色------人間が作って着色したもの     | ざまないろどりの洋服、かばん、ぼうし、| |  活 |   |   | +---------+                       | ハンカチなどが、きれいにならんでいる。| |  生 |   +-----+                             | その美しいいろどりを見ていると、楽しい| |  、 |   |   | +---------+                       | 気持ちになる。これらの色は、たいていは| |  い |   |   | | 何万色も|  むかし                  | 人間が作って着色したものである。   | |  使 |   |   | | の色が作|    自然にあるものの色をそのまま利用   |                    | |  に |   | A | | り出せる|                       |                    | |  的 |   |   | | ようにな|  今                    |  ◎色さいとくらし          | |  果 |   |   | | ったきっ|    何万色もの色が作り出せるようになってい|  ○いろどり             | |  効 |   |   | | かけ  |   る                   |  ○楽しい気持ち           | |  で |   |   | +---------+                       |                    | |  中 +-----+-----+-----------------------------------------------------+------------------------------------+ |  の |   |   | +---------+                       | 形式段落3              | |  活 |   |   | | 色さいを|   色はいろあいによって、人にあたえる感じが|  色は色合いによって、人に与える感じが| |  生 | 本論| B | | 生活の中|  ちがう                  | ちがう。わたしたちは、それぞれの色の持| |  、 |   |   | | に生かし|   色の持つ感じをうまく利用して、色さいを生| つ感じをうまく利用して、色さいを生活の| |  し |   |   | | ている |  活の中に生かしている           | 中に生かしている。          | |  か |   |   | +---------+                       |                    | |  生 |   +-----+                             |   色合い              | |  を |   |   | +---------+  赤------見る人を強くしげきし、真っ先に人の|   生活の中に生かす         | |  性 |   |   | | 赤色の与|     目につく              |   〜は、……。それで、……。    | |  特 |   | C | | える感じ|   郵便ポスト   交番や病院の入り口   |   〜ものである。          | |  の |   |   | | と利用例|   消防自動車   信号機   火災報知機 |   組み合わせの効果         | |  そ |   |   | +---------+                       |                    | |  。 |   +-----+                             |                    | |  う |   |   | +---------+                       |                    | |  が |   |   | | 青色の与|  青------冷たく、すずしい感じがする色で、見|                    | |  ち |   | D | | える感じ|     る人の心に落ち着きを与える     |                    | |  が |   |   | | と利用例|   事務机や作業台   電車の運転室    |                    | |  じ |   |   | +---------+                       |                    | |  感 |   +-----+                             |                    | |  る |   |   | +---------+                       |   構造図       +---+     | |  え |   |   | | 黄色の与|  黄------明るく広がっていくような感じを与え|             | C|     | |  与 |   | E | | える感じ|     ものをはっきりと目立たせる     |             +---+     | |  に |   |   | | と利用例|   通学用のぼうしやかさ          |  +---------+  +---+  | D|  +---+ | |  人 |   |   | +---------+                       |  | @  A+---+ B+---+---+---+ G| | |  れ |   +-----+                             |  +---------+  +---+  | E|  +---+ | |  ぞ |   |   | +---------+  組み合わせ------さまざまな効果      |             +---+     | |  れ |   |   | | 色の組み|   黄色と黒------はっきりと人目につく   |             | F|     | |  そ |   | F | | 合わせの|    道路標識               |             +---+     | |  て |   |   | | 効果とそ|   赤と緑、だいだいと青----あざやかに見える|                    | |  っ |   |   | | の利用例|    緑の木立の中に赤い屋根        |                    | |  よ |   |   | +---------+                       |                    | |  に。+-----+-----+-----------------------------------------------------+------------------------------------+ |  いい|   |   | +---------+                       | 形式段落8              | |  合た|   |   | | 色さいの|  色さいを上手に使って、わたしたちのくらしを|  色さいは人々にいろいろな感じを与え、| |  色し| 結論| G | | 使い方と| いっそう楽しく、豊かなものにしていきたい。 | 生活に役立っている。色さいを上手に使っ| |  はに|   |   | | これから|                       | て、わたしたちのくらしを、いっそう楽し| |  色の|   |   | | のくらし|                       | く豊かなものにしていきたいものである。| |   も|   |   | +---------+                       |                    | +------+-----+-----+------------------------------------------------------+------------------------------------+   教材構造図   色や形とわたしたちのくらし   (二)くらしの中のまるい形 +------+-----+-----+------------------------------------------------------+------------------------------------+ | 要 旨| | |     事  実  関  係  の  展  開     |   書 く 内 容   語 句    | +------+-----+-----+------------------------------------------------------+------------------------------------+ |  形 | 序論| 1 |    身の回りに、まるい形をしたものが多い       | +--------------------------------+ | |  い +-----+----+                             | | わたしたちの回りにまるい形をしたも| | |  る |   | 2 |  例証一                        | | のが非常に多い          | | |  ま |   | 3 |   +---食器には、円柱や円錐形が多い --+ コップや茶わん| +--------------------------------+ | |  も |   | 4 |   |  まるい形は手の形にうまくはまる | のようなまるい|                    | |  場 | 本論| 5 |   |  つまり、手になじむ持ちやすい形 | 形は、手によく|  ◎くらしの中のまるい形       | |  球 |   | 6 |   |  四角い形と違って「すみ」がない | なじむ持ちやす|   特ちょうを生かす         | |  野 |   |   |   +---だから衛生的         --+ い形     |  ◎非常に多い            | |  も |   |   |  例証二                        |   まるい形の特ちょう        | |  場 |   | 7 |   +---ボタンには、円盤状のものが多い--+        |   もし〜だったとすると       | |  技 |   | 8 |   |  円という図形の特ちょう     | 円はどういう方|   なじむ              | |  競 |   | 9 |   |  円形のボタンの利点(楽に通る) | 向から見ても同|   つまり              | |  。 |   | 10|   +---   (ひっかからない 安全) | じ形、また、円|   だから              | |  い |   |   |                     | 周上のどこから|   それに              | |  多 |   | 11|   +---マンホ−ルのふたも円形     | 計っても直径が|                    | |  に |   | 12|   |  円形であることの利点(向きに構 | 同じ     |                    | |  常 |   |   |   +---           わない)--+        |                    | |  非 |   |   |  例証三                        |                    | |  が |   | 13|     車輪             --+        |  ◎中心までの距離が同じ       | |  の |   | 14|     なぜ車輪が円形か        |        |   特ちょう             | |  も |   | 15|     コロから荷車へ         |        |   このように            | |  た |   | 16|     車輪の応用           |        |     +---------------------+   | |  し |   +-----+--------------------------------------+--------------+--------|      +-3+    | ---+ |  を |   |   |  例証四                | 円は円周上のど|     | +---2---+-4+-6--+ |   | |  形 |   | 17|     道具以外にも生かされている   | こからでも中心|     | |     +-5+   | |   | |  い |   | 18|     人がきやサ−カス        | までの距離が同|  構造図| |      +-9+  | |   | |  る |   | 19|     まるい人がきが作られるわけ   | じ      |     | +---7----8+  +---+ |   | |  ま |   | 20|     コロセウム、競技場       |        |     | |      +-10+  | |   | |  、 |   | 21|     円の特徴が生かされている   --+        |     1+---11----12-------+-22  | |  は |   |   |                             |     | |     +-14+   | |   | |  に |   |   |                             |     | +---13----+  +-16--+ |   | |  囲 |   |   |                             |     | |     +-15+   | |   | |  周 |   |   |                             |     | |     +-18+   | |   | |  の |   |   |                             |     | +---17---+-19+-21--+ |   | |  ち |   |   |                             |     |      +-20+    |   | |  た +-----+-----+                             |     +---------------------+   | |  し。|   |   |                             | +---------------------------------+ | |  たる| 結論| 22|                             | | このように、まるい形の特ちょうを生| | |  わあ|   |   |   このように、まるい形の特ちょうを生活に生かしている | | 活に生かしている         | | |   で|   |   |                             | +---------------------------------+ | +------+-----+-----+-----------------------------------------------------+-------------------------------------+ 小学校5年 国語(色や形とわたしたちのくらし)4/4 指導案 常盤小学校 用紙は B5 縦  1行 80字(半角) 1ページ 41行に設定してください。       第三次 (要旨を読みとる) 1、指導にあたって   本時の学習は、精査によって具体的に分析された内容をふり返り、それをもとにして  文章全体を検討し筆者の考えを明らかにする段階である。   文章の要旨を確実に読み取らせるためには、文章の組み立てを確かにとらえさせなけ  ればならない。そのために、段落と段落の相互関係がどうなっているかに注意させなが  ら、筆者の意図に気づかせたい。   本学級の子ども達は、要旨をまとめる力はついてきているものの、十分とはいえない  。  そこで、文章の組み立てをとらえ、段落と段落の相互関係及び、中心語句、重要語句を  手がかりに、要旨をつかませたい。 2、本時の指導 (1)目標      段落と段落の関係に注意しながら、「色さいとくらし」で筆者の言いたかった     ことを読み取ることができる。       ◎楽しく豊かに  ○生活の中に生かす (2)展開  +---+------------------+-------------------+----------------------+-----+  | |  学 習 内 容 |  学 習 活 動  | 指導上の留意点・評価 | 準備|  +---+------------------+-------------------+----------------------+-----+  |  | 1、学習内容の確認| 1、前時までの学習を|  文図を見ながらふり返|   |  | 導|          |  想起し、本時の内容|  る。        |   |  |  |          |  を確認する。   |            |   |  |  |          |           |            |   |  | 入| 2、課題把握   | 2、学習課題を書く。|  めあてをはっきりつか| 小黒|  |  | +----------------+----------------+  |  ませる。      | 板 |  |  | |  段落と段落の関係に注意しながら、|  | 評 めあてをつかみ、学|   |  | 5| | 筆者の言いたかったことを読み取ろう|  |   習への構えができた|   |  | 分| +----------------+----------------+  |   か。       |   |  +---+-----------------+--------------------+----------------------+-----+  |  | 3、文章内容の確認| 3、文章のあらましを|  文図や紙板書を見なが| 紙板|  |  |          |  まとめる。    |  ら確かめさせたい。 | 書 |  |  |          |  文図を見ながら、ど|            |   |  | 展|          |  う言うことが書いて|            |   |  |  |          |  あったのか確かめて|            |   |  |  |          |  みよう。     |            |   |  |  |          |           |            |   |  |  | 4、文章構成の把握| 4、文章構成の特徴を|  段落と段落の相互関係|   |  |  | ・序論、本論、結論|  調べる。     |  をつかませる。   |   |  |  |          |  各段落のつながりは|            |   |  |  |          |  どうなっていただろ|            |   |  |  |          |  うか。      |            |   |  |  |          |  筆者の一番言いたい| 評 説明の仕方の特徴が|   |  |  |          |  ことは、どこを見れ|   わかったか。   |   |  |  |          |  ばわかるか。   |            |   |  | 開|          |           |            |   |  |  | 5、要旨の理解  | 5、筆者の言いたかっ|  中心語句、重要語句、|   |  |  |          |  たことを話し合い、|  題名、まとめの段落を|   |  |  |          |  まとめる。    |  手掛かりにまとめさせ|   |  | 35|          |  予想した要旨と比較|  たい。       |   |  | 分|          |  する。      | 評 要旨を読み取ること|   |  |  |          |           |   ができたか。   |   |  +---+-----------------+--------------------+---------------------+-----+  | 終| 6、本時のまとめ | 6、まとめた要旨を音|  筆者の言いたいことを|   |  |  |          |  読する。     |  大事にしながら読ませ|   |  | 結|          |           |  たい。       |   |  |  |          |           |            |   |  | 5| 7、次時の予告  | 7、次時の学習内容を|            |   |  | 分|          |  知る。      |            |   |  +---+------------------+-------------------+----------------------+-----+