印刷用紙:B4縦 1ページの行数:66 1行の文字数(半角で):110   −−以下 指導案本文−−   英語科学習指導案           日 時 平成8年 9月27日(金) 1校時            学 級 大東町立興田中学校    1年A組                                        男子19名 女子14名  計33名           指導者 鈴木 牧子 1 単元名     Lesson 7  折り紙できるかな? 2 単元について  (1)教材観      この単元は、由美とマイクの折り紙についての対話を通して、趣味や日常生活の中から簡単な日本文化を紹介す     る内容である。実際、文化について紹介するとなると、まだ1年生段階なので、語彙数や文法の上から、英語で伝     えることは必ずしもやさしくはない。ここでは、簡単な英語を用いて、趣味や日常生活中から日本文化にふれるこ     とで、外国の文化理解への関心を引き出したい。      文法事項としては、助動詞canを用いて「〜はーできます。」の言い方、疑問文とその応答を学習する。日常     生活で多く用いる表現であるので、自分自身のことを表現する幅がさらに広がることになる。この機会をとらえて、     基本的な語彙の数を増やし、個々にあった表現力をつけさせたい。  (2)生徒観      学区内の5校から集まって来ている生徒達だが、入学以前から知り合いの生徒も多く和やかな雰囲気で過ごして     いる。全体的に素直で明るいが、人前に出て活動することを苦手としている生徒も多い。  英語には関心を持って取り組む生徒は多いが、しかし、それを学力として定着するには至っていない。基本文型     の習得のため、音読練習を多くし本文の暗唱に力を入れている。そのためほとんどの生徒が既習の本文を半分以上     暗唱することができる。自己表現活動については、意欲的に取り組もうとする様子は見られる。自己表現ノートに     もユニークな内容が多いので、さらにのばしていきたい。  (3)指導観      生徒一人一人が英語学習に興味、関心を持ち、意欲的に取り組む為に、授業の工夫改善の観点及び、評価の観点     に基づいた授業を進めている。特に、具体的取り組みとして本単元では、興味、関心を引き出す一貫として、チェ     ーンプラクティスやインタビューゲームを進んで取り入れ、ターゲットセンテンスの定着を図っている。また、意     欲を高める上で、机間巡視により一人一人への支援、援助や意図的指名を心がけるようにしている。 3 指導目標  (1)由美とマイクに折り紙についての対話の内容を理解させ、そこから日本文化の一端に触れさせる。     (題材内容に関して)  (2)canを用いて「〜はーできます。」ということができるようにする。(言語活動に関して)  (3)canを用いた疑問文とその応答ができるようにする。(言語活動に関して) 4 指導計画    Lesson  7 ・・・6時間    part@ Mike can play tennis.ー助動詞canの肯定文               2時間        A Can You make a flower? Yes,I can. No,I cannot. canの疑問文と応答  2時間(本時1/2)    単元テスト                                     1時間    Can You Make a Hart? Can You Do This?・自己表現活動(自分表現ノートを使って)     1時間 5 本時について  (1)目標     @Can you 〜 ? を用いた問答練習に進んで取り組むことができる。(コミュニケーションへの関心・意欲・態度)     Aインタビューゲームで集めた情報を整理してcanを用いた文で表現することができる。(表現の能力)     B本文を読み内容を理解することができる。(理解の能力)     Ccanを用いた疑問文を聞き取り、その内容を正しく理解できる。(理解の能力)     Dcanを用いた疑問文の正しい語順を理解することができる。(言語や文化についての知識、理解)  (2)授業の工夫改善の観点    ア生徒の活動の場の設定(思考、作業、考察)     @チェーンプラクティスを使って基本文型の口頭練習を行う。     A学習したことを使って、インタビューゲームを行う。     Bゲームで集めた情報を英文で発表する。    イ互いに学び合い、高め合う授業の工夫。     @インタビューゲーム終了後英文作成の際、班内で教え合う。     Aロールプレイの時は、となり同士で教え合う。    ウ個に応じた指導のあり方を工夫する。     @机間巡視を行い、一人一人の実態にあった支援をする。  (3)評価の観点     @Can you 〜 ? を用いた問答練習に進んで取り組めたか。(コミュニケーションへの関心・意欲・態度)     Aインタビューゲームで集めた情報を整理してcanを用いた文を書くことができたか。(表現の能力)     B本文の内容を理解できたか。(理解の能力)     Ccanを用いた疑問文を聞き取り、その内容を正しく理解できたか。(理解の能力)     Dcanを用いた疑問文の正しい語順を理解することができたか。(言語や文化についての知識、理解)  (4)展開 ・授業の工夫改善の観点 ア生徒の活動の場の設定  @基本文型の口頭練習を行う。                          Aインタビューゲームを行う。                          B集めた情報を英文で発表する。             イ学び合い        @班内で教え合い活動                          Aとなり同士での教え合い活動             ウ個に応じた指導     @一人一人の実態にあった支援活動。 ・評価の観点 ☆コミュニケーションへの意欲・関心・態度 ◇表現の能力  □理解の能力 ○言語や文化についての知識・理解 +−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−− |段階| 学 習 内 容 | 学 習 活 動 |形 態| 指導上の留意点と評価の観点等 +−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−− | | |・挨拶をする。 | | | 導 |1 warm up |1 既習事項を使っての簡単な質|一 斉|◇教師の質問を正しく聞き取り答えている | | | 問に答える。 | | か。 | 入 |2 既習の本文の音読|2 既習の本文を音読する。 |一斉・| | | | | 個別| |15|3 学習課題の把握 |3 本時はcanを用いた疑問文| |○canを用いた疑問文の正しい語順を理 | 分 | | とその応答を学習することを| | 解することができる。 | | | 理解する。 | |・紙板書を使用し、理解をうながす。 +−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−− | |4 canを用いた疑|4 canを用いた疑問文とその| | | | 問文とその応答 | 応答の練習をする。 | | | | | (1)チェーンプラクティスを使っ|一斉・| | | | て基本的な言い方を練習する| 個別| | 展 | | (2)Can you 〜 ?を使|個 別|ア@ | | | ってインタビューゲームをす| |☆canを用いて正しい英文で問答するこ | | | る。 | | とができる。 | | | | |ウ@机間巡視し、言えない生徒には個別に | | | | | 支援する。 | | | | |・机間巡視しながら、2〜3人の生徒の評 | | | | | 価をする。 | | | | |・ゲームプリント | | | (3)ゲームの結果を確認しながら|グルー|アB・イ@ | | | 集めた情報を使って、班ごと|プ |・班の中で教え合いながら英文を完成する | | | に友達のことを紹介する英文| | ように支援する。 | | | を作り、発表する。 | | | 開 |5 本文の内容把握 |5 教科書本文の内容を把握する| | | | | (1)新出語句の意味を確認する。|一 斉| | | | (2)本文のテープを2回聞き、お|一 斉|□canの入っている英文の内容を正しく |30| | おまか意味を確認する。 | | 理解する。(プリント記入) | 分 | | | |・内容が難しいようであれば、教師が音読 | | | | | する。 | | | | |・プリントの問題ができたかどうか挙手に | | | | | より確認する。 | |6 本文のreading |6 教科書本文の音読をする。 | | | | | (1)新出語句の発音練習をする。|一 斉| | | | (2)教師の後に続いて音読練習す|一 斉| | | | る。 | | | | | (3)ペアで音読練習をし、発表す|ペ ア|イA | | | る。 | |・机間巡視をしながら支援する。 | | | (4)暗唱の練習をし、発表する。|ペ ア|イA | | | | |◇場面を想起しながら暗唱することができ | | | | | る。 +−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−− | |7 学習のまとめ |7 本時の学習のまとめをする。| | | 終 | | (1)板書事項と本文を暗唱し、ま|一 斉| | | | とめる。 | | | 末 | | (2)自己評価をする。 |個 別|・自己評価カード | 5 |8 次時の予告 |8 次時の学習内容を知り、準備|一 斉| | 分 | | を確認する。 | | | | |・ 挨拶をする。 | | +−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−