印刷用紙:A4縦 1ページの行数:52 1行の文字数(半角で):98   −−以下 指導案本文−−                第4学年国語科学習指導案                           日 時 平成8年9月6日(金) 5校時                           学 級 4年3組 男24名 女15名 計39名                           指導者 澤 田 美 樹 子 1 単元名 人物の気持ちの変化を想像しながら (理解−−物語文)     「ごんぎつね」    (東京書籍 4年下) 2 単元について   1 教材について      4年生の理解の目標は、「内容の要点や中心点を押さえながら話を聞いたり、段落相互の関係を考え     て中心点を正確に把握しながら文章を読んだりすることができる」である。本単元では、登場人物の心     情の移り変わりを押さえながら、物語全体を通した読みができることをねらいとしている。      この教材は、独りぼっちの小ぎつね「ごん」が自分のしたいたずらを悔いてつぐないをしようと努力     するが、相手である兵十には伝わらず、誤解から兵十がごんをうってしまうという話である。お互いに     似た境遇にありながら、兵十との心の交流を求めたごんの行為は、一発の銃声によって一瞬のうちに断     ち切られる。ごんの「死」という悲劇的な結末に、児童の心は激しく揺れ動き、死によってしか通じえ     なかったごんの気持ちに立ち返って読み深めるであろう。      4年生にしては長文であるが、物語全体が時間的な順序を追って書かれており、様々な事件が次から     次へと起こるため、興味を持って読み進めることができると思われる。また、光、色、音を巧みに用い     た情景描写が多く、登場人物の心情に重ね合わせて読むことにより、さらに鮮明にイメ−ジ化すること     ができる作品である。   2 児童について      児童は、これまで「古いしらかばの木」「たかの巣取り」「一つの花」で、登場人物の気持ちを想像     しながら読み取ることを中心に学習を進めてきた。その中で児童は、事柄や心情がどの文、またはどの     言葉と結びついて表わされているかに注意しながら文章を読み進めるようになってきている。だが、情     景描写が人物の心情と重ね合わせることができることに気付いている児童は残念ながらごく一部である。      また、読み取ったことを全体の場で練り上げる場面では、友達の考えと比較しながら発表できるよう     になってきているが、一部の児童の発表に終始しがちで全体としての深まりに欠けるのが実情である。   3 指導について      兵十との心の交流を求めて変容していく主人公ごんの気持ちを読み取ることが学習の中心となる。興     味を持って読み進めるあまりに、自分のイメ−ジにとらわれ思わぬ読み違えをしがちである。叙述に即     してていねいに読み深めることが大切になる。      読み取りの際には、気持ちがどの言葉から言い表わしているのかも合わせてノ−トにまとめさせ、そ     の児童なりに読み取ったことを表現できるようにしたい。また、情景描写にも目を向けさせ、人物の心     情と結びついて表現されていることにも気付かせたい。      全体の学習課題を解決するにあたっては、解決の視点となるような個人の課題を取り上げ、一人ひと     りのよさを生かすことができるようにしたい。      読み取ったことを深め合うためには、ポイントになる言葉に着目させて話し合いをさせていく。さら     に話し合い活動の活性化を図るために、完全に考えがまとまった意見だけを取り上げるのではなく、全     体で考えを練り上げるのだという雰囲気づくりを心がけながらいきたい。 3 単元の目標    人物の気持ちの変化を想像しながら読むことができる。 4 単元の観点別評価目標 +−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−− | 国語への関心・意欲・態度   表現の能力 理解の能力 | 言語についての知識・理解・技能 +−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−− |ア初発の感想をもとに課|ア「ごんぎつね」の感想|ア登場人物の心情に着目|ア新出漢字の読み書きが | 題作りに参加しようと| をまとめることができ| し学習課題を立ること| できる。 | する。 | る。 | できる。 |イ語句の意味をとらえ、 |イそれぞれの課題につい| |イ表現に即して、場面の| 語彙を増やすことがで | て意欲的に考えたり話| | 様子や登場人物の心の| きる。 | し合ったりしようとす| | 動きを読み取ることが| | る。 | | できる。 | |ウ新美南吉の作品に興味| | | | を持ち、進んで読書し| | | | ようとする。 | | | +−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−− 5 指導計画(12時間扱い) +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−− |段 階| 目    標         | 評 価 計 画 +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | |つ|1 全文を通読し、心に残ったことを中心に感想を|〇自分なりに感じたことをまとめ、ノ−ト |第| | 書くことができる。 | に書こうとする。(関ア) |一|か|2 物語の場面構成を確認し、場面ごとに学習課題|〇登場人物の人物の心情に着目し、学習課 |次| | をたてることができる。 | 題をたてることができたか。(理ア) | |む|3 それぞれの場面の学習課題について自分なりの|〇自分なりの予想を考えようとする。(関イ) | | | 予想を考えることができる。 | +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | | |4 雨上がりの解放感からいたずらをしたくなるご|〇雨上がりの解放感からいたずらをしたく | | | んの気持ちを読み取ることができる。 | なるごんの気持ちを読み取ることができ | | | | たか。(理イ) |第|ふ|5 兵十のおっかあの葬式を見て、いたずらをした|〇兵十のおっかあの葬式を見て、いたずら | | | ことを後悔するごんの気持ちを読み取ることがで| をしたことを後悔するごんの気持ちを読 | | | きる。 | 取ることができたか。(理イ) | |か|6 いたずらをしたことのつぐないをするごんの気|〇いたずらをしたことのつぐないをするご |二| | 持ちを読み取ることができる。 | んの気持ちを読み取ることができたか。 | | | | (理イ) | |め|7 二人の後をつけながら、兵十の考えが気になる|〇二人の後をつけながら、兵十の考えが気 | | | ごんの気持ちを読み取ることができる。 | になるごんの気持ちを読み取ることがで |次| | | たか。(理イ) | |る|8 思いが通じず、失望するごんの気持ちを読み取|〇思いが通じず、失望するごんの気持ちを | | | ることができる。 | 読み取ることができたか。(理イ) | | |9 ごんをうった時と、ごんの本当の気持ちに気付|〇ごんをうった時と、ごんの本当の気持ち | | | いた時の兵十の気持ちの変化を読み取るできる。| に気付いた時の兵十の気持ちの変化を読 | | | (本時) | 取ることができたか。(理イ) +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−− |第|ま|10 全文を通して読み、感想をまとめることができ|〇全文を通して読み、感想をまとめること | |と| る。 | ができたか。(表ア) |三|め|11 新美南吉の他の作品について知り、読書をする。 〇新美南吉お作品に興味を持ち、進んで読 | |る| | 書しようとする。(関ウ) |次| |12 漢字や語句の練習をし、まとめのテストをする。 〇新出漢字を読み書きできたか。(言アイ) +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 6 本時の指導   1 目標     最後の場面を読み、憎しみから悔恨へと変化する兵十の気持ちを読み取ることができる。   2 教材のよさ    ・気持ちのすれ違いから、兵十がごんをうってしまう物語のクライマックスであり、興味を持って読み     進めることができる。    ・行動の主体が兵十に片寄っており、兵十の心内語などから、兵十の気持ちが読み取りやすくなってい     る。    ・明くる日も兵十の家に出かけていくごんの様子から、ごんの兵十に寄せる心情が想像しやすい。    ・兵十の気持ちの変化が、銃をうつ前とうつ後とで大きく変化しており、変化がつかみやすい。   3 本時指導の工夫     本時は、引き合わないと思いつつも兵十の家に出かけたごんを、いたずらをしに来たと勘違いして兵    十が銃で撃つ場面である。通じなかったごんの気持ちがやっと兵十に伝わるこの作品のクライマックス    でもある。兵十の気持ちの変化を中心としながらも、目をとじたままうなづいたごんの気持ちも読み取    っていく。 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ @ |児童の意欲を引き出すための個人課題や予想、書く活動| +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+       児童の思いを表現させるために、一人ひとりに個人課題を作らせ、読み取りの際に視点として用い      ていきたい。       兵十、ごんの気持ちが表れている語句を、行動、心内語、会話文から探し、抜き書きをすることを      通して、自分の考えが持てるようにしたい。この活動から、叙述に即した豊かな想像ができると考え      る。読み取ったことを深める段階で生かせるよう、個別に支援していきたい。 +−−−−−−−−−−−−−−−−−+ A |考えを深め合うための発表内容の工夫| +−−−−−−−−−−−−−−−−−+       気持ちを深めることのできる叙述を選んで取り上げていきたい。発表の際には理由づけすることを      支援し、考えを深め合うことができるようにしたい。また、自分の考えと友達の考えを比較し、関連      づけながら、発表できるようにしたい。   4 展 開 +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−− |段階 学 習 内 容 ・ 活 動 | 子どものよさを生かす工夫(〇:評価)  |備 考 +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−− | |1 前時の学習を想起する。 |・引き合わないと思いつつも兵十の家へ出かけ| |つ| | ていくごんの気持ちを想起する。 | |か|2 本時の学習課題を把握する。 | | |む| +−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | | | |火なわじゅうを取り落とした兵十の気持ちを読み取ろう。| |紙板書 |(| +−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | |5| |・個人の学習課題や予想に触れ、読み取りの視| |)| | 点に生かすことを確認する。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−− |見|3 課題解決の見通しを持つ。 | | |通| 1 見通しを持つ。 |・個人の学習課題から全体課題に対する予想に| |す| | より、兵十がごんをうつ前と後の気持ちに着| |(| 2 学習場面の音読をする。 | 目させる。読み取る段階では、予想の根拠と| |5| | なる叙述がどこにあるかを書き抜くことを確| |)| | 認する。 | | | |・指名読み(P23L10〜P25L15) | | | |〇適切な音量、速さ、会話文と地の文の違いに| | | | 注意してよむことができたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−− | | | | | | | | |読|4 各自が読み取る。 | | |み| 1 兵十がごんをうった時の気持ちが|・書き抜きが進まない児童には、心内語や会話| |取| 分かるところを書き抜く。 | 文に着目するよう支援する。 | |る| 2 くりをくれたのがごんと気付いた|・書き抜きが終わった児童には、その言葉を基| |(| 兵十の気持ちが分かるところを書| に気持ちも考るように呼び掛ける。 | |10| き抜く。 |〇兵十の気持ちが分かるところを書き抜きでき| |)| | たか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−− | |5 話し合い、深め合う。 | | | | 1 明くる日も兵十の家へ出かけてい|・「つまらない」「引き合わない」と思いなが| | | ったごんの気持ちを読み取る。 | らも出かけるごんの気持ちを読み取らせる。| | | 2 兵十がごんをうった時の気持ちを|・ごんや兵十の位置関係に注意して読み取るこ|紙板書 |深| 読み取る。 | とができるようにする。 | |め| |・兵十の心内語、動作に着目させ、ごんに対す| |合| | る憎しみをとらえるようにする。 | |う| 3 くりをくれたのがごんと気付いた|・「ごんぎつねめ」から「おまえ」に呼び方が| |(| 兵十の気持ちを読み取る。 | 変化していることから、ごんへの気持ちの変| |20| ・くりをくれたのがごんと気付いた| 化を読み取ることができるようにする。 | |)| 時の様子を読み取る。 |・目をつぶったままうなずいたごんの気持ちを| | | | 押さえさせる。 | | | |・「取り落とした」と「落とした」との違いを| | | | 考えさせ、ごんの気持ちに気付いた兵十の悔| | | | 恨の気持ちに迫りたい。 | | |6 課題についてまとめる。 |・火なわじゅうを取り落とした兵十の気持ちを| | | | 想像して書く。 | | | +−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | ごん、いたずらをしにきたと思ってうってしまった。なんてことをしてしまっ|| | | |たんだ。 || | | +−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | |〇兵十のごんに対する気持ちの変化をつかむこ| | | | とができたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−− |振|7 学習場面の音読をする。 |〇読み取ったことを生かして音読していたか。| |り| |・指名読みとする。 | |返|8 本時の学習を振り返る。 | | |る| ・自己評価をする。 |・本時で分かったこと、感想、友達のよさなど| |(| ・次時の予告をする。 | を振り返ることができるようにする。 | |5| | | |)| | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−   5 評 価 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | 最後の場面を読み、憎しみから悔恨へと変化する兵十の気持ちを読み取ることができる。 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− A−−憎しみから悔恨へと変化する兵十の気持ちを読み取り、ノ−トに書くことができる。 B−−ごんをうって後悔する兵十の気持ちを読み取り、ノ−トに書くことができる。 C−−兵十のしたことについて読み取り、ノ−トに書くことができる。 +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ |段 落| 内 容 面 | 主な技能 | 教材のよさ  | +−+−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ | | | ご    ん | 兵 十 | | | | |ん+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+ |・ごんの毎日のく| |面|ご|◎ごんの紹介とごんのし| |◎物語の舞台やご| らしぶりを表現| |場|る| たいたずらの様子 | | んの境遇を押さ| しながら、事件| |の|す|・独りぼっちの小ぎつね| | え、ごんがした| が起こる要因が| |一|を|・雨があがると、ごんは|・ぼろぼろの黒い着物 | いたずらの内容| 設定されている| | |ら| ほっとして |・はぎの葉が一まい、・| を読み取る。 |・ごんの行動と、| | |ず|・ちょいといたずらがし| ・・へばり付いていま|・抜き書き | 情景描写が交互| | |た| たくなったのです | した。 |・書き込み | に描かれており| | |い|・ごんはそのまま、横っ|・「うわあ、ぬすとぎつ|・音読 | 表現に厚みがあ| | | | とびにとび出して、 | ねめ」 | | る。 | +−+−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ | |ん|◎兵十のおっかあが死ん| |◎兵十のおっかあ|・光、音、色を巧| | |ご| だことを知り、いたず| | の葬式の様子と| みに用いて情景| |面|る| らを後悔する |・白いかみしもを着けて| それを見たごん| が描写されてお| |場|す|・「ああ、そう式だ。」| いはいをささげていま| の後悔の気持ち| り、イメ−ジ化| |の|を|・ちょっ、あんないたず| す。 | を読み取る。 | しやすい。 | |二|悔| らをしなけりゃよかっ|・今日は、なんだかしお|・抜き書き |・独白文から、主| | |後| た。 | れていました。 |・書き込み | 人公の心情がつ| | | | | |・音読 | かみやすい。 | +−+−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ | | |◎兵十に同情し、償いを| |◎同情と共感から|・次の日も、次の| | | | 始める。 |・おっかあと二人きりで| うなぎの償いを| 日もと続くごん| |面| |・「おれと同じ、独りぼ| ・・・もう独りぼっち| するごんの気持| の行動から、そ| | |ん| っちの兵十か。」 | でした | ちを読み取る。| の気持ちがつか| |場|ご|・うなぎのつぐないに、|・「いったい、だれが、| | みやすい。 | | |る| まず一ついいこと | いわしなんかを、お|・抜き書き | | |の|す|・山でくりをどっさり拾| れのうちへほうりこ|・書き込み | | | |を| って | んでいったんだろう|・音読 | | |三|い|・「これはしまった」 | 。」 | | | | |な|・次の日も、その次の日| | | | | |ぐ| も | | | | | |つ|・くりだけではなく、松| | | | | | | たけも | | | | +−+−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ | |ん| | | | | | |ご|◎話が聞きたくて兵十と| |◎二人の話の内容|・会話文が多く、| |面|い| 加助の後をつける |・「おれあ、このごろ、| を期待するごん| 内容が端的に分| |場|た|・二人の後をつけていき| とてもふしぎなこと| の気持ちを読み| かりやすい。 | |の|き| ました。 | があるんだ。」 | 取る。 | | |四|聞|・いどのそばにしゃがん| |・抜き書き | | | |が| でいきました。 | |・書き込み | | | |話| | |・音読 | | +−+−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ | | |◎神様のしわざにされて| |◎自分の行為が神|・会話文が多く、| |面|ん| がっかりする | | 様のしわざにな| 内容が端的に分| | |ご|・お念仏がすむまで、 |・「えっ?」 | ってしまったご| かりやすい。 | |場|る|・二人の話を聞こうと思|・「そうかなあ。」 | んの失望を読み|・独白文から、主| | |す| って |・「うん。」 | 取る。 | 人公の気持ちを| |の|り|・兵十のかげぼうしをふ| |・抜き書き | つかみやすい。| | |か| みふみ | |・書き込み | | |五|っ|・「へえ、こいつはつま| |・音読 | | | |が| らないな。」 | | | | | | |・「おれは、引き合わな| | | | | | | いなあ。」 | | | | +−+−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ | |十| |◎憎しみからごんをうっ|◎憎しみから悔恨|・行動の主体が兵| |面|兵| | しまうが、誤解に気付| へと変化する兵| 十に片寄ってお| | |た| | き深く後悔する | 十の気持ちを読| り、心内語から| |場|い| |・ぬすみやがった | み取る。 | も兵十の気持ち| | |づ|・その明くる日も |・ごんぎつねめ |・抜き書き | をつかみやすい| |の|気|・こっそり中に入りまし|・火薬をつめました |・書き込み | | | |に| た。 |・足音をしのばせて |・音読 | | |六|解|・ばたりとたおれました|・「ごん、おまえだった| | | | |誤|・ぐったりと目をつぶっ| のか。」 | | | | | | たまま、うなずきまし|・火なわじゅうをばたり| | | | | | た。 | と、取り落としました| | | +−+−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ 板書計画 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | ごんぎつね | | 新美 南吉 | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | || 火なわじゅうを取り落とした兵十の気持ちを読み取ろう。| | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | 兵十 ごん | |+−−−−−−−−−−−−−+ | || 紙 板 書 | その明くる日も | || | | |+−−−−−−−−−−−−−+ | | ぬすみやがった | | ごんぎつねめ | | 足音をしのばせて | | ・にくしみ | | ・絶対にうつ | | かけ寄って ばたりとたおれました | | うちの中を見ると | | ・やった | | ・どんないたずらをしたんだ くりがかためて置いてある | |「ごん、おまえだったのか」 うなずきました | | ・びっくり ・兵十に分かってもらった | |ばたりと取り落としました ・うれしい | |・いたずらじゃなかった | |・うたなきゃよかった | | | | ごん、いたずらをしにきたと思ってうってしまった。なんてこと| |をしてしまったんだ。 | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+