印刷用紙:A4横 1ページの行数:40 1行の文字数(半角で):112   −−以下 指導案本文−−                  第3学年 算数科学習指導案                                    日 時 平成8年9月6日(金)5校時                                    学 級 3年3組 男15名 女15名 計30名                                    授業者 佐 々 木 義 昭                                          1.単元名 「かけ算のひっ算(1)」 (東書3年上 P70〜P79) 2.単元について  (1)教材について     乗法九九については2学年で学習しているが、3学年ではその後を受けて、第1単元で乗法九九についての理解を    まとめたり、40×3や300×5のような、乗法九九に帰着して計算する乗法の暗算を学習している。     この単元では、それをもとにして2位数、3位数に1位数をかける計算を導入し、乗法の筆算形式とともに、その    計算の原理や手順について理解を図ることを主体としている。なお、その際に十進位取り記数法の原理、分配法則の    考え、乗法の(基準の大きさ)×(基準の大きさを単位とした数)という意味についての理解を深めるように意図し    ている。2位数、3位数に1位数をかける計算は、後に学習する多位数に多位数をかける計算の基礎にあたっている    ので、計算の原理や手順を確実に理解するとともに、技能的にも十分高めておくことが必要である。     かけ算の筆算のよさは、暗算による念頭処理が難しい場合、九九を用いて部分積を記録し加えていくことにより、    思考の負担が軽減され、誤りが少なくなる点にある。また、分配法則の考えがそのまま筆算形式に生かされているこ    とにより、かけ算の原理理解がより深められるということも、よさである。かけ算は日常生活で適用する機会が多い。    計算が複雑になっても筆算で簡単に処理できるというよさを子ども達は感じ取り、日常生活で活用していくことがで    きると考える。  (2)児童について     3年生になってから子ども達は、0のかけ算、かけ算のきまり、何十、何百のかけ算の学習をしてきている。診断    テストによると、0のかけ算とかけ算のきまりについては、ほとんどの子が習得している。何十、何百のかけ算につ    いては、2人の子を除いてほとんどの子が習得している。未習のかけ算の筆算については、30名中全問正解が6名、    ほぼ理解している子が1名、残りの子ども達は解くことができなかった。これは、乗数の段の九九を使い、被乗数の    一の位の数との積は求めることはできるのだが、十の位以上の数との積の処理のしかたを理解していないためのつま    ずきである。かけ算を筆算で解くことは、4分の3の子ども達にとっては未知のことと言える。     つかむ・見通す段階では、問題の構造を把握することができるようになってきている。ためす段階での問題を解こ    うとする意欲は皆、十分にあるのだが、自分の考えを積極的に発表しようという意欲がやや不足気味であり、発言す    る子が固定化されてきていると言える。自分の考えをなかなか持てない子が2名おり、教師の支援を必要としている。    練り上げる段階では、友達の考えのよいところを見つけようとする意欲がだんだんでてきている。また、教師の中心    発問をもとにして、子ども達の力でまとめることが、徐々にできるようになってきている。  (3)指導について     本単元は、3つの小単元から構成されている。       第1小単元「2けたの数に1けたの数をかける計算」では、筆算の原理・手順の理解に重点を置き、位取り記数法    や乗法九九の理解をもとにして、子ども達の手で筆算形式を創造していくようにしたい。ここでは特に位取りに気を    つけ、部分積の数の大きさを明確にするように留意したい。     第2小単元「3けたの数に1けたの数をかける計算」では、2位数×1位数の発展として、既習の筆算のしかたか    ら類推して、3位数×1位数の筆算のしかたを導き出すようにしたい。結合法則も取り上げるが、買い物等の具体的    な場面を背景にして、その意味が捉えられるようにしたい。     第3小単元「まとめ」では、理解の程度により、個人差が出てくると思われるので、どこでつまずいているのかき    ちんと把握し、個に応じた支援をしていきたい。     「つかむ」段階では求めるもの、分かっていることを確認し、問題構造を把握して、かけ算が適用できることに気    づくことができるようにしたい。また、既習事項と比較することにより、十分課題意識を持つことができるようにす    る。「見通す」「ためす」段階では、自分の選んだ方法で取り組むことを認め、その子の考えのよさを引き出してい    きたい。     「練り上げる」段階では、発表された考えのよさを出し合い、そのよさを活用しながら、中心発問によって練り上    げていく。中心発問によって練り上げの視点(共通性、妥当性等)を提示すれば、子ども達の手で練り上げることが    でき、よりかけ算の原理理解を深めることができるものと考える。 3.単元の目標 +−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | 関心・意欲・態度 | 数学的な考え方 | 表現・処理 | 知識・理解 | +−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ |・2、3位数×1位数の計算 ・2、3位数×1位数の計算|・2、3位数×1位数の計算 ・2、3位数×1位数の筆算| | のしかたを、既習の乗法計 |のしかたや筆算のしかたを| を筆算で正確にできる。 |のしかたを理解できる。 | | 算のしかたをもとに考えよ |数の構成や十進位取り記数|・乗法の結合法則を計算に用 ・乗法の結合法則を理解でき| | うとする。 |法をもとに乗法九九に帰着| いることができる。 |る。 | | |させて考えることができる| | | +−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ 4.指導計画と評価計画 (全12時間)              +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |時| 目 標 | 指 導 内 容 | 評 価 計 画 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | ☆診断テスト | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |(1)2けたの数に1けたの数をかける計算(P.70〜73)・・・5時間 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・部分積が1けたの2位数×1|・乗法の筆算形式の原理及び手順 |(考え方) | |本| 位数の計算のしかたを考える|・部分積が1けたの2位数×1位数の筆算によ| 部分積が1けたの2位数×1| |時| ことができる。 | る計算 |位数の計算のしかたを考えるこ| | | | |とができるか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |4|・さまざまな2位数×1位数の|・2位数×1位数(一の位の数との部分積が2|(表現・処理) | | | 計算を筆算ですることができ| けた)の筆算による計算 | 2位数×1位数の筆算の原理| | | る。 |・2位数×1位数(十の位の数との部分積が2|や方法を理解し、その計算を筆| | | | けた)の筆算による計算 |算ですることができるか。 | | | |・2位数×1位数(部分積がみな2けた)の筆| | | | | 算による計算 | | | | |・2位数×1位数(部分積を加えたとき繰り上| | | | | がる)の筆算による計算 | | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |(2)3けたの数に1けたの数をかける計算(P.74〜78)・・・6時間 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・部分積が1けたの3位数×1|・乗法場面の意味の拡大 |(考え方) | | | 位数の計算のしかたを考える|・部分積が1けたの3位数×1位数の筆算によ| 2位数×1位数の計算のしか| | | ことができる。 | る計算 |たをもとに、3位数×1位数の| | | | |計算のしかたを考えることがで| | | | |きるか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |3|・さまざまな3位数×1位数の|・3位数×1位数(一、十の位の数との部分積|(表現・処理) | | | 計算を筆算ですることができ| が2けた)の筆算による計算 | 3位数×1位数の筆算の原理| | | る。 |・3位数×1位数(百の位の数との部分積が2|や方法を理解し、その計算を筆| | | | けた)の筆算による計算 |算ですることができるか。 | | | |・3位数×1位数(部分積がみな2けた)の筆| | | | | 算による計算 | | | | |・3位数×1位数(部分積を加えたとき繰り上| | | | | がる)の筆算による計算 | | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・乗法の結合法則について理解|・乗法の結合法則 |(知識・理解) | | | することができる。 | | 乗法の結合法則について理解| | | | |することができるか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・2、3位数×1位数の計算の|・学習内容の適用と習熟 |(関・意・態) | | | 問題を解くことができる。 | | かけ算の筆算のよさを感じ、| | | | |進んで問題を解こうとしている| | | | |か。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |(3)まとめ(P.79)・・・1時間 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・かけ算のいろいろな問題を解|・学習成果の診断 |(表現・処理) | | | くことができる。 | | 筆算を用いて乗法の問題を解| | | | |くことができるか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ 5.本時の指導  (1)本時の目標     部分積がみな1けたになる場合の2位数×1位数の計算のしかたを考えることができる。  (2)本時教材のよさ     子ども達は2年生で乗法九九を学習し、3年生でも0の乗法や何十、何百×1位数の暗算を学習してきた。また、    「あまりのあるわり算」では、わり算の筆算方法について学習し、部分積が記録されることにより、ひき算が簡単に    できるという筆算のよさを感じ取った。     本時では、2位数に1位数をかける乗法の筆算形式を導入し、その計算の原理や手順の理解を図ることになる。何    十、何百×1位数の計算であれば、簡単に暗算でできるが、何十何×1位数の計算は、念頭処理が難しくなってくる。    筆算で計算すれば、九九を2回用いてそれぞれの部分積を記録し、加えていけば答えが得られる。筆算で計算すれば、    思考の負担が軽減され、誤りが少なくなり、かけ算の原理理解を深めることができるという点が、本時教材のよさで    あると考える。子ども達は、他の方法と比べることにより、筆算を使えばより簡単に速く計算ができるというよさを    感じ取ることができるであろう。また、筆算を使えば、被乗数が3ケタ以上になっても、簡単に計算できるのではな    いかという見通しを立てることができるであろう。  (3)本時指導の工夫    @「複数の方法に複数の支援をする」     事前テストの結果から判断すると、「ためす」段階では様々な方法で取り組むことが予想される。7名は筆算で取    り組むし、残りの子ども達は図やたし算で取り組むものと思われる。そこで、「つかむ」段階では、子ども達の思考    が筆算に偏らないように、課題を「かけ算の答えの求め方を考えよう」と設定する。「見通す」段階では複数の方法    がでてくると思われるので、自分なりの方法で解くことを認め、一人ひとりの考えのよさを引き出していきたい。「    ためす」段階では、方法別にヒントカード等を用いて、つまずいている子を支援し、自力で問題を解いたという成就    感を味わうことができるようにしたい。    A「発表と中心発問から練り上げる」     「練り上げる」段階では、子ども達が自分の考えを発表し合い、できるだけ子ども達の力で練り上げを深めていっ    てもらいたい。そこで、発表者が発表しているときには、聞き手は発表者の考えのよさを探しながら聞く。そしてそ    のよさについて発表する場を設定する。さらに、それぞれの考えのよさと、「それぞれの考え方で同じところはどこ    ですか」という中心発問とをもとにして、本時のまとめを子ども達の手で行えるようにしたい。具体的には、それぞ    れの考え方の共通性に目を向ける中心発問をすることにより、かけ算の原理理解をより深め、かけ算の筆算形式を子    ども達自身で導き出すことができるようにしたい。  (4)展開                                                 +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ |段階| 学 習 内 容 ・ 活 動 | 子どものよさを生かす工夫(◎:評価) |備 考| +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ | | | | | | |1.問題の把握と課題の設定 | |学習プリント | | (1)問題を把握する。 | | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−+ | | | つ | | 1まい32円の工作用紙を3まい買いました。| |紙板書| | | |だい金はいくらですか。 | | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−+ | | | | ・問題を読み、構造をつかむ。 |・求めるものは何か、分かっていることは何かを捉え、問| | | か | | 題の構造がつかめるようにする。 | | | | ・立式をする。 |・ことばの式で表すことにより、なぜかけ算の式で表すこ| | | | @数式 | とができるのか考え、かけ算の意味理解をより深める。| | | む | Aことばの式(1まいのねだん×買った数=だい金) | | | | ・既習事項と比較する。 |・九九(1位数×1位数)との違いを捉え、課題意識を持| | | | | つことができるようにする。 | | | | (2)課題を設定する。 | | | | | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | | |7分| |課題・2ケタ×1ケタのかけ算の答えの求め方を考えよう。| | | | | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | |◎本時の学習課題を理解することができたか。(学習プリント) | +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ | | | | | | 見 |2.見通しの設定 | | | | 通 | ・課題解決の見通しを立てる。 |・結果の予想は答えのおおよその目安にする。 | | | す | 《結果の予想》@96円A90円くらい|・予想を立てることのできない子を把握し、個別的な支援| | | | B100円くらい | の目安にする。 | | |3分| 《方法》(かけ算の)筆算、たし算、図、|・解く方法については、子ども達に選択させる。 | | | | ことば |◎課題解決のための見通しを持つことができたか。(挙手・発表) | +−−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ | | | | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | |3.自力解決|| 自力解決からまとめまでの流れ ・一つの方法だ| | | | |+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | | ・見通しに||ア.(かけ算の)筆算で イ.たし算で |ウ.図で |けでなく、複| | | | |+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | | 従って問|| | | |数の方法で解| | | た | 題を解く|| 32 | 32+32=64 | |くようにする| | | | || × 3 | 64+32=96 | ・早く解き終わ| | | | || −−−−−− | | | | | | | || 96 | | |った子は、自| | | | || | 答え 96円 | |分の解き方の| | | め | || 答え 96円 | | |説明を書くよ| | | | || | | |うにさせる。| | | | || | | | | | | | || | | | | | | | |+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | す | || 解き方の根拠となる考え ・発表する子に| | | | |+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | | ||・乗数の段の九九を使 ・32×3をたし算で表す ・30円が3つで90円 |は、自分の考| | | | || う。 |と、32が3つあるので| 2円が3つで 6円 |えを説明でき| | | | ||・一の位から順に計算 |32+32+32となる。 | 合わせて96円。 |るように準備| | | | || する。 | | |を促す。 | | | | ||・十の位の数との積を | | ◎自分なりの考 | | | || 十の位に書く。 | | |えで問題を解| | | | |+−−−−−−−−−−+−−−−+−−−−+−−−−−−−−−−+ | | |12分| | | き、答えを求| | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | || 予想される子どものつまずき |めることがで| | | | |+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | | ||・一の位の計算のあと ・32×3をたし算で表す ・図で表すことができ |きたか。 | | | | || どうしたらいいか分 |ことができない。 | ない。 | (学習プリント)| | | | || からない。 | | | | | | | |+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | | || 解き方別による教師の支援 | | | | | |+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | | ||・32円は、30円と2円に ・32円の工作用紙が、3|・おはじきを与え、具 | |ヒントカード | | || 分けられることを図 |まいあるということ| 体物操作による支援 | | | | | || 示したヒントカード |を図に表すよう助言| をする。 | | | | | || を提示する。 |する。 | | | | | | | | | | +−−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ | | | | | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | |4.練り上げ|| それぞれの解き方のよさ ・発表の時には| | | | |+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | |(1)方法別に ||・九九を使って簡単に ・今までに習ったたし|・計算のしかたが分か |解き方だけで| | | 練 | 発表する。|| 速く計算できる。 |算で計算できる。 | りやすい。 |なく、自分の| | | | |+−−−−−−−−−−+−−−−+−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | |(2)練り上げを | 考え方の根拠| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | り | する。| | | も発表できる| | | |+−−−+−++−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | 中心発問 || 練り上げでの検討 |ように支援す| | | || |+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | 上 | それぞれの ||・かけられる数を一の ・一の位、十の位と、 |・かけられる数を位ご |る。 | | | | 考え方で同 || 位、十の位に分けて |位をそろえて計算し| とに分けて計算して ・聞き手には、| | | げ | じところは || 計算している。 |ている。 | いる。 |友達の考えの| | | || |+−−−−−−−−−−+−−−−+−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | | どこでしょ | | よさを見つけ| | | || | +−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | る | うか。 | |かけられる数を位ごとに分けて計算している。 | るように促す| | | |+−−−−−+ +−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | | | | ・中心発問をも| | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | |(3)課題に対す | まとめ・かけられる数を位ごとに分けて計算します。 |とに共通性に| | | | るまとめを | 《筆算のしかた》  32   32   32 |着目できるよ| | |15分| する。 || × 3 → × 3 → × 3 |うにする。 | | | | || −−−− −−−− −−−− | | | | | || 6   96 ・筆算形式を知| | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | |◎2位数×1位数の計算のしかたが分かったか。(挙手・発表・学習プリント) らせる。 | +−−+−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ | | |・今日の学習を生かして筆算で取り組もうと呼びかける。| | | 確 |5.練習問題による定着 |・筆算の練習問題を解くことを通して、そのよさを感じ取| | | か | ・練習問題を解く。 | らせたい。 | | | め | |・つまずいている子どもに対しては、位取りに着目して個| | | る | | 別支援を図る。 | | | | |◎学習したことを使って練習問題を解くことができたか。| | |4分| | (学習プリント) | | +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ | | | | | | 振 |6.学習内容のまとめ |・感想を書かせ、一人ひとりの授業での頑張りを認め、次| | | り | ・「わかったか」「がんばったか」「よ| の学習の意欲化を図りたい。 | | | 返 | さに気づいたか」等について振り返る|◎友達の考えのよさや学習内容のよさを振り返ることがで| | | る | ・次時の学習について知る。 | きたか。(学習プリント・発表) | | |4分| | | | +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+  (5)評 価     部分積がみな1けたになる場合の2位数×1位数の計算のしかたを考えることができたか。   A:かけ算の筆算のしかたを自分で考え出すことができる。   B:かけられる数を位ごとに分けて考えることができる。   C:問題を解くことは不十分であるが、自力で問題を解こうとする。  (6)板書計画 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | +−−−−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−+ | | 問題 | |課題 | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | 式 | | | | +−−−−−−−−−−−+ | | 結果の予想 | | 方法 | | | |+−−−−−−−−++−−−−−−−−++−−−−−−−−−−−++−−−−−−−−+ | || || ||まとめ || | | || 子どもの考え || 子どもの考え || || 子どもの考え | | || (小黒板) || (小黒板) || || (小黒板) | | || || || || | | || || || || | | |+−−−−−−−−++−−−−−−−−++−−−−−−−−−−−++−−−−−−−−+ | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+