印刷用紙:A4縦 1ページの行数:40 1行の文字数(半角で):82   −−以下 指導案本文−−            第3学年理科学習指導案                       日 時 9月13日(金)2校時                       児 童 3組 男21名,女19名 計40名                       指導者 泉妻 穣                       場 所 3年3組教室                                      1 単元名 「11.じしゃくにつけてしらべよう(東京書籍3)」 2 単元について (1) 教材観     磁石は日常生活の中で様々な場面において活用されており,児童とも馴染み深い教材    である。この単元ではまず,身の回りにある物の中から磁石に付く物と付かない物とを    分類し,磁石に付く物は鉄であることを確かめる。     そして,磁石が鉄を引き付ける現象の中から,磁石に付かない物や空間を隔てていて    も磁石は鉄を引き付けることをとらえさせる。     また,磁石の異極どうしは引き合い,同極どうしは退け合うこと,鉄は磁石につける    と磁石になること,磁石は自由に動けるようにしておくと,N極は北をさし,S極は南    をさして止まることを確かめ,磁石の性質を利用したおもちゃをつくって遊ぶことがで    きるようにする。 (2) 児童観     児童の理科に対する関心は非常に高い。活動を伴う学習場面が多く,学習の結果が容    易に得られるからである。しかし,結果を導き出すまでの過程においての意欲は低く,    科学的な思考は十分身に付いているとはいえない。     本単元に関する児童の実態調査(40名)を行ったところ,「磁石につくものを選ぼ    う」という問いに対する結果は図1〜図3である。     まず,図1から鉄が磁石に付くことは概ね理解しているが,モールのように鉄がかく    されているものに対しては,正解率が非常に低い傾向にあり,磁石が鉄でないものや空    間を隔てても鉄を引き付ける性質があることに気づいている児童は少ない。     また,図2は鉄以外の金属が磁石に付くかどうか質問した結果である。特に,銀が磁    石に付くと考えている児童が多いことが分かった。     磁石の極の性質をどれだけ理解しているか調べた結果が図4である。同極では退け合    い異極では引き付け合うことに気づいている児童は全体の57.5%に止まっている。    同極異極関係なく互いに引き付け合うと答えた児童は30%,また同じように退け合う    と答えた児童は10%(分からないと答えた児童が2.5%)であった。     最後に,鉄が磁力を帯びることを知っている児童は17.5%だけであった。(図5    参照)     これらのことから,児童は磁石が鉄を引き付けることには気づいているものの,磁石    の性質そのものを知っているわけではないことが分かった。 (3) 指導観     児童の実態から本単元では,導入段階において身近な存在である磁石のおもしろさや    意外性に気づかせるように事象提示を行い,児童自らに問題を意識させ,学習意欲を高    めさせたい。そのためにも,磁石の性質についてできる限り体験を通して理解を深めて    いきたい。特に,同極どうし異極どうしを近づけた場合に生じる退け合ったり引き付け    合ったりする現象については,磁力の強い磁石や様々な磁石を用いることで,児童の触    感を刺激しながら経験を積ませ,磁力という目に見えない性質を明確にとらえさせてい    きたい。     また,磁石は鉄を引き付けること,自由に動けるようにしておくとN極は北,S極は    南を指して止まること,鉄を磁石でこすると鉄が磁石のはたらきを持つようになること    を調べる。その後,帰納的に磁石の性質を棒磁石,U型磁石,フェライト磁石,アルニ    コ磁石を用いて理解し,これらの磁石の性質のきまりを応用して演繹的な推理を幾度も    行なわせながら学習を進めていきたい。 3 単元の目標 (1) 単元の主目標     磁石は磁石につかないものや空間を隔てても鉄を引きつけることをとらえると共に,    磁石の異極どうしは引き合い同極どうしは退け合うこと,鉄は磁石につけると磁石のは    たらきを持つことを確かめ,磁石の性質を利用した玩具を作って遊ぶことができるよう    にする。 (2) 学習指導要領との関連 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− |@目標 |(2) 物に力,光,電気などを働かせたときの現象を比較しながら調べ,見いだした | 問題を興味・関心をもって追究する活動を通して,物の性質についての見方や考 | え方を養う。 |A内容 | B(3) 乾電池にいろいろなものをつないで回路を作ったり,物に磁石を近付けた | りして,物の性質を調べることができるようにする。 | イ 物には,磁石に引き付けられる物と引き付けられない物があること。 | また,磁石に引き付けられる物は,磁石に近付けると磁石になること。 | ウ 磁石の異極は引き合い,同極は退け合うこと。 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 5 本時の指導 (1) 本時の目標      磁石は,同極では退け合い異極では引き付け合う性質や,自由に動けるようにして     おくと決まった方向を示す性質を利用して,印のない磁石の極を自分の方法でみつけ     ることができる。 (2) 指導上工夫したこと      磁極の分からない磁石に対し,今まで学習してきた活動を振り返らせながら磁石の     持つ性質の理解を深めるとともに,磁極を見いだすための方法を自分で考えさせ,具     体的操作を通して,基礎的な問題解決能力の育成を図った。 (3) 本時の展開 +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |段 階| 学 習 活 動 | 活動への支援・評価 | +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |つ| |1 課題を確認する |・本時は極の印のない磁石のN極,S| |か| | ○今日学習することはどんなこと| 極を見つける学習であることを確認| |む| | でしたか | する | | | | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | | | | | 極の印のない磁石のN極,S極を見つけよう | | |2| | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | |2 実験方法を考える |・アルニコ磁石やフェライト磁石の中| | | | ○今まで磁石について学習してき| には,いろいろな方向に着磁されて| | |み| たことを振り返りながら,極の| いる場合があるので注意する | | | | 印のない磁石のN極,S極のみ|・机間指導の際,印のない磁石だけで| | | | つけ方をそれぞれプリントに書| 極をみつけることができそうな児童| | | | いて下さい | の発言を促す | | | | |・極をみつける方法が考えつかない児| |た| | | 童に対しては,前時までの学習を振| | |と| | り返らせながら個別に指導を行う | | | | | | | | |3 実験方法について確認する | | |し| | ○自分が考えた実験方法と,なぜ|+− 評価 −−−−−−−−−−−+| | | | その方法を使えばよいのか発表||◎:学習したことをもとにして,|| | | | して下さい || 印のない磁石だけで,極を見|| | |お| ・棒状の磁石を水に浮かべ,止ま|| つけることができる || |か| | った位置からN極とS極を見つ||○:極の分かっている磁石をもと|| | | | ける || にして,印のない磁石の極の|| | | | 常に決まった方向を示すから || 見つけ方が分かる || | | | ・印のある磁石を使って調べる ||△:しるしのない磁石の極の見つ|| |め| | N極を近づけた場合,引き付け|| け方が分からない || | |す| 合ったらS極で,退け合ったら|+−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | N極だと分かる | | | | | | | |る| |4 実験する |・N極,S極が正確に見つけ出すこと| | | | ○自分が考えた方法で印のない磁| ができたかどうか判断し易くするた| | |し| 石のN極,S極を見つけて下さ| めに,予めN極,S極にそれぞれ違| | | | い | う色のシールを貼っておく | | | | |・磁力が違いすぎると,同極どうしで| | |ら| | あっても磁力の大きい磁石が磁力の| | |べ| ○早く終わった人は,他の実験で| 小さい磁石を引き付ける場合がある| | | | も印のない磁石の極がみつけら| ので磁力の差を小さくする | | | | れるか確かめてみてみましょう|・実験は個別に行わせるが,同じよう| | |る| | な実験をした児童でグループをつく| | | | | り,実験結果を紙に書かせおく | | | | | | | | |5 結果を発表する |・自分が考えられなかった方法でも,| | |ま| ○それぞれの実験の結果を発表し| 同じ実験結果が得られることを確認| | | | て下さい | し,学び合いの大切さを気づかせて| | |と| | いきたい | | | | |・同じ実験結果であっても,自分の言| | |め| | 葉で発表させるようにする | | | |6 まとめる | | | |る|+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | || 極の印のない磁石も,磁石の性質を使うことでN極,S極が分かる || |38| |+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+| +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |ひ|ふ|7 学習をふりかえる | | |ろ|り| ○今日の学習で分かったことや友|・自分のことだけでなく,友達の活動| |め|か| 達のよかったことを書きましょ| にも目を向けさせ,自分のことと比| |る|え| う | 較させる | | |る| | | |5| | | | +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+  (4)板書計画 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 課題 | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | 極の印のない磁石のN極,S極を見つけよう | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | 方法 | | +−−−−−−−−−−++−−−−−−−−−−++−−−−−−−−−−−+| | |棒状の磁石を水に浮か||印のある磁石を使う。|| || | |べ,止まった位置から||N極を近づけた場合,|| その他 || | |N極,S極を見つける||退け合ったらN極で,|| || | +−−−−−−−−−−+|引き付け合ったらS極|+−−−−−−−−−−−+| | +−−−−−−−−−−+ | | 結果 | | | | | | | | | | | | まとめ | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | 極の印がなくとも,磁石の性質を使うことでN極,S極が分かる | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ 4 活動の概要 +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ |次|時| 学 習 者 の 活 動 | 教師の支援 |関心・意欲・態度 | 科学的な思考 |観察実験の技能表現|知 識 ・ 理 解| +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ |第| |+−@−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|児童一人ひとりに磁| | |見つけたことを言葉|磁石の端の方に,た| |一|1|| 磁石を使ってあそぼう ||石を渡し,磁石に釘| | |で,どうしたら,ど|くさん引き付けられ| |次| |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|やクリップを付けさ| | |うなったと,操作と|ることが分かる | | | |・釘やクリップを磁石につけて遊んでみよう |せ,磁石にくっつく| | |変化の結果を正しく| | |磁| | 「磁石に,たくさん釘がついた」 |おもしろさを体験さ| | |表現することができ| | |石| | 「すごい勢いで吸い付けられた」 |せる | | |る | | |に| | 「磁石の先の方にたくさん付く」 | | | | | | |付| |+−A−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|磁石に付くのはどん|磁石を用いて,身の|磁石に引き付けられ|磁石に引き付けられ|ものには,磁石に引| |く|2|| 磁石にはどんなものが付くのだろう ||なものがあるのかを|回りにあるものの中|るものはどんな性質|るものと引き付けら|き付けられるものと| |も| |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|意欲的に調べられる|から,磁石に引き付|を持っているのか考|れないものを,磁石|引き付けられないも| |の| |・鉄に付くものと付かないものを分けてみよう |ように,教室の外へ|けられるものと引き|えることができる |を用いて分類するこ|のがあることがわか| |を| | 「金属が磁石に付いた」 |も活動の場を広げる|付けられないものが| |とができる |る | |探| | 「金属の中でも付くものと付かないものがある」 | |あることを進んで調| | | | |そ| |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| |べようとする | | | | |う| ||磁石は鉄でできているものを引き付ける。また,|| | | | | | | | ||鉄の付く場所は磁石の端の方である。 || | | | | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | | +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | | |+−BC−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|鉄に磁石を近づけた|磁石の鉄を引き付け| |磁石は鉄を引き付け|磁石は,鉄でないも| | | ||磁石と鉄の間に磁石につかないものがある場合,||だけで引き付けられ|る性質を,自分の考| |る際,磁石と鉄の間|のや空間を隔ててい| | | ||磁石は鉄をひきつけることができるだろうか。 ||ることから,磁石は|えた方法で調べよう| |に磁石に付かないも|ても鉄を引き付けよ| |第| |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|空間を隔てても鉄を|とする | |のがあっても鉄を引|うとすることを理解| | | |・磁石と鉄の間に,磁石につかないものがあっても,|引き付けること,ま| | |き付けようとする現|する | | | | 磁石は鉄をひきつけようとすることから,磁石(磁|た磁石と鉄の間に鉄| | |象を,いろいろな方| | | |1| 力)の性質を考える |に付かないものを置| | |法で調べることがで| | |二| | 「磁石は鉄をひきつけられないと思う」 |いても引き付けよう| | |きる | | | |2| 「空き缶には磁石につかないペンキが塗ってあるの|とする現象を様々な| | | | | | | | にちゃんとついていた」 |実験を通して気づか| | | | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|せる。 | | | | | |次| ||磁石は,鉄との間に磁石につかないものがあって|| | | | | | | | ||も鉄をひきつけるはたらきがある。 || | | | | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | | | | | | | | | | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | | |+−D−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|できるだけ磁力の強|同極の場合と異極の| |同極の場合と異極の|磁石は同極どうしで| |磁| ||磁石の端どうしを近づけて,性質をみつけよう ||い磁石を用いること|場合の磁石のはたら| |場合について,実験|は退け合い,異極ど| | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|で,磁石の引き付け|きの違いに興味を持| |結果をまとめること|うしでは引き付け合| | | |・磁石の端どうしを近づけ,同極と異極の場合の現象|合ったり退け合った|ち,進んでその現象| |ができる |うことが分かる | | | | について調べることができる |りする感覚を体験さ|を調べようとする | | | | |石|3| 「SとS(NとN)だと磁石は離れようとする」 |せるようにする | | | | | | | | 「SとNの場合だと,磁石はひきつけあう」 | | | | | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | | | | ||磁石は,違うしるしの端どうしでは引き合い,同|| | | | | | |の| ||じしるしの端どうしではしりぞけ合う || | | | | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ |性| |+−E−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|磁石を水に浮かべた|磁石を自由に動ける| | |自由に動ける磁石は| | | ||磁石を自由に動けるようにしておくと,どの方向||り,糸で吊るしたり|ようにしておくと,| | |必ず同じ向きを示し| | | ||を向くのだろうか ||しながら自由に動け|同じ方向を向くこと| | |て止まることを確か| | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|るようにすると,同|に興味をもち,進ん| | |め,北を指す極がN| |質| |・磁石の止まる方位が常に一定であることを確かめ,|一方向を指して止ま|でその現象について| | |極,南を指す極がS| | | | 地球も磁石のひとつであることに気づく |る現象を確かめ,地|調べようとする | | |極であることを理解| | | | 「どれも同じ方位をさして止まった」 |球も磁石のはたらき| | | |する | | |4| 「必ず北と南を指す」 |を持つことに気づか| | | | | |を| |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|せる | | | | | | | ||磁石は自由に動けるようにしておくと,北と南を|| | | | | | | | ||さします。北をさすのがN極で南をさすのがS極|| | | | | | | | ||です。 || | | | | | |調| |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | | |+−F(本時)−−−−−−−−−−−−−−−−+|極の印のない棒状と| |今まで学習した磁石|自分の考え出した方| | | | || 極の印のない磁石のN極,S極を見つけよう ||丸状の2つの磁石を| |の性質を使って,印|法で印のない磁石の| | |べ| |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|提示し,今までの学| |のない磁石の極を見|極を調べ,N極S極| | | | |・前時までに学習した内容を生かしながら,印のない|習から磁石の極の性| |つる方法を考え出す|を見つけ出すことが| | | | | 磁石の極を見つけ出すことができる |質等を応用して,演| |ことができる |できる | | | | | 「自由に動けるようにしておけば,北と南を指して|繹的に思考,操作を| | | | | |よ|5| 止まるはずだ」 |繰り返らせながら,| | | | | | | | 「N極の場合,引き付け合えばS極,退け合えばN|磁石のN極S極を見| | | | | | | | 極だと分かる」 |つけ出させる | | | | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | | |う| ||極の印がなくとも,磁石の性質を使えばN極,S|| | | | | | | | ||極が分かる || | | | | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | | |+−GH−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | | | | ||磁石に長い間つけていた鉄はどうなるだろうか ||クギが鉄を引き付け|磁石につけたクギが|磁石につけた鉄のク| |鉄は,磁石につけて| | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|る事象提示を行い,|今まで学習してきた|ギが磁石になったこ| |おくと磁化され,磁| | | |・磁力の帯びた鉄を使い,他の鉄を引きつける様子を|なぜこのような現象|磁石の性質を示すこ|とを,他のクギを引| |石のはたらきを持つ| | | | 提示し,なぜそのような現象が起きるのか考える |が起こるのか考えさ|とに興味を持ち,進|き付けることや,ク| |ようになることが分| | |6| 「鉄を引きつけたから磁石になったんだ」 |せ,磁化されたクギ|んでその理由を調べ|ギどうしの端の性質| |かる | | | | 「磁石になったとしたら,SとNがあるのかな」|はS極N極のある磁|ようとする |をもとにして考える| | | | |7|+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|石のはたらきを持つ| |ことができる | | | | | ||磁石に長い間つけていた鉄は,磁石のはたらきを||ことに気づかせる | | | | | | | ||持つようになる || | | | | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | | +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | | |+−IJK−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | | | | ||磁石の性質を利用して,動くおもちゃをつくろう||児童の豊かな発想を|今までに学習した磁|磁石の性質について| | | | |1|+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+|促すため,日常生活|石の性質を利用した|理解したことを応用| | | | | |・磁石について学習してきたことをまとめ,磁石の性|で磁石の性質を利用|おもちゃを意欲的に|して,動きのあるお| | | | |2| 質を利用したおもちゃを考える |しているものや特殊|つくろうとする |もちゃを考えること| | | | | | |な磁石を提示し意欲| |ができる | | | | |3| |を高める | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+