印刷用紙:A4縦 1ページの行数:45 1行の文字数(半角で):102   −−以下 指導案本文−−          第3学年給食活動指導案(スタイルC)                               平成8年 10月 1日(火)給食時間 3年1組 男子10名 女子12名 計22名                               指 導 者   高  室     敬 1.ねらい  ○一人ひとりが自分の役割を自覚し、意欲的に準備、片付けをすることができる。  ○楽しく気持ちの良い食事の場を考え、だれとでも仲良く食事をすることができる。    2.設定の理由    子どもたちは給食の時間を楽しみにしていて、明るい雰囲気で食事をとり、いつも笑いが絶えず、楽しく給食時   間を過ごしている。給食当番の盛り付けも、残さず盛り分けようとする姿勢が見られ、食べ物を大切にしようとす   る態度が感じられる。どの子も、給食時間となると、食べるという活動の中で自分の本音を出し、それぞれ屈託の   ない笑顔を見せている。    しかし、開放的な気持ちから、準備や後片付けの際に協力する姿勢に欠け他人任せになり、だらだらする雰囲気   があった。そこでスタイルCを取り入れることにより、食事の準備において自分の準備を自分でするだけではなく、   全体のために仕事をする場面を設けた。このことにより、全員で食べる給食の中で、全体を考えたマナーを自覚す   ることができ、楽しい食事につながると考えた。    また、楽しい給食の時間であるが、自分の嫌いな食べ物が出ると、とたんに暗い雰囲気になる子どもがみられる。   残してはいけないという気持ちが強いだけに、自分が残してしまいそうな食べ物が出ると、苦痛になってしまう。   そこで、給食の残さいを利用して、野菜を育てたり脱臭剤として利用したりした。残さいを無駄にしないことで、   残しても嫌な雰囲気を作らない手段をとった。残さいを集める際に励ましの言葉をかけ、徐々に食べられるように   なろうという雰囲気を作り、楽しい食事につなげている。さらに、子どもたち自作の紙のランチョンマットを使用   し、毎日給食時間の座席を変える活動を取り入れた。このことによって、ちょっと気どった新鮮な雰囲気を作り、   だれとでも仲良く食事ができるようにさせたい。いつもの食事とは違った、おしゃれな会食の場を設けることにより、   自然と食べられるような雰囲気を作っていきたい。 3.活動計画 +−−+−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |段階| 期日 | 活  動  内  容 | +−−+−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | 4月12日(金) 準備・片付けの仕方を確 | | | | 学級活動 |認する。 | | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | 4月18日(木) 給食の残さいを肥料にする方法を知る。EM(有効微生 | |事 | ゆとり | 物群)を使って野菜を育てる意味と効果を知る。 | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | 5月 |準備・片付けの仕方を反 | | | | 帰りの会 |省する。 | | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | 6月10日(月) ランチョンマット使用開始。(教師製作) | | | 給食時間 | | | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |6月・7月|準備・片付けの仕方を反 | | | | 帰りの会 |省する。 | | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |前 | 8月 |準備・片付けの仕方を再 | | | | 帰りの会 |確認する。 | | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | 9月21日(土) 準備・片付けの仕方を反 児童自作のランチョンマット製作。(教師が例を示す) | | | ゆとり |省する。 | | +−−+−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |本 | 10月1日(火) ・一人ひとりが自分の役割を自覚し、意欲的に準備、片付けをする。 | |時 | 給食時間 |・楽しく気持ちの良い食事の場を考え、だれとでも仲良く食事をする。 | +−−+−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | 10月 |準備・片付けの仕方を反 | | |事 | 帰りの会 |反省する。 | | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |後 | 10月19日(土) 準備・片付けの仕方を反 児童自作のランチョマット製作。(オリジナル) | | | ゆとり |省する。 | | +−−+−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ 4.本時の活動 +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | 児 童 の 活 動 |支援と評価 | +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |1.準備 | | | |+−−−−−−−+−−−−−−−+−−−−−−−+−−−−−−−+ | | || Aグループ | Bグループ | Cグループ | Dグループ | | | |+−−−−−−−+−−−−−−−+−−−−−−−+−−−−−−−+ | | | @トイレ・手洗 @配膳台を出し、 @教室のゴミを @机を並べふく。|○自分の役割が分から| | | いを済ませ、身 配ぜん台をふく。 拾う。 | |ない場合には、声をか| | 食 | 支度をする。 | | | |ける。 | | || +−−−−−−−+−−−−−−−+ | | | || Aトイレ・手洗 Aトイレ・手洗 | | | | || いを済ませ、身 いを済ませ、身 | | | | |+−−−−−−−+ | +−−−−−−−+ | | | A配膳室から運 支度をする。 支度をする。 Aランチョンマ | | | | 搬する。 | | ットを準備する。| | | || | | +−−−−−−−+ | | 事 || | | Bトイレ・手洗 | | | || | | いを済ませ、身 | | | |+−−−−−−−+−−−−−−−+−−−−−−−+ | | | | B盛り付けをす B牛乳を配る。 Bおぼんとスプ 支度をする。 |○献立の数が多い場合| | || | | +−−−−−−−+ | | | る。 | ーン(はし)を | |には、盛り付けを手伝| | | (パン・ご飯は | 配る。 | |う。 | | || +−−−−−−−+−−−−−−−+ | | | 前 | 当番自身が配っ C盛り付けられ C盛り付けられ C当番の指示に |◇班員と協力しながら| | | てまわる) たおわんを配る。 たお皿を配る。 より、当番の補 |準備活動ができたか。| | |+−−−−−−−+ | | | | | | C食缶や器具を ・配り終えたら ・配り終えたら 助をしたり、そ | | | | 片付ける。 着席して待つ。 着席して待つ。 の他の物を配る。| | | | ・着替えをし着 | | ・配り終えたら | | | 15分 | 席する。 | | 着席して待つ。 | | | |+−−−−−−−+−−−−−−−+−−−−−−−+−−−−−−−+ | | |2.感謝のあいさつ「ありがとうございました」 |○協力して準備できた| | | ・食事環境を整えた全員に感謝する。 |ことをほめる。 | | |3.献立紹介(代表の児童が発表) |◇今日の献立や食品に| | | ・献立名や赤・黄・緑の食品を知る。 |ついて、興味を持って| | |4.ワンポイントアドバイス |聞くことができたか。| | | ・食品の栄養価値などを知る。 | | +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |5.「いただきます」のあいさつ |◇楽しい雰囲気の中、| | 食 | ・食事の提供者に感謝する。 |だれとでも仲良くでき| | 事 | ○気をつけさせること |たか。 | | 中 | ・マナーに気をつけて食事をする。 |○児童と一緒に食事を| | 25分 | ・好き嫌いをせずによくかんで食べる。 |とりながら、児童の頑| | | ・だれとでも楽しく会話をする。 |張りを賞賛したりする。 +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |6.「ごちそうさまでした」のあいさつ | | | | ・感謝の気持ちを込めてあいさつをする。 | | | 食 |7.後片付け |○「残したけどよく食| | | ・残した物、自分の食器等を片付ける。(食べられなかった物は、E |べたね」と、ほめてあ| | 事 | M専用バケツに入れる) |げる。 | | |+−−−−−−−+−−−−−−−+−−−−−−−+−−−−−−−+ | | | ・配膳室に食缶 ・配膳台をふき、・ランチョンマ ・机をもとの位 |◇班員と協力して、片| | 後 | を運ぶ。 片付ける。 ットを片付ける。 置に戻す。 |付け活動ができたか。| | || ・ゴミを拾う。 ・机をふく。 | | | | |+−−−−−−−+−−−−−−−+−−−−−−−+−−−−−−−+ | | 10分 |8.歯みがき | | | | ・ていねいに磨く。 | | | |9.反省 | | | | ・給食カードに記入する。 | | +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ 5.評価  ○一人ひとりが見通しを持ち、意欲的に活動ができたか。  ○楽しく気持ちのよい食事の場を考え、だれとでも仲良く食事ができたか。              給食カード          3年1組 名 前 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− +−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−+ | | |がんばり度 | | | め あ て |(◎○△) | +−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−+ | | | | | 月 日( ) | | | | | | | +−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−+ | | | | | 月 日( ) | | | | | | | +−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−+ | | | | | 月 日( ) | | | | | | | +−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−+ | | | | | 月 日( ) | | | | | | | +−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−+ | | | | | 月 日( ) | | | | | | | +−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | | | | はんせい | | | | | | | | +−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ ワンポイントアドバイス +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | キュウリ(モロキュウ) | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ (ねらい)  ・キュウリを身近なものとして感じ、興味を持たせる。 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | | 指導内容 | 留意点 | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ |◎身近な作物であること | | | ○キュウリは、日本の果物や野菜の生産量の中で ・今日では、キュウリ | | 第一位だということを知っていましたか。 は日本の果菜類第一位 | | 学校のキュウリ畑でも、次から次へとキュウリ の生産がある。 | | が取れますね。昔の人達は、夏にたくさん取れ | | | るキュウリを漬物にして、一年中食べていたん | | | ですよ。 | | |◎キュウリの栄養価 ・キュウリ100c中 | | ○キュウリには、ビタミンC、ビタミンAなど、 にビタミンC13ミリ | | 体にいい栄養がたくさん詰まっています。 c、ヒタミンAはカロ | | チンで150マイクロ | | c含まれている。 | |◎キュウリの風味 | | | ○「キュウリウオ」という名前の魚がいます。こ ・硬骨魚網サケ目キュ | | の魚は、体の臭いかキュウリの臭いとそっくり ウリウオ科の海水魚。 | | なところから、このような名前かつけられまし 体臭がキュウリの香り | | た。こんな臭いの魚もいるんですね。 に似ているのでこの名 | | がある。 | | | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | |提示方法 教師の解説と、キュウリ魚の写真で提示する。 | | | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ ワンポイントアドバイス +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | トマト | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ (ねらい)  ・トマトの栄養価値の高さをしらせ、トマトに関心をもたせる。 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | 指導内容 | 留意点 | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ |◎トマトの栄養価の高さ ・トマトは健康によい | | ○「トマトが赤くなると医者が青くなる。」とい 食品であることを知ら | | うことわざがありますが、いったいどんな意味 せる。「トマトのある | | なのでしょう。 家に胃病なし」ともい | | ○トマトには、体にいい栄養がたくさんつまって われる。 | | います。ビタミンC、ビタミンB1、ビタミン ・ビタミンの含有量に | | B6、K、P、M、ルチン、ナイアシンなどの 優れていることを、具 | | 栄養が、たくさんつまっているんです。トマト 体的に知らせる。 | | は、栄養の貯金箱のようですね。 | | | | | |◎トマトの旬について | | | ○トマトが一番おいしい季節はいつなのでしょう ・多くの水分を含むト | | 。知っていますか。現在では農家の人が色々な マトは、暑い夏に最適 | | 工夫をしてくれるので、一年中食べられるよう な食品であることを、 | | になりました。でも、本当は夏の食べ物なんで 季節感を感じさせなが | | す。トマトは95%が水分でできています。夏 ら知らせる。 | | の暑い中、体にいっぱい水分をため込んでいる | | | んです。水いっぱいのトマトを噛むと、じわっ | | | と夏の味がしますよ。 | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | |提示方法 教師の解説によって知らせる。 | | | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ ワンポイントアドバイス +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | ワカメ(ワカメ汁) | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ (ねらい)   ・ワカメの栄養価の高さを知り、またワカメと地元岩手県とのかかわりを知  ることにより、ワカメに関心を持たせる。 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | 指導内容 | 留意点 | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ |◎ワカメの生活圏 ・ワカメは、産地や製 | | ○日本全域にほぼ分布しているのですが、とくに 造法によって形や品質 | | 岩手県の三陸海岸でとれる海産物は次のうちど が異なる。東北・北海 | | れでしょう。 道は茎の長い「塩干し | | @ワカメ ワカメ」。鳴門産の茎 | | Aヒジキ の短い「灰干しワカメ | | Bノリ 」が有名。 | | 正解は、@のワカメです。 | | | ワカメは岩手県の海で、たくさん取れるんです | | | ね。 | | |◎ワカメの栄養価の高さ ・鉄やカルシュウム、 | | ○ワカメは昔から、血管の中をきれいにするだと ビタミンA・B・Cの | | か、髪の毛が抜けるのをふせぐのにいだとか、 含有が多い。また、血 | | 色々言われてきました。それだけ体にいい食べ 栓形成を防ぐ有効物質 | | 物なんです。鉄、カルシュウム、ビタミンAB とされるEPA(エイ | | Cを多く含んでいます。最近、おいしい料理で コサペンタエン酸)も | | 有名なフランスでも、日本からワカメを取り寄 多く含まれ、含有タン | | せて養殖しているほど、注目されている食品な パク質の消化率も良好 | | んです 。 である。 | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | |提示方法 日本地図を利用した、教師の解説によって提示。 | | | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ ワンポイントアドバイス +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | エビ(エビフライ) | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ (ねらい)  ・日本人とエビの深い関係を知ることにより、エビに対する関心を高める。 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | 指導内容 | 留意点 | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ |◎エビ好きな日本人 ・クルマエビやイセエ | | ○世界の国々の中で、エビを一番食べている国は ビなどを筆頭に、食用 | | アメリカです。では、二番目に多くエビを食べ にされるエビ類は多い | | ている国はどこでしょう。 。日本はアメリカに次 | | 正解は日本です。 ぐエビの消費国であり | | 日本は、アメリカよりも人口が少ないですから 、近年は黄海産のタイ | | 、こんな小さな島国で世界で二番目に多くエビ ショウエビをはじめ、 | | を食べているなんて驚きです。日本人は本当に 世界各地から多くの種 | | エビ好きなんですね。 類が大量に輸入されて | |◎縁起物としてのエビ いる。 | | ○エビのことを漢字で「海老」と書きます。これ ・「和名類聚鈔」以来 | | はどうしてでしょう。みなさん、エビの姿を思 「海老」とも書くよう | | い浮かべてください。長い髭に曲がった腰。ど に、腰の曲がった髭の | | ことなく年とったおじいさんに似ていませんか 長い老人を連想させる | | 。そんなことから長生きの象徴として考えられ ところから、長寿の象 | | てきたのです。ですから名前に使われた漢字も 徴とされ、江戸時代か | | 、海の中の年をとった老人ということで「海老 ら鏡餠などに用いられ | | 」としたのです。エビはその味だけでなく、縁 てきた。 | | 起物としても親しまれてきたのです。 | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | | | |提示方法 「海老」の紙板書と、教師の解説。 | | | | +−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+