印刷用紙: A4縦 1ページの行数:45 1行の文字数(半角で):86 6)ア単元学習指導案と授業実践例 単元学習指導案         英  語  学  習  指  導  案                           指導者 宇部幸治          1 日 時 平成6年9月14日(水)                        2 学 級 花巻市立湯口中学校 2年A組(男子 19 名 女子 20 名 計 39 名)     3 主題  Tim,The Translator(Lesson 6,New Horizon English Course Book2)  4 題材について (1)教材観   ジョ−は翻訳家になりたくて日本語と英語を毎日勉強している。ミンはそんなことをしな  くてもよい翻訳家を紹介してくれる。その翻訳家というのが自動翻訳のできるコンピュ−タ  のTimである。機械翻訳のできるTimを話題した対話形式の題材である。ここでは,翻  訳についての話題から、言葉や文化に対する関心を深め,言葉の違いの理解を通してさらに  異文化の理解を深めたい。                              (2)指導観   翻訳を話題にした内容を理解するとともに,言葉を通して異なる文化の理解を深めるよう  な指導をする。                                     ア 「話すこと」の言語活動について    「話すこと」の言語活動はここでは主にコミュニケ−ション・ギャップを埋めるような   活動をさせたい。そこで,次のような「言語活動」の計画を立て,指導にあたる。  Review Lesson   Part 1      Part 2    Part 3         情報交換活動  インタビュ-活動     インタビュ-活動     頭文字語Quiz  インタビュ-活動   Q and A BINGO No.1  Nick name 収集    [Call]           [have to〜]    [call] BINGO No.2  BINGO No.3  イ 教材について  (ア)語法・語句    1. Why does Joe study very hard? Because he want to be a translator.        2. Joe has to study both Japanese and English.    3. I would like to try it.    4. If you want to translate English into Japanese.    5. Put in the English first.    6. Shall we try another sentence?    7. Thank you for helping me.    8. Why do you call it Tim? 5 指導目標  (1)have to 〜,don't have toを含む文を理解しそれを使って口頭表現ができるようにす    る。                                       (2)頭文字語やニックネ−ムを通して言語のおもしろさにふれることで関心をもたせると    ともに,「〜を…と呼ぶ」という表現を理解させる。また,それを使って表現活動がで    きるようにする。                                 (3)Timの誤訳を通して,日本語訳の問題点に目を向けさせることで,文化としての言    語に関心をもたせる。                          6 指導計画  第1時(9/14本時)Review Lesson ペアで情報交換活動ができる。                      インタビュ−活動ができる。  第2時(9/16) Have to 〜表現が理解でき,それを使った言語活動ができる。               (Part 1) 学習シ−トNo.1  第3時 (9/19)   Have to 〜を使ったインタビュ-活動やBINGO GAMEを楽しむことが           できる。 本文内容理解  第4時 (9/20)   Callを使った言語活動ができる。インタビュ-活動を楽しむことが               できる。 学習シ−トNo.2  第5時 (9/21)   本文内容理解ができる。BINGO GAMEを楽しむことができる。  第6時 (9/24)   頭文字語クイズを楽しむことができる。本文内容理解ができ           る。   学習シ−トNo.3  第7時 (9/26)   本文音読ができ,暗唱して役割読みができる。BINGO GAMEを              楽しむことができる。     第8時 (9/28)   Lesson 6単語書き取りテスト。音読(ペア読み)単元テスト 7 生徒観    ほとんどの生徒が意欲的に言語活動に取り組む姿勢がみられる。日常の英語学習にお  いて,英語使用の場面を設定した指導がなされている学級である。 8 本時の指導計画 (1)本時の指導目標   ア 学級全員の起床時刻・通学方法などをインタビュ-してそれぞれの人数を調べることがで    る。                                        イ 友達の雨の日と晴れの日の通学方法を比べることで、Have to 〜を導入する。 9 第1時 学習指導過程             授業の流れ   生 徒 の 活 動   教師の働きかけ     指導上の留意点    ・あいさつ            あいさつ        雰囲気つくり・   導 初対面の人へ   Hello,Mr.Ube.      Hello,everyone.    簡単な英語対     あいさつ仕方   Nice to meet you.    My name is Koji Ube.  何人かの生徒と                       Nice to meet you.             入 ・歌とゲーム   歌:明日に架ける橋                                   ゲ-ム:あるなしクイズ   ・カ−ドA・B  質問と応答の仕方を  質問と応答の仕方提示   個人にインタビュ-  復習する。                            用紙を使用して                        インタビュー用 展 情報差を埋める What time does..get up?          紙を配布(ペア) 開 活動をする。  Who gets up at ....?                 1             言語活動シート    ・友達と情報の  ASK 3 questions each 言語活動シート     交換して英語  質問と応答の仕方を    [コミュニケ-ション活動1] 展 で記録    復習する。 1.T-P PRACTICE                               2. Group chain practice              3. Interview will be done 開           every each group 4.各グル−プごと発表                      2 ・通学方法確認  インタビュ-活動(通学方法) 言語活動シ-ト2の(2)            T−P dialogue    T−Pdialogue            P−P dialogue    P−Pdialogue              ・have to    ・ T: How do you come to         次時で理解を      の導入    school when it is fair             深め表現活動 ま          or cloudy?                  につなげる    ・S:           ・T: How do you have to                       come to school when it rains? と          S:            T: Oh,you have to come here by...   ・生徒同士で対  P−Pdialogue     P−Pdialogue            め  話練習                                                                       時間がなけれ                                     ば次時                板書「雨の日には学校に...で来なければならない」                Q:How do you( )come to school?              A:I( )come to school by( )              Q:How about you?              A:I( )come here by ( ) 第2時 学習指導過程              授業の流れ   生 徒 の 活 動  教師の働きかけ      指導上の留意点 (1)あいさつ    英語であいさつ  あいさつ英語       雰囲気つくり簡           Good morning.       Good morning,everyone. 単な英語の対話           Fine,thank you.   How are you? 導         How are you?    Fine too,thank you.      Simple&Easy   Answers        Questions                  Questions   1列が答える      [雨の日の通学方法]     応答に対する  ウ別の列の生徒が答  ウ友達の応答を使って,            Q&A活動    える。          別の列に質問をする。           ・ Have to 〜  T:How do you come to   雨降りの日行動を英語で      の導入     school when it rains? 表現する。例えば通学方         ・T-S DIALOGUE S:I walk to school.   法や起床時刻          入                      学習シート1.   ・Have to〜の  T:How do you have to ・have toの意味を確認            意味確認と come to school when it させシートにそれぞれ have to〜を  rains? の応答文を書かせる。         使った対話の  S:                         紙板書    提示      T:Oh,you have to come             [T-S DIALOGUE]           here on foot.   ・have to〜を使  Q&A Chain Relay    Q&A Chain Relay 展  った対話活動練 Practice Practice の指示 対話ドリルの     習をする    グル−プ対話練習   グループ対話練習 支援をする 開 ・学習シ−ト1  学習シ−ト1の言語活動 応答活動1,2     学習シート1  1  応答活動1,2        展 ・言語活動1   言語活動1        言語活動1       学習シ−ト1    雨降りの日の通 インタビュ−活動     インタビュ−活動    グループ支援 開 学方法と起床時 1 How do you have to go          刻        to school? 2 ・得た情報の発  2 What time do you have        表をし合う    to get up?得た情報を 得た情報を発表し合う  発表を支援 メモ   ・教科書本文概  日本語の質問に答える  日本語の質問を与える    要把握 Part 1   NEW WORDS の意味と発音  NEW WORDS の意味と発音   ま        音読練習 Part 1      音読練習 Part 1 と                      め ・学習のまとめ   学習シート1でまとめをする