授業実践2 小学校 第5学年

この実践は、「四角形と三角形の面積」(東京書籍 新しい算数)の学習終了後に行った。

1 ねらい
示された面積と等しい面積の図形をかくことができる。

2 提示する問題
面積が20平方センチメートルの図形をかきましょう。

3 まとめで取り扱う既習事項
単位の考え  面積を求める公式

4 展開

指導過程 学 習 活 動 留 意 事 項
問題把握 問題の内容をつかむ ・問題文では、面積が決められているが形は決められていないことから、答えは一人一人の考えによっていろいろになりそうなこと、自分の思ったとおりに取り組んでいく問題であることを確認する
解決の計画
自力解決
20 解決の見通しをもつ
自力解決する
・自力解決の前にさらに説明等が必要かどうかを確認し、必要な場合には個別に応じる
・かくことができているかどうか把握し、どの児童も、少なくても1つの図形をかくことができるように支援する
・児童個々の図形を把握しておき、まとめの段階に紹介する
比較検討 20 自分の解答を紹介する
互いの考えを比較する
似ている点により分類し、分類した考えに名前を付ける
・自分の考えの紹介は次の順で行う
1 考えを紹介する
2 考えの似ているところを話し合う
3 似ている考えに名前をつける
・考えの紹介は二人組で行い、できるだけ多くの友達と紹介し会えるようにする。
比較検討 20
まとめ 10 名前をつけたことを学習したことに結び付ける ・1単位時間めの自力解決で児童個々が見つけたきまりを紹介しながら、比較検討の過程で紹介しあい、名付けた名前も発表させ、考えを整理していく
・「四角形と三角形の面積」で学習した「面積公式」や「単位の考え」を想起させる