印刷用紙:A4縦 1ページの行数:52 1行の文字数(半角文字で):102 英語科学習指導案 日 時 平成7年11月17日(金)2校時 場 所 和賀東中学校 3年B組教室 指導学級 3年B組(男子18名 女子12) 指導者 教諭 四戸 真紀 1.単元名 Lesson 8 「 International Week 」 2.単元設定の理由 (1)教材について   外国語学習をおこなう上で、文法の習得ということはもちろん必須事項であるが、他国の   文化に関心をもち、同時に自国の文化を紹介しようとする態度を身につけることは、その大  切な目標のひとつである。   このレッスンでは、着物や俳句といった日本の伝統的文化の紹介が取りあげられている。   自国の文化を今一度見直し、他国に積極的に紹介しようという活動をおこなっていく中で日   本文化を大切にしていこうという態度を養い、より他国の文化についても興味をもち、英語   に対する関心も深めたいと考える。また、単元においての基礎的・基本的事項の学習にも重   点を置き、小テストや個別指導での確認・補充を行いながらコミュニケーションを図ろうと する意欲の支えとしたい。   自国の文化の紹介を扱うこのレッスンでは、自分たちの身近な日本文化を取りあげること   によって学習にも意欲をもって取り組み、個々の生徒が成就感を感じることができるように   進めていきたい。その中でも生徒が主体的に活動できる場をなるべく多く設定し、学習形態   も工夫しながら『話す』『書く』『読む』『聞く』を発表や観察、確認問題、自己評価など で評価していきたいと考える。 (2) 生徒について   普段より英語に対して興味をもっている生徒は多く、授業や課題について疑問に感じたこ   とや理解できないことについてを、その場で質問し解決しようとするなど、積極的な雰囲気   が見られる。また最近では受験を意識しているせいか、納得のいくまで質問をしてくる生徒   も増えてきた。しかし、依然として授業への態度が消極的な生徒もおり、それは固定化しつ   つある。また、他国の文化に対する関心は比較的高いものの、自国の伝統文化に対する意識 やそれらを他国へ紹介しようとする意欲や態度はさほど高くはないと思われる。   そこで、班やグループでの活動を多く取り入れ、お互いに励まし合いながら、そして生徒   達の興味・関心を高めながら、どのような生徒も参加できるような学習を目指し進めていき たい。 3.単元の目標 (1) コミュニケーションへの関心・意欲・態度 間接疑問文を用いて積極的に対話をしようとする。 英語の俳句を日本語の俳句に変えることにすすんで取り組む。 タイ,アフリカの踊りに関する文を積極的に読もうとする。 (2) 表現の能力 間接疑問文を用いて対話することができる。 It is+形容詞+for〜to不定詞の文型を用いて英文を書くことができる。 (3) 理解の能力 間接疑問文,主語+動詞+間接目的語+疑問詞+to不定詞を含んだ文,It is+形容詞+ for〜to不定詞 の文を聞いたり読んだりして、内容を理解する。 (4) 言語や文化についての知識・理解 俳句をアメリカの生徒が創ることがある、ということを理解する。 タイ,アフリカの踊りの特徴を理解する。 日本文化の紹介を書くことができる。 4.学習計画 Lesson 8 part 1 ・・・ 3時間 part 2 ・・・ 3時間 part 3 ・・・ 3時間(本時2/3) 5.本時の目標 ・タイ,アフリカの踊りに関する文を積極的に読もうとする。 【コミュニケーションへの 関心・意欲・態度】 ・It is〜for−to〜の文型を用いて英文を書くことができる。【表現の能力】 ・タイ,アフリカの踊りに関する文を読んで内容を理解する。【理解の能力】 6.本時の評価 ・タイ,アフリカの踊りに関する文を積極的に読んだか。【コミュニケーションへの 関心・意欲・態度】 ・It is〜for−to〜の文型を使って英文を書くことができたか。 【表現の能力】 ・タイ,アフリカの踊りに関する文を読んで内容を理解したか。【理解の能力】 7.展開 ┏━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 段階 ┃ 学 習 活 動 ┃ 主 な 支 援 活 動 ┃ 評価の方法及び留意点 ┃ ┣━━━╋━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃1.あいさつ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃2.Warm−up activity ┃ 読み方や答え方につまず ┃ 既習の事項を用い、日常の ┃ ┃ 導 ┃ ┃ いている生徒には援助する ┃ ことや身近な事柄について質 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ 問するようにする ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┏━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃3.前時の復習 ┃ It is〜for−toの文型が不 ┃ ┃【表現の能力】   ┃ 入 ┃ (教師の話す内容から聞 ┃ 完全であったならば、必要 ┃ ┃ It is〜for−to〜の文型を  ┃ ┃ き取って英文を書く) ┃ に応じて補足説明をする ┃ ┃ 使って英文を作ることがで ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ きたか ┃ ┃ (20) ┃ ┃ ┃ ┃ 《ワークシート》 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━┃ ┃ ┃ ┏━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━┓ ┃ ┣━━━╋━━━┫ タイ,アフリカの踊りに関する文を読んで内容を読み取ろう ┣━━━━━━┫ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┛ ┃ ┃ ┃4.新単語を発音し、意味を ┃ 発音が不正確な場合は繰り ┃ フラッシュカードに集中させ ┃ ┃ ┃ 発表する ┃ 返し練習する ┃ る ┃ ┃ 展 ┃ auditorium Thailand ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ explain(s) movements(s)┃ ┃ ┃ ┃ ┃ rhythmic audience ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃5.本文を読む ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ・テープを聞く ┃ 読みが不正確な場合は繰り ┃ ┃ ┃ ┃ ・短く区切って ┃ 返し練習する ┃ ┃ ┃ ┃ ・1文ずつ ┃ ┃ ┃ ┃ 開 ┃ ┃ ┃ ┏━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃【関心・意欲・態度】 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ タイ,アフリカの踊りに関 ┃ ┃6.本文の内容を読み取り ┃ 読み取りのポイントを与え ┃ ┃ する文を積極的に読もうと ┃ ┃ 発表する ┃ る ┃ ┃ したか《机間指導》 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃ ┃ 細かい部分にこだわらず、 ┃ ┏━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃ ┃ ポイントの確認にとどめる ┃ ┃【理解の能力】 ┃ (23) ┃ ┃ ┃ ┃ タイ,アフリカの踊りに関 ┃ ┃7.意味をよく考えながら ┃ 音調,区切り,強勢に注意 ┃ ┃ する文を読んで内容を理解 ┃ ┃ 本文を読む ┃ する ┃ ┃ できたか《観察》 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃ 全体 @ 個人 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┏━━━━━━━━━━━━━ ┃ 終 ┃8.本時の内容をまとめる ┃ 机間指導で、つまずきがち ┃ ┃【関心・意欲・態度】 ┃ ┃ @読み取った内容につい ┃ だった生徒には援助する ┃ ┃ 読み取った内容について、 ┃ ┃ て感想を書く(個人) ┃ ┃ ┃ 自分なりの感想を書こうと ┃ ┃ @日本文化の紹介文を書 ┃ ┃ ┃ していたか ┃ 末 ┃ く(グループ) ┃ ┃ ┃ 積極的に、グループで紹介 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ 文を書こうとしていたか ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ 《机間指導,観察》 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━ ┃ (7) ┃9.本時を振り返り、自己 ┃ 意欲的に学習に参加した生 ┃ 自己評価カード ┃ ┃ ┃ 評価をする ┃ 徒に励ましの声をかける ┃ ┃