印刷用紙:B4縦 1ページの行数:73 1行の文字数(半角で):120   −−以下 指導案本文−−                    第2学年英語科学習指導案                              日  時  平成8年10月8日(火)第1校時                              学  級  2年A組 男子10名 女子28名 計38名                              授業会場  2年A組教室(校舎2階)                              授 業 者  小  原   里  美 1 単 元 名    Lesson 7   A Sale at a New Store 2 単元について  (1) 題 材     エイミ−は、今度の日曜日のパ−ティ−に着ていくものを欲しがっていたところ、新しい店でセ−ルがあることを知る。    エイミ−と母親は、その店に行く途中で道がわからなくなり、男の人に道を尋ねる。店に着くと、店員や母親と相談しなが    ら、パ−ティ−に着て行くドレスを選んで買うという内容である。道案内や買物といった日常的な素材を題材にしており、    実用的な表現ばかりなので、生徒の興味、関心を引き付けるものと思われる。この課ではさまざまな言語活動が可能だが、    実際に生徒を動かし、慣用表現を身に付けさせたい。     本校の2年生は今年の2月19日に実施したCRTの結果によると、話すこと、書くことの2領域の落ち込みが大きかっ    た。したがって、今年度は各パ−トごとに必修語と基本文の小テストを実施し、書く力がつくように取り組んでいる。また    ペアワ−クやインタビュ−活動をできるだけ多く取り入れ、話す力を養いたいと考えている。  (2) 言語材料   ア、I want something to eat. 〔不定詞の形容詞用法〕     不定詞の用法については、目的を表す副詞的用法と名詞的用法を学んでいる。形容詞用法では後置修飾という日本語には    存在しない文法形態であるため、理解しにくいと思われる。例文をたくさん示し、口頭練習を十分に行うことによって、ひ    とつの意味のかたまりとして覚えさせたい。   イ、Please tell me the way to the XYZ store. (S+V+IO+DO)     さまざまな例文を提示し、口頭練習を十分に行うことによって、「〜に−を」という語順に慣れさせたい。   ウ、You look busy. 〔S+V(be動詞以外)+C(形容詞)〕    「 be動詞+形容詞」の英文と比較することによって、lookという動詞の働きに気付かせたい。 3 指導目標  (1) 不定詞の形容詞用法、S+V+IO+DOの文型、S+V(be動詞以外)+C(形容詞)の表現方法を理解し、対話するこ    とができる。  (2) 新出語句の発音と意味を理解し、本文の内容を把握する。  (3) 「何か〜するもの」のような言い方、道のたずね方や教え方、簡単な買い物表現ができる。 4 指導計画(7時間扱い)  (1) part 1 不定詞を用いて、「何か〜するもの」という表現ができる。                   <不定詞の形容詞用法>・・・2時間  (2) part 2 道をたずねたり、教えたりすることができる。                   <S+V+IO+DO>・・・2時間  (3) part 3 簡単な買い物表現ができる。                   <S+V(be動詞以外)+C(形容詞)> ・・・2時間〈本時(1/2)〉  (4) Lesson全体のまとめと練習 ・・・1時間 5 本時について(5/7時間)  (1) 主  題     「〜に見える」のような言い方  (2) 目  標     @ 「〜に見える」という表現方法が理解できる。     A 基本文をもとにして対話することができる。     B 基本文をもとにして自己表現活動ができる。     C 積極的にコミュニケ−ション活動に取り組むことができる。     D 挙手をして自分の考えを発表することができる。  (3) 指導の構想     You are busy.という文が、単に忙しい状態を表しているのに対して、You look busy.という文は表情や様子から「忙し    そうに見える」という意味である。本時では、学習課題を提示する場面で、写真(絵)を見せながら「be動詞+形容詞」    「look+形容詞」を用いた自然な英文を聞かせることによって、lookという動詞の働きに気付かせたい。さらに同じ形容詞    を使った2つの文を比較することによって、生徒から多くの考えを引き出し、その違いを明らかににさせたい。また、自己    表現活動ではbe動詞とlookを区別して使えるように「見かけは〜だが、実際は〜だ」という英文を作らせ、定着を図りたい  (4)評価の観点     @ 「〜に見える」という表現方法が理解できたか。     A 基本文をもとにして対話することができたか。     B 基本文をもとにして自己表現活動ができたか。     C 積極的にコミュニケ−ション活動に取り組むことができたか。     D 挙手をして自分の考えを発表することができたか。 (5)展開案 +−+−−−−−−−−−−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ |段階 学 習 内 容 |時間 学   習   活   動 | 留 意 事 項 | 準備物 +−+−−−−−−−−−−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ | |1 課題提示 |10|@教師のいう英文を聞いて,最後の英文の | | | | | | |意味を考える。 | | | |導| | |[提示された有名人の写真(絵)を見て]| |写真(絵) | | | |T: Who's this? | | | | | | |S: It's 〜. | | | | | | |T: How old is he(she) ? | | | | | | |S: He(She) is 〜years old. |+−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | |T: He(She) is old, but he(she) ||生徒からさまざまな考えを引き出|| | | | | | looks young. ||し、自分たちで最良の考えを導き|| | | | | |A下線部の英文と He is young.を比較し ||出せるように、指名の仕方を工夫|| 紙板書  |入| | |その違いを考える。 ||する。 || | | | | |B Aの違いをもとに、学習課題を発表 |+−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | | する。 | | | | |2 課題確認 | |C「〜に見える」のような言い方を学習す|・学習シ−トに課題を記入させる。 |学習シ-ト | | | |ることを知る。 | | | | | +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | +−+−−−−−−−−+「〜に見える」のような言い方を学習しよう+−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ | | +−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | |3 新出文型の提示 | | You look busy. | | | | | | |@ 口頭練習をする。 |・新出文型を暗記させる。 | | |展| | |A 新出文型を書く練習をする。 |・4回練習させた後、見ないで書か | | | | | | |せる。 | | | | | | |*正しく書くことができたか。 | | | |4 文型練習 | |B教科書 P,51のDrillを行う。 |*適切な英文が作れたか。 | 絵 | | | | | | | | | |5 コミュニケ-ション活動 | |Cペアワ−ク「どんなふうに見える?」を|・基本文型の音読やvocabularyの形容| | | | | |行う。(自分のワ−クシ−トを見てもわか|詞の発音練習を充分に行ってから活動| | | | | |らない4人について、どんなふうに見える|に入らせる。 | | | | | |か相手に質問し、ワ−クシ−トに記入する|*積極的にコミュニケーション活動に取り組ん | | | | | | |でいるか。 | | | | | | |+−−−−−−−−−−−−−−−+| | | |6 自己表現活動 | |D自分の身の回りのものや知っている人に||lookとbe動詞を用いた文を同時に|| | | | | |ついて、「見かけは〜だが、実際は〜だ」||作らせることによって、2つの動|| | | | | |という英文を作る。 ||詞を区別して使えるようにさせた|| | | | | |ex. My bike looks old, but it's new.. ||い。 || | |開| | | |+−−−−−−−−−−−−−−−+| | | | | | |・何人かに発表してもらう。 | | | | |30| |*適切な英文が作れたか。 | | +−+−−−−−−−−−−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+ |終|8 まとめ | |@本時のまとめを自己評価し、感想を発表|・2〜3人に発表してもらう。 | | | | | |する。 | | | |末| |10| | | | +−+−−−−−−−−−−+−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+