印刷用紙:B4縦 1ページの行数:41 1行の文字数(半角で):122   −−以下 指導案本文−−                  第4学年  社会科学習指導案                                    日 時 平成8年10月18日(金) 5校時                                    児 童 4年3組 男13名 女18名 計31名                                    指導者 佐 々 木 祐  輔 1 単元名「4 開発と人々のくらし」   小単元名「1 鹿妻穴堰の開発」 2 単元について  (1)単元の系統性      児童は、1学期中に第1単元「くらしのなかのごみと水」で、使われた資源は、どこで、どのように処理されているか、また     飲料水の確保のための事業や対策が計画的・協力的に進められてきたことについて体験活動や見学を通して学習してきた。第2     単元「安全なくらし」では、地域の消防施設や警察のはたらきを取り上げ、消防署や警察署の見学を通して、自分たちの生活が     組織的・計画的な活動により支えられていることを学習してきた。第3単元「くらしの広がり」では、県の概要や特色について     調べてきた。本第4単元「開発と人々のくらし」では、昔の人たちが開発をどのように進めてきたか、また、現在もよりよい生     活環境を望む地域の人たちの願いに基づき、地方公共団体が相互に協力しながら新しい開発を進めていることについて学習する。     そして、第5単元「国土とさまざまな土地のくらし」で、国土の特徴や自然条件とくらしとの関わりについての学習へと進んで     いく。  (2)内容について      鹿妻穴堰は、盛岡市南西部と紫波郡との北上川西岸地域に広がる岩手県最大の用水路である。当時の人々にとって、用水路開     発が必要であったことは、「川くるみ沢の水あらそい」という記述から知ることができる。また、穴堰工事の際には、大雨によ     る洪水が起こったり、道具が流されたりなど困難を極めていたようである。さらに、穴堰の完成後も用水路の整備や拡張がなさ     ており、先人の開発に対する願いや開発の際の苦心や苦労などをとらえさせ、地域社会の発展を願う態度を育成するうえで適切     な教材である。 (3)指導にあたって      本小単元を指導するにあたっては、「つかむ」段階で、資料を使って昔の人々の開発に着目させ、昔の人々の開発について追     究していこうとする意欲を持たせたい。「追究する」段階では、資料から当時使われていた道具や技術を取り上げ、実際に作業     するなどの体験を通して、児童一人一人が意欲的に課題を追究していけるようにしたい。以上の段階を受けて、「まとめる・ひ     ろげる」段階では、岩手町内にある用水路「五日市どめ」を見学させ、町内の開発にもふれる。本来ならば、地域教材である     「五日市どめ」を主教材として扱いたいのであるが、主教材として扱うには、記録や記述等の資料が十分にそろっていないため、     「鹿妻穴堰」を主教材として扱った後に町内の開発にも迫っていくことにした。 3 児童の実態    児童は社会科の学習に対して意欲的に取り組むようになってきている。しかしながら、資料活用の技能や表現する能力、社会的事   象への関心・意欲・態度については個人差が大きい。そのため、発言する児童が固定化する傾向にあり、積極的な話し合いが十分で   きるところまでは至っていない現状である。    本小単元は、かなり昔の開発について学習する。児童にとっては、実感を伴わない知識中心の学習になることが予想され、先人の   開発における苦労や工夫などに迫りにくいように思われる。そこで、当時使った道具などを復元して実際に用水路工事の擬似体験を   するなど体験的学習活動を取り入れ、課題に対して意欲的に取り組ませたい。 4 単元の目標  (1)地域の開発について関心を持ち、当時の用水路工事の技術や道具を進んで調べたり、体験したりしようとする。      (社会的事象についての関心・意欲・態度)  (2)地域の発展に貢献した先人の苦労や工夫について考えることができる。(社会的な思考・判断)  (3)当時の人々の願い、用水路開発による地域の変容を資料から読み取り、それらをまとめることができる。      (観察・資料活用の技能・表現)  (4)地域の開発につくした先人の働きや当時の人々の生活の向上を求める努力について理解し、現在も開発が行われていることが分    かる。(社 +−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |学| | | |習| | 評価項目と方法 | | | +−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ |段|おもな学習活動 | 社会的事象への関 | 社会的な思考・判 | 観察・資料活用の | 社会的事象につい | |階| ( )内は取り扱い時数 | 心・意欲・態度 | 断 | 技能・表現 | ての知識・理解 | +−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |1 地域のくらしを高める| 資料を基に、地域 | 昔の人々は、どの | 資料を基に、地域 | | |つ| ために、昔の人々はどの| の開発にはどのよ | ように開発を進め | の開発には、どの | | | | ように開発を進めてきた| うなことがあった | てきたかを進めて | ようなことがあっ | | |か| か調べる計画をたてる。| か意欲的に調べよ | いったのか調べる | たか調べ、発表で | | | | (2)| うとする。 | 計画をたてる。 | きる。 | | | |+−−−−−−−−−−−+ | | | | |む| 岩手町や近くの市町村は、どのように開かれてき | | | | | | たのだろうか。 | | | | | | |+−−−−−−−−−−−+ | | | | | | | 〔観察・ノ−ト〕 | 〔ノ−ト・発言〕 | 〔ノ−ト・発言〕 | | +−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |2 資料やビデオから、鹿| 鹿妻穴堰の特徴を | | 資料やビデオから | | | | 妻穴堰のまわりの様子、| とらえ、進んで発 | | 鹿妻穴堰の特徴を | | | | 水の使われ方をとらえる。 表しようとする。 | | とらえることがで | | |追| | | | きる。 | | | | (1)| 〔観察〕 | | 〔ノ−ト・発言〕 | | | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |3 鹿妻穴堰ができる前の| 鹿妻穴堰ができる | | 資料を基に、当時 | 村の人々の開発へ | | | 村やそこに住む人々のく| 以前の村や人々の | | の村の様子や土地 | の強い願いが分か | |究| らしの様子を調べ、水不| くらしの様子を意 | | の様子を読み取る | る。 | | | 足で米のできない村であ| 欲的に調べようと | | ことができる。 | | | | ったことや、村の人々が| する。 | | | | | | 「水がほしい」という強| | | | | |す| い願いを持っていたこと| | | | | | | を理解する。 | | | | | | | (1)| 〔観察・ノ−ト〕 | | 〔ノ−ト・発言〕 | 〔ノ−ト・発言〕 | | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |4 鹿妻穴堰の工事の様子| 道具作りや用水路 | 道具作りや用水路 | 体験や資料を通し | 工事の苦労や工夫 | |る| や苦心などを、当時の道| 掘りなどを進んで | 掘りを通して、当 | て、苦心や工夫を | をとらえる。 | | | 具や技術をもとに、資料| 体験しようとする。 | 時の工事の苦労や | とらえることがで | | | | や体験学習から理解する。 | 工夫を考える。 | きる。 | | | | (4) 本時4/4 | 〔観察〕 | 〔発言〕 | 〔ノ−ト・発言〕 | 〔ノ−ト・発言〕 | +−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ | |5 長年の願いが叶い、鹿| 鹿妻穴堰が開発さ | これまでの学習を | | なぜ鎌津田甚六が | | | 妻穴堰が完成して水田が| れる前と後の様子 | 振り返り、鹿妻穴 | | 現在でも感謝・尊 | |ま| 開かれたおかげで、村の| を比較し、どのよ | 堰の完成によって | | 敬されているかが | |と| 人々のくらしが変わった| うに変わったか、 | どのような恩恵が | | 分かる。 | |め| ことを理解する。(1)| 意欲的にまとめよ | もたらせられたか | | | | |+−−−−−−−−−−−+ | | | | |る| 昔の人々の、くらしを高めようとする強い願いに うとする。 考える。| | | |・| よって、苦労や工夫をしながらも、用水路などを | | | | |ひ| 完成させ、町や村が開かれてきた。 〔観察〕 | 〔ノ−ト・観察〕 | | 〔ノ−ト・発言〕 | | |+−−−−−−−−−−−+ | | | | |ろ+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ |げ|6 岩手町内にある用水路| 岩手町内の開発に | | 見学したことを基 | 岩手町内にも、く | |る| 「五日市どめ」を見学し| ついて進んで調べ | | に分かったことや | らしを高めるため | | | 町内の開発に目を向ける。 ようとする。 | | 気づいたことをノ | の開発があったこ | | | | | | −トにまとめる。 | とが分かる。 | | | (2)| 〔観察〕 | | 〔ノ−ト・発言〕 | 〔発言〕 | +−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+ 6 本時の指導  (1)目標 体験活動や資料を基に、当時の工事には、どのような苦労や工夫があったか考え、まとめることができる。        (4時間扱い・本時4/4) (2) 展開 +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |段| | | | | | 学 習 活 動 | *指導上の留意点 ・教師の支援 | ■資料 ○評価 | |階| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | 1 本時の学習課題を把握する。 *前時に,もっこ、つるはし、くわなどを使って、校 ■もっこ(児童製作)、つるは| |つ|+−−−−−−−−−−−−−−+ 庭に用水路を作らせてみる。その様子をビデオに撮  し、たがねなどの絵 | |か| 道具作りや用水路ほりをふり返 | 映しておく。 | | |む| り、工事の苦労や工夫を考えよ *前時に使った道具も準備しておく。 | | |3| う。 | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−+ | | |分| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | | | |■「あたらしいきょうど岩手」| | 2 道具作りや用水路掘りを撮影し*ビデオを用いることによって、前時までの体験を実 ■ビデオ | |追| たビデオを見て、道具作りや用水 感を持って想起できるようにする。 |■「鹿妻穴堰開発史」 | | | 路掘りの模様を振り返る。 | |■ 「鹿妻の水( パンフレット)」| | | | |■工事中の絵など | |究 3 資料やビデオから、当時の人々・洪水や天候の不順による工事への支障についてもふ | | | の工事に対する苦労や工夫にどん れたい。 | | | | なことがあったか話し合う。 ・本時までに、当時と現在の道具の違いや技術的な違 ○道具作りや用水路掘りの体験、 |す| | いについてはおさえてはいるが、話し合いを活発に  資料を基に、当時の工事の苦| | | | させるためにも、再確認したい。 | 労や工夫を考えているか。 | | | ・当時の工事に対する苦労をただ取り上げるのではな ○道具作りや用水路掘りを通し| |る| | く、困難な工事だけれども、それを必要とした当時  て、当時の工事の苦労や工夫| | | | の人々の切実な願いにまで、話し合いにより迫らせ  を発表しようとしているか。| | | | たい。 | | | | ・当時の工事の苦労や工夫について、鹿妻穴堰土地改 | |35| | 良区の方のお話をビデオに撮影しておき、そのお話 | |分| | から工事の苦労や工夫を検証するようにしたい。 | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |ま 4 当時の工事には、どのような苦・ノ−トにまとめさせ、多くの児童に発表させたい。 ○工事の苦労や工夫が分かった| | | 労や工夫があったか、穴堰工事に・机間巡視の際、考えをまとめることができない児童 か。 | |と| かかわった甚六や農民の気持ちを には、甚六や農民への手紙形式で書くよう支援する。 | | | 考え、まとめる。 | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−+ | | |め| 雫石川の流れはたいへん急な流 | | | | | れで道具が流されたり、大雨で | | | |る| 洪水があったりして、たいへん | | | | | 危険な工事だったと思う。けれ | | | | | ども、甚六たちは、いろいろな | | | |7| 工夫をしながら、命がけでがん | | | |分| ばったと思う。 | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−+ | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+  6、本時の指導  (1)目標 岩手町や近くの町や村の昔の人たちがくらしを高めるために、どのような開発を進めてきたかを考え、        調べる計画をたてることができる。 (2)展開 +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ 段階 学 習 活 動 | ※指導上の留意点 ・教師の支援 | ■資料 ○評価 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | | | ■「わたしたちの岩手町」 | |つ|+−−−−−−−−−−−−−−+ ■「あたらしいきょうど岩手」 | | || | ■家庭学習や図書館で調べてきた |か|| | | 自分の資料 | | || | | | |む|| | | | |3|+−−−−−−−−−−−−−−+ | | |分| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | | | | | ○町内や近隣市町村の開発にどん |追| | | なことがあったかを調べ、発表 | | | | しようとする。 | | | | | | | | | ■「わたしたちの岩手町」 | |究| | ■「あたらしいきょうど岩手」 | | | | ■家庭学習や図書館で調べてきた | | | | 自分の資料 | | | | | | |す| | | | | | | | | | | | | | | | | | | |る| | | | | | | | | | | | | | | | | | | |35| | | | |分| | | | | | | | | | | | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |ま| | | | | | | ○昔の人たちがどのように開発を |と| | | 進めてきたかについて調べる計 | | | | 画を考えようとする。 | |め| | | | | | | | | |る| | | | |7| | | | |分ト | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | | 評価項目と方法 | | +−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ |おもな学習活動 |社会的事象への |社会的な思考・判|観察・資料活用の|社会的事象につい| | ()内は取り扱い時数 |関心・意欲・態度|断 |技能・表現 |ての知識・理解 | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ |1 地域のくらしを高める|資料を基に、地域|昔の人々は、どの|資料を基に、地域| | | ために、昔の人々はどの|の開発にはどのよ|ように開発を進め|の開発には、どの| | | ように開発を進めてきた|うなことがあった|てきたかを進めて|ようなことがあっ| | | か調べる計画をたてる。|か調べようとする。 いったのか調べる|たか調べ、発表で| | |+−−−−−−−−−−−+ | | | | | 岩手町や近くの市町村は | |計画をたてる。 |きる。 | | | どのようにして開かれて | | | | | | きたのだろう。 | | | | | |+−−−−−−−−−−−+ | | | | | (2)|〔観察・ノ−ト〕|〔ノ−ト・発言〕|〔ノ−ト・発言〕| | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | | 評価項目と方法 | | +−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ |おもな学習活動 |社会的事象への |社会的な思考・判|観察・資料活用の|社会的事象につい| | ()内は取り扱い時数 |関心・意欲・態度|断 |技能・表現 |ての知識・理解 | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ |2 資料やビデオから、鹿|鹿妻穴堰の特徴を| |資料やビデオから| | | 妻穴堰のまわりの様子、|とらえ発表しよう| |鹿妻穴堰の特徴を| | | 水の使われ方をとらえる。 とする。 | |とらえることがで| | | | | |きる。 | | | (1)|〔観察〕 | |〔ノ−ト・発言〕| | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | | 評価項目と方法 | | +−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ |おもな学習活動 |社会的事象への |社会的な思考・判|観察・資料活用の|社会的事象につい| | ()内は取り扱い時数 |関心・意欲・態度|断 |技能・表現 |ての知識・理解 | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ |3 鹿妻穴堰ができる前の|鹿妻穴堰ができる| |資料を基に、当時|村の人々の開発へ| | 村やそこに住む人々のく|以前の村や人々の| |の村の様子や土地|の強い願いが分か| | らしの様子を調べ、水不|くらしの様子を調| |の様子を読み取る|る。 | | 足で米のできない村であ|べようとする。 | |ことができる。 | | | ったことや、村の人々が| | | | | | 「水がほしい」という強| | | | | | い願いを持っていたこと| | | | | | を理解する。 | | | | | | (1)|〔観察・ノ−ト〕| |〔ノ−ト・発言〕|〔ノ−ト・発言〕| +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | | 評価項目と方法 | | +−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ |おもな学習活動 |社会的事象への |社会的な思考・判|観察・資料活用の|社会的事象につい| | ()内は取り扱い時数 |関心・意欲・態度|断 |技能・表現 |ての知識・理解 | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ |4 鹿妻穴堰の工事の様子|道具作りや用水路|道具作りや用水路|体験や資料を通し|工事の苦労や工夫 | や苦心などを、当時の道|掘りなどを進んで|掘りを通して、当|て、苦心や工夫を|をとらえる。 | 具や技術をもとに、資料|体験しようとする。 時の工事の苦労や|とらえることがで| | や体験学習から理解する。 |工夫を考える。 |きる。 | | (4) 本時4/4 |〔観察〕 |〔発言〕 |〔ノ−ト・発言〕|〔ノ−ト・発言〕 +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | | 評価項目と方法 | | +−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ |おもな学習活動 |社会的事象への |社会的な思考・判|観察・資料活用の|社会的事象につい| | ()内は取り扱い時数 |関心・意欲・態度|断 |技能・表現 |ての知識・理解 | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ |5 長年の願いが叶い、鹿|鹿妻穴堰が開発さ|これまでの学習を| |なぜ鎌津田甚六が| | 妻穴堰が完成して水田が|れる前と後の様子|振り返り、鹿妻穴| |現在でも感謝・尊| | 開かれたおかげで、村の|を比較し、どのよ|堰の完成によって| |敬されているかが| | 人々のくらしが変わった|うに変わったか、|どのような恩恵が| |分かる。 | | ことを理解する。(1)|まとめようとする。 もたらせられたか| | | |+−−−−−−−−−−−+ | | | | | 昔の人々の、くらしを高めようとする強い願いに 考える。 | | | | よって、苦労や工夫をしながらも、用水路などを | | | | 完成させ、町や村が開かれてきた。 〔観察〕 |〔ノ−ト・観察〕| |〔ノ−ト・発言〕| ++−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | | 評価項目と方法 | | +−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ |おもな学習活動 |社会的事象への |社会的な思考・判|観察・資料活用の|社会的事象につい| | ()内は取り扱い時数 |関心・意欲・態度|断 |技能・表現 |ての知識・理解 | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+ |6 岩手町内にある用水路|岩手町内の開発に| |見学したことを基|岩手町内にも、く| | 「五日市どめ」を見学し|ついて進んで調べ| |に分かったことや|らしを高めるため| | 町内の開発に目を向ける。 ようとする。 | |気づいたことをノ|の開発があったこ| | (2)|〔観察〕 | |〔ノ−ト・発言〕|〔発言〕 | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+−−−−−−−−+