印刷用紙:B4縦 1ページの行数:61 1行の文字数(半角で):108   −−以下 指導案本文−−                  第2学年道徳学習指導案                                 日  時  平成8年10月2日(水)5校時                                 指導学級  水沢市立水沢中学校 2年A組                                       男19名、女18名、計37名                                 指 導 者  野里 帝夫 1.主題名  個性の尊重   2−(5) 自他の尊重        資料名 「遠足で学んだこと」 (出典:中学校読み物資料とその利用文部省) 2.主題設定の理由   (1)価値観  学習指導要領では、2−(5)は、「それぞれの個性や立場を尊重し、いろいろなものの見方          や考え方があることを理解して、謙虚に他に学ぶ広い心を持つようにする」ことを目指す項目で          ある。           中学生の時期は、身体的・精神的にも成長発達が著しく、ものの見方・考え方に違いが現れて          くる時期である。そのために、自分の考えや立場に固執したりする傾向が強くなり、友人間と意          見の対立や摩擦が生じることも少なくない。           ここでは、人にはいろいろな見方や考え方、立場があることを知り、互いに尊重し受け入れる          ことにより、自己の向上に生かされ、望ましい人間関係の形成にも通じていくことに気づかせた          い。   (2)生徒観  2年生として数か月が過ぎ、いくつかの行事を経験しながら、ひと回りもふた回りも成長を遂          げてきた。また、学習集団として各活動を通して、ひとつのことにまとまろうとする姿勢が徐々          に見られるようになってきた。           しかし話し合いにおいては、いろいろな人の意見を受け入れる前に、自分の思ったことをすぐ          に口に出して発言する生徒も多く、学級での話し合いも浅い内容になりがちである。           昨年度に実施した「道徳教育に関するアンケ−ト」の中で、自他の尊重2−(5)の項目につ          いての結果は次のとおりであった。 ア、よい イ、大体よい ウ、あまりよくない エ、よくない (%) +−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−+−+−+ |調査対象| 内        容 |ア|イ|ウ|エ| +−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−+−+−+ |生徒 |自分の考えだけを押しつけず、人の意見にも素直に耳を傾ける。|30|50|19| 1| +−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−+−+−+ |保護者 |自分の考えだけを押しつけず、人の意見にも素直に耳を傾ける。|22|57|21| 0| +−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−+−+−+−+           これを見ると、保護者、生徒共に他の意見を受け入れることができているととらえている。し          かし、朝・帰りのHR、学級内での話し合いの場面を見ると、人の意見に耳を傾ける姿勢はまだ          まだ確立されていない。   (3)資料観  遠足は生活班で行動しようと決まったのだが、実際にはそうならず、規則の尊重に重きをおく          藤野君にとって、自然を愛する吉川君の行動が気になる。しかし、「みんなちがってみんないい 」         という言葉に、藤野君は吉川君のよさを見つけていく。           そこで、集団行動がままならず、いらだつ藤野君の気持ちに共感させ、その上でエビネ事件を          きっかけに自分にない吉川君のよさを発見し、これからの自分の生活に生かしていこうとする姿          を追求させたい。           本資料を通して、自分の考えの他にも、さまざまな考えがあることを理解し、互いに尊重して          いくことにより自己が高まり、集団生活が向上することに気づかせたい。   (4)指導観 事前‥‥‥‥‥資料を配布して読み聞かせ、感想、考えをはっきり持たせ、本時の意識づけをさ                 せる。          導入‥‥‥‥‥卒業生の修学旅行の作文を読み聞かせ、本時の導入とする。          展開の前段‥‥藤野君の心情に共感させ、自他の尊重について考えさせる。          展開の後段‥‥生徒の今までの経験を振り返り、価値の内面化を図らせる。          終末‥‥‥‥‥詩を紹介して価値への意識を高めさせる。 3.指導計画 +−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |領 域| 項目・内容 | 時 期 | ね ら い    | +−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |学級活動|文化祭を盛り上げよう|9月3週|文化祭のねらいや意義を理解し、自主活動に | | | |    |積極的に参加させる。  | | | |   |(制作活動に向けての話し合い) | +−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |学級活動|学習方法の検討 |9月4週|今までの学習状況を振り返り、今後の努力点 | | | |   |を明らかにさせる。(各自の学習方法の紹介)| +−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |道 徳|「遠足で学んだこと」| 本 時 | 別 記 | | | |   | | +−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |学級活動|さまざまな勉学の道 |10月2週|卒業後の勉学の道を、学校制度の統計図を中 | | | |   |心に理解させる。(先輩の進学例) | +−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |学級活動|選択学習に向けて |10月3週|選択教科の学習についての考え方や意義を理 | | | |   |解し、積極的に取り組んでいこうとする心構え| | | |   |をつくらせる。 | | | |   |(教科を選択するにあたっての話し合い) | +−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ 4.本時の学習指導 (1)ねらい 互いの考えを尊重し、受け入れることにより、自己の向上につなげようとする心情を養う。 (2)展開 +−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | | 教師の働きかけ | 生 徒 の 反 応  | 指導上の留意点  | 評価・準備 | +−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ |導|1.先輩の修学旅行記|・修学旅行でもいろいろなこと|修学旅行記をもとに、遠足の |修学旅行記の準備。| | | を紹介する。 | があるんだな。 |場面を思い出させ、資料への方| | |入| |  |向づけをさせる。 | | | | |   |   | | +−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | |2.資料「遠足で学ん|   |遠足当日の「僕」の思い、吉 | | |展| だこと」のあらすじ|  |川君の特徴、班員の位置を確認|紙板書 | | | を確認した後、話し|  |させる。 | | |開| 合う。 |  |   | | | | |  |   | | |前|(1)野草案内してい|・誰のためにこんな目に合って|きまりを大切にしようとする |発問 紙板書 | | | る吉川君を見て、「| いるんだ。 |思いから、マイペ−スな吉川君| | |段| 僕」はどう思っただ|・僕の気持ちもわかってくれ。|たちの行動にいらだつ「僕」の| | | | ろう。 |・遅い。早く追いついてこない|気持ちに共感させたい。 | | | | | かな。 |  | | | | |   |   | | | |(2)吉川君の信念に|・吉川君は植物のことが好きな|エビネ事件から、吉川君の意外|発問 紙板書 | | | ふれたとき、「僕」| んだな。  |な一面を知り、良さに気づき始| | | | はどう思っただろう|・吉川君はほんとうに植物のこ|めた「僕」の気持ちに触れさせ| | | | | とになると、力が入るな。 |たい。  | | | | |・意外な一面を見たな。 |  | | | | |・びっくりした。驚いた。 |  | | | | |  |  | | | |(3)「吉川君、さっ|・自分にない吉川君の良さに気|吉川君の持っている良さに気づ|発問 紙板書 | | | きはごめんね。」と| づいた。 |いた「僕」の心の変化から、互| | | | いったのは、どんな|・吉川君に興味が出てきた。 |いの考えを受け入れ、尊重して| | | | 思いからだろう。 |・気持ちが楽になり、心の中が|いくことにより、自己の高まり| | | | | スッキリしてきた。 |につながることに気づかせたい|○本時の価値を把握| | | |  |。  | できたか。 | | | |  |  | | +−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ | |3.本時の価値と照ら|   |   |プリントに記入 | |展| し合わせて、自分の|   |   | | | | 生活経験を想起させ|   |   |◎本時の価値を今ま| |開| る。 |   |  | での自分の体験に| | | 今までの自分の考え|・ある。 |自分にはない他のよさを認め | 照らし合わせて、| |後| 生き方で強く影響さ|・いる。 |受け入れることは、自己の向上| 自分を見つめるこ| | | たこと、人、場面は|  |につながり、将来の社会生活に| とができたか。 | |段| あるか。 |  |も通じることに気づかせたい。| | | | それを自分の中に取|・自分の気持ちに関わること |   | | | | り入れたり、参考に|・努力していること |  | | | | していることはある|  |  | | | | か。 |  |  | | +−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ |終|4.「みんなちがって|  |資料の詩を引用し、価値への | | | | みんないい」の詩を|  |意識を高めさせたい。 | | |末| 紹介する。 |  |  | | +−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−+ (3)評価 互いの考えを尊重し、受け入れることにより、自己の向上につなげようとする心情を養えたか。 (資料分析表と座席表は別ファイル) +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | 道徳学習シ−ト   | |  | | 2年A組 番氏名   | |  | | 自分が強く影響された人、または気持ちを変えさせたような事柄で、| |自分の中に取り入れたり、参考にしていることを思い出して書いてみ | |よう。   | |  | |−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−| |  | |−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−| |  | |−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−| |  | |−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−| |  | |−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−| |  | |−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−| |  | |−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−| |  | |−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−| |  | |−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−| |  | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | |遠足で学んだこと | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | | | +−−−+ +−−−+ | | |藤野君| |吉川君| | | +−−−+ +−−−+ | | 決まりを守ろう 植物博士 | | のんびり屋 | | | |+−−−−+ | ||吉川君達| | |+−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−−+ | | | |野草案内している吉川君を見て| | | | +−−−−−−−−−−−−−−+ | | | ・誰のためにこんな目にあっているんだ。 | | | ・僕の気持ちもわかってくれ。 | | | ・遅い!早く来い。 | | | | | | +−−−−−−−−−+ | | | エビネ事件 | | |++−+ +−−−−−−−−−+ | |藤野君| | |++−+ +−−−−−−−−−−+ | | | |吉川君の信念にふれる| | | | +−−−−−−−−−−+ | | | ・吉川君は植物のことが好きなんだな。 | | | ・植物のこととなると力が入るな。 | | | ・意外な一面を見た。 | | | ・びっくりした。驚いた。 | |+++ | |班長| | |+−++−−−−−−−−−−−−−+ | | |吉川君、さっきはごめんね。| | | +−−−−−−−−−−−−−+ | | ・自分にはない吉川君のよさに気づいた。 | | ・興味が出てきた。 | | ・スッキリした。 | | ・僕も植物を見ていこうかな。 | | | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | |みんなちがってみんないい | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+  資料分析  資料名「遠足で学んだこと」 (出典:中学校読み物資料とその利用 文部省) +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ | 主 要 場 面 | |主 人 公 の 意 識 | |学 習 者 の 意 識 | | 意識の焦点化 | |  発  問  案 | | | | | | | |(支援・指導上の留意点) | | | +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ |「お互いに協力し合って〜」| |・協力し合っていこう。 | |・きまりを守ろう。 | | +−+ +−+ | |という目的のもとに、生活班| |・目的を達成させよう。 | |・遠足を成功させよう。 | |を単位としての遠足が始まる| | | | | |。 | | | | | +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ | | | +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ |だいぶ前を歩いている班長の| |・遅い。早く追いついて来な| |・遅い。早く追いついてこい| |きまりを大切にしようとする| |野草案内をしている吉川君を| |牧君と橋本君。後からは吉川| |いかな。 | |・なんできまりを守らないん| |思いから、マイペ−スな吉川| |見て、「僕」はどう思っただ| |君と女子たち。どっちつかず| | | |だ。 | |君たちの行動にいらだちを覚| |ろう。 | |の位置にいる僕。 | |・吉川君は草花に詳しいな。| |・班行動だから、まとまって| |える「僕」の気持ちに共感さ| | | |時間は気にしているようだが| |・誰のためにこんな目に合っ| |行動しないと。 | |せたい | | | | +−+ +−+ +−+ +−+ | |女子に長々と野草案内してい| |ているんだ。 | |・頭にくる。イライラ。 | | | | | |る吉川君にいらだつ。班長に| |・僕の気持ちもわかってくれ| |・もっと時間を気にしてほし| | | | | |知らせようと先を急ぐ。 | | | |い | | | | | | | |。 | |・女子にばかり説明して。 | | | | | | | | | |・僕の気持ちもわかってほし| | | | | | | | | |い | | | | | +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ | | | | | +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ |班長たちと出会い、吉川君た| |・意外な一面を見たな。 | |・意外な一面もあるんだな。| |エビネ事件から、吉川君の意| |吉川君の強い信念にふれたと| |ちを待つ。 | |・びっくりした。驚いた。 | |・普段はのんびりしているの| |外な一面を知り、良さに気づ| |き、「僕」はどう思っただろ| |なにげなく花をむしって川に| |・花を取ったのは悪いと思う| |にびくりした。 | |き始めた「僕」の気持ちに触| |う 。 | |投げ込んだ瞬間、吉川君にど| |けど、そこまで怒鳴らなくて| |・花のことになると人が変わ| |れさせたい。 | | | | +−+ +−+ +−+ +−+ | |なられる。その吉川君の強い| |もいいじゃないか。 | |るんだな。 | | | | | |信念にびっくりする。しかし| |・吉川君はほんとうに植物の| |・本当に植物のことを愛して| | | | | |、植物博士を鼻にかけたよう| |ことになると力が入るな。 | |いるんだな。 | | | | | |な言い方が気に入らない。 | |・植物が好きなんだな。 | | | | | | | +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ | | | | | +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ +−−−−−−+−−−−−−+ |互いの立場、思いを言い合う| |・言い過ぎた。 | |・ちょっと言い過ぎたから。| |吉川君の持っている良さに気| |「吉川君、さっきはごめんね| |吉川君と僕。 | |・気持ちが楽になり、心の中| |・吉川君の良さに気づいたか| |づいた「僕」の心の変化から| | 。」 といったのは、どんな| |班長の「みんなちがってみん| |がスッキリしてきた。 | |らごめんなさいと言えた。 | |、互いの考えを受け入れ、尊| | 思いからだろう。 | |ないい」という言葉を聞いて| |・吉川君に興味が出てきた。| |・僕はきまりが一番大事だと| |重していくことにより、自己| | | | +−+ +−+ +−+ +−+ | |、すごく気持ちが楽になる。| |・自分にない、吉川君の良さ| |思っていたけど、吉川君はそ| |の高まりにつながることに気| | | |吉川君の思いを聞き、自分に| |に気づいた。 | |れ以外にも大切なものがある| |づかせたい。 | | | |はない吉川君の良さ、考えを| | | |ということを教えてくれ、そ| | | | | |受入れる。 | | | |の良さに気づいた。 | | | | | +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−+