印刷用紙:A4縦 1ページの行数:45 1行の文字数(半角で):92   −−以下 指導案本文−−              技術・家庭科指導案     日時  平成8年11月20日(水)            学級  3年D組(男17人、女18人) 場所  コンピュ−タ室                  指導者 石澤祐治 題材名 ソフトウェアの活用 「インタ−ネット」 1.題材と生徒 (1)題材について     情報化時代と言われている今、あふれる情報の中で自分の必要な情報を収集・選択する能力は、欠か    せないものとなってきている。さらに、自ら情報発信する場合において自分が収集・選択した情報をど    う処理し、どう表現するかが大きな課題である。     情報活用能力を「必要な情報を収集・選択しそれを処理する方法を選択した上で処理し、さらに、適    切にまとめて表現し提供できる能力」とし、その能力を育てていきたい。情報活用能力を4つに分ける    と「情報収集・選択」、「情報発信」「情報処理」、「表現」に分けられる。    今まで「情報処理」「表現」は、「統合ソフト」である「ハイパ−キュ−ブ2」を使用し援助・指導の    工夫を考えてきた。「情報収集・選択」は、インタ−ネットを活用して幅広い情報収集・選択をして援    助、指導の工夫をしていきたい。また、「情報発信」は、ホ−ムペ−ジを作成することにより、援助、    工夫をしていきたい。     我が校では、学校教育の中で、コンピュ−タネットワ−クを推進する100校プロジェクトに参加し、    インタ−ネットを導入している。今まで「情報基礎領域」では、機器操作やプログラミング中心であっ    たが、これからはインタ−ネットを活用することにより、学習活動の高度化、他の地域との情報交換を    して、大きく変化、発展している社会や技術に柔軟に対応していこうとする態度を育てることができる    と考えられる。そこで、本時では主に情報活用能力の中の「情報収集・選択」「情報発信」する力を育    てるために、インタ−ネットを利用して自分の欲しい情報を探す。また、ホ−ムペ−ジを作成し、世界    に目を向けさせ視野を広げていきたい。 (2)生徒について     生徒は、アンケ−トの結果、パソコンに対し大変興味を持っていることがわかる。好きなものは何か    と言う質問に対し、パソコンと答える生徒がほとんどであった。そのため、パソコン操作をするときは、    集中して意欲的に取り組んでいる。しかし、パソコンに触れていないときの作業は、集中してできない    時が多い。 (3)学習活動について     今回は、ソフトウェアの1つである「ワ−プロソフトの活用」という分野であるが、インタ−ネット    と関連付けた学習になる。「ホ−ムペ−ジ」を生徒自ら作成することにより、ワ−プロソフトの操作と、    情報活用能力を育てていくのがねらいである。パソコンは、12台で生徒3人に1台という現状の中で    それぞれに活動内容を与え集中してできるようにしたい。     今回、インタ−ネットを利用するグル−プ、他校のホ−ムペ−ジを見て手紙を書くグル−プ、パソコ    ンでホ−ムペ−ジを作成するグル−プの3グル−プにわかれる。インタ−ネットの中に電子メ−ルがあ    るが、インタ−ネットのできるパソコンが1台しかないので今回は手紙で書く。     インタ−ネットを活用することにより、視野を世界に広げ、実践活動を通して、情報をパソコンで高    い付加価値のあるものにしたい。     これにより、情報活用能力の育成の1つとして学習させていきたい。 2.主な学習と育てたいこと(日本語ワ−プロの活用) +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |時数 |                おもな学習計画 | +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | |日本語ワ−プロのはたらきを調べよう| | | 3 | +−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | ・日本語ワ−プロの働きを調べ理解する。 | | |  ・日本語ワ−プロの操作方法を知り簡単な文章を | | |  作成する事ができる。 | +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 1 |   +−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | |    | インタ−ネットのはたらきを調べよう | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | |  ・インタ−ネットでどんなことができるか調べ理解する。 | | | | +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |  | +−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | インタ−ネットをやってみよう | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | ・インタ−ネットの操作方法を理解する。 | |  | +−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | | ホ−ムペ−ジを作成しよう | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | | ・ホ−ムペ−ジに載せる文章を考える。 | | | ・ワ−プロソフトの操作方法を知り、作成 | | | することができる。 | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |2/5| |自分達の作成したホ−ムペ−ジを見よう| | | |   +−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | |   ・ホ−ムペ−ジを読んだ感想を送ってもらい、 | |*本時| それについて電子メ−ルで手紙を書く事が | | | できる。 | | | | | | +−−−−−−−−−−−+ | | |   |  メ−ルを書こう | | | | +−−−−−−−−−−−+ | | | ・電子メ−ルで手紙を書くことができる。 | +−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 育てたいこと(よりよく生活する力) | +−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |生活な中から課題を |実践的活動を通して知識 |身につけた知識や技能を | |    見つけようとする |技能を身につけようとする |     活用しようとする | +−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ | 日本語ワ−プロをどんな目的 | ワ−プロの使用目的にあっ |ワ−プロの基本操作ができるよ| | で使用し活用できるか考え、 | た使い方ができる。 |うになる。 | | ワ−プロの必要性を考えるこ | | | | とができる。 | | | +−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |インタ−ネットでどんなことが|インタ−ネットの知識を身に|インタ−ネットの基本操作がで| |できるか考える。 |つけようとする。 |きるようになる。 | +−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ |インタ−ネットを活用し必要な|インタ−ネットを操作する |インタ−ネットから自分が必要| |情報を手にいれることができる|ことができる。 |な情報を得ることができる。 | | | | | |ホ−ムペ−ジを作成することに|ワ−プロを使用してホ−ムペ| | |よりインタ−ネットによって情|−ジの文章を作成することが| | |報発信することができる。 |できる。 | | | | |インタ−ネットの活用方法を考| | | |えることができる。 | |作成したホ−ムペ−ジを見るこ|インタ−ネットを操作するこ| | |とにより自分達が世界に情報発|とができる。 | | |信したことを体験する。 | | | | | | | |メ−ルの交換をして他の地域の|電子メ−ルを使い手紙のやり|電子メ−ルの活用方法を考える| |人達と交流を図る。 |取りをすることができる。 |ことができる。 | +−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+ 3.本時の指導 (1)教材名   日本語ワ−プロの活用「インタ−ネット」 (2)目標   ワ−プロソフトを使用しホ−ムペ−ジを作成することができる。 (3)授業の構想 ホ−ムペ−ジ作成・・・各自の「個人ペ−ジ」をワ−プロで作成し、それをイン                     タ−ネットに載せることにより、自分達が「情報発信」                     したという意識をもたせたい。            メ−ルの作成・・・他校のホ−ムペ−ジを見て手紙を書くことにより他校と                     の交流を図りたい        インタ−ネットの利用・・・インタ−ネットを利用し必要な情報を得させたい。        上の3つの実践活動を通して、インタ−ネットを利用することにより情報収集・選択        する力を育てたいと考えている。 (4)展開 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |       生徒の活動     | 時間 |      留意点(*評価) | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |1.本時の学習課題を把握する。 | 8 | | | +−−+−−−+−−−+ | | |世界に情報発信しよう| | | +−−+−−−+−−−+ | | | | | |2.課題解決の方法を知る。 | |・各作業の説明をする。 | | | | | | ☆3グル−プに別れる | | | |@「個人ペ−ジ」をワ−プロで作成する。| | | |A他校のホ−ムペ−ジやメ−ルを見て手紙| |・他校のホ−ムペ−ジやメ−ルをコピ−し| | を書く。 | | 各グル−プに配る。 | |Bインタ−ネットを利用しホ−ムペ−ジか| | | | ら情報を得る。 | | | | | | | |3.教師がインタ−ネットを操作するのを| |・インタ−ネットを操作する。 | |  見て操作方法の確認をする。 | | | | | | | | | | | |4.それぞれのグル−プ別課題に取り組む| 35 |・ロ−マ字変換やカナ変換の仕方がわから| | (上記の操作をおこなう) | | ない生徒に、個別指導をする。 | | 予想される生徒のつまずき | |・手紙にどんなことを書いたらいいか指導| | ・ロ−マ字変換やカナ変換の方法がわか | | する。 | |  らない。 | |・インタ−ネットの使い方でわからない所| | ・手紙に何を書いていいかわからない。 | | を指導する。 | | | | | | ・インタ−ネットの操作がわからない。 | | *机間巡視 | | | |(できるだけ、リ−ダ−を中心に教えあう| |   | | ようにする。) | | | | | |5.自己評価する。 | 5 |*ワ−プロ操作が正確にできたか。 | | | |*インタ−ネットの操作はうまくできたか| | | |*ホ−ムペ−ジを読んでそれにあった手紙| | | | を書くことができたか。 | |6.次時に何をするのかを知る。 | 2 |・次時予告をする | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ 技術・家庭科学習プリント 3年 組   1.学習課題 ・・・「個人ペ−ジを作成しホ−ムペ−ジをのせよう」          (学校紹介・クラブ紹介・面白い人紹介など) 2.自己評価 1.集中して出来たか。 A  B  C  D   2.ワ−プロ操作が正確に出来たか。 A B  C  D 3.ワ−プロ操作が素早く出来たか。 A B  C  D 4.感想 技術・家庭科学習プリント 3年 組  番氏名 1.学習課題 ・・・他校のホ−ムペ−ジを見て手紙を書こう。                                2.自己評価 1.集中してできたか。 A  B  C  D   2.ホ−ムペ−ジを読んで A B  C  D それにあった手紙を書 くことができたか。   3.感想 技術・家庭科学習プリント 3年 組  番氏名 1.学習課題 ・・・インタ−ネットを利用しホ−ムペ−ジから情報を得よう。                                2.自己評価 1.集中してできたか。 A  B  C  D   2.インタ−ネットの操作は A B  C  D うまくできたか。   3.感想