印刷用紙:B4縦 1ページの行数:65 1行の文字数(半角で):112   −−以下 指導案本文−−   第4学年  算数科学習指導案 日 時  平成8年9月6日(金)   5校時 学 級  4年1組 男24名 女16名 計40名                                   授業者  佐  藤   正  寿 1,単元名  「小数」 (東書4年下 P4〜P17) 2,単元について  (1) 教材について    小数のよさは、はしたの量を測りきることができる点にある。たとえば、はしたの量がでたらその単位を10等分した   単位で測るが、それでもはしたの量が出たら、またその単位を10等分した単位で測るというように、一連の操作によっ   て連続量を測りきることができる。その有用性は小数のよさそのものである。また、小数指導は十進位取り記数法の発   展といえる。だから、加法計算においても減法計算においても整数の場合と同じ考えで行うことができる。そういう点   では発展性のある教材であり、それもよさと言える。 この小数について子ども達は、3年生で小数第1位までのしくみや加減計算について学習してきた。本単元では、そ   れを小数第3位まで拡張して、小数を抽象数として考えることが大切になってくる。それと同様に大切な点は、小数が   整数と同じ十進構造であるということである。小数の位取りの原理、相対的な大きさ、大小比較もこの十進構造をもと   にすると理解することが容易になる。小数の加減計算については、小数点以下のけた数がそろっている場合にはわりと   簡単にできる。しかし、そのけた数がそろっていない場合には、位をそろえることが必要になり、子ども達がつまずき   やすい点と思われる。  (2) 児童について 子ども達は3年生で、小数第1位までの小数の学習をしてきている。診断テストによると、一定の量を小数に表す問   題、小数の構成に関する問題、位がそろった小数の加減計算については、二人の子を除いてほとんで習得してきている。   ただ未習の小数第2〜3位の似たような問題については、半分以上の子が解くことができなかった。これは、小数も整   数と同じ十進構造になっていることを十分に理解していないからと思われる。また、「3.6+0.835」といった位がそろ   わない加減計算ができた子は7人だけであり、小数の位をそろえて計算することは大部分の子ども達にとっては未知の   ことといえる。    学習意欲に関しては、1学期の最初の頃に比べて、問題を解こうという意欲はだんだん出てきており、解き方の発表   も進んで行いたいという子どもが増えてきた。ただし、つかむ・見通す段階で問題を構造的に把握する力はやや弱い。   また、問題に対する自分なりの考えを持っていても、それを積極的に表現しようという点がやや不足気味であり、課題   である。練り上げる段階の発表場面でも、自分の考えの根拠を説明する点や友だちの考え方のよさを見つける点につい   ては不十分であり、教師の支援が必要と言える。  (3) 指導について 本単元は4つの小単元から構成されている。    第1小単元「小数の表し方」と第2小単元「小数のしくみ」では、子ども達が理解しやすいように、具体物の測定の   問題を導入で行う。実際に、「m」「〓」「kgとg」といった小数を必要とする単位の測定を行い、それをもとに小   数の概念の形成、小数の構成の理解、十進構造の理解へと抽象化したい。その時に、より効果的に理解するために、図、   表、数直線等を用いるようにする。    第3小単元「小数のたし算とひき算」では、小数の加減算では位をそろえて計算するように一般化していく。その場   合に理解する際の手助けとして、図や整数への置き換えといった様々な方法で支援していきたい。また、単に「位をそ   ろえて筆算をする」といった形式的な指導にならないように留意していきたい。この第3単元と第4小単元「練習とま   とめ」では、理解の程度により個人差が出てくると思われる。そこで、適宜個に応じた支援を心掛けていきたい。    つかむ・見通す段階では、問題を構造的につかむような手立てを工夫していきたい。たとえば、問題文に線を引いた   り、気づいたことを書き込むようにしてといった方法である。また、既習事項との違いを常に意識させるために、今ま   での学習内容を想起される発問を随時組み入れながら、ためす段階に結び付けていきたい。 練り上げる段階では、ねらいによる深く迫るために次の三つの点に留意していきたい。一つ目は、解き方の発表の際   にその手順だけではなく、自分の考え方の根拠を示すということである。教師が事前に発表の方法を具体的に教えたり、   発表時に補助発問を行ったりして、考え方の根拠を引き出すようにしたい。二つ目は、子どもたちが発表を聞く時に友   だちの考えのよさに迫っていくように支援することである。特に各小単元の導入では様々な解き方が出てくると思われ   る。それらのそれぞれの考え方のよさを発見できるように視点を与えていきたい。三つ目は、中心発問をより生かすこ   とである。中心発問は間接的な練り上げの視点(共通性、妥当性等)の提示である。その視点に鋭く迫る子どもの発言   を意図的に取り上げ、まとめに迫っていきたい。 3,単元の目標 +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ | 関心・意欲・態度 | 数学的な考え方 | 表現・処理 | 知識・理解 | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ ・既習の学習内容をもとに、 ・小数も整数と同じように十進 ・小数第3位までの数を読 ・小数の表し方や位取りの | |小数の加減計算のしかたを| 位取り記数法になっているこ |んだり書いたりすること| 原理、相対的な大きさに | |考えようとする。 | とを説明することができる。 |ができる。 | ついて理解できる。 | ・進んで日常生活の中に小数 ・整数の加減の計算原理を、小 ・小数の加減計算をするこ ・小数の加減計算の筆算の | |を用いようとする。 | 数の加減の計算に応用できる。 とができる。 | しかたを理解できる。 | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+ 4,指導計画と評価計画 (全12時間) +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |時| 目 標 | 指 導 内 容 | 評 価 計 画 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | ☆診断テスト | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |(1) 小数の表し方(P.4〜7)・・・3時間 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・ の位までの小数の概念、|・ の位までの小数の記|(考え方) | | | 書き方、読み方を理解するこ| 数法と命数法 | の位までの単位ではかれないはしたの量の大| | | とができる。 |・小数の構成と数直線への|きさを表すには、さらに小さな単位をつくっていけ| | | | 表示 |けばよいことに気づくことができるか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・ の位の小数の概念、書き|・ の位までの小数の記|(表現・処理) | | | 方、読み方を理解することが| 数法と命数法 | の位までの小数を読んだり、書いたりするこ| | | できる。 |・小数の構成と数直線への|とができるか。 | | | | 表示 | | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・複名数で表された測定値は、|・複名数で表された測定値|(表現・処理) | | | 小数を用いると単名数で表せ| を小数を用いて単名数で| 前時で習ったことをもとにして複名数を単名数に| | | ることを理解することができ| 表すこと |直すことができたか。 | | | る。 | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |(2) 小数のしくみ(P.8〜11)・・・3時間 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・0.1、0.01、0.001を分数で表す|・小数と分数との比較 |(知識・理解) | | | ことにより、小数のしくみを| 0.1= 、0.01= | 小数と分数の比較から、小数のしくみを理解する| | | 理解することができる。 | 0.001= |ことができたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・小数の位取りの原理と十進構|・小数第3位までの位取り|(知識・理解)◎(考え方) | | | 造について理解することがで| の原理 | 小数の位取りの原理を理解し、整数と同じ十進位| | | きる。 |・小数の十進構造 |取り記数法になっていることに気づくことができたか。 +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・小数の数直線表示と順序性を|・小数の数直線表示と順序|(考え方)◎(知識・理解) | | | 理解することができる。 | 性 | 小数の大小は整数と同じ考え方で比べられること| | | |・小数の相対的な大きさ |に気づき、小数の相対的な大きさの表し方を理解で| | | | |きたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ (3) 小数のたし算とひき算 (P.12〜15)・・・4時間 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・末尾の位がそろっている場合|・末尾の位がそろっている|(考え方) | | | の小数の加法計算の方法を理| 小数どうしの加法計算 | 小数のたし算も整数のたし算と同じようにできる| | | 解することができる。 | |ことに気づいたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・末尾の位がそろっていない場|・末尾の位がそろっていな|(表現・処理) | | | 合の小数の加法計算の方法を| い小数の加法計算 | 末尾の位がそろっていない場合の小数の加法計算| | | 理解することができる。 | |ができたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・末尾の位がそろっている場合|・末尾の位がそろっている|(考え方) | | | の小数の減法計算の方法を理| 小数どうしの減法計算 | 小数のひき算も整数のひき算と同じようにできる| | | 解することができる。 | |ことに気づいたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |1|・末尾の位がそろっていない場|・末尾の位がそろっていな|(表現・処理) | |本| 合の小数の減法計算の方法を| い小数の減法計算 | 末尾の位がそろっていない場合の小数の減法計算| |時| 理解することができる。 | |ができたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |(4) 練習とまとめ(P.16〜17)・・・2時間 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |2|・小数のいろいろな問題を解く|・学習内容の適用と習熟 |(関心・意欲・態度)◎(表現・処理) | | | ことができる。 |・学習内容の診断 | 小数の問題を正しく解くことができたか。 | | | | | 進んで小数の問題を解こうとしていたか。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ 5,本時の指導  (1) 本時の目標    末尾の位がそろっていない場合の小数の減法計算の方法を理解することができる。  (2) 本時教材のよさ    子ども達は前時までに、小数の加法計算と末尾の位がそろっている小数の減法計算について学習してきている。その   過程で、整数の場合と同じように位をそろえることにより計算ができることを理解してきている。    本時でもその既習事項を活用して、末尾の位がそろっていない場合の小数の減法計算を解くことができる。そのもと   になっているのは、小数が十進構造になっているという点であり、この減法計算を通してその構造を改めて理解するこ   とができる。このように、おおもとである十進構造をもとに既習事項を活用して解くことができる点が本時教材のよさ   である。これらの考えを使うと、小数第4位以下の減法計算をすることも可能であり、発展性の面でも価値のある教材   といえる。ただ、このよさを感じ取らせるためには、単に「位をそろえて計算する」といった機械的・形式的な指導を   しないように配慮する必要があると考える。  (3) 本時指導の工夫   @「方法を具体的に確認し、複数の方法に複数の支援をする」 本時は、既習事項を用いた方法で解くことが可能であるという点が特徴的である。そこで、見通す段階で解く方法だ   けにとどまらず、具体的にどうひき算をしていくのかを確認をしたい。また、ためす段階では、解く方法別に既習事項   にかかわるヒントカード等を用いて、位をそろえること等でつまずいている子に支援していき、可能な限り自力で問題   を解き、成就感を味わうようにしたい。   A「発表と中心発問から練り上げる」 本時の指導の重点は、子供たちの力で可能な限り練り上げを深めるという点にある。そのために、まず練り上げの時   間を十分に保障する。また、発表の時には、単に問題解決の手順だけでなくどんな考えをもとにして解いたかも言うよ   うにさせたい。聞き手には、それぞれの考え方のよさについても触れるように配慮する。そして、それらの考えの中で、   「それぞれ、どんな点が同じですか」という中心発問をもとにして、その視点から本時のまとめに迫っていきたい。  (4) 展 開 +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ |段階| 学 習 内 容 ・ 活 動 | 子どものよさを生かす工夫(◎:評価) 備 考 | +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ | | | | | | |1.問題の把握と課題の設定 | 学習 | | | (1) 問題を把握する。 ・問題文から立式はすぐにできると思われるが、既習問 | プリント| | つ | | 題とどう違うか話し合わせ、その違いに気づかせたい。| | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ | | | || 5.2kgあったさとうのうち、3.76kg使いました。 | 紙板書 | | か || のこりは何kgですか。 | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ | | | | ・何の問題かを考え、立式をする。 ・ひかれる数とひく数では、末尾の位が違うことに着目 | | | む | | させ、前時の違いから本時の課題に結びつけていく。 | | | | (2) 課題を設定する。 | | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+ | | |4分| |課題・位がちがう小数のひき算の答えの求め方を考えよう | | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+ | | | | ◎本時の学習課題を把握できたか。(挙手・発表) | | +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ | | | | | | | 2.見通しの設定 | | | | | ・課題解決の見通しをたてる。 ・それぞれの結果の予想の根拠まで聞くようにする。ま | | | 見 | 《結果の予想》@1kgぐらい A1.44 | た、結果の予想は答えのおおよその目安にする。 | | | 通 | kg B1.56kg ・予想を立てることのできない子を把握し、個別的な支 | | | す | 《もとにする考え》 位ごとにひいたらよいのでは 援のめやすとする。 | | | | ないか ・それぞれの解く方法については、ある程度説明させて | | | | 《方法》 図 | から解くようにする。 | | |6分| 筆算1(整数に置き換える) ・解く方法については、子供たちに選択させる。 | | | | 筆算2(小数のまま計算する) ◎課題解決のための見通しを持つことができたか。(挙手・発表) | | | | | | +−−+−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ | | | | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | 3.自力解決 || 自力解決からまとめまでの流れ | | | | | |+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ | | | | ・見通しに ||ア、図で |イ、筆算その1 |ウ、筆算その2 | | | | | |+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ | | | | 従って問 || | | | | | | | ||+−−−+−−+−−−+ | | | | | | 問題を解 ||| 1 |0.1 | 0.01 ・0.01をもとにして・そのまま引く ・ひとつの方法だ | | | | ||+−−−+−−+−−−+ | | | | | | く。 ||| | | | 整数に置き換える | けではなく、複 | | | | ||| | | | 520 | 5.20 | 数の方法で解く | | | | ||+−−−+−−+−−−+ | | | | | | || ↓ | −376 | −3.76 | ようにする。 | | | | ||+−−−+−−+−−−+ −−−−− | −−−−− | | | | | ||| 1 |0.1 | 0.01 | 144 | 1.44 ・早く解き終わっ | | | | ||+−−−+−−+−−−+ | | | | | | ||| | | | | | た子は、自分の | | | た | ||| | | | 0.01をもとにし| | 解き方の説明を | | | | ||+−−−+−−+−−−+たので、答えは |答え 1.44kg 書くようにさせ | | | | || 答え 1.44kg |1.44kg | | る。 | | | | |+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ | | | | || 解き方の根拠となる考え | | | | | |+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | | | め | | ・1kgを0.9kgと0.1kg・どちらも100倍にし ・既習事項から引かれ | | | | || に分けて、小数第1 て整数にした。その る数の小数第2位は | | | | || 位と小数第2位に繰 引き算の答えを100| 0と考えて、答えを・発表する子には、 | | | || り下げて答えを出し 分の1にして答えを 出した。 | 自分の考えを説 | | | す | || た。 | 出した。 | | 明できるように | | | | |+−−−−−−−−−+−−−−+−−−−+−−−−−−−−−+ | | | | | | 準備を促す。 | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | || 予想される子どものつまずき ◎自分なりの考え | | | | |+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | | | | | ・1kgをどう繰り下げ・144のどこの小数・引かれる数の小数第 で問題を解き、 | | | | || ていいのかわからな 点をうつのかわから 2位に0を書かずに 答えを求めるこ | | |12分| || い。 | ない。 | 位をそろえずに計算 とができたか。 | | | | || | | してしまう。 |(学習プリント)| | | | |+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | | | | || 解き方別による教師の支援 | | | | | |+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | | | | | ・繰り下がりを図示し・十進構造の表をヒン・もとにする考えに基 ヒント | | | || たヒントカードを提 トカードとして提示 づいて解くように促 カード | | | || 示する。 | する。 | す。 | | | | | |+−−−−−−−−−+−−−−+−−−−+−−−−−−−−−+ | | | | | | | | +−−+−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ | | | | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | |4、練り上げ || それぞれの解き方のよさ ・発表の際には、 | | | | |+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | | | |(1) 方法別に発| ・繰り下がりの計算を・整数に置き換えるの・すぐに答えを出すこ 解き方だけでな | | | | 表する。 || まちがえにくい。 | で計算が簡単だ。 | とができる。 | く、自分の考え | | | | |+−−−−−−−−−+−−−−+−−−−+−−−−−−−−−+ | | | 練 |(2) 練り上げを| | 方の根拠も発表 | | | | +−−+−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | する。| | | できるように支 | | | |+−−−+−+|+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | | | り | 中心発問 ||| 練り上げでの検討 | 援していく。 | | | || ||+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | | | | それぞれ、ど | ・1kg、0.1kg、0.01kg ・3ケター3ケタのひ・ひかれる数の小数第・聞き手には、友 | | | 上 | んな点が同じ || の単位ごとに分けて き算で、位ごとにひ 2位に0を書き加え 達の考えや表現 | | | | ですか。 ||| ひいている。 | いている。 | ることにより位をそ のよさを考える | | | |+−−−−−+|| | | | | | | げ | || | | ろえている。 | ように促す。 | | | | |+−−−−−−−−−+−−−−+−−−−+−−−−−−−−−+ | | | | | | ・中心発問をもと | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | | | る | || 位ごとにそれぞれ解いているが、0を書き加える方法が簡単に に共通性に着目 | | | | || できる。 | してまとめに迫 | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | | | |(3) 課題に対す| | る。 | | | | | +−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+ | | | | るまとめをす| まとめ・位をそろえて、あいている位に0を書き加える | | | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | |15分| る。 | ・整数−小数でも同様にできることを確かめる。| | | | |◎位がちがう小数の計算のしかたがわかったか。(挙手・発表) | | +−−+−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ | | | | | | 確 |5.練習問題による定着 ・つまずいている子どもに対しては、位をそろえることに| | | か | ・練習問題を解く。 |着目して、個別支援を図る。 | | | め | ・答え合わせの時には、答えだけでなく、どのように空位| | | る | |に0を補ったかについても確認したい。 | | | | ◎学習したことを使って練習問題を解くことができたか。| | |4分| (学習プリント) | | +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ | | | | | | 振 |6.学習内容のまとめ ・感想を書かせ、一人ひとりの授業でのがんばりを認め、 | | り | ・「わかったこと」「できるようになった | 次の学習の意欲化を図りたい。 | | | 返 | になったこと」「よさ」等についてふりか ・特に、学習内容のよさについてふれている感想をとり | | | る | える。 | あげていきたい。 | | | | ・次時の学習について知る。 ◎友達の考えのよさや学習内容のよさをふりかえること | | |4分| | ができたか。(発表・学習プリント) | | +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+  (5) 評 価     末尾の位がそろっていない場合の小数の減法計算ができたか。   A:小数−小数の計算も、整数−小数の計算もすることができる。 B:小数−小数の計算をすることができる。 C:筆算では計算することについては不十分であるが、図を用いて計算することができる。  (6) 板書計画 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | |+−−−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−−+ | ||問題 | |課題 | | || | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | 式 結果の予想 方法 | | | |+−−−−−−−++−−−−−−−+ まとめ +−−−−−−+ | || || |+−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | || 子どもの考え||子どもの考え || | |子どもの考え| | ||(小黒板) | (小黒板) || | (小黒板) | | || || |+−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | || || | | | | |+−−−−−−−++−−−−−−−+ +−−−−−−+ | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+