印刷用紙:A4縦 1ページの行数:49 1行の文字数(半角で):152   −−以下 指導案本文−−   第3・4学年複式算数科学習指導案 | | 日 時 平成8年10月25日(金) 2校時 | 児童数 3年 男子1名 女子1名 計2名 | 4年 男子2名 女子1名 計3名 指導者 伊 藤 未 央 | 1.単元名 円と球(新しい算数上 東京書籍p.27〜33) | 1.単元名 いろいろな四角形(新しい算数上 東京書籍p.92〜101) | 2.単元の目標 | 2.単元の目標 ◎共通目標 図形の構成要素に着目して、図形の性質を理解する。 ○円や球の概念や性質を理解し、それらを構成したり用いたりすることができ    ○台形や平行四辺形、ひし形などの基本的な図形についての理解を深め、それ る。 | らの図形を構成要素や位置関係に着目して考察することができる。 [関・意・態]円や球の美しさに関心をもち、身の回りからそれらの図形を     [関・意・態]身の回りから、台形、平行四辺形、ひし形などの形を見出そ 探そうとする。 | うとする。 [考え方] ひもや厚紙で作った自作コンパスと対比して、コンパスの構    [考え方] 四角形を対辺の平行、辺の長さや角の相等などの観点でとら 造や有用性に気づく。 | えることができる。 円の直径が最長の直線であることから類推して、球の切り口 | は、球の中心を通る平面で切った場合が最大であることに気 | づく。 | [表・処] コンパスを使って指定の大きさの円をかいたり、長さを移し     [表・処] 図形の定義や性質を用いて、台形、平行四辺形、ひし形など 取ったりすることができる。 | の作図ができる。 [知・理] 円や球の概念、及び「中心」、「半径」、「直径」の意味や | [知・理] 台形、平行四辺形、ひし形などの定義や性質がわかる。 性質などがわかる。 | | 3.単元について | 3.単元について (1)教材について | (1)教材について     子供は、基本的な平面図形について図をかいたり組み立てたりしなが    四角形は日常生活に親しみやすい物の形として、子供の身の回りに多     ら、辺や頂点などの「目に見える」ものとしての図形の構成要素につい  く見出すことができる。四角形に限らず、低学年では三角形についても     て考察することを経験している。また、円については、「まる」「たま   身近な具体物を類別したり、構成したりする作業をとおして、図形に対     のかたち」などの表現を用いて、材質や形の大小に関係なく円や球を弁  する親しみを深めながら、図形の特徴や性質をしだいに理解させるよう     別する学習をしてきている。しかし、その概念のとらえ方は曖昧である   にしてきた。1学年で、長方形も四角形も「しかく」として学習し、2     そこで、本単元では「目に見えない構成要素(中心・半径・直径)」 学年では、頂点や辺などの数、辺の長さや角の大きさに着目して類別し     に着目させながら、図形としての「円」へと見方を高めていく。また、 | 「正方形」、「長方形」の用語と、その定義と性質を学習してきた。     この学年の発達段階では「円」の概念を論理的に理解させたり、言葉だ 本単元では、以上のような学習を受けて、台形、平行四辺形、ひし形     けで表現させたりすることには抵抗が大きい。このことから、実際の操 を取り上げる。これらの四角形を定義するにあたっては、長方形から四     作をとおしてしだいに円の構成要素の存在に気づいていくような過程を 角形を切り取ったり、長方形を重ねてできた四角形を考察したりする。     構成することが必要である。また、円の作図をとおしてコンパスの機能 さらに、定義と具体事実を対照し、作図をしたり、実測などの活動をと     についても理解させる。 | おして、それらの図形の性質をおさえる学習をする。     球については、具体物を用いながらその特徴をとらえる程度とし、あ なお、このような四角形の学習を支える図形の基本概念である垂直、     まり深入りしない。 平行についての学習が先に行われ、四角形の定義、性質の理解、作図法     本単元は、身の回りにある道具を使って円をかく活動をとおして興味 に対して、重要な働きをする。また、垂直、平行の作図法を用いて、平     ・関心をもたせ、コンパスの操作や円の概念の理解へとすすめていく。 行四辺形と長方形、平行四辺形とひし形について、図形の相互関係を理     また、コンパスでの長さ比べや模様作りなどの操作活動を多く取り入れ | 解させる学習もする。     ることによって意欲を持続させ、単元末にコンパスを使って行う「宝探 本単元では、単元末に学習したことを生かして「宝探し」をすること     し」へとつなげていきたい。 を始めに知らせて興味・関心をもたせ、四角形の学習を進めていく。ま た、作図をする際には、仕上がったものがしおりになるなど学習活動に | 必然性をもたせることによって意欲を高めていきたい。 | (2)子供について | (2)子供について     子供たちは、日常生活の中で円を写し取ったり、フリーハンドでかい    子供たちは、前学年の図形の学習で操作活動に関心をもち、すすんで     たりしてきている。また、個人カルテから、すすんで図形の学習に取り 取り組んでおり、身の回りからその図形を探し出していた。しかし、作     組んだことがわかっている。 | 図の技能がまだ習熟していない子供もみられる。     1、2年の図形の学習内容については、まるや球の特徴は感覚的には 3年生の学習では、平角と補角の関係の問題ができない子供がいた。     理解していたが、図形の名前で忘れているものもあった。 | また、弁別できない図形もあった。     本学年の子供は、算数科全般において発言が活発で、学習に対して意 本学年の子供は、自分の考えを表現したり、操作活動をすることに関     欲的である。しかし、作業に時間がかかったり、雑になったりすること 心がある。しかし、粘り強く最後まで取り組もうという気持ちに欠ける     もある。 | 面もある。     昨年単式学級だったため、間接時の進め方は不充分なところがあるが 間接時は、自分たちで学習を進めていこうという意欲が感じられるよ     二人で協力して学習できるようになってきた。 うになってきた。また、3年生のよさをすすんで認めることもできる。 | (3)指導にあたって | (3)指導にあたって 円の導入では、1点から等距離の点を透明度の高いシートに多数プロ        既習事項の垂直、平行の概念をもとに、長方形の紙を切ったり、重ね ットし、このシートを数枚重ねて円に近い形にするという学習をする。 たりといった操作活動をとおして、台形、平行四辺形、ひし形を導いて このような作業を経験することによって、円の概念をより明確にしてい | いく。 きたい。また、この作業を円の作図方法を考え出すときに役立てていく 平行四辺形、ひし形の導入にあたっては、幅が異なる2枚の長方形を また、いろいろな方法での円の作図をとおして、コンパスの構造や直 重ねて四角形を作り、次に同じ幅の2枚の長方形を重ねて四角形を作る 径と半径の関係を明確にしていく。 | といった、操作活動に一貫性をもたせる。 さらに、コンパスは長さを移し取ったり、一定の長さに区切ったりす 台形、平行四辺形、ひし形と学習が終わった段階で対角線の意味を扱 る機能があり、これらは同じ働きにもとづいていることを明らかにして い、対角線の性質の考察をとおして四角形の理解を深めるようにしてい いきたい。 く。また、作図をとおして長方形と平行四辺形、正方形とひし形につい 球については、具体物や模型を使いながら理解を図っていく。 | ての相互関係を理解させるようにする。 | @単元あたりの指導過程の工夫 | @単元あたりの指導過程の工夫     本単元では、単元をとおして円をかいたり、模様をかいたりする操作 本単元では、単元をとおして宝探しをする方法を知るということで学     活動を多く取り入れていくことで興味・関心を持続させていく。 | 習に対する興味・関心を高めていく。     単元の初めには、いろいろな道具で円をかき、その後の学習への見通 そこで、四角形の概念と作図の仕方を繰り返し学習していく中で、作     しをもち、身の回りに目を向けさせる。 | 図する必然性をもたせ、充分に時間も確保する。     こうした学習を、単元末の宝探しや今後の学習に生かしていくように 四角形を学習した後、既習事項を生かし3年生とともに宝探しをし、     したい。 | 学習を深めていく。 A学習形態の工夫 | A学習形態の工夫 基本的には個別学習とするが、互いのよさを生かすためにもペア学習 個別学習を基本として進めていくが、学習によってはガイド学習を取 を取り入れながら進めていく。 | り入れながら進めていく。 「つかむ」「みとおす」では、4年生にも助言させ、「ひろめる」の また、「ひろめる」においては、作図活動を行うコース別学習を取り 「宝探し」も一緒に行うことによって一体感をもたせていく。 | 入れ、興味・関心を高めることによって意欲化を図る。     また、「ふりかえる」では、お互いを認め合い、次時への意欲化を図 る。 | B学習環境の工夫 | B学習環境の工夫      本単元は、いろいろな道具で円をかいたり模様をかいてコースタ−に 本単元は、身の回りからいろいろな四角形を探す活動があるので、意     したりするなど、子供たちの活動が多いので作業スペースを充分に確保 | 図的に四角形を用意しておく。     しておく。作成したものはコーナーを設けて掲示しておき、意欲につな また、学習したことを生かしていつでも作図ができるように、充分に     げる。 | 作業スペースを確保し、掲示場所も設ける。     単元の始めには、円をかくために用いる道具を用意しておき自分で身 学習コーナーには、子供たちの考えや学習のまとめを随時掲示してい     の回りから探せるようにする。 | き、前時の想起に役立てる。     また、単元をとおして宝物の地図や学習のまとめを掲示していき、次 単元末まで意欲が持続できるように、宝物の地図を単元をとおして掲     時の学習の手助けとし、意欲を持続させていく。 | 示しておく。 4.単元の系統性 5.単元の指導計画 5.単元の指導計画 +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+ | 段 階 | 3学年 | 時 | 4学年 | 段 階 | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+ |つかむ・みとおす 円の概念 | 1 |「台形」の概念と作図 |つかむ・みとおす +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+ |やってみる|コンパスを使って円をかくこと | 2 |「平行四辺形」の概念と作図 |やってみる| | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | |中心、半径の用語の意味や性質 | 3 |平行四辺形の性質 | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | |直径の意味や直径と半径の関係 | 4 |「ひし形」の概念と作図 | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | |コンパスは長さを移し取る機能があること | 5 |ひし形の性質 | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+ |まとめる |コンパスを使って円の模様をかくこと(本時) | 6 |「対角線」の意味、性質(本時) |まとめる | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |ひろめる |球の概念とその性質 | 7 |四角形の相互関係 | | |ふりかえる+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+ | |「練習」「まとめ」 | 8 |「練習」「まとめ」 |ひろめる | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ふりかえる| | |作ってみよう | 9 |作ってみよう | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+ 6.本時の指導 6.本時の指導 (1)目標 (1)目標 ○コンパスを使って円の模様をかくことができる。 | ○各種四角形の対角線に関する性質を理解する。 [関・意・態]◎コンパスの機能に関心を示し、すすんで模様をかこうとす | [関・意・態]◎対角線の特徴に関心を示す。 る。 [考え方] ○各種の四角形によって、対角線の交わり方、長さに違いが [考え方] ○コンパスをどのように使えば、模様をかくことができるか | あることに気づく。 考える。 | [表・処] ○対角線を正確にひくことができる。 [表・処] ○コンパスを使って模様をかくことができる。 [知・理] ○各種四角形の2本の対角線の長さや交わってできる角の大 [知・理] ○コンパスで模様をかく方法がわかる。 | きさなどの対角線の性質がわかる。 | (2)本時における興味・関心を高める指導過程の工夫 | (2)本時における興味・関心を高める指導過程の工夫 @興味・関心をもつ問題提示の工夫 | @興味・関心をもつ問題提示の工夫 教師の作品を提示し、「作ってみたい」「どうやったら作れるんだろ 「宝探し」の最後の見つけ方であることを知らせ、本時への興味・関 う」などの気持ちをもたせ、学習への興味・関心を高めていきたい。 | 心をもたせる。 また、作図する際には、3つのコースから作ってみたい模様を選ぶこ また、既習の四角形をふりかえりながら進めていくことによって学習 とを知らせることによって、さらに関心を高めていく。 | のまとめであることにも気づかせたい。 なお、本時の作図がコンパスの機能のまとめになるような問題提示の 問題提示の四角形は、子供が作図したものを使うことにより学習活動 工夫も行っていく。 | への意欲をもたせる。 | A興味・関心を持続・発展させる単位時間あたりの指導過程の工夫 | A興味・関心を持続・発展させる単位時間あたりの指導過程の工夫 「つかむ」「みとおす」は、早く作りたいという子供の気持ちを大切 「つかむ」では、「宝探し」との関連をもたせることによって、学習 にしながら問題提示の工夫をし、時間をあまりかけずにすすめる。 | 活動への興味・関心をもたせる。 「やってみる」は、自分の選んだコースにじっくりと取り組むことが 「やってみる」では、作業時間を充分に確保し、個別指導にあたる。 できるように作業時間を充分に確保し、個別指導で支援しながら模様を また、ガイド学習を取り入れることによって子供の活動が途切れないよ 完成させたい。 | うにする。 | B個人カルテをもとにした支援の工夫 | B個人カルテをもとにした支援の工夫 1年の個人カルテをみると、「まる」「まるの形」は理解している。 図形の学習については、全員意欲的に取り組んでいた。しかし、作業 一人は、自分の方法を見つけて作業をすすめることができるが、もう一 が雑になりがちな子供や、既習事項を想起することがなかなかできない 人は、方法を見つけることができても、一人で作業をすすめることがむ | 子供には個別指導の際随時支援していく。 ずかしいと予想されるので教師や友達と一緒にすすめるようにする。 直線を引く技能に習熟していない子供には、学習の中で練習させてお | く。 | C学習環境の工夫 | C学習環境の工夫 問題提示の際は、興味・関心をもつことができるように教師が作った 学習コーナーには、いつでも前時までの学習をふりかえることができ コースタ−を用意し掲示しておく。 | るように、子供の作品や学習のまとめを掲示しておく。 また、学習コーナーには、いつでも前時までの学習をふりかえること また、今までに身の回りから見つけ出した四角形や、製作した作品を ができるように、子供の学習活動や学習のまとめを掲示しておく。 | 掲示しておくことにより本時の学習との関連を図る。 (3)本時の展開 【3 年】 【4 年】 +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−+ |段階|興味・関心、意欲を高める手立て・評価 | 支 援 の 手 立 て | 子 供 の 活 動 |形 態| 子 供 の 活 動 | 支 援 の 手 立 て |興味・関心、意欲を高める手立て・評価 |段階| +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−+ | つ |○教師の作品を見せることにより、コ| |1.問題意識をもつ。 | ■ |1.問題意識をもつ。 | |○いろいろな四角形を提示することに| つ | | か | ンパスできれいな模様をかくことに| |+−−−−−−−−−+| ■ |+−−−−−−−−−+| | よって興味・関心をもたせる。 | か | | む | 興味・関心をもたせる。 |・C1には問題に対する感||コンパスをつかって|| ■ ||それぞれの四角形の||・C3に既習の四角形の名| | む | | | | 想を話させたい。 ||いろいろなもようを|| ■ ||向かい合ったちょう|| 前を発表させたい。 | | | | |○最後にはコースタ−にしようという| ||かきましょう。 || ■ ||点を直線でつなぎま|| | | | | | ことで、活動に必然性をもたせ、意| |+−−−−−−−−−+| ■ ||しょう。 || | | | | | 欲を高める。 | | | ■ |+−−−−−−−−−+| | | | | | | | | | ・対角線の用語を知ら| | | | | | | | | | せる。 | | | | | | |・C2に既習事項を想起さ|2.課題をつかむ。 | ■ |2.課題をつかむ。 |・C5に課題作りで発言さ| | | | | | せ課題をたてさせたい。|+−−−−−−−−−+| ■ |+−−−−−−−−−+| せたい。 | | | | | | ||コンパスのはたらき|| ■ ||四角形の対角線の長|| | | | | | | ||をいかしてもようを|| ■ ||さや交わり方を調べ|| | | | | |※すすんで作図に取り組もうとする。| ||かこう。 || ■ ||よう。 || |※すすんで問題に取り組もうとする。| | |7分| [観察、発表]| |+−−−−−−−−−+| ■ |+−−−−−−−−−+| | [観察、発表]|7分| +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−+ | み |○既習の学習を想起させ、それらを使|・C1に円の中心を言わせ|3.解決の見通しをたて|■ |3.解決の見通しをたて|・C3、C4には、学習コ|○学習コーナーには、既習内容や子供| み | | と | って模様作りができることを確認し| 作業への見通しをもたせ| る。 |■ | る。 | ーナーやノートを活用し| のまとめを提示し、自分で見通しを| と | | お | 活動への意欲化を図る。 | る。 | ・長さの移し取り方 |■ | ・長さ | 既習事項を想起させ、発| たてようという意欲をもたせる。 | お | | す | |・C2には半径や長さの移| ・中心、半径、直径 | ■| ・交わり方 | 表させる。 | | す | | |※見通しをたてることができる。 | し取り方を発表させたい| | ■| | |※見通しをたてることができる。 | | |5分| [発表]| | | ■| | | [発表]|5分| +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−+ | や |○つまずいても最後まで取り組めるよ|・C1には、ていねいに作|4.課題を解決する。 | ■ |4.課題を解決する。 |・C5には、様々な特徴に|○じっくりと調べる時間を確保するこ| や | | っ| うに、ヒントカードを用意し励まし| 業をするように励ます。| ・自分で選んだ模様を| ■ | ・対角線をひく。 | 気づかせたい。 | とによって意欲を持続させる。 | っ| | て | ていく。 | つまずいたら、ヒントカ| かく。 | ■ | ・長さを測る。 |・C3には、話し合いをと| | て | | み | | ードをもとに模様をかく| フラワーコース | ■ | ・交わり方を調べる。| おして自信をもって活動| | み | | る | | ようにする。 | クローバーコース| ■ | ・表に整理する。 | するよう助言する。 | | る | | | | | 信号コース | ■ | |・C4には、学習コーナー| | | | | |・C2には、模様をかきな| | ■ | | を想起するように個別指| | | | | | がら中心、半径、直径を| | ■ | | 導で助言する。 | | | | | | 確認させる。 | | ■ | |・活動の途中でガイド学習| | | | | | | | ■ | | を取り入れ、互いの考え|※最後まで取り組むことができる。 | | | | |・早く終わった子供には色| | ■ | | をださせ、もう一度自力| [机間巡視、作品]|18分| | | | もぬらせる。 | | ■ | | 解決に臨ませる。 | | | | |※最後まで取り組むことができる。 | | | +−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−+ |20分| [机間巡視、作品]| | | ■|5.学習のまとめをする|・完成した表をもとにわか|○対角線は四角形によって、いろいろ| ま | +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+ ■| ・調べたことを発表す| ったことを発表するよう| な特徴があることに気づかせる。 | と | | ま |○コンパスのはたらきを生かして、き|・前時までのまとめを参考|5.学習のまとめをする| ■| る。 | に助言する。 | | め | | と | れいなもようをかくことができるこ| にしてC2にまとめさせ| ・わかったことを発表| ■| | | | る | | め | とに気づかせる。 | たい。 | する。 |■ | | | | | | る | | |+−−−−−−−−−+|■ | 図1参照 | | | | | | | ||コンパスのはたらき||■ | | | | | | | | ||・円を正しくかくこ||■ | | | | | | | | || とができる。 ||■ | | | | | | | | ||・長さをうつしとる||■ | | | | | |8分|※自分の考えをすすんで発表する。 | || ことができる。 ||■ | | |※自分の考えをすすんで発表する。 | | | | [発表]| |+−−−−−−−−−+| | | | [発表]|10分| +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−+ | ふ |○4年生に作品を見てもらい、認めて|・自分をふりかえるととも|6.学習をふりかえる。| ■ |6.学習をふりかえる。|・自分をふりかえるととも|○全員に発表させ、認めることによっ| ふ | | り | もらうことによって意欲を高める。| に友達のよさを認めるよ| ・今日の学習について| ■ | ・今日の学習について| に友達のよさを認めるよ| て次時へとつなげる。 | り | | か | | うにさせる。 | ふりかえりカードに| ■ | ふりかえりカードに| うにさせる。 | | か | | え | |・C1には、机間指導によ| 書く。 | ■ | 書く。 |・C3には、机間指導によ| | え | | る | | り自信をもって発表させ| | ■ | | り自信をもって発表させ| | る | | | | たい。 | | ■ | | る。 | | | | |※次時への期待感をもつことができる| |7.次時の学習について| ■ |7.次時の学習について| |※次時への期待感をもつことができる| | |5分| [発表、ふりかえりカード]| | 知る。 | ■ | 知る。 | | [発表、ふりかえりカード]|5分| +−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−+ | (4)評価 | (4)評価 [関・意・態]◎コンパスの機能に関心を示し、すすんで模様をかこうとしたか。 | [関・意・態]◎対角線の特徴に関心を示したか。 [考え方] ○コンパスをどのように使えば、模様をかくことができるか考えたか。 [考え方] ○各種の四角形によって、対角線の交わり方、長さに違いがあることに気づくことが [表・処] ○コンパスを使って模様をかくことができたか。 | できたか。 [知・理] ○コンパスで模様をかく方法がわかったか。 | [表・処] ○対角線を正確にひくことができたか。 [知・理] ○各種四角形の2本の対角線の長さや交わってできる角の大きさなどの対角線の性質 | がわかったか。 (6)板書計画・学習環境計画 【板書計画】 [4 年] [3 年] +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |+−問題−−−−−−−−−−−+ +−課題−−−−−−−−−−−+ | +−問題−−−−−−−−−−−+ +−課題−−−−−−−−−−−+| || | | | | | | | || || | +−−−−−−−−−−−−−−+ | | | +−−−−−−−−−−−−−−+| |+−−−−−−−−−−−−−−+ +−まとめ−−−−−−−−−−+ | +−−−−−−−−−−−−−−+ +−まとめ−−−−−−−−−−+| | 見通し | | | 見通し | || | +−−−−−−−−−−−−−−+ | +−−−−−−−−−−−−−−+| | やってみる | やってみる | | | | | | | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ 【学習環境】 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 黒 板 | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−+ | 教 卓 | +−−− +−−−−−−−−−+ [4 年] [3 年] | 本 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 単 |+−−−−−−+ +−−−−−−+| ふりかえる | +−−−−−− やってみる +−−−−−−+| 3| 元 || C3 +−−−−+ C4 |+−−−−−−−+ | C1 +−−−−−+ C4 || +−−−−− に |+−−−+−−+ +−−−++−+| | +−−+−−−+ +−−+−−−+| | 学 |学関 | | やってみる || | +−−−−|−−−−−−−−−−−−|−−−−+ | 習 年|習す | | +−−−−−−+ || | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−+ コ |内る | | | C5 +−−+| | みとおす・やってみる | |容 | | +−−+−−−+ | | ナ +−−− | +−−−−+−−−−−−−+ | | | 本 +−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | 単 やってみる| みとおす 4| 元 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ に +−−−−+−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |学関 | ワークスペース | | −−−−−−−− 子供の働きかけ | 年|習す | | | −−−−−−−− 子供の動き | |内る +−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |容