印刷用紙:B4縦 1ページの行数:65 1行の文字数(半角で):118   −−以下 指導案本文−−                           第2・4学年 算数科学習指導案                                       日時  平成8年9月26日(木)5校時                                       対象  第2学年,男子2名,女子6名,計8名                                           第4学年,男子4名,女子2名,計6名                                       授業者 畠 山 早 苗           < 第2学年>                        <第4学年>                               1.単元名「8.3けたの数のたし算」 | 1.単元名「9.小数」 | 2. 単元目標 | 2. 単元目標 ○数のしくみに着目したり既習の計算方法を活用したり | ○長さやかさなどの量を表すのに進んで小数を用いようとす して,筆算形式による3位数の加法計算の方法を考え| る。 (関心・意欲・態度) ようとする。 (関心・意欲・態度) | ○小数も整数と同じ十進構造になっていること, 及び小数の ○筆算形式による3位数の加法計算を2位数の加法計算 | 加減計算も既習の加減計算をもとに考えられることに気づ をもとに発展的に考えることができる。 | く。                (数学的な考え方) (数学的な考え方)| ○小数の加減計算ができる。       (表現・処理) ○筆算形式による3位数の加法計算ができる。 | ○小数の表し方や位取りの原理,及び小数の加減計算のしか (表現・処理)| たがわかる。            (知識・理解) ○筆算形式による3位数の加法計算のしかたが分かる。  (知識・理解)| | | 3.単元設定の理由 | 3.単元設定の理由 (1)単元について | (1)単元について 2年生1学期までに | 3学年では,測定値の端数部分を表す数として,小数 ・被加数,加数の位をそろえて上下に書くこと | 第1位までの小数を導入し,これを用いて小数の仕組み  ・一の位から位ごとに順に計算すること | や加減計算を学習している。本単元では小数の第3位ま ・一の位で繰り上がりのある場合の処理のしかた | で拡張し,小数を抽象数として認めることができるよう の学習をしてきた。 | にすることを主なねらいとしている。 本単元で取り扱う加法計算は3位数までのものであ | 小数も整数と同じように,10等分するごとに,位が1つ り,繰り上がりが2回に及ぶ場合にまで発展させ,加 | 右へ進むということ, さらに, 「 小数も整数と同じよう 法計算の基本的な理解と技能を確実なものにすること | に10倍ごとに位が1つ左へ進む 」 ということを, おさえ  をねらいとしている。 | る。 本単元では,3位数どうしの加法を中心に取り扱う | これが, 小数も整数と同じ十進数であることの認識につ  が,3つのステップに分けて展開する。 | ながる。 小数のこうした仕組みの理解は, 小数の単位と @繰り上がりのない計算と一の位でくりあがりのあ | 相対的な大きさ, 大小比較の認識につながる。 る計算 | 小数の加減計算については, 3学年で小数についても A十の位で繰り上がりのある計算, | 加減計算できることをおさえ,簡単な場合の加減計算を  B一の位,十の位でともに繰り上がりのある計算 | 学習してきている。本単元では,範囲を小数第3位まで  @は2位数の場合について第2単元「2けたの数のた | 拡張すると同時に,小数の加減の筆算形式の理解と計算 し算」で既習ずみである。その学習内容を筆算の原理 | 技能の習熟を図る。         や手順で確かめながら発展的に考え,A, Bについて | も類推的に学習を進めることができる。 | |         <2学年>                          <4学年> (2)児童について                     (2)児童について      2年生は初めのころ複式学習にかなりのとまどいが       4年生は,リーダーを中心に自分たちで学習を進められ     見られた。このごろは,かなり落ち着きが出て来て集      る。また,算数の学習の進め方も分かり,次の段階は何か 中し学習に取り組めるようになってきた。また,リー | を考えられるようになっている。問題解決の場面でも1つ ダーを中心に学習を進めることができるようになって | の方法でできたら別な方法も進んで考えるなど熱心に学習 きた。 | する。 また, 発表にも意欲があり, 自力解決をみんな発表 2年生は,どの子も明るく子供らしい活気に充ちて | したがる。       いる。算数についてはブッロクやおはじきなどの具体 | 4年生は全体的にゆっくりとした進行状況なため,まと 物を操作することを喜んでし, 加減計算も家庭学習で | めや練習の段階では時間が足りなくなりがちだった。その 進んで取り組んでくるなど自主的態度が見られる。 算 | ため, 自力解決の時間を示し, その時間内で考えるように 数の学習ではしっかりと自分の考えを持ちながら問題 | させ, 発表のとき書けなっかたところは口頭で補足説明さ に挑みいろいろな方法で解決しようとし意欲的である。| せるようにしている。 加減計算については, 繰り上がりや繰り下がりで時 | 小数については, 体重や陸上記録などで使っているため 間がかかる上ミスをするため, 長さやかさや時間の学 | ある程度のなじみはあるものの整数と違って複雑になるよ 習のように喜んではいない。 | で苦手意識をみんな持っている。 準備テストの結果を見ると, 一の位で繰り上がりの | 準備テストの結果は, 液量や数直線を小数を用いて表す ある計算(2位数+2位数)の場合はほとんどの児童 | ことや小数の構成については忘れていたり, はっきりしな が繰り上がりを正しく処理していた。しかし, 位をそろ| いようなつぶやきが多く誤答も多かった。 小数の加減計算 え計算することは理解していても (2位数+1位数, | では繰り上がり, 繰り下がりによるミスが少しあったもの 1位数+2位数)のような計算では位をそろえないで | のほとんどが正確に計算できていた。また, 文章題での立 筆算をした結果, 誤答となっているものもいくつか見 | 式も正しくできていた。 られた。 | | (3)学習にあたって | (3)学習にあたって 筆算形式による3位数の加法も2位数の計算と同じよ | 既習事項である0.1で計ってもまだ端数部分が生じる場面 うに,位ごとの基礎計算を繰り返すことによって和が求 | で新しい単位が必要なことに気づかせ0.1を10等分した新し られることや,百の位への繰り上がりと同じ考え方で処 | い単位を導き出すようにする。 そして, 小数も整数と同じ 理できることを既習の計算方法と関連づけ, それを用い | ように十進位取り記数法の仕組みによって表されていること いながら自力解決できるよう気づかせていきたい。 | 気づかせたい。 本時の指導では, 筆算の方法のみに終始することなく | 本時の学習では, 小数点の位置に気をつけ, 同じ位はどれ 10が10集まって 100ができ百の位に繰り上がることを視 | かを大切に扱い指導したい。 計算する際には, いつも答えの 覚的にとらえ筆算との対応で理解できるようにしたい。 | 見当をたて出た答えと比較し, 小数点の打ち忘れによる誤り また, 繰り上がりでつまずいているような場合は具体 | を防ぎたい。 また, 間接指導が多くなるので考えに行きづま 物や数カードなどを用い支援していきた。 | た時の手掛かりとなるような既習事項の掲示やヒントカード | を用意しておきたい。 |      5.学習計画と支援の手立て   2年生 (8時間扱い) <3けたの数のたし算> +−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ 小単元 時数 学   習   内   容   関| 考  表| 知   支  援  の  手  立  て     +−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |オリ 1  前提学習と学習計画 | | | | |(準備テストの実施と補充学習) | +−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | ||・3位数と1〜3位数(繰り上がり| | | | | 既習の35十24の計算と比較させ,似て | | 1  なし)の筆算のしかた |○| ○ | | | いるところに目をつけることによって,3位 | | || | | | | | 数の計算手順を考えるようにする。 | | ++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 3 ||・3位数と1〜3位数(一の位で繰| | | | | 既習の2位数十2位数の計算で,一の位で | | け 1  り上がりあり)の筆算のしかた | | |○| ○ | 繰り上がる計算と対比して考えるように支援 | | た || | | | | | する。 | | ++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | の ||・2〜3位数十2〜3位数(十の位| | | | | 十の位での繰り上げ方の見通しが容易とな | | 数 1| で繰り上がりあり)の筆算のしか|○| | | ○ | るような数カードの図を用意し,それを基に | | の || た <本時> | | | | | 考えさせるようにする。 | | ++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | た || ・2〜3位数十2〜3位数(十の位| | | | | それぞれの位ごとの計算をていねいに扱い | | し 1  一の位で繰り上がりあり)の筆算|○| |○| | 常に10のまとまりを1と考える十進位取り | | 算 || のしかた | | | | | の原理を意識させるように取り扱う。 | | ++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | || ・2〜3位数十2〜3位数(十の位| | | | | 繰り上がりを忘れたり,その処理を誤った | | 1| で波及的繰り上がりあり) の筆算|○| |○| | りするミスを防ぐため答えの見積りをしてか | | || のしかた | | | | | ら計算させたい。 | | ++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | || | | | | | 個々の実現状況に対応できるよな補充問題 | | 1| ・学習内容の習熟と適用 | | |○| ○ | を準備する。 | | || | | | | | | +−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | ま || | | | | | 事後(P2)テスト,ワークテストを実施 | | と 1| ・学習成果の評価 | | ○ |○| ○ | する。 | | め || | | | | | | +−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+  4年生(14時間扱い) < 小数 > +−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ 小単元 時数 学  習  内  容   関| 考  表| 知    支 援 の 手 立 て | +−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | オリ 1| 前提学習と学習計画 | | | | |(準備テストと補充学習) | +−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 小 || ・1/100の位までの小数の概念, 書 | | | | ・3年生のときに,はしたの量を処理するとき | | 数 2  き方, 読み方 |○| |○| |にどのように考えたかを思い出させ新しい単 | | の || | | | | |位を考えさせるようにする。 | | 表 ++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | し ||・1/1000の位までの小数の概念, | | | | ・複名数を単名数で表すとき, Kgとgを切り離し | | 方 1| 書き方, 読み方 | | ○ | | ○ |まず, gをKg単位で表すように支援する。 | +−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | || ・小数の仕組み | | | | ・1から順に10等分していく過程の図を準備し, | | 小 1| | | ○ |○| |視覚的に大きさの関係をとらえさせる。 | | 数 ++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | の || ・小数の位取りの原理 |○| ○ | | ・数直線上に示された整数と小数を比べながら, | | し 1| | | | | |共通点を考えさせるようにする。 | | く ++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | み || ・小数の十進構造, 相対的な大きさ| | | | ・大小については整数と同じ考えで, 上の位から| | 1| 大小関係 |○| ○ |○| |比べていくことをおさえる。 数直上では右にあ| | || | | | | |る数ほど大きくなることをおさえる。 | +−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | ||・小数第2位までの小数どうしの加 | | | | ・整数の場合と比較しながら,考えさせる。 | | 1 法計算     <本時> |○| ○ | | | | | ++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | ||・小数第3位までの小数どうしの加| | | | ・0.800は0.8と等しい大きさであるから, 末尾の| | 小 1| 法計算 | | ○ |○| ○ |00は省略してもよいことに気づかせる。 | | 数 ++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | の ||・小数点以下のけた数のそろってい | | | | ・小数のけた数がそろっていなくても小数点をそ| | た 1| ない加法計算 | | ○ |○| |ろえて計算することに気づかせる。 | | し ++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 算 ||・小数第2位までの小数どうしの減 | | | | ・たし算の計算と同様に小数点の位置をそろえる| | と 1 法計算 | | ○ |○| |ことをしっかりと確認する。 | | ひ ++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | き ||・小数点以下のけた数のそろってい | | | | ・0をおぎなってけた数をそろえれば, 今までの | | 算 1 ない減法計算 | | ○ |○| |計算と同じであることをおさえる。 | | ++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 1 ・学習内容の適用と習熟 | | |○| ○ ・実現状況に配慮し補充指導をする。 | | || | | | | | | +−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | ま || | | | | | | | と 1 ・学習成果の評価 | | ○ |○| ○ ・事後(P2)テスト・ワークテストをする。 | | め || | | | | | | +−−−++−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−−+−+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    6.本時の指導  (1) 目標                              <2学年>                <4学年> ・ 既習の加法計算と十の位で繰り上がりのある計算と | ・小数の加法計算のしかたを進んで考える。 の違いが分かり, 2位数の加法の筆算を3位数の場 | (関心・意欲・態度) 合に拡張して適用しようとする。 | (関心・意欲・態度) | ・小数の加法計算を既習の計算をもとに考えることがで ・ 2,3位数十2,3位数(十の位で繰り上がりあり)の筆算 | きる。 (数学的考え方) のしかたが分かる。         (知識・理解) |  (2) 展開                                                     +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−+ |段| 第   2   学   年 | 第 4   学   年 |段| | +−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−++−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ | |階| 支援と評価 | 学 習 活 動 形態 | 学 習 活 動 | 支援と評価 |階| +−+−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−++−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+−+ | | 1.問題を見て内容をとらえる。 || 1.問題文を読み意味や内容を | | | | | +−−−−−−−−−−−−+ || | とらえる。 ・リーダー中心に| | | | | 284十342の計算のしかた| || | |進めさせる。 | | | | | | || +−−−−−−−−−−−−−+| | | | | |を考えましょう。 | || | 2.64Kgのりんごを, 重さが|| | | | | +−−−−−−−−−−−−+ || |1.73Kgの入れ物に入れると, || | | |つ| 2.学習課題をつかむ。 || |全体の重さは何Kgになります|| |つ| | |・前時までの学習 |T:前に勉強した式と, どこが || |か。 || | | | | | || +−−−−−−−−−−−−−+| | | | | を掲示し手掛か | ちがいますか。 || | | | | | | りにし考えさた |C:前は一の位で繰り上がりが 直間 |L:聞いていることは何ですか。 | | | | | い。 | あったけれども, 今日の式 || |C:全体の重さは何Kgかです。 | | | | |・今までのたし算 | は十の位で繰り上がりがあ || |L:分かっていることは何です | | | |か| との違いをおさ | ります。 || | か。 ・問題文の意味が|か| | | え教師とともに | || |C:2.64Kgのりんごです。 |つかみやすいよ| | | | 課題をつくるよ |T:課題は何にしますか。 || |C:1.73Kgの入れ物です。 |うに図を準備し| | | | うにする。 |C:十の位で繰り上がりのある || |L:どんな式になりますか。 |立式できるよう| | | | | 3けたのたし算のしかたを || |C:2.64十1.73です。 |させたい。 | | | | | 考えよう。 || | | | | |む| +−−−−−−−−−−−−−+|| 2.学習課題をつかむ。 | |む| | | | 十の位で繰り上がりのある||| |L:3年の小数のたし算の勉強と | | | | | |3けたのたし算のしかたを考||| | どこがちがいますか。 ・3年の学習なの| | |4| |えよう。 ||| |C:3年のときは,小数第1位どう |で既習の学習内| | |分| +−−−−−−−−−−−−−+|| | うしの計算だったけれども, |容を掲示し比較| | +−+−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | | | | || | 今日の計算は小数第2位のた |できるようにし| | | | 3.解決の見通しを持つ。 || | し算になっている。 |たい。 | | |予| |・答えの見通しを持つ。 || | | | | | |・どうしてそのよ |T:答えはいくつぐらいになり 接接 |L:今日の学習課題は,何にしま | | | |想| うに考えたのか | そうですか。 || | すか。 | | | | | 根拠も言わせた |C:500より多くなる。 || |C:小数第2位どうしのたし算の | | | |す| い。 |C:600ぐらいになる。 || | しかたを考えようです。 | | | | | | || +−−−−−−−−−−−−−+| | | |る| |・方法の見通しを持つ。 || | 小数第2位どうしのたし算の| ・学習課題をつか| | | |・十の位で繰り上 |T:どんなやり方で答えを出し || |しかたを考えよう。 ||むことができた|6| | | がった数はどこ | ますか。 || +−−−−−−−−−−−−−+|か。(挙手・発表)|分| | | の位に繰り上げ |C:数カードの図を使い,やって || +−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+−+ | | たらよいかおさ | みる。 || 3.解決の見通しを持つ。 | |予| | | える。 |C:計算でやります。 || |・答えの見通しを持つ。 | |想| |4| |C:筆算でやります。 || |L:答えはいくつぐらいになり | |す| |分| | || | そうですか。 | |る| +−+−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−++−+ | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−+ |段| 第 2 学 年 | 第 4 学 年 |段| | +−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−++−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ | |階| 支援と評価 | 学  習  活  動 形態 | 学 習 活 動 | 支援と評価 |階| +−+−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−++−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+−+ | | 4.自分の考えた方法でやってみ || | | | | | | | る。 || |C:3より多い。 ・予想のした数の|予| | | |T:自分の考えたやり方でやっ || |C:4より多い。 |わけも言わせた| | | | | てください。 間直 |C:2.6と1.7で4.3Kgぐらい。 |い。 |想| | | | || | | | | | |・早く解決した児 |@図 || |・方法の見通しを持つ。 | |す| | | 童にはほかの方 | ← || |T:どんなやり方で答えを出しま ・方法だけでなく| | | | |+−+++++++++++ || | | | | | | 方法も考えやっ | 100| 10 10 10 10| 1|1 || | すか。 |手順も言わせた|る| | | |+−+++++++++++ || | | | | |や| てみるよう支援 | | | || |C:図でやります。 |たい。 | | | | |+−+++++++++++ || | | | | | | する。 | 100| 10 10 10 10| 1|1 接接 |C:同じ位どうしをたしていき | | | | | |+−+++++++++++ || | | | | | | +−−−+−−−−−+−−−−|| | ます。 ・解決方法の見通| | | | |+−+++++++++++ || | | | | | |・自分の解決方法 | 100| 10 10 10 10| 1|1 || |C:筆算でやります。 |しを持つことが|4| | | |+−+++++++++++ || | | | | | | を説明する準備 | | | || | |できたか(発表)|分| | | |+−+| | ++−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+−+ | | をさせたい。 | 100|| | || 4.自分の考えた方法でやってみ | | | | | |+−+| | || | | | | | | | | | || | る。 | | | | | |+−+| | || | | | | |っ| | 100|| | || |T:自分の考えたやり方でやっ ・早く解決した児| | | | |+−+ || | | | | | | | 626 || | てみてください。 |童には違う方法| | | | | || | |でも考えるよう| | | | | || |@図 |支援する。 |や| | |・2位数の加法の |A計算 |個 | | | | | | 筆算を3位数の |200+300=500 | | | | | | | 場合に拡張して |80+40=120 | | ・解決に戸惑って| | |て| 適用しようとし |4+2=6 | | |いる児童には分| | | | たか。 | |別 | |銅の図を手掛か| | | | (関・意・態) |500+120=620 620+6=626 || | |りとして考える|っ| | | | || | |よう支援をする| | | | |B筆算 || |A同じ位どうしの数をたす。 | | | | | | 284 || | 1/100の位  4+3=7 ・小数の計算を既| | | | | +342 || | 1/10の位 6+7=13 |習の計算をもと| | | | | −−−−−− || | | | | | | | 626 || | |に考えることが| | |み+−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−++−+ 繰り上げる |できたか。 |て| | | 5.自分の考えた方法を発表する || | | (考え方)| | | | |T:発表してください。 || | 1の位 1+2+1=4 | | | | | |C: (@発表) (質問) || | | | | | | |C: (A発表) (質問) || | 437 | | | | | |C: (B発表) (質問) || | | |み| | | | 直間 B筆算 ・発表の仕方も考| | | | |T:同じところ,似ているところ || | 2.64 |えさせたい。 | | | |・同じところ, 違 | はどこですか。 || | +1.73 | | | | | | || | −−−−−− | | | | | うところに注意 |C:一の位は一の位どうし,十の || | 4.37 | | | |る| して聞くように | 位は十の位どうし,百の位は || | | |る| | | | || +−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ | | | させたい。 | 百の位どうしで足している || | | | | | | |C:十の位で繰り上がった数は || 5.自分の考えを発表する。 | | | | | | 百の位に繰り上げている。 || |L:発表してください。 | | | | | | || |C:(@発表) (質問) | | | | |・10が10で 100に | 接接 |C:(A発表) (質問) | | | | | なって百の位に |T:違うところはどこですか。 || |C:(B発表) (質問) | | | | | 繰り上がってい |C:A,Bは計算をしているけ || | | | | | | くことに気づく | れど@は図で考えている。 || | | | | | | | || | | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−+ |段| 第 2 学 年 | 第   4   学   年 |段| | +−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−++−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ | |階| 支援と評価 | 学 習 活 動 形態 | 学 習 活 動 | 支援と評価 |階| +−+−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−++−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+−+ | | | || | | | | | | |C:@,Aは百の位からたして || |L:同じところ,似ているところ | | | |や| | いるけれど,Bは一の位か || | はどこですか。 | |や| | | | らたしている。 || |C:どれも位ごとに足している。 | | | | | | || |C:1/10の位の数を1の位でたし | | | |っ|・それぞれの考え |T:発表のなかで良いところは 直間 | ている。 | |っ| | | の良さを見つけ | どこですか。 || |C:A,Bは計算している。 | | | | | る。 |C:@は早くて簡単にできる。 || |L:違うところはどこですか。 | | | |て| |C:@分かりやすいし間違いが || |C:@は図でやっていて,AB | |て| | | | 少なくてすむ。 || | は計算でやっている。 | | | | | |C:一の位からたしていくと,繰 || |L:良いやり方はどれですか。 ・良さのわけも言| | |み| | り上がりのあるとき便利で || |C:筆算が早く,間違いなくでき |たい。 |み| | | | す。 || | る。 | | | | | | || |C:筆算が簡単にでき,分かりや | | | |る| 6.解決方法をまとめる。 接接 | すい。 | |る| | | || | | | | | | || 6.類題を解く。 ・良さを確かめる| | | | || |L:良いやり方で別な問題をや ・小数の加法計算| | | | || | って見ましょう。 |を進んで考える| | | | || | | (関・意・態)|22| |24| || | | |分| |分| | || | | | | +−+−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−++−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+−+ | | 7.本時の学習をまとめる。 || 7.解決方法をまとめる。 | | | |た| |L:今日の勉強をまとめましょ || |T:今日の学習をまとめます。 |た| |し|・課題にかえって | う。 || | |し| |か| 考えさせたい。 +−−−−−−−−−−−−−+|| | |か| |め|・十の位で繰り上 | 十のくらいでくり上がる数||| | |め| |る| がりのある筆算 |は百のくらいにくり上げます。 || | |る| | | のしかたが分か +−−−−−−−−−−−−−+ 間直 | | | |3| ったか。 | || | |3| |分| (関・意・態) | || | | |分| +−+−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+| +−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+−+ | | 8.練習問題を解く。 || 8.練習問題をする。 | | | |ふ|・終わった児童か |L:練習問題をしてください。 || |T:練習問題をしてください。 ・位をそろえるこ|ふ| | | ら教卓の上の答 | || | |と小数点の打ち| | |り| えで答え合わせ | || | |忘れがないよう|り| | | をし,反省・感想 | || | |支援する。 | | |か| を書いておく。 | || | ・終わった児童は|か| | | | || | |答え合わせをし| | |え| 9.ふりかえる 接接 9.ふりかえる |感想を書く。 |え| | | |L:今日の勉強の感想を発表し || |T:今日の学習の感想を発表し | | | |る| | てください。 || | てください。 | |る| | | | || | | | | | | 10.次時の予告をする。 || 10.次時の予告をする。 | | | |10| |T:次の勉強もたし算の計算の || |T:次も今日とは違う小数のた | | | |分| | しかたの勉強をします。 || | し算のしかたを勉強します | |10| | | | || | | |分| +−+−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−++−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+−+  (3)評価   <2年生> +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | | A (十分満足できる) | B(おおむね満足できる) | C(努力を要する) | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | | | ・既習の加法計算と十の位で繰 |・既習の加法計算と十の位で繰 ・教師の支援により2位数の加 | | | り上がりのある計算との違い | り上がりのある計算との違い | 法の筆算を3位数の場合に拡 | |関心・意欲・態度| が分かり,2位数の加法 算 | に気づき,2位数の加法の筆 | 張し適用しようとする。 | | | を3位数の場合に拡張し進ん | 算を3位数の場合に拡張し適 | | | | で適用しようとする。 | 用しようとする。 | | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | ・2,3位数+2,3位数(十の位| ・2,3位数+2,3位数(十の ・教師の支援により2,3位数+| | 知識・理解 |で繰り上がりあり)の筆算のし| 位で繰り上がりあり)の筆算 | 2,3位数(十の位で繰り上が| | |かたがよく分かる。 | のしかたが分かる。 | りあり)の筆算が分かる。 | | | | | | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+    <4年生> +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | | A (十分満足できる) | B(おおむね満足できる) | C(努力を要する) | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | | |関心・意欲・態度 ・小数の加法計算のしかたを進 | ・小数の加法計算のしかたを考 ・教師の支援で加法の計算のし | | | んで考えようとする。 | えようとする。 | 方を考えようとする。 | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | ・既習の学習をもとに小数の加 | ・既習の学習をもとに小数の加 ・教師の支援で既習の学習をも | |数学的な考え方| 法計算を進んで考えようとす | 法計算を考えようとする。 | とにし加法計算を考える。 | | | る。 | | | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+   (4)板書計画    <2年生> +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |+−−−−+ +−−−+ +−−−+ | | もんだい | かだい | |まとめ| | |+−−−−+ +−−−+ +−−−+ | |+−−−−−−−−−−−−−−−−+ 十のくらいでくり上がりのある | || | +−−−−−−−−−−−−−−−+| || 284+342の計算のしかたを考え | 3けたのたし算のしかたを考えよ | 十のくらいでくり上がりがある || ||よう。 | う。 ときは百のくらいにくり上げます。 | || | +−−−−−−−−−−−−−−−+| || | | || |+−−+ +−−−−+ | || 数カードの図 | よそう れんしゅう | || |+−−+ +−−−−+ | || | 500より多い・600ぐらい +−−−−−−−−−−−−−−−+| |+−−−−−−−−−−−−−−−−+ | || | | || | +−−−+ | || | やり方 | | || | +−−−+ | || | 図・計算・ひっ算 | || | +−−−−−−−−−−−−−−−+| | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | | | | | | | | | | | | ( 児 童 の 考 え) | | | | | | | | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+    <4年生> +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |+−−+ +−−+ +−−−+ | | 問題 | 課題 | |まとめ| | |+−−+ +−−+ +−−−+ | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−+ 小数第2位どうしのたし算の | || | +−−−−−−−−−−−−−−−−+| || 2.64Kgのりんごを,重さが1.73Kg | しかたを考えよう。 | 小数第2位どうしの計算も小数第|| ||の入れ物に入れると, 全体の重さは | |1位のときと同じように位をそろえ|| || | +−−+ | || ||何Kgになりますか。 | 予想 | |て書き計算します。 || || | +−−+ +−−−−−−−−−−−−−−−−+| || | 3より多い・4より多い | || | +−−+ | || 絵 図 | 4.3ぐらい |練習| | || | +−−+ | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−−−−+| | +−−−+ | || | やり方 | | || | +−−−+ | || | 図 ・ 計算 ・筆算 | || | | || |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+| || || || || || || || || |+−−−−−−−−−−−−−−−−+| || | | || (  児 童 の 考 え ) | | || | | || | | || | | || | | |+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+