印刷用紙:B5縦  1ページの行数:43 1行の文字数(半角で):90 ・ ・   ・ ・英 ・語 ・科 ・学 ・習 ・指 ・導 ・案・ ・ ・ ・                                    指導者 千 葉   力                                       Andrea Davidson 1.日  時  平成 3年7月5日(金) 第2校時                     2.学  級  2年4組(男子21名 女子17名)南校舎3階 3.主  題  Lesson4“What AM I ? ”(New Horizon English Course Book2)      4.主題について  国際化が急速に進み、国際理解から国際交流へと世界情勢が変化している中で、「外国語を理解し、 外国語で表現する基礎的能力を養う」という以外に、「外国語で積極的にコミュニケーションを図ろ うとする態度を育てる」という目標が新たに加えられ、英語教育において受信型から発信型への指導 が強く求められるようになってきている。  この課の題材内容は、英語への関心や興味を持たせる目標に関わり、その興味や関心を持たせる一 つの手段として“What Am I ? ”というクイズが題材として取り上げられている。ポール、絵美、マ イクの3人が交互に出題して他の二人に質問させながら当てるというやり方ある。ゲームの形式や出 題の方法を理解し、3人の対話の中から解決にいたるまでの問答を理解し、役割を演じたり、実際に ゲームをして楽しむことは生徒の英語に対する興味を向上させるとともに英語を理解し、表現する能 力の基礎を養う上で適切な題材であると言える。  この課で扱う言語材料のうちで新出の文型・文法は比較表現を主とし、(1) 形容詞の比較級(-er) (2) 形容詞の最上級(-est),Which is -er,A or B? (3) 副詞の比較級・最上級(4) more,most を用い た形容詞の比較変化、名詞代用語one である。                          人が誰かをあるいは何かを誰かに伝えたり紹介したりする時に心の中で何かを基準にして比べて表 現していることが多く、日常の対話の中でこの比較の表現は頻繁に用いられる。ここでは既習の形容 詞・副詞を用いて生徒の理解を容易にする比較を表す絵や実物を用いて導入し、形式面での口頭ドリ ルを十分に行いたい。各自に身近な事を比較を含む文を用いて紹介文を作らせ、情報交換活動や対話 文作りではペア活動、音読・役割練習やゲームではグループでの活動を組織しTeam-teaching の場面 などで生徒一人一人の発表の機会や活動の場面を多くし達成感・成就感を与える授業を組織して行き たい。  この学級は、学習活動には比較的真面目に取り組み、口頭ドリルや音読などでは意欲的である。表 現活動においては受動的な生徒が多く今一つ創造的な作品が少ない。「書く」活動に達成度、学習速 度、取り組み方に顕著に個人差が表れており指名発表や机間巡視などに配慮して指導して行きたい。 5.指導計画(総時数 ………11時間)  (1)Readiness Test                         …0.5 時間      (2)Part1(ポールがマイクと絵美にゲームを提案しイルカについて               出題する場面)内容理解及び比較表現(形容詞の比較級-er)の理解と運用……2時間     (3)Part2(絵美が2番目に恐竜について出題する場面)内容理解と               比較表現(形容詞の最上級-est) の理解と運用  …………………………… 2時間     (4)Part3(マイクが光について出題する場面)内容理解と副詞の比               較級・最上級の理解と運用  …………………………………………………… 2時間     (5)Part4(ポールがリンカーンについて出題する場面)内容理解とmore,most           を用いた比較級・最上級の理解と運用  ……………………………………… 2時間     (6)Communicative Activities ……………………………………………… 1時間(本時)    (7) テスト(単元・挑戦)  ……………………………………………………… 2時間      6. 本時の達成目標  (1)それぞれの学習課題に対して積極的に練習に取り組み、発表することができる。       (2)自分の家族と比べながら隣の人と互いに英語で問答し情報を得ることができる。       (3)“What Am I ? ”の問題を日本語や英語で発表することができる。 印刷用紙:B4縦 1ページの行数:65 1行の文字数(半角で):124 7 本時の展開   <個に配慮する視点> [A]達成度  [B]学習速度  [C]取り組み方(意欲・態度)  [D]見方・考え方              [E]興味・関心  [F]生活経験  [S]学習形態 +---+---+---+---------------------------+----------------------------------------------------------+------------+ ・ | 段| 過| 時| ・・・・・・・・・・・・・・| ・・・個  人  差  に  対  す  る  配  慮・・・| ・・・・・・| ・ |  |  |  |   学  習  活  動・・+-----------------------+----------------------------------+ 資料・教具等| ・ | 階| 程| 間| ・・・・・・・・・・・・・・|   評価の観点・方法  |    配  慮  事  項  ・・・| ・・・・・・| ・ +---+---+---+---------------------------+-----------------------+----------------------------------+------------+ ・ |  | 復| ・| 1.warm up・・・・・| ・・・・・・・・・・・・| 1.<E>AETの英問に対して動作で|       | ・ | 導|  | ・|               | ・・・・・・・・・・・・|  応答させる。(TPR)・・・・・・|       | ・ |  | 習| ・| 2.“What am I ? ”の問題文| 2.問題を発表することが| 2.<A・C>日本語によるcue を与え|       | ・ |  | ・| ・|   を英語で発表する。   |  できる。       |   口頭発表させる。        |  紙板書  | ・ |  | 課| ・| 3.学習課題を確認する。  |             |                   |       | ・ |  | 題| ・| +-----本時の学習課題-----+ |             |                   |       | ・ | 入| 確| 10| |  対話文を発表しよう。 | |             |                   | ワークシート| ・ | ・| 認| 分| +-----------------------+ |           ・・| ・・・・・・・・・・・・・・・・・・|       | ・ +---+---+---+---------------------------+-----------------------+----------------------------------+-------------+ ・ | ・| 課| ・| 3.AETとJETの対話を聞| ・・・・・・・・・・・・| 3.<A・D>発音・抑揚・強勢だけで|       | ・ | ・| 題| ・|  きグループ発表の目標を持つ| ・・・・・・・・・・・・|  なく声の大きさ・動作・間合いなど相| ・・・・・・| ・ |  | の| ・|  。            |             |  手に伝える自然な対話に注意させたい|       | ・ |  | 練| ・| 4.対話文の役割練習をする。| 4.-----------------+ |  。                |       | ・ | 展| 習| ・|               | | それぞれの課題に意欲| | 4.<C>グループ毎の目標を考えさせ| ワークシート| ・ |  | ・| ・|               | | 的に協力して取り組む| |  役割練習で意識ささせたい。    |       | ・ |  | 発| ・| 5.対話文を発表する。   | | ことができたか。  | | 5-1<S>生活班のグループを主体に、| ワークシート| ・ |  |  | ・|   1) 教科書書き替え  ・ | +--------------------+ | 互い学習速度を認めあいながら課題に|       | ・ |  |  | ・|   2) 自 作      ・ |  机間巡視      |  取り組ませたい。         |       | ・ |  | 表| ・|               |  個別指導       | 5-2<C・S>グループ毎に対話の雰囲| ワークシート| ・ |  | ・| ・|               |             |  気を持たせるために声が小さくならな|       | ・ |  | 情| ・| 6.各グループの対話文をシー| 6. -----------------+ |  いように立って自由に練習差せる。 |       | ・ |  | 報| ・|  トで確かめ自分達の対話文と| | 相手の家族について適| | 5<A・C>シートから目を離して発表|       | ・ |  | 交| ・|  比べる。         | | 切な英文で情報を得る| |  させ、それぞれの発表に教師側からコ|       | ・ |  | 換| ・| 7.インタビューゲームに取り| | ことができたか。  | |  メントを加え意欲をそがないように気|       | ・ |  | 活| ・|   組む          | +--------------------+ |  を配りたい。           | ワークシート| ・ |  | 動| ・|   1) 教師のモデルを聞く  |  机間巡視      | 7.<A・B>ペアで家族について身長|       | ・ |  |  | ・|   2) ペアで取り組む    |  個別指導       |  年齢など自分の家族と比較させながら|       | ・ | 開| ・| ・|               |             |  取り組ませる。          |       | ・ | ・| | ・| 8. インタビューをして得た情| 8.-----------------+ | 8. <A・B>聞きたい情報をメモから|       | ・ | ・| 発| ・|  報をシートにまとめ、発表す| | 得た情報を適切にまと| |  目を離して取り組ませ、素早い応答を| ・・・・・・| ・ | ・|  | ・|  る。           | | め発表することができ| |  を目標とさせる。         | ・・・・・・| ・ | ・| 表| 35|               | | たか。       | |                   | ・・・・・・| ・ | ・| ・| 分|   ・・・・・・・・・・・・| +--------------------+ |                 ・・| ・・・・・・| ・ | | | | | 指名発表 P・M・G | | | +---+---+---+---------------------------+-----------------------+-----------------------------------+------------+ ・ | ・| ・| ・| 9. 本時の活動についてシート| 9. 自己評価をすることが| 9<C・D>互いの発表から自己評価さ| ワークシート| ・ | 終| ま| ・|  に感想や反省を記入し自己表|  できたか。      | せ本時の学習の成就感を持たせ次の機会|       | ・ |  | ・| ・|  価をする。        |             | への意欲に結び付けたい。      |       | ・ |  | と| ・| 10. 本時のまとめと次時の確認|             |                   |       | ・ |  | ・|  |   をする。        |             |                   |       | ・ | 末| め| 5| ・・・・・・・・・・・・・・|             |                   |       | ・ | ・| ・| 分| ・・・・・・・・・・・・・・|             |                   |       | ・ +---+---+---+---------------------------+-----------------------+-----------------------------------+------------+ ・