印刷用紙:A4縦 1ページの行数:36 1行の文字数(半角で):110   −−以下 指導案本文−−        第2学年 算数科学習指導案                    日 時 平成8年10月15日(火)1校時                   児 童 2年2組 男16名女18名                   指導者 山  本   太  1 単元名  かけ算(2)(東京書籍下) 2 教育目標の具現化(教科の3さ)    静かさ……練習問題に一生懸命取り組む態度を育てる。    確かさ……最後まであきらめず,課題に取り組む態度を育てる。    暖かさ……友達の発表を最後まで聞く態度を育てる。 3 単元について 〇 これまでに児童は,1学年では「10を6つ集めた数は60である。」といった ように数の理解と関連づけて,ひとまとまりの数と,まとまりの数からものの総数を 求めるなど具体的な活動を通して,乗法の素地的な経験をしてきている。また,2学 年では,前単元で、基準量のいくつ分かに当たる量を求める活動を通して乗法の意味 を理解し,積は被乗数の累加によって求められることをもとにして五の段・二の段の 九九を構成し,その適用を図ってきた。  本単元では,三,四,五,六,七の段の九九を指導する。まず具体的な事実に即し てある数量を「〜の〜つぶん」ととらえさせてから九九を構成させ,その記憶と適用 を図ることを主なねらいとしている。 〇 学級の児童の実態は,前時の問題との違いがはっきりしている問題についてはほ とんどの児童が自分なりの考えをもって自力解決できるが,分かりやすく発表するこ とを苦手としている児童も多い。また,計算力・思考力についてはかなりの差がある 。  かけ算を構成する上で使う2桁+1桁のたし算の速度についても,かなりの開きが ある。 〇 本単元の指導に当たっては 前単元で学習した被乗数の累加によって求める方法 から,乗数が1増すと積は被乗数の数だけ増すことに気付かせて九九を構成させるよ うにしたい。また,「かけられる数」「かける数」の用語の意味を具体的な事実と関 連づけて理解させながら,積極的に九九を構成したりできるよう工夫して指導に当た りたい。 〇 本校の研究テーマに関わって,習熟の段階で,問題練習の時間を多く取り入れ るようにしたり,児童が意欲的に取り組めるコンピュータを活用したりして,たくさ んの問題に当らせたい。計算処理能力にかなりの差が出てきているので遅れがちな児 童への支援の仕方を工夫しながら,一人一人の学習の定着を図りたい。   2年  「かけ算−(2)」 指導の構想 +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | 三のだんと四のだんの九九 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |時| 1 (1組本時) | 2・3 | 4 (2組本時) | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |目| 三の段の九九を構成することがで| 三の段の九九を唱えることができ| 四の段の九九を構成することがで| | |きる。 |それを用いて身の回りの問題を解決|きる。 | |標| |することができる。 | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |@.問題を把握する。 |1.課題をつかむ。 |1.問題を把握する。 | |つ|+−−−−−−−−−−−−−−+|+−−−−−−−−−−−−−−+|+−−−−−−−−−−−−−−+| | || 三のだんの九九をつくりまし||| 三のだんの九九を正しくおぼ||| 四のだんの九九をつくりまし|| | ||ょう。 |||えよう。 |||ょう。 || | || 3×1=□ 3×4=□||+−−−−−−−−−−−−−−+|| 4×1=□ 4×4=□|| |か|| 3×2=□ || || 4×2=□ || | || 3×3=□ || || 4×3=□ || | |+−−−−−−−−−−−−−−+|A.三の段の唱え方をおぼえる。・|+−−−−−−−−−−−−−−+| | |2.課題をつかむ。 | ・ 3×1から順に |2.課題をつかむ。 | |む|+−−−−−−−−−−−−−−+| ・ 3×9から逆に |+−−−−−−−−−−−−−−+| | || 三のだんの九九をくふうして|| ・ 順不同に || 四のだんの九九をくふうして|| | ||つくろう。 || ・ 全員・個別・2人組 ||つくろう。 || | |+−−−−−−−−−−−−−−+| |+−−−−−−−−−−−−−−+| +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+B.練習問題をとく。 +−−−−−−−−−−−−−−−−+ |み|B.解決の見通しをもち,自力解決| ・ 3dl入りのジュースが7本あ|B.解決の見通しをもち,自力解決| |と| をする。 | ります。全部で何dlですか。 | をする。 | |お| ・ たし算をつかって | また,このジュース8本では| ・ たし算をつかって | |す| ・ 図をつかって | 何dlですか。 | ・ かけ算の性質をつかって | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−−−−+ |た|C.各自の考えを発表し合う。 |C.九九の練習をする。 |C.各自の考えを発表し合う。 | | | ・ 3×1=3 | ・ 五の段,二の段,三の段のカ| ・ 4×1=4 | |し| 3×2=6(3+3=6)| ードをまぜて,練習する。 | 4×2=8(4+4=8)| | | 3×3=9(6+3=9)| ・ 一人で | 4×3=12(8+4=12)| |か| ・ 三の段の答えは,3つずつ| ・ 二人組で | 4×4=16(12+4=16)| | | ふえていく。 | ・ 先生と | ・ 四のだんの答えは,4つず| |め| | | つふえていく。 | | |D.類題を解く。 | |D.類題を解く。 | |る| ・ 3×6〜3×9の答えをも| | ・ 4×6〜4×9の答えをも| | | とめましょう。 |5.九九カードゲームをする。 | とめましょう。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ ・ 神経衰弱 +−−−−−−−−−−−−−−−−+ |ま|6.学習のまとめをする。 | ・ ばば抜き |6.学習のまとめをする。 | |と|+−−−−−−−−−−−−−−+| |+−−−−−−−−−−−−−−+| |め|| 三のだんは,一つまえの九九|| || 四のだんは,一つまえの九九|| |る||の答えに3をたしていけばよい|| ||の答えに4をたしていけばよい|| | || ||E.コンピュータで九九の練習をす|| || | |+−−−−−−−−−−−−−−+| る。 |+−−−−−−−−−−−−−−+| +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−−−−+ |ひ|7.練習問題をする。 | |7.練習問題をする。 | |ろ| |7.次時の学習を知る。 | | |め| | | | |る|8.次時の学習を知る。 | |8.次時の学習を知る。 | | | | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |ポ| 三の段の答えも五の段・二の段の| 既習事項を活用させる。 | 三の段の答えは,前の九九の答え| |イン|九九と同じようにたし算で求められ| |に3をたせばよかったことから、四| | ト|ることに気づかせる。 | |の段の答えを類推させる。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |関| | 三の段の九九を用いて,進んで身| | |意| |の回りの問題を解こうとする。 | | |態| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |考| 五の段・二の段と同じように考え| | かけ算のきまりをつかうと簡単に| |え|ればよいことに気づく。 | |四の段の九九ができるよさに気づく| |方| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |表| | 三の段の九九を唱え,それを用い| | |処| |て問題を解くことができる。 | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |知| 三の段の九九をつくり方,答えの| | 四の段の九九のつくり方,答えの| |理|求め方がわかる。 | |求め方がわかる。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | 三のだんと四のだんの九九 | 六のだんと七のだんの九九 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |時| 5・6 | 7 | 8・9 T.T| +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |目| 四の段の九九を唱えることができ| 六の段の九九を構成することがで| 六の段の九九を唱えることができ| | |それを用いて身の回りの問題を解決|きる。 |それを用いて身の回りの問題を解決| |標|することができる。 | |することができる。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |1.課題をつかむ。 |1.問題を把握する。 |1.課題をつかむ。 | |つ|+−−−−−−−−−−−−−−+|+−−−−−−−−−−−−−−+|+−−−−−−−−−−−−−−+| | || 四のだんの九九を正しくおぼ||| 六のだんの九九をつくりまし||| 六のだんの九九を正しくおぼ|| | ||えよう。 |||ょう。 |||えよう。 || | |+−−−−−−−−−−−−−−+|| 6×1=□ 6×4=□||+−−−−−−−−−−−−−−+| |か| || 6×2=□ || | | |A.四の段の唱え方をおぼえる。 || 6×3=□ || | | | ・ 4×1から順に |+−−−−−−−−−−−−−−+|A.六の段の唱え方をおぼえる。 | | | ・ 4×9から逆に |2.課題をつかむ。 | ・ 6×1から順に | |む| ・ 順不同に |+−−−−−−−−−−−−−−+| ・ 6×9から逆に | | | ・ 全員・個別・2人組 || 六のだんの九九をくふうして|| ・ 順不同に | | | ||つくろう。 || ・ 全員・個別・2人組 | | |B.練習問題をとく。 || || | | | ・ りんごが4このっているおさ|+−−−−−−−−−−−−−−+| | +−+ らが,5まいあります。 +−−−−−−−−−−−−−−−−+B.練習問題をとく。 | |み| りんごは,ぜんぶで何こあり|B.解決の見通しをもち,自力解決| ・ 6×2と同じ答えになる三の| |と| ますか。 | をする。 | だんの九九をさがしましょう。| |お| ・ 4×7のしきになるもんだい| ・たし算をつかって | また,6×4と同じ答えにな| |す| をつくって,答えをもとめまし| ・かけ算九九のきまり | る三のだんの九九をさがしまし| +−+ ょう。 +−−−−−−−−−−−−−−−−+ ょう。 | |た| |C.各自の考えを発表し合う。 | ・ 6のだんの九九のしきになる| | |C.九九の練習をする。 | ・ 6×1=6 | もんだいをつくりましょう。 | |し| ・ 五の段,二の段,三の段のカ| 6×2=12(6+6=12)| | | | ードをまぜて,練習する。 | 6×3=18(12+6=18)| | |か| ・ 一人で | ・ 六の段の答えは,3つずつ|C.九九の練習をする。 | | | ・ 二人組で | ふえていく。 | ・ 五の段,二の段,三の段のカ| |め| ・ 先生と | | ードをまぜて,練習する。 | | | |D.類題を解く。 | ・ 一人で | |る|5.九九カードゲームをする。 | ・ 6×6〜6×9の答えをも| ・ 二人組で | | | ・ 神経衰弱 | とめましょう。 | ・ 先生と | +−+ ・ ばば抜き +−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |ま| |6.学習のまとめをする。 | | |と|E.コンピュータで九九の練習をす|+−−−−−−−−−−−−−−+|5.九九カードゲームをする。 | |め| る。 || 六のだんの九九は,かける数|| ・ 神経衰弱 | |る| ||が1つちがうと,答えが6ちが|| ・ ばば抜き | | |7.学習のまとめをする。 ||う。 || | | |+−−−−−−−−−−−−−−+|+−−−−−−−−−−−−−−+| | +−+| 三のだんも四のだんも,九九|+−−−−−−−−−−−−−−−−+E.コンピュータで九九の練習をす| |ひ||の答えは,同じ数ずつふえてい||7.練習問題をする。 | る。 | |ろ||く。 || | | |め|+−−−−−−−−−−−−−−+| |7.次時の学習を知る。 | |る| |8.次時の学習を知る。 | | | |8.次時の学習を知る。 | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |ポ| 既習事項を活用させる。 | 六の段の答えは,かけ算のきまり| 既習事項を活用させる。 | |イン| |をつかうと簡単に求められることに| | | ト| |気づかせる。 | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |関| 四の段の九九を用いて,進んで身| | 六の段の九九を用いて,進んで身| |意|の回りの問題を解こうとする。 | |の回りの問題を解こうとする。 | |態| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |考| | 六の段の答えは,かけ算のきまり| | |え| |で簡単に求められるよさに気づく。| | |方| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |表| 四の段の九九を唱え,それを用い| | 六の段の九九を唱え,それを用い| |処|て問題を解くことができる。 | |て問題を解くことができる。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |知| | 六の段の九九をつくり方,答えの| | |理| |求め方がわかる。 | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | 六のだんと七のだんの九九 | ま と め | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |時| 10 | 11・12 | 13 T.T| +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |目| 七の段の九九を構成することがで| 七の段の九九を唱えることができ| 学習成果の評価をする。 | | |きる。 |それを用いて身の回りの問題を解決| | |標| |することができる。 | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |1.問題を把握する。 |1.課題をつかむ。 |1.課題をつかむ。 | |つ|+−−−−−−−−−−−−−−+|+−−−−−−−−−−−−−−+|+−−−−−−−−−−−−−−+| | || 七のだんの九九をつくりまし||| 七のだんの九九を正しくおぼ||| 三・四・六・七のだんのもん|| | ||ょう。 |||えよう。 |||だいをとこう。 || | || 7×1=□ 7×4=□||+−−−−−−−−−−−−−−+|+−−−−−−−−−−−−−−+| |か|| 7×2=□ 7×5=□|| | | | || 7×3=□ ||A.六の段の唱え方をおぼえる。 | | | |+−−−−−−−−−−−−−−+| ・ 7×1から順に |2.既習事項を確認する。 | | |2.課題をつかむ。 | ・ 7×9から逆に | | |む|+−−−−−−−−−−−−−−+| ・ 順不同に | | | || 七のだんの九九をくふうして|| ・ 全員・個別・2人組 |B.練習問題を解く。 | | ||つくろう。 || | ア 三・四・六・七の段の九九の| | || ||B.練習問題をとく。 | 計算能力を見る問題 | | |+−−−−−−−−−−−−−−+| ・ 一週間は,7日です。3週間| | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ は,何日ですか。 | イ 乗法を進んで適用する能力を| |み|B.解決の見通しをもち,自力解決| ・ 7のだんの九九のしきになる| みる問題 | |と| をする。 | もんだいをつくりましょう。 | | |お| ・たし算をつかって | | | |す| ・かけ算九九のきまり |C.九九の練習をする。 |C.コンピュータで九九の練習をす| +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ ・ 五の段,二の段,三の段,四| る。 | |た|C.各自の考えを発表し合う。 | の段,六の段のカードをまぜて| | | | ・ 7×1=7 | 練習する。 | | |し| 7×2=14(7+7=14)| ・ 一人で |5.次時の学習を知る。 | | | 7×3=21(14+7=21)| ・ 二人組で | | |か| ・ 七の段の答えは,7つずつ| ・ 先生と | | | | ふえていく。 | | | |め| |5.九九カードゲームをする。 | | | |D.類題を解く。 | ・ 神経衰弱 | | |る| ・ 7×7〜7×9の答えをも| ・ ばば抜き | | | | とめましょう。 | ・ カルタ | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | |ま|6.学習のまとめをする。 |E.コンピュータで九九の練習をす| | |と|+−−−−−−−−−−−−−−+| る。 | | |め|| 七のだんも,かける数が1つ|| | | |る||ちがうと,答えが7ちがう。 ||7.学習のまとめをする。 | | | || ||+−−−−−−−−−−−−−−+| | | |+−−−−−−−−−−−−−−+|| かけ算九九は,かける数が1|| | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+|ちがうと,答えがかけられる数|| | |ひ|7.練習問題をする。 ||だけちがっていく。 || | |ろ| |+−−−−−−−−−−−−−−+| | |め| | | | |る|8.次時の学習を知る。 |8.次時の学習を知る。 | | | | | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |ポ| 七の段の答えは,かけ算のきまり| 既習事項を活用させる。 | 既習事項を活用させる。 | |イン|をつかうと簡単に求められることに| | | | ト|気づかせる。 | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |関| | 七の段の九九を用いて,進んで身| 乗法に関心を持ち,進んで乗法を| |意| |の回りの問題を解こうとする。 |用いようとする。 | |態| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |考| 七の段の答えは,かけ算のきまり| | | |え|で簡単に求められるよさに気づく。| | | |方| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |表| | 七の段の九九を唱え,それを用い| 三・四・六・七の段の九九の計算| |処| |て問題を解くことができる。 |が確実にできる。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ |知| 七の段の九九のつくり方,答えの| | | |理|求め方がわかる。 | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ 7.本時の指導 (1)目標  四の段の九九を構成することができる。 (2)展開 +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ | | 学 習 内 容 と 活 動 | 活動への支援・留意点 | 備 考 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ | |1.問題を把握する。 | | | | |+−−−−−−−−−−−−−+|・ コンピュータの実物投影|準 | |つ|| 四のだんの九九をつくりま|| 機能を使って,問題を提示| コンピュータ| | ||しょう。 || する。 | | | || 4×1=□ 4×4=□|| |評 | |か|| 4×2=□ 4×5=□|| | 問題の意味を| | || 4×3=□ || |つかむことがで| | || || |きたか。 | |む|+−−−−−−−−−−−−−+| |(観察) | | | | | | | | | |評 | | |2.課題をつかむ | | 課題をつかむ| | |+−−−−−−−−−−−−−+|・ 教師と児童で課題を作る|ことができたか| |5|| 四のだんの九九をくふうし|| ようにさせる。 |。 | |分||てつくろう。 || |(観察・発表)| | || || | | | |+−−−−−−−−−−−−−+| | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ | |3.解決の見通しをもち,自力解|・ 三の段の九九をつくった|準 | |み| 決をする。 | とき,どのような工夫をし| ヒントカード| |と| ・ たし算をつかって | たか確かめさせる。 | | |お| ・ かけ算の性質をつかって| |評 | |す| |・ 戸惑っている子には,コ| 既習事項をも| | | | ンピュータによるヒントカ|とに答えを出す| |5| | ードを用意する。 |ことができたか| |分| | | | | | | |(ノート・発表| | | | |) | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ | |4.各自の考えを発表し合う。 | | | |た| ・4×1=4 |・ 三の段のときと同じよう| | | | 4×2=8(4+4=8)| に四の段は4つずつたして| | |し| 4×3=12(8+4=16)| いけばよいことに気づかせ| | | | 4×4=16(12+4=16)| る。 | | |か| 4×5=20(16+4=20)| |評 | | | |・ かけ算の性質をつかうと| かけ算の性質| |め| ・ 答えが4ずつふえている。| 簡単に四の段の答えが出る|をつかうよさに| | | ・ 1つまえの答えに4たせば| よさに気づかせる。 |気づいたか。 | |る| よい。 | | | | | | |(ノート・発表| | | | |) | | | | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ | | 学 習 内 容 と 活 動 | 活動への支援・留意点 | 備 考 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ |た|5.類題を解く | | | |し| ・ 4×6〜4×9 | | | |か| | | | |め|6. 「かける数」「かけられる数」 |・「かける数」「かけられる| | |る| を知る。 | 数」を式や図に対応させ | | |17| | て理解させる。 | | |分| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ |ま|7.学習のまとめをする。 | |評 | |と|+−−−−−−−−−−−−−+|・ マスキングの方法でまと| 学習したこと| |め|| 四のだんは,一つ前の九九|| めさせる。 |をまとめること| |る||の答えに4をたすと,かんた|| |ができたか。 | |5||んにできます。 || | | |分|| || |(ノ−ト・発表| | |+−−−−−−−−−−−−−+| |) | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ |ひ|8.練習問題をする。 | |評 | | |(1)かけ算九九のきまり,用語| | 練習問題を解| |ろ| の問題(ヒット問題) |・ 練習問題は,到達,定着|くことができた| | | | 発展の3段階とする。 |か | |め|(2)かけ算九九の構成の問題 | |(プリント) | | | (2塁打問題) |・ 戸惑っている子には,か| | |る| | け算のきまりをつかえばよ| | | |(3)コンピュータを活用した問| いことを気づかせる。 | | |13| 題(ホームラン問題) | | | |分| | | | | | | | | | |9.次時の学習を知る。 | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ (3)評価 ・ かけ算のきまりをつかうと,四の段のかけ算九九が簡単にできるよさに気づいたか。                                (数学的な考え方) ・ 四の段の九九の作り方,答えの求め方が分かったか。(知識・理解)   2組の子供たちは、話し合って学習課題を作り、自分なりの考えで問題解決できるよう  になってきている。しかし、落ち着きがなく聞き落としの目立つ子が数人いる。前提テス  トの結果、繰り上りのあるのたし算 引かれる数が18までの繰り下がりのあるひき算は  、ほとんどの子が計算できていたが、指を使う子が2人、不正確な子が3人いた。