中学校1年 技術・家庭(設計 その1)指導案 姥屋敷中学校 用紙は B5 縦  1行 72字(半角) 1ページ 44行に設定してください。 中学校技術・家庭(1年)指導プログラム             学 校 名  滝沢村立姥屋敷中学校             対象学年--  1学年(男子2名、女子3名)             指導年月日  平成2年9月11日、第3・第4校時             指 導 者 教諭 宮村 彬             作 成 者 教諭 宮村 彬 T.小単元名  「設計」 U.小単元設定の理由   日常生活に使用する家庭機械器具も工業生産に使用される機械器具でも、簡  単なものから合理的・複雑なものへと改良され、驚くべき進歩を遂げている。  しかも、これらは現在のままで留まるのでなく、さらに将来進歩する可能性を  持っている。これらの機械器具はすべて考案設計から出発し、それが図面にま  とめられ、その図面をもとにして作られる。つまり、工業生産は、すべて考案  ・設計・製図・製作というステップを踏んで成り立つのである。   しかし、かつては独立の領域であった設計・製図が、現行指導要領では木材  加工、金属加工の各加工領域に入っており、それぞれ、設計法、材料の特徴と  それらの使用法、工具の使用法とそれらによる加工法、生活との関係の4項目  を、適切な実習題材を中心として、相互に有機的な関連を図り、総合的に指導  することになっている。従って、生徒に木材加工や金属加工で新しく物を製作  させる場合には、それに適した設計の進め方や構想表示の方法のあらましを予  め指導しておく必要がある。   そこで、本小単元は、生徒が各自意図した、板材や薄板金を使用した簡単な  製品の構想を、単面投影図でかくことができる能力を養うことを目指して設定  したものである。 中学校1年の生徒は、小学校において算数や図画工作などで基本的な平面図  形や立体図形、及びその性質、また、2枚の三角定規を組み合わせて平行線や  垂直線を引くこと、簡単な立体図形の展開図などについて、すでに学習してい  るが、投影法についてはほとんど知識を持っていない。このような生徒の実態  を考慮し、さらに小学校での学習経験を生かして、なめらかに設計・製図学習  へ橋わしできるよう、十分注意したい。 また、生徒は小学校の図画工作で厚紙細工や簡単な木材加工の経験を有して  いるので、木材加工や薄板加工については親しみを持っている。本校において  は、1年生と2年生との複式授業であり、1年ごとに木材加工と金属加工を交  代で実施しており、今年度は金属加工を実施することになっている。生徒のこ  のような興味関心を生かしながら、考案設計より製図、製作という一貫した学  習を進める中で、実用的な金属製品の製作へと興味を広げさせ、合理性・実用  性の追求を通して、創意・工夫する態度を育てるような指導法を工夫して行き  たい。 その工夫として第1に挙げることは、初期段階で、立体図形に対する感覚を  十分に養わせることである。複雑な図形の図面を正確に早くかくことを多くの  時間をかけて指導するよりも、学習の初期段階においては、立体の形を真正面  ・真上・真横からフリーハンドで写生させることから出発させ、立体に対する  感覚を十分養うことによって、その後の投影図の学習をよりスムーズに進める  ことができると考える。 第2に、キャビネット図や等角図などの投影図の指導においては、個人指導 を徹底させ、方眼紙や斜眼紙、及び直定規を用いて立体をキャビネット図や等  角図でかき表す基礎的な知識と技能を身につけさせることである。これは、キ  ャビネット図や等角図の指導をおろそかにすると、作品製作の初期段階でつま  ずいてしまうからであり、きめ細かな指導がぜひとも必要である。この場合で  も、重点はあくまでも立体を平面上にかき表す感覚を養うことに置くため、製  図用具は直定規の他、方眼紙、斜眼紙と、必要最小限のものだけを使用させた  い。   これらは思考を働かせながらの作業学習であるため、時間的な個人差が大き  いことを考慮し、第1時の「立体の表し方/キャビネット図」と第2時の「立  体の表し方/等角図」の2単位時間の授業については、CAIのチュートリア  ル様式の学習ソフトウェアを作成し、個別学習をさせることにした。 第3に、製作する金属製品には身近で実用的なもので、かつ生徒の創意、工  夫を盛り込むことが可能な題材を選定することである。このような条件と、生  徒の興味を併せて考慮し、金属加工1の大単元では薄板金を使用した「状差し  つきブックエンド」及び「フライ返し」の2つを製作題材として設定し、本小  単元では、第16時から第20時において、これら題材の構想図を等角図でか  かせるようにしたい。 V.小単元の指導目標 (1) 日常用いている生活用品には、金属でできた製品がたくさんあることに気づ  かせ、それぞれの機能の理解をとおして、金属の特性とその利用法を理解させ  る。 (2) 使用目的に応じて、形や大きさを決めたり、材料・用具を選ぶ必要のあるこ  とを理解させる。 (3) 製作にあたり、製作品の模型を作ったり、斜投影図や等角投影図などによっ  て図示することの必要性に気づかせ、立体を斜投影図及び等角投影図でかく技  能を習得させる。 (4) 使用目的にもとづいた構想のまとめ方を理解させ、構想図を等角投影図で表  示できるようにする。 (5) 製図板、T定規、三角定規、ものさし、ディバイダ、コンパス、方眼紙、斜  眼紙などの製図用具の構造と機能を理解させ、製図用具を合理的、能率的に使  用できるようにする。 (6) 自分の力でものを設計する楽しさを味わわせ、仕事を合理的、能率的に進め  たり、最後まで根気よくやり遂げようとする態度を養う。 W.小単元の教材構造 +--------------+ @| 金属が使用され|  | ている現状 | +-------+------+ | +-------+------+ @| 金属製品の機能| | と特徴 | +-------+------+ | +-------+------+ A| 金属材料の特徴| | と機械的性質 | +-------+------+ | +-------+------+ B| 金属製品の構造| +-------+------+ | C+--------------+ C+-------+-------+ | ものを作るとき+---------+ 構想のまとめ方 | | の図面の働き | | | +-------+------+ +-------+-------+ | | +-------+------+ | D| 立体の見方とか| | | き方 | | +---------------+ +-------+------+ | F| 製図用具と線の | | | | 引き方 | D +---------+-------+ E | +-------+-------+ +-----+------+ +-------+-------+ | +-------+-------+ | キャビネット| | 等角図のかき方 | | G|  寸法記入の | | 図のかき方 | | | | |  しかた | +-----+------+ +-------+-------+ | +-------+-------+ +---------+-------+ | | +---------------+---------+-----------------+ +-------+-----+     HI | 構想図の製作| | | +-------------+ X.小単元の指導計画(10時間)   第 1時 いろいろな金属製品   第 2時 金属材料の特徴と機械的性質 第 3時 金属製品の構造 第 4時 構想のまとめ方   第 5時 立体のかき表し方−キャビネット図・・・CAI 第 6時 立体のかき表し方−等角図・・・・・・・CAI 第 7時 製図用具と線の引き方 第 8時 寸法記入のしかた   第 9時 構想図のかき方 第10時 構想図の作成 Y.本時の学習指導(第5時)  (1)主  題 立体のかき表し方−キャビネット図 (2)指導目標 ア.いくつかの簡単な立体を正面、真上、真横から見た形を           指摘させたり、フリーハンドかかせることにより、立体を           平面上にかき表す感覚を養う。 イ.立体を平面上にかき表すいくつかの表示法を対比させる           ことによってキャビネット図の特徴や良さを理解させ、投           影法への関心を高める。          ウ.方眼紙とものさしを用いて簡単な立体のキャビネット図           をかく手順を理解させ、その操作に習熟させる。 (3)目標行動 ア.簡単な立体を正面、真上、真横から見た形を指摘でき、           フリーハンドでかくことができる。 イ.キャビネット図の特徴と良さを指摘できる。 ウ.簡単な立体を、方眼紙上に、キャビネット図でかき表す           ことができる。 (4)下位目標行動 @ 簡単な立体を正面、真横、真上から見た形を、フリーハンドでかく      ことができる。 A 簡単な立体を正面、真横、真上から見た形を、いくつかの選択肢の      中から指摘することができる。 RB 正方形、長方形、三角形、台形、円、などの基本的な図形の名前が      言える。 RC 正方形、長方形、三角形、台形、円、などの基本的な図形をフリー      ハンドでかくことができる。 D 方眼紙とものさしを用いて、簡単な立体のキャビネット図をかくこ      とができる。 RE ものさしと鉛筆を用いて、線分を引くことができる。 RF ものさしを用いて、寸法をとることができる。 RG 方眼紙の目盛りを読んで、寸法をとることができる。 H キャビネット図のよさは、1つの図だけで実物の形がよく表せるこ      とであると言うことができる。   I キャビネット図の特徴を、2つ言うことができる。 J 正面として適する面は、隠れて見えない面がなるべくなく、実物の      特徴を最も良く表している面であると言うことができる。 K 簡単な立体の、正面として適する面を指摘することができる。  (5)形成関係図(省略) 中学校1年 技術・家庭(設計 その2)指導案 姥屋敷中学校 用紙は B5 縦  1行 72字(半角) 1ページ 44行に設定してください。 (6)立体のキャビネット図を、方眼紙を用いてかく場合の行動分析 +---+ | a| かく位置を決めることができる。 +---+ +----------------------+   | 方眼紙をみる   | →どこにかくか、考える。   +----------------------+ ↓ +----------------------+ | かく位置を決める   | → 紙の余白と、図の大きさで判断する。 +----------------------+ +---+ | b| 基線を水平にひくことができる。 +---+ +----------------------+ | ものさしと鉛筆を持つ | →鉛筆を持って、ものさしを操作する。 +----------------------+ ↓ +----------------------+   | ものさしを定位置に置く| →基線をかく位置の確認。 +----------------------+ ↓ +----------------------+ | 水平に基線を引く | →鉛筆をぴたりとあてる。 +----------------------+ +---+ | c| 水平な線を引くことができる。 +---+ +----------------------+ | ものさしと鉛筆を持つ | →鉛筆を持って、ものさしを操作する。 +----------------------+ ↓ +----------------------+ | 水平線を引く始点Sを決 | →描こうとする図形によって判断する。   | める | +----------------------+ ↓ +----------------------+ | 始点Sから水平線を引け |   | るように、ものさしをセ | →方眼紙の罫線に一致しているか、または平行   | -トする | になっているかに注意する。 +----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 左手の指でものさしを押 | →動かないように。   | える | +-----------------------+ ↓ +----------------------+ | 水平線を引く | →鉛筆をものさしにぴたりと当てて引く。 +----------------------+ +---+ | d| 垂直な線を引くことができる。 +---+ +----------------------+ | ものさしと鉛筆を持つ | →鉛筆を持って、ものさしを操作する。 +----------------------+ ↓ +----------------------+ | 垂直線を立てる点Sを決 | →描こうとする図形によって判断する。   | める | +----------------------+ ↓ +----------------------+ | 始点Sから垂直線を引け |   | るように、ものさしをセ | →方眼紙の罫線に一致しているか、または平行   | -トする | になっているかに注意する。 +----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 左手の指でものさしを押 | →動かないように。   | える | +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 垂直線を引く | →鉛筆をものさしにぴたりと当て、下から上へ +-----------------------+ 引く。 +---+ | e| 水平線に45゜の斜線を引くことができる。 +---+ +-----------------------+ | ものさしと鉛筆を持つ | →鉛筆を持って、ものさしを操作する。 +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 斜線を引く始点Sを決め | →描こうとする図形によって判断する。   | る | +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 方眼を利用して、Sから | ・Sから水平方向に1目盛り、垂直方向に1   | 45゜斜め方向にものさ | → 目盛り離れた点Eに、ものさしをセットす   | しをセットする |  る。 +-----------------------+ ・ものさしがSとEに、ぴたりと一致してい ↓ るか。 +-----------------------+ | 左手の指でものさしを押 | →動かないように。   | える | +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 斜線を引く | →鉛筆をものさしにぴたりと当て、下から斜め +-----------------------+ 上へ引く。 +---+ | f| ものさしで寸法をとることができる。    +---+ +-----------------------+ | ものさしと鉛筆を持つ | →鉛筆を持って、ものさしを操作する。 +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 線上に、寸法をとる始点 | →描こうとする図形によって判断する。   | Sを決める | +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | ものさしの0点を、始点 | →0点とSが一致するように。          | Sにセットする。    |                      +-----------------------+                      ↓     +-----------------------+ | 線上に、ものさしによっ | →ものさしの目盛りを正確に読み取る。      | て求める長さをとり、鉛 | | 筆でしるしをつける | +-----------------------+ +---+ | g| 方眼を利用して寸法をとることができる。  +---+ +-----------------------+ | 鉛筆を持つ | +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 線上に、寸法をとる始点 | →描こうとする図形によって判断する。   | Sを決める | +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | Sから、方眼の目盛りに |           | よって求める長さをとり | →方眼の目盛りを正確に読み取る。      | 、鉛筆でしるしをつける | +-----------------------+                      +---+ | h| 不用な線を消すことができる。       +---+ +-----------------------+ | けしゴムを持つ | +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 不用の線を確認する   | →実物の形を再度確認する。 +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | けしゴムで不用の線を  | →外形線まで消さないように。          | 消す。         |                      +-----------------------+                      +---+ | i| 仕上げの線を引くことができる。      +---+ +-----------------------+ | ものさしと鉛筆を持つ | →鉛筆を持って、ものさしを操作する。 +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 線を鉛筆でなぞり、外形 | →ていねいにかく。   | 線をはっきりかく。 | +-----------------------+ サブ行動   +---S1  ものさしを、水平線や垂直線がかけるようにセットする。 | | S2 ものさしの目盛りの0点を、定点にセットする。 | +-+ P1  鉛筆を持ち、ものさしにセットする。 | |  | |  P2  鉛筆を持つ。 | |  | +---P3  けしゴムを持つ。 |  | +---S3  物差しの目盛りを読む。 +-+   +---S4  方眼の目盛りを読む。    (7)キャビネット図をかくための構造図 P1 P2 P1 P2 P1 P3 P1 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓  ↓   ↓  ↓  ↓  ↓ +---+ a → b → g → c → d → e → f → c → d → h → i →| G| ↑  ↑  ↑  ↑  ↑  ↑  ↑  ↑    ↑ +---+ S1 S4 S1 S2 S1 S1 中学校1年 技術・家庭(設計 その3)指導案 姥屋敷中学校 用紙は B5 縦  1行 72字(半角) 1ページ 44行に設定してください。 Z.本時の学習指導(第6時)  (1)主  題 立体のかき表し方−等角図 (2)指導目標 ア.立体を平面上にかき表すいくつかの表示法を対比させる           ことによって等角図の特徴や良さを理解させ、投影法への           関心を高める。 イ.斜眼紙とものさしを用いて簡単な立体の等角図をかく手           順を理解させ、その操作に習熟させる。 ウ.簡単な立体の模型を観察させるとともに、各辺の長さを           測定させ、その等角図を斜眼紙とものさしを用いてかかせ           ることにより、                                       (3)目標行動 ア.等角図の特徴と良さを指摘できる。          イ.簡単な立体を、斜眼紙上に、等角図でかき表すことがで           きる。             (4)下位目標行動 R@ 簡単な立体を正面、真横、真上から見た形を、フリーハンドでかく       ことができる。 RA 正方形、長方形、三角形、台形、円、などの基本的な図形の名前が      言える。 RB 正方形、長方形、三角形、台形、円、などの基本的な図形をフリー      ハンドでかくことができる。 C 斜眼紙とものさしを用いて、簡単な立体の等角図をかくことができ RD ものさしと鉛筆を用いて、線分を引くことができる。 RE ものさしを用いて、寸法をとることができる。 RF 方眼紙の目盛りを読んで、寸法をとることができる。 G 等角のよさは、1つの図だけで実物の形がよく表せることであると      言うことができる。   H 等角図の特徴を、2つ言うことができる。 I 正面として適する面は、隠れて見えない面がなるべくなく、実物の      特徴を最も良く表している面であると言うことができる。 J 簡単な立体の、正面として適する面を指摘することができる。 (5)形成関係図(省略)  (6)立体の等角図を、斜眼紙を用いてかく場合の行動分析 +---+ | a| かく位置を決めることができる。 +---+ +-----------------------+   | 方眼紙をみる    | →どこにかくか、考える。   +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | かく位置を決める    | → 紙の余白と、図の大きさで判断する。 +-----------------------+ +---+ | b| 基線を水平にひくことができる。 +---+ +-----------------------+ | ものさしと鉛筆を持つ | →鉛筆を持って、ものさしを操作する。 +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ 水平線が引けるように、斜眼の交点2カ所を   | ものさしを定位置に置く | →を選び、2点にものさしをぴたりとセットす +-----------------------+  る。 ↓ +-----------------------+ | 水平に基線を引く | →鉛筆をぴたりとあてる。 +-----------------------+ +---+ | c| 水平な線を引くことができる。 +---+ +-----------------------+ | ものさしと鉛筆を持つ | →鉛筆を持って、ものさしを操作する。 +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 水平線を引く始点Sを決 | →・描こうとする図形によって判断する。   | める | ・斜眼の交点をSに選ぶ。 +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 始点Sから水平線を引け | 水平線が引けるように、Sの他にもう1点、   | るように、ものさしをセ | →斜眼の交点を選び、2点にものさしをぴたり   | -トする |  とあてる。                +-----------------------+               ↓ +-----------------------+ | 左手の指でものさしを押 | →動かないように。   | える | +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 水平線を引く | →鉛筆をものさしにぴたりと当てて引く。 +-----------------------+ +---+ | d| 垂直な線を引くことができる。 +---+ +-----------------------+ | ものさしと鉛筆を持つ | →鉛筆を持って、ものさしを操作する。 +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 垂直線を立てる点Sを決 | →・描こうとする図形によって判断する。   | める | ・斜眼の交点を選ぶ。 +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 始点Sから垂直線を引け | 水平線が引けるように、Sの他にもう1点、   | るように、ものさしをセ | →斜眼の交点を選び、2点にものさしをぴたり   | -トする | とあてる。                +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 左手の指でものさしを押 | →動かないように。   | える | +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 垂直線を引く | →鉛筆をものさしにぴたりと当て、下から上へ +-----------------------+ 引く。 +---+ | e| 水平線対してに30゜の斜線を引くことができる。 +---+ +-----------------------+ | ものさしと鉛筆を持つ | →鉛筆を持って、ものさしを操作する。 +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 斜線を引く始点Sを決め | →・書こうとする図形によって判断する。   | る | ・斜眼の交点をSに選ぶ。 +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 斜眼の罫線を利用して、 |                        | 水平線から30゜の方向 | →斜眼の罫線にものさしをぴたりとあてる。    | にものさしをセットする |      +-----------------------+                      ↓      +-----------------------+ | 左手の指でものさしを押 | →動かないように。   | える | +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 斜線を引く | →鉛筆をものさしにぴたりと当て、下から斜め +-----------------------+ 上へ引く。 +---+ | f| 斜眼を利用して寸法をとることができる。  +---+ +-----------------------+ | 鉛筆を持つ | +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 線上に、寸法をとる始点 | →描こうとする図形によって判断する。   | Sを決める | +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | Sから、斜眼の目盛りに |           | よって求める長さをとり | →斜眼の目盛りを正確に読み取る。      | 、鉛筆でしるしをつける | +-----------------------+                      +---+ | g| 不用な線を消すことができる。       +---+ +-----------------------+ | けしゴムを持つ | +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 不用の線を確認する   | →実物の形を再度確認する。 +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | けしゴムで不用の線を  | →外形線まで消さないように。          | 消す。         |                      +-----------------------+                      +---+ | h| 仕上げの線を引くことができる。      +---+ +-----------------------+ | ものさしと鉛筆を持つ | →鉛筆を持って、ものさしを操作する。 +-----------------------+ ↓ +-----------------------+ | 線を鉛筆でなぞり、外形 | →ていねいにかく。   | 線をはっきりかく。 | +-----------------------+ サブ行動   +---S1  ものさしを、水平線や垂直線がかけるようにセットする。 | +-+ P1  鉛筆を持ち、ものさしにセットする。 | |  | |  P2  鉛筆を持つ。 | |  | +---P3  けしゴムを持つ。 |  +-----S2  斜眼の目盛りを読む。  (7)等角図をかくための構造図 P1 P2 P1 P2 P1 P3 P1 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓  ↓   ↓  ↓  ↓  ↓ +---+ a → b → g → c → d → e → f → c → d → h → i →| G| ↑  ↑  ↑  ↑  ↑  ↑  ↑  ↑    ↑ +---+ S1 S4 S1 S2 S1 S1