印刷用紙:A4縦 1ページ行数:45 1行の文字数(半角で):89 第4学年国語科学習指導案 日 時 平成7年9月7日〜9月27日 児 童 大船渡市立大船渡北小学校第4学年 男子15名 女子10名 計25名 1 単元名 作品のおもしろさを(光村図書:国語4年上 かがやき P.82〜P.101) 教材名 「アナト―ル、工場へ行く」 (イブ=タイナス作、田谷 多枝子訳) 2 単元の目標 (1)スト―リ―の展開にそって、登場人物の行動や気持ちを想像しながら読み、物語を読 む楽しさを体験できる。 (理解ウ、カ) (2)感想を話し合い、一人一人の感じ方や考え方に違いのあることに気付き、自分の考え を深めることができる。 (理解キ) (3)読んだ作品のあらすじや感想を、中心点を明確にして書くことができる。(表現オ) (4)場面や様子、会話などを考えて、音量や速さなどを工夫して読むことができる。 (言語ア) 3 教材について この教材は、人間から嫌われている存在だと知って落胆したねずみのアナト―ルが、そのこ とを契機に働くようになり、正当な報酬で生活することによる満足感と幸福感を味わうという 物語であり、そこに至るまでの前向きな取り組みや行動力などが家族との温かいふれあいとと もに描かれている。嫌われものだったはずのねずみのアナト―ルが自分の特技を生かした労働 によって報酬を得ることや人間の役に立ち家族や友達に認められる姿に、子どもたちは共感を 覚えるものと思われる。物語のおもしろさとしては、読み手にはアナト―ルのことが分かって いるのに物語に登場する人間たちにはアナト―ルの正体が最後まで分からないことにある。工 場の社長のデュバルさんが、相手がねずみとは思わずにアナト―ルを探したり手紙を書いたり するおもしろさを十分に味わうことができる教材である。 これまで、子どもたちは、「ガオ―ッ」「白いぼうし」「吉四六話」という三つの物語教材 を学習してきており、情景を思い浮かべながら音読したり、言葉や文から登場人物の様子や気 持ちを読み取ったりする力がついてきている。しかし、情景を思い描くことはできても、人物 の様子や気持ちを豊かに読み取るまでには至っていない。また、音読を好きな子は多いが、様 子や気持ちが表れるような音読ができる子は少ない。 本教材の指導にあたっては、ドラマティック・アイロニ―といわれるスト―リ―展開のおも しろさや、会話文や手紙文における表現のおもしろさなどを味わわせながら楽しく読ませると ともに、登場人物の気持ちにつながる文や言葉に着目し、物語のおもしろさを実感しながら主 題に迫りたい。また、登場人物の心情を自由に想像して文章に表したり、友達の感想や感じ方 を知ったりすることをとおして一人一人の感じ方や考え方に違いがあることに気付き、友達の 考えと比べることによって自分の考えを一層深めることができるようにしたい。 4 指導計画(12時間) 第1次 全文を通読し、学習計画を立てる。−−−−−−−−−−−−−−(3時間) ・全文を通読し、初発の感想を書く。 (1) ・場面分けをし、小見出しを作り個人の学習課題を立てる。 (1) ・共通課題を作り、学習計画を立てる。 (1) 第2次 学習課題を追求する。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−(6時間) ・ねずみの生活を読み取り、人間との関係をとらえる。 (1) ・人間の会話を聞き失望するが、ドセットのことばからひらめきをつかみ喜ぶまでのアナ ト―ルの気持ちの変化を読み取る。 (1) ・チ―ズ工場でのアナト―ルの仕事ぶりと、アナト―ルの自信を読み取る。 (1) ・チ―ズ工場の大さわぎの様子やその後のはんじょうぶりを読み取る。 (1) ・デュバルさんの手紙を読み喜んでいる家族の様子を読み取る。 (1) ・アナト―ルを称賛するガストンの喜びを読み取る。 (1) 第3次 課題のまとめをする。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−(3時間) ・読み取ったことをもとに、手紙文を書く。 (1) ・新出漢字の習熟を図る。 (1) ・他の作品を読む。 (1) 5 第2次(精査の段階)における、指導目標と読み取りの達成状況の評価規準 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 【 指導目標 】 【読み取りの達成状況の評価規準】 | |+−−1の場面−−−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| ||食物をさがすときのアナ||1.家族を喜ばせたいという気持ちがわかる。 || ||トールは、どんな気持ち||2.人間に見つかりたくないという気持ちがわかる。 || ||だったでしょう。  || || |+−−−−−−−−−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| |+−−2の場面−−−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| ||悲しんでいたアナトール||1.アナトールが喜んだのは、ドセットの言葉から何かひら|| ||が、おどり回るくらい喜||めいたからだということがわかる。 || ||んだのはどうしてでしょ||2.人間から軽蔑されていることを知ったアナトールの悲し|| ||う。 ||み、親友であるガストンから慰めてもらえなかったことに|| || ||よる悲しみ、がわかる。 || |+−−−−−−−−−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| |+−−3の場面−−−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| ||アナトールが、チーズの||1.チーズの味見をして、人間へいいお返しをしようと思っ|| ||味見をしたのはどうして||たことがわかる。 || ||でしょう。 ||2.チーズの味見という特技を生かし、人間から認めてもら|| || ||いたいと思ったことがわかる。 || |+−−−−−−−−−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| |+−−4の場面−−−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| ||デュバル社長が、2度も||1.デュバル社長が、カードのおかげで商売が繁盛したと感|| ||手紙をだしたのはどうし||謝していることがわかる。 || ||てでしょう。 ||2.アナトールを人間だと思い、なんとか会ってお礼がした|| || ||いと考えていることがわかる。 || |+−−−−−−−−−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| |+−−5の場面−−−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| ||手紙を読んだとき、アナ||1.人間から認めてもらい、いいお返しができたと喜んでい|| ||トールはどんな気持ちが||ることがわかる || ||したでしょう。 ||2.働いて生きていくことができるようになったことを喜ん|| || ||でいることがわかる。 || |+−−−−−−−−−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| |+−−6の場面−−−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| ||アナトールがフランス一||1.1の場面の幸せは、アナトールだけの幸せだということ|| ||幸せになったのはどうし||がわかる。 || ||てでしょう。 ||2.6の場面の幸せは、アナトールの勇気と創造力に対する|| || ||ねずみたちの称賛と満足によって生じた、ねずみ全体の幸|| || ||せであることがわかる。 || |+−−−−−−−−−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ 6の1 本時の指導 (1の場面) (1) 目標 ・小さなねずみ村で幸せに暮らすねずみの一家と、食べ物を探すアナト―ルの気持ちを読み 取ることができる。 (2) 展開 +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− |前| 〈前時までの既習内容と学習方法〉 | |時|◆既習内容 | |ま| ・個人の課題をもとに共通課題を作った。 |で| ・学習の手引きをもとに学習計画を立てた。 |の|◆学習方法 | |既| ・個人の課題を出し合って、共通な部分を話し合い共通課題にまとめた。 | |習| ・学習の手引きを参考にしながら、読み取りを深めるための学習計画を立てた。 |内| | |容| | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ |段|    学習活動       |   指導上の留意点    | 評価 (1.認知面)| |階| | | (2.情意面)| +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |1 前時の自己評価を想起する。 |・前時での成果の様子を伝え| | |つ| ・自分のめあてを確認する。 | 本時での頑張りにつなげる|1.自分のめあてを確認 | | | | ようにする。 | できたか。 | |か|2 学習課題を確かめる。 |・全員が学習場面と課題を把|1.課題をつかむことが | | | +−−−−−−−−−−−−−+| 握するよう、明確に提示す| できたか。 | |む| | 食べ物をさがすときのアナ|| る。 |2.課題解決に向けて意| | | |トールは、どんな気持ちだっ|| | 欲をもつことができ |5| |たでしょう。 || | たか。 |分| +−−−−−−−−−−−−−+| | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−− | |3 課題解決の見通しをもつ。 |・課題解決に必要な言葉を見|1.必要な言葉を見つけ | | ・課題解決の方法や手順を考える| つけさせる。 | ることができたか。 | | | 「フランス一幸せ者」 | | |4 課題について読み深める。 | 「六人のかわいい子どもた| | | (1)学習場面を音読する。 | ち」    |2.見通すことを進んで |ふ| (2)幸せな暮らしぶりを想像す| 「自転車にのって」   | やろうとしたか。 | | る。 「ひみつのろうかをちょろ| | | (3)ねずみのお父さんたちが出| ちょろぬけて」    |1.幸せな様子を読み取 | | かける様子を読み取る。 |・「フランス一、幸せ者」と| ることができたか。| | | (4)「パリに着、〜入りこみま| いう言葉や挿し絵などから|2.読み取ったことを進| |か| す。」の文を視写し書き込| 幸せな様子を想像させる。| んで発表しようとし| | | を行う。 | | たか。 | | | (一人学習) | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−+| | | | || パリに着くとすぐに、ねずみ||・隠れながら家族のために食|1.家族のために食べ物 | | ||たちは、ひみつのをろうかをち|| べ物を手に入れようとする| を手に入れようとす | |め||ょろちょろとぬけて、人々の家|| アナト―ルの気持ちについ| る気持ちが書き込め | | ||に入りこみます。 || て書き込ませる。 | たか。 | | |+−−−−−−−−−−−−−−+| |2.意欲的に書き込みを | | | (5)読み取ったことを発表する|・「ひみつのろうか」「入り | しようとしたか。 | | (相互学習) | 込みます」から、人間に隠 | | |る| | れた行動であり、人間は気 |2.進んで発表ができた| | | | 付いていないということを | か。 | |3| | おさえる。 |2.友達の話を、集中し| |0| | | て聞くことができた| |分| | | か。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |5 本時の学習をまとめる |・人間に隠れた生活を送りな|1.人間に隠れた暮らし| | | (1)課題についてまとめる | がらも、自分たちの生活が| ぶりであることにつ| | | (2)まとめの音読をする。 | 幸せであると感じているこ| いてまとめて書けた| |ま| | とをおさえたい。 | か。 | | | | |2.意欲的に自己評価を| |と| (3)自己評価をする。 |・自分のめあて、評価項目に| しようとしたか。 | | | | 沿って自己評価させる。 |1.わかったこと、頑張| |め| | | ったことに気付くこ| | | | | とができたか。 | |る|6 次時の課題及び次時の自分のめ| |1.本時のふり返りをも| |1| あてを確認する。   | | とに次の自分のめあ| |0| | | てを立てることがで| |分| | | きたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | 〈次時の学習内容と学習方法〉 | |◆学習内容 | | ・人間から嫌われていることを知り落胆したアナト―ルが、妻ドセットの言葉からひらめきを| | つかみ喜ぶまでの気持ちの変化を読み取る。 | |◆学習方法 | | ・落胆しているときの様子や喜んでいる様子がわかるところにサイドラインを引き、視写、書| | き込みをとおして話し合い、アナト―ルの気持ちを読み取る。 | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ (3) 評価 ・小さなねずみ村で幸せに暮らすねずみの一家と、家族のために食べ物を探すアナト―ルの 気持ちを読み取ることができたか。 6の2 本時の指導 (2の場面) (1) 目標 ・人間の会話からねずみが軽べつされていることを知り、落胆したアナト―ルが妻のドセッ トの言葉からひらめきをつかみ喜ぶまでの気持ちの変化を読み取ることができる。 (2) 展開 +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− |前| 〈前時までの既習内容と学習方法〉 | |時|◆既習内容 | |ま| ・アナト―ル一家の幸せな様子を挿し絵をもとに想像した。 | |で| ・人間に隠れながら、急いで食物を探そうとするアナトールの様子がわかるところに気を| |の| 付け、家族のためおいしい食べ物を探したいと思うアナトールの気持ちを読み取った。 | |既|◆学習方法 | |習| ・アナトール一家の幸せな様子を挿し絵から想像し、アナトールが食べ物を探しにいく様| |内| 子が分かるところにサイドラインを引き、視写・書き込みをとおして食べ物を探すアナト| |容| ールの気持ちを読み取った。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ |段|    学習活動       |   指導上の留意点    | 評価 (1.認知面)| |階| | | (2.情意面)| +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |1 前時の自己評価を想起する。 |・前時での成果の様子を伝え | | |つ| ・自分のめあてを確認する。 | 本時での頑張りにつなげる |1.自分のめあてを確認 | | | | ようにする。 | できたか。 | |か|2 学習課題を確かめる。 |・全員が学習場面と課題を把 |1.課題をつかむことが | | | +−−−−−−−−−−−−−+| 握するよう、明確に提示す | できたか。 | |む| | 悲しんでいたアナトールが|| る。 |2.課題解決に向けて意 | | | |おどり回るくらい喜んだのは|| | 欲をもつことができ | |5| |どうしてでしょう。 || | たか。 | |分| +−−−−−−−−−−−−−+| | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |3 課題解決の見通しをもつ。 |・課題解決に必要な言葉を見|1.必要な言葉を見つけ| | | ・課題解決の方法や手順を考える| つけさせる。 | ることができたか。| | | | 「ゆめにも〜」 |2.見通すことを進んで| | |4 課題について読み深める。 | 「悲しそうに〜」 | やろうとしたか。 | | | (1)学習場面を音読する。 | 「たまらないことだよ」 | | |ふ| | 「りっぱな動物なんだ」 | | | | | 「何かお返しができるとい| | | | | いんだけど」   | | | | | 「はっととび上がって」 | ・ | | | | ・ | | (2)人間の会話内容を読み取る|・会話から、ねずみは人間か|1.会話の内容、ガスト| | | (3)ガストンとの考え方の違い| ら嫌われている存在である| ンとの違い等を読み| |か| を読み取る。 | ことを読み取らせる。 | 取ることができたか | | (4)ドセットの言葉から、ひら|・ガストンの考えと対比する| | | | めいた様子を読み取る。 | ことによりアナトールの気| | | | (5)「アナトールは、おどり回| 持ちをより鮮明に読み取ら|2.読み取ったことを進 | | りました。」の文を視写し| せる。 | んで発表しようとし | | 書き込みを行う。 | | たか。 | | | (一人学習) | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−+| | | | || アナトールは、はっととび上||・ドセットの言葉から、今ま |1.アナト―ルのうれし| |め||がって、ドセットを引っぱって|| で思いつかなかったことが | い気持ちを書き込め| | ||部屋じゅうをおどり回りました|| ひらめいて大喜びするアナ | たか。 | | |+−−−−−−−−−−−−−−+| トールの気持ちを書き込ま |2.意欲的に書き込みを | | | せる。 | しようとしたか。 | |る| (6)読み取ったことを発表する|・思わず踊ってしまうほど喜 |1.友達の発表を聞き、| | | (相互学習) | んでいるということをおさ| 共通点や相違点に気| |3| | える。 | 付いたか。 | |0| | |2.進んで発表や付け足| |分| | | しができたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |5 本時の学習をまとめる |・人間にお返しができる方法 |1.気持ちの変化につい| |ま| (1)課題についてまとめる。 | を思いついたという喜びに | てまとめて書くこと| | | (2)まとめの音読をする。 | ついてまとめさせたい。 | ができたか。 | |と| | |2.意欲的に自己評価を| | | | | しようとしたか。 | |め| (3)自己評価をする。 |・自分のめあて、評価項目に |1.わかったこと、頑張 | | | 沿って自己評価させる。 | ったことに気付くこ| |る| | | とができたか。 | | |6 次時の課題及び次時の自分のめ| |1.本時のふり返りをも| |1| あてを確認する。   | | とに次の自分のめあ| |0| | | てを立てることがで| |分| | | きたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | 〈次時の学習内容と学習方法〉 | |◆学習内容 | | ・チーズの味見という特技を生かし、工場で満足のいく仕事をした、アナト―ルの気持ちを読| | み取る。 | |◆学習方法 | | ・仕事を終えて満足感に浸っている様子がわかるところにサイドラインを引き、視写、書き込| | みをとおして話し合い、アナト―ルの気持ちを読み取る。 | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ (3) 評価 ・人間の会話からねずみが軽べつされていることを知り、落胆したアナト―ルが妻のドセッ トの言葉からひらめきをつかみ喜ぶまでの気持ちの変化を読み取ることができたか。 6の3 本時の指導 (3の場面) (1) 目標 ・チ―ズの味見という特技を生かし、工場での仕事をした後のアナト―ルの満足感や自信な どを読み取ることができる。 (2) 展開 +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− |前| 〈前時までの既習内容と学習方法〉 | |時|◆既習内容 | |ま| ・人間に嫌われていることを知ったときのアナト―ルの様子がわかるところに気を付け、| |で| アナトールの悲しい気持ちを読み取った。 | |の| ・ドセットの言葉を聞いた後のアナトールの様子の変化がわかるところに気を付け、ひら| |既| めいたことを喜んでいるアナト―ルの気持ちを読み取った。 | |習|◆学習方法 | |内| ・アナト―ルが落胆した様子や妻のドセットの言葉から、ひらめきをつかみ喜ぶ様子がわ| |容| かるところにサイドラインを引き、視写、書き込みをとおして話し合い、気持ちの変化を| | | 読み取った。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ |段|    学習活動      |   指導上の留意点    | 評価 (1.認知面)| |階| | | (2.情意面)| +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−− | |1 前時の自己評価を想起する|・前時での成果の様子を伝え| | |つ| ・自分のめあてを確認する。| 本時での頑張りにつなげる|1.自分のめあてを確認でき| | | | ようにする。 | たか。 | |か|2 学習課題を確かめる。 |・全員が学習場面と課題を把|1.課題をつかむことができ| | | +−−−−−−−−−−−+| 握するよう、明確に提示す| たか。 | |む| | アナトールが、チーズ|| る。 |2.課題解決に向けて意欲を| | | |の味見をしたのはどうし|| | もつことができたか。 | |5| |てでしょう。 || | | |分| +−−−−−−−−−−−+| | | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | |3 課題解決の見通しをもつ。|・課題解決に必要な言葉を見|1.必要な言葉を見つけるこ | | | ・課題解決の方法や手順を考| つけさせる。 | とができたか。 | | | える。 | 「大事そうに」 |2.見通すことを進んでやろ| | |4 課題について読み深める。| 「こっそりと」 | うとしたか。 | | | (1)学習場面を音読する。| 「ひと仕事」 | | | | | 「やっと」 | ・ | | | 「なにしろ〜で通ってるん| ・ | | | だ。」   | ・ | | (2)張り切って仕事をして|・何十枚もカ―ドを用意した|1.張り切って仕事をしてい | | | いることを読み取る。| り、夢中になって仕事をし| ることを読み取ることが | | | | たりしている様子に気付か| できたか。 | | | (3)「そうら、〜なんだか| せる。 | | |か| らな。」の文を視写し| |2.読み取ったことを進んで | | 書き込みを行う。 | | 発表しようとしたか。 | | (一人学習) | | | | |+−−−−−−−−−−−−+| | | | || そうら、これで、デュバ||・仕事をやり遂げた後の満足 |1.仕事をやり遂げて満足し | |め||ルチーズ工場も、少しはり|| 感に浸るアナト―ルの気持 | ている気持ちを書き込む | | ||こうになるだろうさ。なに|| ちについて書き込ませる。 | ことができたか。 | | ||しろ、ねずみってものは、|| |2.意欲的に書き込みをしよ | | ||どこへ行っても、チーズの|| | うとしたか。 | | ||味見にかけては世界一で通|| | | | ||ってるんだ。 || | | | |+−−−−−−−−−−−−+| | | |る| (4)読み取ったことを発表|・ねずみの特技を生かしたこ |1.友達の発表を聞き、共通| | | する | と、人間に何かお返しした | 点や相違点に気付いたか| | | (相互学習) | いという気持ちが根底にあ | | | | | ることをおさえる。 |2.進んで発表や付け足しが| |3| | | できたか。 | |0| | |2.友達の話を、集中して聞| |分| | | くことができたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | |5 本時の学習をまとめる |・仕事をやり終えたという満 |1.満足した気持ちについて| |ま| (1)課題についてまとめる| 足感や自信、ねずみとして | まとめて書くことができ| | | (2)まとめの音読をする。| の誇りなどをおさえる。 | たか。 | |と| | |2.意欲的に自己評価をしよ| | | | | うとしたか。 | |め| (3)自己評価をする。 |・自分のめあて、評価項目に |1.わかったこと、頑張った| | | | 沿って自己評価させる。 | ことに気付くことができ| |る| | | たか。 | |1|6 次時の課題及び次時の自分| |1.本時のふり返りをもとに| |0| のめあてを確認する。 | | 次の自分のめあてを立て| |分| | | ることができたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | 〈次時の学習内容と学習方法〉 | |◆学習内容 | | ・メモを見つけて大騒ぎになる工場の様子とその後の繁盛ぶりや感謝したいと考えるようにな| | ったデュバル社長の気持ちの変化を読み取る。 | |◆学習方法 | | ・工場の様子やデュバルさんの気持ちがわかるところにサイドラインを引き、視写、書き込み| | をとおして話し合い、様子や気持ちを読み取る。 | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ (3) 評価 ・チ―ズの味見にかけては世界一という特技を生かし、工場での仕事を生かした後のアナト ールの満足感や自信などを読み取るることができたか。 6の4 本時の指導 (4の場面) (1) 目標 ・メモを見つけて大騒ぎになる工場の様子とその後の繁盛ぶりや感謝したいと考えるように なったデュバル社長の気持ちを読み取ることができる。 (2) 展開 +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |前| 〈前時までの既習内容と学習方法〉 | |時|◆既習内容 | |ま| ・チーズの味見という特技を生かした仕事を、張り切ってやっていることがわかる叙述に| |で| 気を付け、アナトールが人間に認めてもらいたいと思っていることを読み取った。 | |の| ・一生懸命に仕事をやっている様子がわかる叙述に気を付け、人間にいいお返しがしたい| |既| と思っているアナトールの気持ちを読み取った。 | |習|◆学習方法 | |内| ・仕事をしている様子や終わった後の様子がわかるところにサイドラインを引き、視写、| |容| 書き込みをとおして話し合い、満足感に浸っている気持ちを読み取った。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ |段|    学習活動       |  指導上の留意点    | 評価 (1.認知面) | |階|   | | (2.情意面) | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | |1 前時の自己評価を想起する。|・前時での成果の様子を伝| | |つ| ・自分のめあてを確認する。 | え本時での頑張りにつな|1.自分のめあてを確認でき| | | | げるようにする。 | たか。 | | |2 学習課題を確かめる。 |・全員が学習場面と課題を|1.課題をつかむことができ| |か| +−−−−−−−−−−−−+| 把握するよう、明確に提| たか。 | | | | デュバル社長が、2度も|| 示する。 |2.課題解決に向けて意欲を| | | |手紙をだしたのはどうして|| | もつことができたか。 | |む| |でしょう。       || | | |5| +−−−−−−−−−−−−+| | | |分| | | | −+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | |3 課題解決の見通しをもつ。 |・課題解決に必要な言葉を|1.必要な言葉を見つけるこ| | | ・課題解決の方法や手順を考え| 見つけさせる。 | とができたか。 | | | る。 | 「大変なさわぎ」 |2.見通すことを進んでやろ| | |4 課題について読み深める。 | 「けれども〜」 | うとしたか。 | | | (1)学習場面を音読する。 | 「なぜすがたを〜」 | | | | | 「ぜひ会いたい」   | ・ |ふ| | 「社長に〜」 | | | | (2)大変なさわぎになったわ|・不思議なカードを見つけ|1.工場のみんなが大さわぎ| | | けを読み取る。 | てみんなが大騒ぎしてい| したり、商売がはんじょ| | | (3)商売が大はんじょうした| る様子を読み取る。 | うしたわけを読み取るこ| | | わけを読み取る。 |・デュバル社長が、カード| とができたか。 | |か| (4)いくらさがしても〜の文| の通りにしようと考えな|2.読み取ったことを進んで| | | を視写し、書き込みを行| ければ商売が繁盛しなか| 発表しようとしたか。 | | | う。 (一人学習) | ったことをおさえる。 | | |+−−−−−−−−−−−−−+| | | || デュバルさんは、とうとう ||・アナトールの正体がつか|1.アナトールの正体がわか| |め||アナトールという名の社員を|| めないでいるデュバル社| らないでいる気持ちが書| | ||全部、社長室に呼び集めて、|| 長の気持ちについて書き| き込めたか。 | | ||きいてみました。 || 込ませる。 | | | |+−−−−−−−−−−−−−+| | | | | (5)読み取ったことを発表す|・デュバル社長が、アナト|1.友達の発表を聞き、共通 | | | る。 (相互学習) | ールのことを人間と思い| 点や相違点に気付いたか | |る| | 込んでいることに気付か| | | | | せる。 |2.進んで発表や付け足しが | |3| | | できたか。 | |0| | |2.友達の話を、集中して聞 | |分| | | くことができたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | |5 本時の学習をまとめる |・商売が大はんじょうした |1.なぜ、アナトールに会い| | | (1)課題についてまとめる。| ので何とかしてお礼がし | たいと思っているのかわ| |ま| (2)まとめの音読をする。 | たい、と考えていること | かったか。 | | | | をおさえる。 |2.意欲的に自己評価をしよ| |と| | | うとしたか。 | | | (3)自己評価をする。 |・自分のめあて、評価項目 |1.わかったこと、頑張った| |め| | に沿って自己評価させる | ことに気付くことができ| | | | | たか。 | |る|6 次時の課題及び次時の自分の| |1.本時のふり返りをもとに| |1| めあてを確認する。 | | 次の自分のめあてを立て| |0| | | ることができたか。 | |分| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | 〈次時の学習内容と学習方法〉 | |◆学習内容 | | ・感謝の手紙を受け取り、お返しができたことに喜ぶアナトールとその家族の気持ちについて| | 読み取る。 | |◆学習方法 | | ・アナトールや家族が喜んでいることがわかるところにサイドラインを引き。視写、書き込み| | をとおして話し合い、気持ちを読み取る。 | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ (3) 評価 ・チーズ工場の繁盛ぶりや感謝したいと考えるようになったデュバル社長さんの気持ちを読 み取ることができたか。 6の5 本時の指導 (5の場面) (1) 目標 ・感謝の手紙を受け取り、お返しができたことに喜ぶアナトールと家族の気持ちについて読 み取ることができる。 (2) 展開 +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |前| 〈前時までの既習内容と学習方法〉 | |時|◆既習内容 | |ま| ・商売が大はんじょうしている様子がわかるところに気を付け、カードのおかげで工場が| |で| 大きくなったことに感謝するデュバル社長の気持ちを読み取った。 | |の| ・何度もアナト―ルを探そうとする、デュバル社長の様子がわかるところに気を付け、な| |既| んとかしてアナトールに会ってお礼がしたいと考える社長の気持ちを読み取った。 | |習|◆学習方法 | |内| ・商売が大はんじょうしたわけやアナトールに会いたがっているデュバルさんの気持ちが| |容| わかるところにサイドラインを引き、視写、書き込みをとおして話し合い、気持ちの変化| | | を読み取った。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ |段|    学習活動       |  指導上の留意点    | 評価 (1.認知面)| |階|   | | (2.情意面)| +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | |1 前時の自己評価を想起する。|・前時での成果の様子を伝| | |つ| ・自分のめあてを確認する。 | え本時での頑張りにつな|1.自分のめあてを確認でき| | | | げるようにする。 | たか。 | |か|2 学習課題を確かめる。 |・全員が学習場面と課題を|1.課題をつかむことができ| | | +−−−−−−−−−−−−+| 把握するよう、明確に提| たか。 | |む| | 手紙を読んだとき、アナ|| 示する。 |2.課題解決に向けて意欲を| | | |トールはどんな気持ちがし|| | もつことができたか。 | |5| |たでしょう。 || | | |分| +−−−−−−−−−−−−+| | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | |3 課題解決の見通しをもつ。 |・課題解決に必要な言葉を|1.必要な言葉を見つけるこ| | | ・課題解決の方法や手順を考え| 見つけさせる。 | とができたか。 | | | る。 | 「おかげで〜」 |2.見通すことを進んでやろ| | |4 課題について読み深める。 | 「こっそりと〜」 | うとしたか。 | | | (1)学習場面を音読する。 | 「ひみつを〜」 | | | | | 「毎ばん」    | ・ | | | 「部長に〜」    | ・ |ふ| | 「本当に〜」 | | | | (2)手紙の内容を読み取る。|・アナトールを人間と思い|1.ドセットが、喜んでいる| | | (3)手紙を読んだときのアナ| 込んでいることをおさえ| ことを読み取ることがで| | | トールの気持ちを想像す| る。  | きたか。 | | | る。 | | | |か| (4)「これで、〜かしこいね| | | | | ずみだわ。」の文を視写| |2.読み取ったことを進んで| | | し、書き込みを行う。 | | 発表しようとしたか。 | | | (一人学習) | | | | |+−−−−−−−−−−−−−+| | | |め|| これで、あなたも、もう、||・人間に認められたことを |1.喜ぶドセットの気持ちを| | ||よその家をちょろちょろ歩き|| 喜ぶ、ドセットの気持ち | 書き込めたか。 | | ||回らなくていいわけね。あん|| について書き込ませる。 | | | ||なことはもうたくさん。あな|| |2.意欲的に書き込みをしよ| | ||たって、本当に世界一かしこ|| | うとしたか。 | |る||いねずみだわ。 || | | | |+−−−−−−−−−−−−−+| | | | | (5)読み取ったことを発表す|・アナトールの努力が認め |1.友達の発表を聞き、共通| | | る。 (相互学習) | られたことや人間にお返 | 点や相違点に気付いたか| | | | しができたことを読み取 |2.進んで発表や付け足しが| |3| | る。 | できたか。 | |0| | |2.友達の話を、集中して聞| |分| | | くことができたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | |5 本時の学習をまとめる |・人間に認められたことや |1.家族みんなが喜んでいる| |ま| (1)課題についてまとめる | お返しができたことを家 | ことがわかったか。 | | | (2)まとめの音読をする。 | 族みんなが喜んでいるこ | | |と| | とをおさえる。 |2.意欲的に自己評価をしよ| | | | | うとしたか。 | |め| (3)自己評価をする。 |・自分のめあて、評価項目 |1.わかったこと、頑張った| | | | に沿って自己評価させる | ことに気付くことができ| |る| | | たか。 | |1|6 次時の課題及び次時の自分の| |1.本時のふり返りをもとに| |0| めあてを確認する。 | | 次の自分のめあてを立て| |分| | | ることができたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | 〈次時の学習内容と学習方法〉 | |◆学習内容 | | ・アナトールの工夫と努力に感心しているガストンの気持ちを読み取る。 | |◆学習方法 | | ・友達とともに喜ぶアナトールの気持ちやアナトールの前向きな努力について、前時までの場| | 面を想起しながら話し合い、読み取る。 | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ (3) 評価 ・感謝の手紙を受け取り、お返しができたことに喜ぶアナトールと家族の気持ちについて読 み取ることができたか。 6の6 本時の指導 (6の場面) (1) 目標 ・アナトールが行ったことに対して、感心しているガストンの気持ちを読み取ることができ る。 (2) 展開 +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |前| 〈前時までの既習内容と学習方法〉 | |時|◆既習内容 | |ま| ・アナトールが受け取った手紙の中で、デュバル社長が感謝しているところがわかる叙述| | | に気を付け、社長がどれほど感謝しているのか読み取った。 | |で| ・手紙を読み終えた後のアナトールたちの様子の変化がわかるところに気を付け、お返し| |の| ができたことを喜ぶアナトールとその家族の気持ちについて読み取った。 | |既|◆学習方法 | |習| ・手紙の内容に喜ぶ家族の気持ちがわかるところにサイドラインを引き、視写、書き込み| |内| をとおして話し合い、気持ちについて読み取った。 | |容| | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ |段|    学習活動       |  指導上の留意点   | 評価 (1.認知面)  | |階|   | | (2.情意面)  | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | |1 前時の自己評価を想起する。|・前時での成果の様子を伝| | |つ| ・自分のめあてを確認する。 | え本時での頑張りにつな|1.自分のめあてを確認でき| | | | げるようにする。 | たか。 | |か|2 学習課題を確かめる。 |・全員が学習場面と課題を|1.課題をつかむことができ| | | +−−−−−−−−−−−−+| 把握するよう、明確に提| たか。 | |む| | アナトールがフランス一|| 示する。 |2.課題解決に向けて意欲を| | | |幸せになったのはどうして|| | もつことができたか。 | |5| |でしょう。 || | | |分| +−−−−−−−−−−−−+| | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | |3 課題解決の見通しをもつ。 |・課題解決に必要な言葉を|1.必要な言葉を見つけるこ| | | ・課題解決の方法や手順を考え| 見つけさせる。 | とができたか。 | | | る。 | 「みんなのねずみのため |2.見通すことを進んでやろ| | |4 課題について読み深める。 | に」 | うとしたか。 | | | (1)学習場面を音読する。 | 「だまっていないではた| | | | | らいた」 | | | | | 「えらいねずみ」   | ・ | | (2)ガストンをさそったわけ|・友達を大事にしようとす|1.ガストンと一緒に仕事が | |ふ| を読み取る。 | るアナトールの気持ちを| したいと思うアナトール | | | (3)「アナトール、〜ねずみ| 読み取る。 | の気持ちを読み取ること | | | の王様アナトール。」の| | ができたか。 | | | 文を視写し書き込みを行| |2.読み取ったことを進んで | | | う。 (一人学習) | | 発表しようとしたか。 | |か|+−−−−−−−−−−−−−+| | | | || アナトール、ばんざあい。||・アナトールのことを誇り|1.アナトールに対するガス | | ||ぼくたち、みんなのねずみの|| に思うガストンの気持ち| トンの気持ちを書き込め | | ||ために、だまっていないでは|| について書き込ませる。| たか。 | |め||たらいた。えらいねずみのア|| |2.意欲的に書き込みをしよ | | ||ナトール。ねずみの王様、ア|| | うとしたか。 | | ||ナトール。 || | | | |+−−−−−−−−−−−−−+| | | |る| (4)読み取ったことを発表す|・「だまっていないで」か|1.友達の発表を聞き、共通| | | る。 (相互学習) | ら前向きな心のもちかた| 点や相違点に気付いたか| | | | についてガストンも感心| | | | | していることに気付かせ|2.進んで発表や付け足しが| |3| | る。 | できたか。 | |0| | |2.友達の話を、集中して聞| |分| | | くことができたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | |5 本時の学習をまとめる |・アナトールの工夫と努力 |1.ガストンの気持ちについ| |ま| (1)課題についてまとめる | に感心するガストンの気 | てまとめられたか。 | | | (2)まとめの音読をする。 | 持ちについてまとめさせ | | |と| | る。 |2.意欲的に自己評価をしよ| | | | | うとしたか。 | |め| (3)自己評価をする。 |・自分のめあて、評価項目 |1.わかったこと、頑張った| | | | に沿って自己評価させる | ことに気付くことができ| |る| | | たか。 | | |6 次時の課題及び次時の自分の| |1.本時のふり返りをもとに| |1| めあてを確認する。 | | 次の自分のめあてを立て| |0| | | ることができたか。 | |分| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | 〈次時の学習内容と学習方法〉 | |◆学習内容 | | ・登場人物に手紙文を書いて発表し合い、一人一人の考え方や感じ方には違いがあることを感| | じ取る。 | |◆学習方法 | | ・登場人物のいずれかを選んで手紙文を書き、発表し合うことをとおして一人一人の考え方や| | 感じ方の違いを感じ取る。 | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ (3) 評価 ・アナトールの工夫と努力に感心しているガストンの気持ちを読み取ることができたか。