印刷用紙:A4縦 1ページの行数:40 1行の文字数(半角で):94   −−以下 指導案本文−−              第6学年国語科学習指導案                      平成8年9月9日(月)男11名 女11名 計22名                      指導者 菅 原 文 彦 1.単元名 「桃 花 片」( 岡野 薫子 ) 2.単元について  (1) 教材について    この教材は、価値あるものとはいったい何なのか、飾り立てた見かけでない真に美しいものとは何   なのかを、主人公「楊」の美を追求する姿を通して描いた作品である。物語は、主人公楊の成長とと   もに全体が7つの場面に分かれている。一・六の場面では、六十才を過ぎ、年老いてもなお美しいも   のを追求する楊の姿が描かれている。楊の焼いた作品は、人々の間で珍重され、だれからも「名人」   と呼ばれるようになり、楊自身満ちたりた日を送る。しかし、心の中に、「ほんとうにそうだろうか」   と疑う気持ちも沸き上がってくるのである。「もしかすると子供のころに絵づけしたあの素朴なかざ   り皿と、二十才の頃、父親と一緒に作ったつるくびの水さしにかなうものを、自分は作っていないの   ではないか。」という疑念である。このつるくびの水さしとかざり皿が、楊の気持ちを落ち着かせな   くするのである。そして、この二つをきっかけとして時間が一気にさかのぼり、二の場面へのつなが   っていくのである。    二の場面では、父親の仕事を見る、幼い頃の楊の姿が描かれている。初めは、父親の仕事を見るの   がおもしろくて飽きなかった楊であったが、ふいにつまらなくり実用品しか作らない父親の姿がばか   ばかしく見えてくる。父親の考え方への不満が表れるのである。三・四・五の場面では、若者に成長   し、美しいもの(いいもの)を必死に追求する楊の姿が描かれている。父親にできないことを、今に   自分がするのだと心に誓い、仕事に励む楊。しかし、そうしてでき上がった作品を見ても、父親から   は手放しでほめられない。そんな父親に反発しながらも、なお父親を越える作品を作ろうと励む。し   かし、心にかなうような作品ができずに焦り、ほのおに血走った目で、焼き物を片はしから割ってし   まうのである。父親は、この息子の姿を暗い気持ちでながめるのである。七の場面は、すっかり年老   いた楊が、山あいの貧しい農家で父親の作品に出会う場面である。楊は、桃花片の水滴に身も心も吸   い込まれたまま、ときのたつのも忘れて立ちつくすのである。その水滴の裏を返したとき、そこに父   親の刻印がつつましく記されていたのである。楊は父親の作品に触れ、真に美しいものとは何かを悟   るのである。作者・岡野薫子さんは、「焼き物」の制作工程を詳しく、しかも美しく描いている。ま   た、美しいものを追求する過程を通して、信頼→反発→理解という父と子の関係を描いている。六年   生のこの時期は、思春期にさしかかる時期でもあり、親に対する感情も今までとは少しずつ違ってく   る。子供たちは、共感や疑問などさまざまな感情を持ってこの作品を読み進めていくであろう。 (2) 児童について    児童は、これまでに5年「大造じいさんとがん」や6年「海のいのち」の学習を通して、人物の心   情や場面の情景を叙述に即して細かい点にまで注意しながら読み取ったり、作品の主題を考えながら   読み取ったりする学習を経験してきている。また、一人学びの学習として、登場人物の心情が表れて   いることばや文、登場人物の心情が暗示されている情景描写のことばや文にサイドラインを引き自分   の読みを書き込む学習に取り組んできており、さらには、心情が表れていることばを抜き書きして線   でつなぎ、登場人物の心情の変化を読み取る学習にも取り組んできている。また、本単元の学習の   「つかむ」段階で事前テストを行った結果、児童の学習実態について、次のことが分かった。    ・新出漢字の読みについて。      本教材が本来は2学期半ばに実施する予定の教材でもあり、読めない漢字が多くあった。した     がって、「つかむ」段階で新出漢字だけではなく読み替え漢字等の学習をていねいに行うことで、     ことばに対する不安を取り除いていきたい。    ・重要語句について。      「無我夢中」ということばは、児童に耳慣れたものであり、多くの児童がおよその意味をつか     んでいると考えられる。しかし、それ以外の語句については、あまり知られておらず、使いこな     すことができない。特に、「はぐらかす」「ぼくとつ」「つつましい」など、主人公の心情や作     品の主題を読み取るのに重要な語句はほとんど知られていない。したがって、新出漢字同様に     「つかむ」段階でていねいに扱う必要がある。・一人学びについて。ほとんどの児童は、登場人     物の気持ちが表れていることばや文に焦点を当ててサイドラインを引き、読みの深さの個人差は     あるものの自分なりの読みを書くことができる。しかし、今までの学習経験から心情曲線や音読     表現によって読み深めることのできる児童は少ない。    ・生活経験について。      本単元では、「親の職業に対してどう思うか。」という質問を投げかけた。多くの児童は、     「まだあまり意識したことがないので分からない。」と答えている。しかし、中には、親の職業     に対して憧れを持ち、「将来やってみたい」と答えた児童、反対に「憧れも感じないし趣味も合     わないので、将来やりたくない。」と答えた児童もおり、親の職業に対して関心の高い児童もい     る。    ・1次感想について。      多くの児童が「強く心に残ったこと」「もっと読み深めたいこと」として、水滴の片すみに記     された刻印を見たときの楊の気持ちを取り上げて感想を書いていた。      また、主題に迫る感想を書いた児童は1名である。  (3) 指導について    本単元の指導にあたっては、単元全体を「つかむ」「ふかめる」「ひろめる」の3つの段階に分け   て学習を展開する。「つかむ」段階では、「心に強く残ったこと」「好きなことばや文」「読み深め   たいこと」「主題予想」の4つの観点から初発の感想を書くようにする。次に、この感想文をもとに   児童が中心になって、個人課題→グル−プ課題を経て、学級課題を設定する。その際、主人公「楊」   の行動を表すことば、心内語、父親との会話文を手がかりにし、場面ごとの課題を作るように指導す   る。さらに、この課題を受けて単元全体の学習計画を立て、見通しを持ち、意欲的に課題解決に取り   組めるようにする。その場合、本教材が長文であるということを考慮して、一人学びの内容や方法に   ついて、学習計画表を作成してより具体的な計画を立てられるようにしたい。また、児童の実態を考   え、新出漢字と難語句の意味を確認する時間を特設する。「ふかめる」段階では、児童の実態を踏ま   え、主人公「楊」の考え方や生き方の変化に読みの視点を当てて学習を展開する。    「つかむ」段階での計画にもとづき、「サイドライン」「書き込み」「抜き書き」「心情曲線」   「音読表現」などの多様な一人学びの方法を組み合わせて楊の心情の変化を読み深められるようにし   ていきたい。その際、楊の焼き物に対する価値観と相反する父親の価値観を表す言動を取り上げ、対   比する形で授業を展開することで、児童が主人公「楊」に共感し、ときには疑問を抱きながら自分な   りの考えを持ち、作品の主題をとらえられるようにする。    「ひろめる」段階では、「ふかめる」段階で読み取った内容をもとに主人公の考え方や作品の主題   について考え、2次感想を書く。    また、単元全体の学習を振り返って自己評価・相互評価を行い、自他の成長を認め合える態度を育   てていきたい。 3.単元の目標(観点別目標分析表は別添)   物語の場面構成をとらえ、主人公の考えとその変化を読み取り、主題について考えたことを書く。 4.教材分析表(別添) 5.指導計画(11時間扱い)  (1) 第1次   ・全文を通読し、1次感想を書く。 ………………………………………(1) (つかむ)  ・新出漢字の読み書き、難語句の意味を知る。 …………………………(1)           ・学習課題を作り、単元全体の見通しを立てる。…………………………(2) (学習計画表の作成)  (2) 第2次   ・幼い頃の楊が、父親の仕事をどんな気持ちで(ふかめる)  見ていたかを読み取る。……………………………………………………(1)           ・若者になってからの楊が、どんな考え方で焼き物作りに取り組ん  でいたかを、父親の考え方と比べながら読み取る。    …………(1) 本時         ・父親の死後、名人と呼ばれるようになってからの楊の気持ちを読み取る。           …………………………………………………………(1)          ・桃花片の水滴を見たときの楊の気持ちを読み取る。……………………(1)   (3) 第3次   ・作品の主題を考え、2次感想を書く。……………………………………(1) (ひろめる) ・発展読書をする。……………………………………………………………(1)           ・自己の学習を振り返る。評価テストを実施する。………………………(1) 6.本時の指導  (1) 目標若者になってからの楊が、どんな考え方で焼き物作りに取り組んでいたかを、父親の考え  方と比べながら読み取る。  (2) 一人学びの構想   ○一人学びの見通しの持たせ方  初めに、「つかむ」段階で作った学習計画表にもとにして、本時の学習範囲である3・4・5の 3つの場面のあらましを確認する。次に、本時の学習課題を踏まえながら、楊の気持ちに焦点を当 てて進めていくことを確認する。その場合、学習計画表を参考にしながら、楊の気持ちが分かるこ とばや文を具体的に取り上げるようにする。一人学びの方法としては、本時の学習場面が人物の心 の動きを読み取る学習であること、会話文や心内語が多いことを確認し、心情曲線や音読表現によ って、読み進めていけばよいことに気づくようにする。 ○一人学びの場における支援の方法  初めに、児童一人一人が教材文を微音読していながら、課題解決の手がかりとなる文にサイドラ インを引き重要語句を丸で囲むようにする。教師は、机間指導をしながら児童のサイドラインを引 いた文や丸で囲んだことばを確認する。次に、楊の気持ちが分かる言葉を抜き書きし、自分なりの 読みをまとめる。さらに、抜き書きしたことばを心情曲線に表す一人学びか、読み取った内容をも とに会話文・心内語を音読表現する一人学びかを選択して取り組むように指示する。そこで、本時 では、学級の児童を次の観点と基準でA・Bの2つのタイプに分け、それぞれ支援を行う。 タイプ分けの観点 → 発展学習として心情曲線を選ぶか音読表現を選ぶか。(学習特性) +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | Aタイプ | Bタイプ | +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |基 |・抜き書して読み取った内容を心情曲 |・抜き書して読み取った内容を生かし | |準 | 線に表し、自分の読みを確かにする。| て音読表現し、自分の読みを確かに | | | | する。 | +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |○抜き書き | | | 手がかりになることばを指摘し、3つの場面それぞれの楊の気持ちを読み取るこ| |支 |とができるようにする。(助言とカ−ド) | |援 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |の |○楊の気持ちを円図で表し、手がかり |○自分の読み取りをもとにして、会話 | |内 | にすることばを当てはめて考えるよ | 文と心内語を音読できるようにする。| |容 | うにする。 | ・紙板書 | |と | ・円図 | ・音読記号 | |方 | ・カ−ド「百回も二百回も〜」 | ・会話文、心内語を抜き書きした | |法 | 「にらみつけた〜」 | 学習プリント | | | 「片はしから割って」 | | | | ・心情曲線を書き込むプリント | | +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+  (3)展 開 +−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | 学 習 活 動 |・留意点 | | 学習過程 +−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+○支援の方法 | | | 主な教師の働きかけ | 期待する児童の反応 |◎評価の内容と方法 | +−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |1.前時の想起|(1) 昨日の学習の復習をします。|・初めはおもしろくてあきなか |・父親にとって「い | |つ| | 幼いころの楊は、どんな気 | ったが、父親がふだん使う焼 | いもの」が、楊に | | | | 持ちで父親の仕事を見てい | き物ばかりを作っているので | とっては価値のな | |か| | ましたか。 | つまらなくなり、ばかばかし | いものに見えたこ | | | | | く見えるようになった。 | とを確認する。 | |む| | | | (学習の足跡) | | | | | | | | |2.学習課題の|(2) 学習課題を確認しましょう。|・全員で課題文を読む。 |・見出しの文を手が | | | 確認 | | | かりに場面のあら | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | ましを確認するこ | | | | | 若者に成長した楊は、どんな気持ちで仕事にはげんでいた| | とで課題を意識で | | | | |のか考えよう。 | | きるようにする。 | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | (学習計画表) | | | | | |・課題に対する予想 | | | | | | を発表させる。 | | | | | |(抽出児童に指名) | | | | | | | | |3.課題解決の|(3) 一人学びで楊の気持ちを読 |●熱心に仕事に励む楊と焼き物 |・学習計画表にもと | | | 見通し | み深めていきます。どの文 | を片はしから割ってしまう楊 | づいて、具体的な | | |(学習内容)| を手がかりにして、どんな | の気持ちが分かることばを抜 | 叙述を指摘できる | | |(学習方法)| 方法で読み進めていきます | き書きして心情曲線に表した | ようにする。 | | |(学習順序)| か。 | り音読表現したりします。 | | | | | |○心内語 |・手がかりになるこ | | | | |(どうして、お父さんは、ふだ | とばを3つの場面 | | | | | ん使うような〜) | ごとに紙板書で掲 | | | | |(お父さんは、どうして、ふだ | 示することで、楊 | | | | | ん使う焼き物ばかり〜) | の気持ちに変化が | | | | |(だからお父さんは、大したも | あることに気づく | | | | | のを〜) | ようにする。 | | | | | 父親にできないことを、今に | | | | | | 自分が〜 |・3つの場面が、土 | | | | |○会話文 | もみ→ろくろ→焼 | | | | |「お父さん、もっといいものを | きの工程を表して | | | | | 焼いてみたくないの。」 | いることに気づく | | | | |○行動や様子を表すことば | ようにする。 | | | | |・楊は真っ赤になり、だまって | | | | | | 父親を〜 |◎手がかりにする文 | | | | |・父親のうでまでも遠く及ばな | と一人学びの方法 | | | | | いことを知って〜 | をつかむことがで | | | | |・ほのおに血走った目で〜 | きたか。 | | | | | | (挙手・観察) | |7| |(4) 今日の学習の順序を確認し |・黒板を見ながら、学習の順序 |・マグネットシ−ト | |分| | ましょう。 | を確認する。 | を活用する。 | +−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |4.内容の読み|(5) 3・4・5の場面を一人一 |・手がかりになることばや文に | | |ふ| 取り | 人微音読をしながら手がか | 気をつけて読む。 | | | | | りになることばに線を引き | (P12L9 〜P18L2) | | |か| | ましょう。 | | | | | | | | | |め| |(6) 楊の気持ちが分かることば | <手がかりにすることば> |・見通しの段階で取 | | | | をノ−トに抜き書きして自 |[3の場面] | り上げた文を中心 | |る| | 分の考えをまとめましょう。|・「もっといいもの〜」 | に自分の読みをま | | | | その後で、心情曲線に表し |・(焼き物そのものを観賞でき | とめるようにする。| | | | たり音読表現したりして、 | るのが、ほんとうの値打ち)| | | | | 楊の気持ちの読み深めまし |・はぐらかされたような気がし |○支援の内容と方法 | | | | ょう。 | て、だまった。 |A・B | | | | |・父親のできないことを、今に | 手がかりになるこ | | | | | 自分がするのだ〜。 | とばを指摘し、3 | | | | |・力をこめ心をこめ〜。 | つの場面それぞれ | | | | |・百回も二百回もくり返すうち | の楊の気持ちを読 | | | | | 〜。 | み取ることができ | | | | |[4の場面] | るようにする。 | | | | |・毎日、ろくろの前にすわり続 | (助言、カ−ド) | | | | | けた。 |A.楊の気持ちを円図 | | | | |・楊は真っ赤になり、だまって | で表し、手がかり | | | | | 父親をにらみつけた。 | になることばを当 | | | | |・(ただの職人のくせに〜) | てはめる。 | | | | |・「ひすいの玉のような〜」 | (図、カ−ド) | | | | |[5の場面] |B.自分の読み取りを | | | | |・父親のうでにも遠くおよばな | もとに会話文と心 | | | | | いことを知って、暗い気持ち | 内語を音読するよ | | | | | になった。 | う指示する。 | | | | |・ほのおに血走った目で、焼き | (紙板書) | | | | | 物を片はしから割ってしまっ | | | | | | た。 | | | | | | | | | |5.学び合い |(7) 抜き書きしたことばから、 |・父親よりもいいもの作ろうと |◎楊の焼き物に対す | | | | 楊のどんな気持ちが分かり | 熱心に仕事にはげんだけれど、| る考え方を読み取 | | | | ますか。 | 父親のうでにも遠くおよばな | ることができたか | | | | | いことを知って、暗い気持ち | (挙手と発言) | | | | | になっているのが分かります。| | | | | |・心にかなう焼き物ができずに | | | | | | あせっている気持ちが分かり |・楊が父親の焼き物 | | | | | ます。 | をどのように考え | | | | | | ていたのかを明ら | | | |(8) 楊が考えるいい焼き物とは |・ふだん使うものではなく、焼 | かにし、楊にとっ | | | | どんなものだったのでしょ | き物そのものを観賞できるも | ていいもの(価値 | | | | うか。 | のです。 | あるもの)とはど | | | | | | んなものかを理解 | | | | | | できるようにする。| | | | | | | | | |(9) 父親は、どんな気持ちで楊 |・見かけのいいものを作ろうと |・「ながめていた」 | | | | を見ていたのでしょうか。 | あせっているむすこを暗い気 | ということばを手 | | | | | 持ちで見ていました。 | がかりにして父親 | |28| | | | の気持ちを読み取 | |分| | | | るようにする。 | +−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |6.課題のまと|(10)仕事に励む楊の気持ちをノ | |◎仕事が思うように | |ひ| め | −トに書きましょう。 | | いかずに焦る楊の | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 気持ちを自分のこ | |ろ| | | 楊は、父親よりもいいものを作りたいと仕事にはげむ | | とばまとめること | | | | |が、思うような焼き物ができずにあせっている。 | | ができたか。 | |め| | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |(机間指導と発表) | | | | | | | |る|7.まとめの読|(11)今日の学習を生かして、4 |・指名読み。 |・抽出児童に指名し、| | | み | の場面を音読しましょう。 | 4の場面(P14L9 〜P16L14)  | 学習の成果を確認 | | | | | | する。 | | |8.自己評価 |(12)今日の授業の感想をノ−ト |・授業を振り返って感想を書き、|・自己の学習態度に | | | | に書き、発表しましょう。 | 発表する。 | ついては、一人学 | | | | | | びと発言について | | | | | | 挙手で行い、学習 | | |9.次時予告 |(13)次の時間学習する1と6の |・楊が、父親の死後も、もっと | 内容と学び合いに | |10| | 場面は、どんな場面ですか。| いいものを焼きたいと仕事に | ついては発表によ | |分| | | 励む場面です。 | って行う。 | +−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+  (4)評 価・ もっといいものを作りたいと思い仕事にはげむが、心にかなうものができずに父親の腕にも遠く及ば ないことを知って焦りを感じ暗くなる楊の気持ち読み取り、自分のことばで書き表すことができたか。