中学校2年 技術・家庭(ほぞの部品加工)指導案 北上市立上野中学校 用紙は B4 縦  1行 120字(半角) 1ページ 58行に設定してください。 -技--術--家--庭--科--学--習--指--導--案- 日 時 平成2年10月19日(金)1校時 場 所 上野中学校 木工室 対 象 第2学年CD組男子37名 授業者 加藤 暢之 1 領域名  木材加工2 2 単元名  木製品の設計と製作(折り畳み腰掛け) 3 小単元名 製  作 4 単元の位置づけ    木材加工2では、木製品の設計と製作を通して、荷重と材料及び構造との関係について理解させ、使用目的や使用条件に即して   製作品をまとめる能力を伸ばすことを目標にしている。    この目標を達成するために、木材加工1の学習を基礎に、その応用発展として、使用目的や使用条件に適した構造や構造を丈    夫にする材料の使い方、木工具と木工機械による工作の技法、やや複雑な構造や部分の形、寸法を表示する方法などを中心とし    た内容の指導をする。 5 指導目標 (1)使用条件や使用目的にもとづいて、木製品の設計ができるようにする。 (2)木材と塗料の性質及びそれらの使用法を理解させる。 (3)木工具と木工機械の使用法及びそれらによる加工ができるようにする。 (4)日常生活や産業の中で果たしている木材の役割を知る。 5 指導計画(35時間)  1)木材加工と生活   1時間  2)木材の強さと接合  3時間  3)設 計       8時間  4)製 作      22時間 本時5時間目  5)木材の役割     1時間 6 本時の計画 (1)題 材 名  ほぞの部品加工 (2)題材設定の理由    近年、科学技術が進歩し、新材料が開発され、日常生活における木材の利用範囲が減ってきている。しかし暮しの中において、   その暖かみと親しみやすさから良さが見直され将来においても必要性は増し、家庭・社会生活を豊かにしていくと考える。このよ   うな時代において、木材の加工技術を学習することは、木製品をより合理的に活用する”利用技術”を育て木材の基礎的知識や加   工技術を身につけさせることになる。実際に加工技術が生かせるのは、効果的利用ができたかであり、”加工技術”習得するする   ためには、明確な製作意図を持ち、創意工夫をこらし、製作を通して基礎的な知識や技術を身につけさせていかなければならない。    ほぞの部品加工においても加工技術、利用技術を習得させるため、特に、加工順序による丈夫さ、寸法通りに仕上げるための正   確さ、この正確さも丈夫さにつながることを追求していきたい。    そのため、この領域の既習事項を自分自身の手を動かし、実践する場を多く設定し、知識、技能に終ることなく、製作意図を持   って製作品を構想し、製作し完成する能力を養い、製作品を作る楽しさや完成する喜びを体験させる必要がある。 (3)本時のねらい    ■正しいほぞの作り方を知る。    △ほぞ穴にあった丈夫なほぞを作ることができる。 (4)本時の指導過程 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■段 階■ 指 導 内 容■ ■ 教 師 の 活 動  ■   生 徒 の 活 動   ■ 留 意 点 ■ 資  料 ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■   ■1学習の準備確認■ ■1学習用具の確認をさせる■1木材、工具などの確認をする。■実際の製作物 ■・道つきのこ■ ■ 導 ■2本時のねらい確■ ■2本時のねらいを確認 ■2本時のねらいを確かめ学習シー■−部品組立 ■・ほぞにあた■ ■ ■ 認 ■ ■・正しいほぞの作り方を知 ■ トに記録する ■−ほぞの部品 ■ る部分 ■ ■   ■        ■ ■ る ■ ■の順序に提示す■・製作物のモ■ ■ 入 ■ ■ ■・ほぞ穴にあった丈夫なほ ■ ■る   ■ デル ■ ■ ■ ■ 5■ ぞを作ることができる ■ ■ ■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■ ■3ほぞをより丈夫■ ■3予想を立てる観点 ■3考えをまとめ学習シートにメモ■  ■・ほぞ接合の■ ■ ■ ■ にするためには■ ■(1)けがき線のどこを切断 ■ する ■ ■ モデル ■ ■ ■予■ どうすれば良い■ ■ すれば良いか(正確さ)■(1) ■外側 △まん中 ▲内側 ■ ■・学習シート■ ■ ■ ■ を考える ■ ■(2)ほぞの縦びきと横びき ■(2) A縦びき B横びき ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ のどちらを先に切れば良■(3) 木工万力 金工万力 椅子 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ いか(丈夫さ) ■ ■ ■ ■ ■ ■想■ ■ ■(3)材料をどう固定するか ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■・発表させ、発表内容を整■・予想の観点に従って、発表する■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 8■ 理する ■ ■ ■ ■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■ ■4材料を使って、■ ■4作業の指示をする ■4予想で出されたものに基づいて■安全指導と道具■・試験片の材■ ■展■予■ ほぞを作る ■ ■・終った人の確認をする ■ ほぞを作る ■の使い方などに■ 料 ■ ■ ■ ■ ■ ■・巡視 ■ ■ついて指導  ■・胴付きのこ■ ■ ■行■5ほぞ穴にほぞを■ ■5ほぞ接合を行い観察させ■5ほぞの接合部を観察し、考えを■   ■・学習シート■ ■ ■ ■ さしこむ ■12■ る ■ まとめていく ■自己評価 ■ ■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■ ■6加工法が正しか■ ■6結果と問題点について発■6発表する ■予想の観点に従 ■ ■ ■ ■ ■ ったかどうかを■ ■ 表させる ■・発表を聞きながら違いはどこか■って ■ ■ ■ ■思■ 考える ■ ■(1)寸法を考えさせる ■ を考える ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■(2)切りすぎる・・・を気 ■(1)けがきの外側でないと・・ ■「過ぎる」と言 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ づかせる  ■(2)切りすぎる・・・ ■う言葉そして教 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■(3)縦びきがまっすぐ切断 ■ ■師の演示実験 ■・OHP ■ ■ ■考■ ■ ■ できたかを確認し、どう■ ■ ■ ■ ■開■ ■ ■ ■ したら良いかを考えさせ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■10■ る ■ ■ ■ ■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■ ■7けがき線の扱い■ ■7けがき線の外側を切断す■ビデオを見ながら理解していく ■  ■・ビデオ ■ ■ ■理■8縦びきと横びき■ ■ る ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ の順序 ■ ■8縦びきを先にする ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■9縦びきをまっす■ ■9材料を斜めに支え、こぐ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ぐに切る方法 ■ ■ ち面とこば面の2点を見■ ■ ■ ■ ■ ■解■ ■ ■ 通して切断 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■10道具の使い方 ■ ■10道具の使い方について説■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 5■ 明する ■ ■ ■ ■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■実■11ほぞ加工 ■ ■11ほぞを一カ所作らせる ■11各自ほぞを作る ■  ■・実習材料■ ■ ■践■ ■ 7■・巡視 ■ ■ ■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ 終 ■12評価まとめ ■ ■12自己評価させる ■12自己評価する ■ ■・自己評価 ■ ■ 結 ■13次時予告 ■ 3■13ほぞ加工 ■ ■ ■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ (5)評価の観点    正しいほぞの作り方がわかったかーなぜそうするのか理由がわかったか 順序通りできたか    丈夫なほぞを作ることが出来たかー寸法はうまくけがくことができたか                                     寸法通りできたか                    道具をうまく使えたか