印刷用紙:B4縦 1ページの行数:50 1行の文字数(半角で):88   −−以下 指導案本文−−   第1学年英語科学習指導案   日 時 平成8年11月13日(水)1校時    学 級 第1学年 男子16名 女子16名 計 32名    指導者 高橋 恵美子 1 単元名 Lesson 9 今、そちらは何時? (NEW HORIZON ENGLISH COURSE 1 ) 2 単元について (1)教材について     この課は、時間を尋ね、答える表現が中心となる。part1では、時刻の言い方は「1時4    5分」などだけに押さえ、「2時15分前」などの言い方は取り扱わない。よって、数の言い方    のレディネスをしっかりと確認した上で、授業に臨んでいきたい。また、表記の面については、    午前午後の言い方“in the morning”“in the afternoon”だけでなく、身近に使われている    a.m.やp.mにも触れていきたい。“What time is it?”の「何時ですか。」という質問に    は対して“It is 〜.”であることを毎時間を利用しながら、定着を図りたい。     part2では、“What time 〜 ?”と時刻を尋ねる場合でも、「何時に〜しますか。」とい    う問いには、答え方が“at〜.”や“about〜.”となるので、口頭練習を多くしながら文に慣れさ    せてから、文の構造を理解させ、定着へと結びつけたい。     本課では、本動詞のdoが初出となるが、“What do you do after school ?”と言う文を利用    し、使い方を定着させていきたい。     時間については、時差などに目を向けさせ、世界の文化を知る一つの切り口にしたい。 (2)生徒の実態について     男子は積極的で活発に発音し作業する。その反面、集中力が持続しないところがある。女子は落    ちついて学習するが、はずかしがり、大きな声で発音する生徒が少ない。そこで、男女がお互いに    助け合うような活動を意図的に仕組み、女子の発音に対するの抵抗感を少なくしていきたい。また、    女子の方が失敗の回避傾向が強いので、発言は男子を先に取り上げるなど、女子が安心して発表で    きるように配慮していきたい。     また、学習が進むにつれて、書くことへの抵抗を感じている生徒が多くなってきている。文字と    音とのつながりの学習を深めていくことも必要である。 3 単元の目標 (1)コミュニケーションへの関心・意欲・態度 ・疑問詞の入った疑問文を用いて、時刻・友人の生活について友達とすすんで対話しようとする。 (2)表現の能力 ・疑問詞の入った疑問文を用いて、時刻・友人の生活について質問したり、答えたりすることができる。 ・時刻、自分の家族の日課について書いたり話したりできる。 (3)理解の能力 ・疑問詞の入った疑問文を理解し、答えることができる。 ・1日の生活や世界の時間・時差について話されている英語を聞き、その内容を日本語で説明できる。 (4)言語や文化についての知識・理解 ・疑問詞の入った疑問文を正しく作ったり、その疑問文に正しく答えたりすることができる。 ・日本と世界の国々との時差や、1つの国での時差について説明することができる。 4 単元の指導計画 (9時間計画) (1)時間を英語で聞き、答えられるようになろう(Part1本文)・・・・・1時間 (2)1日の生活を英語で言えるようになろう(一般動詞の使い方)・・・・・・1時間 (3)家族の1日の生活にを英語で言えるようになろう・・・・・・・・・・・・1時間 (4)part2の新出語句の習得と内容理解・・・・・・・・・・・・・・・・2時間 (5)友達の1日の生活について英語で聞いたり話したりできるようになろう・・1時間(本時) (6)part3の新語句の習得と内容理解・・・・・・・・・・・・・・・・・2時間 (7)Lesson9のまとめ及び単元テスト・・・・・・・・・・・・・・・・1時間 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 計9時間 5 本時の指導 (1)主題 What time do you〜?の尋ね方と、答え方 (2)本時の目標 @What time do you 〜?を使って相手の1日の生活について尋ねることができる。 A1日の生活についての質問に答えることができる。 B友達の生活について書いてまとめることができる。 (3)具体目標行動 ★コミュニケーションへの関心・意欲・態度 @大きな声で進んで英語を話そうとし、積極的に聞こうとする。 A友達の1日の生活について進んで対話しようとする。 ★表現の能力 BWhat time do you?を使って相手の1日の生活について尋ねたり、答えたりするこ   とができる。 ★理解の能力 C友達・先生の1日の生活を聞いて理解できる。 ★言語や文化についての知識・理解 D疑問詞の入った疑問文を正しくつくることができる。 (5)本時の展開(指導過程) +−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |段|学 習 内 容 | 学 習 活 動 | 学習(支援の仕方) | | | +−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+ |階| | 教師の働きかけ | 予想される生徒の活動 | 自主的学習態度 | 達成志向 | 責任感 | 自 己 評 価 | +−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+ | |1 英語学習の |・Warm-up questios. |・教師の質問に積極的に答| |・既習範囲の言語材料| | | |導| 雰囲気作り| 既習範囲の質問に答えさ| えようとする。 | | で答えられるように| | | |入| | させる。 | | | 質問を考え、支援す| | | |10|2 動詞の復習 |・1日の生活について復習|・教師の質問に既習範囲か| | る。 | | | |分| | させる | ら動詞を言う | | | | | | |3 学習課題の把握 |・相手が何時に起きたり、|・既習範囲から、聞き方を|・既習範囲の言語材料| | | | | | |寝たりしているか、聞く方|考えさせる。 | から導き出せるよう| | | | | | |法を考えさせる。 | | に支援する。 | | |・自分が今まで習ったこ| | |4 学習課題の提示 | | | | | | とが定着しているかど| | | |+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−++ | | | | +−+−−−−−−−−−−++友達の生活時間について、聞いたり答えたり発表した | | | | うかを考えさせたい。| | | || +−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+ | | ||りできるようになろう。 | |・相手の生活時間につ| | | | | |+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−++ | | | | | |5 口頭練習 |・前時の学習から、本時の|・教師の指示を聞き、口頭| |いて対話ができるよう| | | |展|“What time | 学習する文を導き出し、| 練習をする。 | |になるための練習にだ| | | |開| do you 〜?”| 口頭練習する。 | | |という目的をはっきり| | | | | | | | |持たせて行わせたい。| | | | |6 聞き取りの練習 |・模範の対話をテープで聞|・テープを聞き対話がどの|・これから行う対話が|・これから行う対話が| | | | | | かせる。内容を捕らえる| ようになされているか、|どのようになればよい|どのようになればよい| | | | | | ように指示をする。 | どのような内容かを聞き|かを捕らえさせたい。|のかを捕らえさせたい| | | |30| | | 取る。 | | | | | |分| | | | | | | | | | | | | | | | | | |7 基本文の定着 |・プリントを配り、まとめ|・プリントに従って、板書| | |・学習したことを利用|・練習によって定着して| | | | ように指示をする。 | を参考にまとめる。 | | |し、課題をやり遂げさ|いるかどうかを確認させ| | | | | | | |せるように支援する。|たい。 | | | | | | | | | | | |8 言語活動 |・プリントに従って活動さ|・教師の指示を聞き、活動|・進んで英語を話そう|・確認したことを使い|・与えられた人数分、| | | | | せる |をする。 |という態度を身につけ|友達に尋ねさせたり答|友達に尋ねさせ、表を| | | | | | |させたい。 |えられるように支援す|完成させるように支援| | | | |・友達に聞いた結果を、文|・友達の1日の生活につい|・指示を待たずに次の|る。 |する。 | | | | | でまとめさせる。 | て発表できるように、ま|作業に取りかかれるよ| | | | | | | | とめる。 |うにさせたい。 | | | | | | | | | | | | | | | |・何人かの人を選び、質問|・教師の指示を聞き、発表| |・友達との対話で得た| |・自分の活動がどうであ| | | | させたり、答えさせたり| する。 | |情報を発表させ、でき| |ったか確認させたい。 | | | | する。 | | |たことに対して評価を| | | | | | | | |してあげたい。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | +−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+ | |9 まとめ |・プリントに従い、自己評|・自己評価問題に、取り組| |・1時間の学習で目標| |・1時間の取り組みや何| |終| | 価問題にとりくませる。| む。 | |が達成されたかどうか| |を学習したかを振り返る| |結| | | | |プリントで確認させた| |機会として時間をあたえ| | |10 次時の予告 |・次時の予告をする。 | | |い。 | |たい。 | |10| | | | | | | | |分| | | | | | | | +−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−+ (6)本時の評価 ・積極的に英語を話そうとしたか。 ・What time do you 〜?の疑問文の作り方・答え方を理解し、言う事ができたか。 ・友達の1日の生活を聞いて理解し、書くことができたか。