印刷用紙:B4縦 1ページの行数:45 1行の文字数(半角で):108   −−以下 指導案本文−−   や ま び こ 学 級 国 語 科 学 習 指 導 案 ・日 時  平成8年10月16日(水) ・児 童 女子1名 計1名 ・指導者  木村覚勇  1、単元名 いろいろな文をつくろう  2、教材名 「むし はな」(文部省 こくご☆☆☆)  3、単元について  (1)教材観   本単元の主なねらいは、「日常生活に必要な簡単な語句や短い文を読む及び書く」である。   本教材「むし はな」は、あり・かぶとむし・たんぽぽ・ひまわりの4つの短い文で構成され「あり」では巣  を中心とした生活の様子、「かぶとむし」では簡単な生態について、「たんぽぽ」では種になるまでの様子、  「ひまわり」では花の咲き方について短く読みやすく書き表されている。これまでに、花や昆虫を育てたり動植  物の図鑑を興味深く読書してきた児童なので、自然に引き込まれ読み進めていく教材であり、また挿絵をもとに  更に文を書き加えたり、他の動植物の簡単な文を書き進めていける教材でもあると考える。  (2)児童観    児童は、これまでに「おおきなだいこん」、「やもりをつかまえた」のお話を声を出して読んだり、漢字パズ   ルや漢字を繰り返し練習したり、文を視写したりする学習活動をしてきた。視写などの学習は集中して取り組み  途中で終わりにせず最後まで取り組み、ひらがな・カタカナ・3年生までの漢字の読み書きはできる。声を出し  て読むことは、周りの状況を気にかけたり恥かしがったりするが、文で区切って読むことはできる。読書を大変  好み料理関係・テレビアニメの原作本・動植物図鑑・動物や恐竜の生態の本など様々な分野の本を連続して読む 傾向がある。生活は衣・食・住に関する基本的なことは一人で行い、会話など他との交流は同級生の親しい友達   や担任とは話はするが、6年生女子ということで『心の発達』も著しく周りの状況をとても気にかけたり時とし て恥ずかしがり、会話なども行わない傾向が見られる。 (3)指導観 本単元の指導にあたっては、それぞれのお話を声に出して読んだり、更に文を書き加えたりしながら『読む』  および『書く』力をつけさせていきたい。それぞれのお話の中心になる動植物の特徴を簡単に読み取ったり、 図鑑や今までの経験を思い出してワープロを使い文を作ったり書き加えたりさせたい。絵を描くことがとても好き なのでその作業も取り入れていきたい。 個への配慮については児童1人であり、周りの状況で恥ずかしがったりするので、あまり多くの活動を行わず、 時間に余裕を持って取り組ませていきたい。 4、指導目標 ●短い文をしっかり読んだり、文を書き加えたりしながら楽しく学習しようとする。(関心・意欲・態度) ●動植物の特徴を簡単に読み取ることができる。 (理解) ●文を書き加えたり、絵で描いたりすることができる。 (表現) ●書いてある文をまとまりとして読んだり、語句に注意して読むことができる。 (言語) 5、指導計画 15時間 第一次 それぞれのお話について興味を持たせる。 2時間 (1)題名を読み、図鑑で調べたりしながらそれを絵で描く。 (2) 第二次 絵をもとにこれからの作業についてのめあてを立てる。 2時間 (1)4つのお話の全文を読み、録音する。 (1) (2)これからの作業のめあてを決める。 (1) 第三次 めあてにそって学習する。 8時間 (1)『ひまわり』を読み、ひまわりについて簡単に読み取ったり、語句を漢字に直したり、図鑑などで 更に書き加える文をまとめることができる。 (1) 「ひまわりについて勉強しよう。」 (2)ワ−プロを使い、考えた文を書き加えることができる。 (1) 「ひまわりについてもっと書いてみよう。」 (3)『たんぽぽ』を読み、たんぽぽについて簡単に読み取ったり、語句を漢字に直