印刷用紙:B4縦 1ページの行数:51 1行の文字数(半角で):132   −−以下 指導案本文−−   音楽科学習指導案 +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |校内研究主題 | 「一人一人が生き生きと学習に取り組む指導の在り方」 | | | −−−− 学習シートの活用を通して −−−− | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |音楽科研究主題| 「一人一人が生き生きと音楽活動に取り組む指導の在り方」 | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |本時の授業仮説|@導入段階において、前時の学習を想起させる学習シートを活用することによって、意欲をもって表現の工夫に取| | | り組むことができるであろう。 | | |A展開前段で、パート練習にはいる際に目標を確認し、終末段階でその取り組みについての評価を記入する学習シ| | | ートを活用することによって、課題を把握し意欲的にパート練習ができるであろう。 | | |B展開後段で、各パートの発表を聴く視点を示した学習シートを活用することによって、目的をもって発表を聴き| | | 生徒なりに聴き取ったことをまとめ、次への課題設定につなげていけるであろう。 | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ 学 級:3年A組(男子19名,女子18名,計37名)                                       指導者:教諭 林崎浩恵 1 題材名 気持ちの伝わる合唱作り (教材名:カンタータ「土の歌」より『大地讃頌』,『祖国の土』) 2 題材について (1)教材観   @題材設定の趣旨  第3学年では、総合的に音楽をとらえさせるよう配慮して授業を進めている。それは、これまでの学習の積み重ねを生かして発展       的、応用的な学習活動が展開できるようにすることと、音楽を含めた多くの分野が総合された芸術について、その中における音楽の       役割を理解したり、他分野とのかかわりを生かした活動を行うことによって、音を素材とした表現芸術であるという音楽の本質を理       解させるとともに、幅広い音楽観を養うことをねらいとしている。        本校の実態として、1年生から3年生まで、生徒会を軸として合唱の取り組みが学校生活に根付こうとしているところであり、音       楽科の教科経営においてもそれを支援できるよう、段階的な合唱練習や表現の工夫の仕方を指導している。そこで、3年生としてこ       れまでの積み重ねを生かしながら、さらに深まりのある合唱活動ができるようにすること、単に技術的に合唱を仕上げるのではなく       教材曲のテーマから自然や人間の在り方について考えながら、それを音楽で表現をすることを体感させたい。 そして、このような音楽活動を通して、生徒達が1年生のときから心がけてきた「気持ちの伝わる合唱をしよう」という取り組み  を高められるよう、本題材を設定した。    A教材について  カンタータ『土の歌』は、7つの楽章からなり、全曲にわたって“土”から受ける恩恵、“土”と人間とのかかわりを、時に優し       く柔らかく、時に力強くまた激しく訴え続ける。そこから自然の偉大さと人間の愚かさ、もろさがじわじわと伝ってくる。また、“   カンタータ”の名のとおり人々の叫びや祈りの声に宗教的な響きを感じ取ることができる。        本題材で主軸となっているのは、終曲として広く知られる「大地讃頌」である。集会や卒業式などでは必ず取り上げられるほど人       気の高いこの曲は、終曲にふさわしく、大地の恵みをたたえる壮大な詞と、オーソドックスであるがゆえに親しみ深い旋律や和音構       成などから、生徒達が好んで歌う混声四部の合唱曲である。曲想を工夫して表現するうえで歌詞の内容が大地に対する賛辞、感謝と       わかりやすく、十分に支えられた響く声が要求されるということからも混声四部合唱の豊かな響きを作らせるための教材として適し     ている。 「祖国の土」は第2楽章にあたり、行進曲風の軽快なテンポと力強い重音によって、“祖国の土”の上で自然の感触を確かめ、大       切に考えながら、その土を踏みしめ“人間”が文明開拓に向かって突き進む様が表現されている。終始、混声四部の和音で一定の旋       律が繰り返されるが、ソプラノとテノールの高音や転調は高みへと登ろうとする人間を表しているかのようである。難曲ではあるが       生徒の歌う意欲をかりたて、曲の勢いと魅力に心の底からの歌声が引き出されることを期待している。     (2)生徒観 生徒達は入学以来、比較的、開放的で自由な音楽活動をしてきている。特に合唱は紆余曲折を経ながら、学校生活や学級作りにお  いて“必要なもの”であり、“種中文化”の伝統にしていこうという意識で取り組んでいる。        音楽の授業では歌詞の読み取り、パート練習、表現の工夫などを学習しながら、自分たちの力で曲を仕上げていく活動ができるよ       うになってきている。        「大地讃頌」には、この3月の卒業式で在校生の合唱として取り組み、生徒達はこの歌を好んで一生懸命歌っていた。        その時点では取り組み期間も短かったため、とにかく「卒業式のために頑張って歌おう」という気持ちだったり、「いい歌だ」と       いう感覚だけで歌っていた。しかし、そこにとどまることなく、この歌のもつ本当のよさや奥深さを感じ取らせたい。 そして、3年生となって、合唱活動をさらに前進させるためにも、これまでに学習したことを総合して、ただ声を張り上げて歌う  だけでなく、歌に込められたものをつかませ、表現しながら深まりのあるものに発展させたいと考えている。 音−1   (3)指導観 「大地讃頌」はその雄大なスケールとわかりやすい詞から、この1曲だけでかなりの満足感を得られる曲であり、それゆえに表面       的に気持ちよく歌うだけで終わってしまうこともある。本題材では『土の歌』全曲を鑑賞することによって全体像をつかみ、「大地   讃頌」のとらえかたを再確認させたい。そして、他の第1〜6楽章の中から1曲を学級の選択曲として取り上げて合唱し、『土の歌』       の根底に流れているものを理解したうえで、終曲である「大地讃頌」をさらに思いを深めた合唱に仕上げていきたい。       生徒達は「気持ちの伝わる合唱」を心がけ、何かを感じ取って歌ってはいるが無意識に歌っているようなところがある。学習シー       トでは、そうした内面に潜んでいる感性を引き出すよう、生徒一人一人が感じたことや考えたことを記入するような内容を中心とし       随時、指導助言をしながら表現力を養っていくようにしたい。また、記入したことをもとにして各パートの話し合いや、一斉授業で       学習を深めていけるように学習シートを活用したいと考えている。まだ、学習シートの記入では、その時の気持ちや曲から感じ取っ       たこと、詞から読み取ったことを言葉や文章で表現することができる生徒は少ないという実態であるが、生徒達のこれまでの合唱の       取り組みを生かした活動ができるよう授業を組み立て、表現活動を支援するために学習シートの効果的な活用を図っていきたい。 3 題材目標 (1)音楽への関心・意欲・態度 理解を深めるために考えたり、協力してパート練習に取り組み、気持ちの伝わる合唱をつくろうとする。 (2)音楽的な感受と表現の工夫 曲全体にこめられたものを感じ取り、理解した上で、テーマを生かして気持ちをこめた歌い方を工夫する。 (3)表現の技能 考えたことや感じ取った事をもとに、充実した歌声をつくり、曲に合った歌い方ができるようにする。 (4)鑑賞の能力 範唱や自分たちの合唱を聴いて、曲想や表現の効果を感じとり、曲のテーマや表現したいことをつかむ。 4 題材全体の学習計画(6時間扱い) (1)『土の歌』全曲鑑賞(「大地讃頌」の歌い方を考える)・・・・・・・・・・1時間 (2)選択曲の取り組み1(イメージをつかむ)・・・・・・・・・・・・・・・・1時間 (3)選択曲の取り組み2(詞を読み取る)・・・・・・・・・・・・・・・・・・1時間 (4)選択曲の取り組み3(表現の工夫をする)・・・・・・・・・・・・・・・・2時間(本時1/2) (5)まとめの合唱(選択曲と「大地讃頌」)・・・・・・・・・・・・・・・・・1時間 5 題材指導にあたっての校内研究目標との関わり +【学習シートについて】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 本題材(合唱活動)では、学習シートを次の種類に分けて活用する。番号は学習シートの要素番号を示す。 | | A:「本物の『大地讃頌』をめざして」 | | ア 題材の前半で、全体を通して仕上げまでのポイントを記入していく。主に展開の前段で活用し、各時間の課題をつかませる。 | | (学習シートの要素番号=@ABCDE)| | | | イ 題材の後半で、題材全体の取り組みを振り返り、自己評価とまとめをする。主に展開の後段で活用する。 | | (学習シートの要素番号=DEFH)| | | | B:「コーラス・ライン カード」 | | ア 合唱練習に取り組む時間の展開の前段で、練習の内容や方法、重点を考え、確認する。 (学習シートの要素番号=@ABDE)| | | | イ 終末段階で練習の反省をし、自分の成長を確認する。 (学習シートの要素番号=DEFH)| | | | | | C:「気持ちの伝わる合唱にするために」 | | ア 展開段階で自分の考えをまとめながら歌詞の読み取りを進める。 (学習シートの要素番号=@ABDEG)| +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ イ 展開後段で、各パートの表現を聴いて良いところや参考になるところを記録する。 (学習シートの要素番号=@DE) D:「紙板書」 よく使う言葉や、表現の工夫につながる言葉を取り出してすぐに使えるようにする。 (学習シートの要素番号=@AG) 6 本時の学習について   (1)前時までの授業  『土の歌』全曲の鑑賞を通して、「大地讃頌」の歌い方を考えてきた。学級の選択曲として、第2楽章の「祖国の土」に取り組み       始めたところであり、簡単な曲の分析と、歌詞の読み取りをし、この曲をどのように歌いたいかを確認した。また、それによってさ       らに「大地讃頌」を深まりのある合唱にできるように意識し取り組んできた。 (2)本時の目標(および評価)+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+ |@協力してパート練習に取り組み、自分たちが立てた練習の重点目標を達成できるようにする。 | | |A歌詞から読み取った事や、考えた事を生かして気持ちを込めて歌う。 | | | |B発表の場で、他のパートの歌い方を聴きながら、パート練習の成果を出せるように歌い取り組みの評価をする。 | | +−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+ | | | 音−2 | | |  |(3)|展開 | | | | | | | | | | |段| 学 習 内 容 | 学 習 活 動 | 指 導 上 の 留 意 点 | 資料等 | |階| | | ☆ =学習シートのねらい等 | | | | | | @〜H=学習シートの要素番号 | | | | | | | | | |1 あいさつ |・発声をかねてあいさつをする。 | | | |導|2 ウォーミングアップ|・体操をして体をほぐす。 |・合唱に取り組むための準備と雰囲気作り| | |入|+−−−−−−−−−+|・発声練習をする。 |をする。 | | | || || | | | | ||3 既習曲の合唱 ||・気持ちをこめて「大地讃頌」を歌う。 |・前時の学習を想起させながら合唱させる|・合唱曲集| | |+−−−−−−−−−+|・「祖国の土」を歌う。 | 。 | | | | | |・「祖国の土」は音取りができているとこ|    | | | | | ろまで合唱する。 | | +−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+ | | | | | | | |4 本時の課題の把握 |・課題を理解する。 |☆前時で考えたことをもとに、表現したい|・学習シー| | | |・課題の解決方法を予測する。 |ことを押さえさせる。@AG |ト (D)| | | 気持ちの伝わる | |・必要に応じて学習シートの見返しをさせ| | |10| 歌い方をしよう | |る。(学習シートA,B−ア,C−ア) | | |分| | |・練習する部分を限定して行わせる。 | | | | | | |・学習シー| | |5 パート練習の打ち合|・パートごとに話し合う。 |☆どの部分を、どのような手段でどのよう|ト | |展| わせ | 特にしっかり表現したい部分を取り上げて |に練習するか、見通しと課題を確認させる|(B−ア)| |開| | どのようにしたらよいか考える。 |。@ABDF | | | | | |・パートリーダーから話し合いの内容を確|・練習表 | | | | |認し、練習場所、時間などを指示しておく|(紙板書)| | | | |。 | | +−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+ | |6 パート練習 |・話し合ったことをもとに練習する。 |・パートごとの練習の内容や、重点を把握| |    | | |・時間が限られているので、集中して成果 |し課題が解決されるように支援する。 | | | | | が出せるように努力する。 |・指導を受けたいと希望したパートを優先| | | | | |にしながら、各パートをまわる。 | | | |7 発表 |・パートごとに取り組んだところを発表し、| |・学習シー| | | | 成果を確かめ合う。 |☆他のパートのよい取り組みを評価し、参|ト | |30| |・他のパートの良い部分を聴き取る。 |考にできるようにメモをとる。DEG |(C−イ)| |分| | | | | | |8 まとめ |・「祖国の土」を合唱する。 |・目標としたことが、歌で表現できるよう| | | | | |に合唱させ、自己評価につながるようにす| | | | | |る。 | | |終+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+ |末|9 自己評価 |・練習へのとりくみはどうだったか、次の課|☆この1時間の成長を記録する。@ADE|・学習シー| | |   | 題は何か、まとめる。 | G |ト | | | |・1時間の自分の成長を確認する。 | |(B−イ)| | | | | | | | |10 次時の学習の確認|・次時の説明を聞く。 |・本時の練習の仕方で、他の部分の練習を| | |10| | | することを伝える。 | | |分| | | | | +−+−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+   (4)次時の授業展開予定 本時と同様の練習の仕方で他の部分の練習をする。本時で不十分だったところは再度取り組ませたい。この2時間で合唱練習の仕  方を確立しながら仕上げに向かっていくとともに、生徒自身の取り組みで授業以外の場でも活用できるよう促していく。 音楽科題材指導構想表 【題材名:気持ちの伝わる合唱作り】 【教材名 混声四部合唱 カンタータ「土の歌」より 配当時間:6時間】 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 題 材 指 導 目 標 | 生 徒 の 実 態 | 目指す生徒像との関わり | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |【音楽への関心・意欲・態度】 | 生徒達は、これまでに簡易な混声三部合唱か| これまでの行事に関連した単発的なとりく | | ・理解を深めるために考えたり、協力して|ら、やや難しい混声四部合唱に取り組んでいる|みから一歩進めて、合唱組曲あるいは、標題 | | パート練習に取り組み、気持ちの伝わる|。 |的なメッセージのある合唱曲に挑戦し、合唱 | | 合唱をつくろうとする。 | その中で、合唱練習の流れを学習シート等の|活動への意欲を高め、一人一人の歌う力を伸 | |【音楽的な感受や表現の工夫】 |活用を通してつかみつつある。合唱が好きな生|ばしていきたい。また、歌詞を読み取ったり | | ・曲全体にこめられたものを感じ取り、理|徒を中心としてパート練習では、自分たちなり|教材曲のテーマについて考えるような学習シ | | 解して、テーマを生かして気持ちをこめ|に工夫して進めるようになってきた。 |ートの活用を通して、理解を深めながら、た | | た歌い方の工夫をする。 | 歌うことにはあまり抵抗を感じていないが、|だ声を張り上げて歌うのではなく、自分と歌 | |【表現の能力】 |ただ一生懸命だったり、感覚的な好みに流され|とのかかわりや歌で気持ちを表現することを | | ・考えたことや感じ取ったことをもとに、|たり、気分に左右されやすかったりする。 |考えさせたい。 | | 充実した歌声をつくり、曲に合った歌い| 「気持ちの伝わる合唱をしよう」と1年生の| 学習シートでは、パート練習の内容・重点を| | 方ができる。 |時から合唱に取り組んでいるので、その意欲を|確認し、個人の課題と到達点を自覚させる。ま| |【鑑賞の能力】 |大切にするためにも、さらに曲に対する理解を|た、曲想や表現の工夫をする支援ができるよう| | ・範唱や自分たちの合唱を聴いて、曲想や|深め、生徒一人一人の内面に根づいた合唱活動|にし、生徒の主体的な音楽活動を引き出すよう| | 表現の効果を感じとり、曲のテーマや表|ができるようにしたい。 |にしたい。 | | 現したいことをつかむ。 | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | 主 な 学 習 内 容・活 動 | 教 師 の 支 援 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |(1)題材への導入(雰囲気づくりとウォ |・のびのびと授業にはいっているか、表情や体|学習シートのねらい・内容・活用場面・活用方法 | | | ーミングアップ)     | の動きを観察し、必要に応じて声をかける。 |《展開1》DEG | |時| ・「大地讃頌」を歌う。 |・題材に入る前の「大地讃頌」を録音しておく|・全曲を聴いての感想をまとめる。 | |限|(2)カンタータ『土の歌』の全体像をつ | 。 |・鑑賞前と鑑賞後の「大地讃頌」に対するイメ| | | かむ |・「大地讃頌」をより理解を深めて歌うために| ージについて押さえておく。 | |1| ・歌詞を読み合わせる。 |学習することを伝え、そのために、『土の歌』|・これから「大地讃頌」をどのように歌ってい| | | ・範唱CDを聴く。 |全曲を鑑賞したうえで、「大地讃頌」をどう | きたいか考えさせる。 | | | ・考えをまとめる。 |歌っていくか考えさせたい。 |《終末》@DH | | |(3)これからの学習について |・記入の仕方を指導する。 |・『土の歌』の第1〜6楽章の中で歌ってみた| | | ・次時までに選曲をする。 |・『土の歌』の第1〜6楽章から1曲を選択し| いと思った曲について押さえておく。 | | | | 学習しながら、「大地讃頌」の位置付けをつ| | | | | かませていきたい。 | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |(1)雰囲気づくりとウォーミングアップ |・体操や発声練習をして声を出しやすくする。 《展開1》G | | | ・「大地讃頌」を歌う。 |・選択曲を確認し、合唱活動への意欲を持たせ|・分析の仕方を示す。 | | | ・課題を確認する。 | る。 |《展開2》G | | |(2)選択曲の分析をする |・分析の仕方を説明する。 |・選択曲の楽譜および歌詞カードで確認しなが| | | ・形式、部分わけ |・確実にできるよう机間巡視して指導する。 |ら鑑賞させたい。 | |2| ・パートの旋律をチェックする。 |・グループでチェックし合うようにし、主体的 | | | ・記号をチェック(強弱、テンポ等 | な活動につなげたい。 | | | | ) |・選択曲のみ再度鑑賞し、曲へのイメージをふ| | | |(3)選択曲に取り組む | くらませるようにする。 | | | | ・範唱CDを聴く。 |・ここでは、時間があまりとれないので、次か| | | | ・歌ってみる。 | らの合唱練習に意欲をもてるよう全体で出だ | | | | | しを歌ってみる。 | | | | |・体操や発声練習をして声を出しやすくする。 | | | | | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |(1)雰囲気づくりとウォーミングアップ |・選択曲は、前時に歌ってみたところまでを復|《展開1》@ABDEG | | | ・「大地讃頌」を歌う。 |唱し、イメージを確認する。 |・歌詞の意味を考え、記入する学習シートで歌 | | | ・選択曲を歌う。 |・理想とする「大地讃頌」に近づくためには、| 詞の読み取りをし、理解を深めさせたい。 | | |(2)選択曲について考える |その前段階にある選択曲をどのように歌った |・題材全体の学習シートに、選択曲の歌い方 | | | ・歌詞の読み取りをする。 | らよいか考えさせる。 |を記入し、位置付けを明確にする。 | |3| ・どのように歌ったらよいか考える |・生徒から出された(学習シートに記入)言葉|《展開2》@ABDFH | | | ・考えをまとめ、発表する。 | を拾っておき、表現の工夫を進めるときに |・どのような手段でどこまですすめるか、見通| | | | 活用できるようにしておく。 |しと課題を確認する。 | | | | |《終末》@ADEG | | | | |・この1時間の成長を記録する。 | | |                  |  |・取り組みの様子はどうだったか、次の課題は| | |    |   |何かまとめる。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ 音−4 +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | | 主 な 学 習 内 容・活 動 | 教 師 の | 支 援 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |(3)パート練習 | ・パート練習の内容や重点を話し合わせる。 |学習シートのねらい・内容・活用場面・活用方法 | | | ・練習の内容や重点を話し合う。 |・パートごとの練習の内容や重点を把握し、練|《導入》G | | | ・話し合ったことをもとに練習をす | 習を生徒達で進められるようにしたい。 |・前時で出されたキーワードを提示し、表現の| |時| る。 |・先に進めそうなパートには助言する。 | 工夫をするヒントとして活用できるようにし | |限| (4)まとめの合唱 |・目標としたことが歌で表現できるように合唱| 練習での表現の工夫につながるようにしたい。 | | (5)自己評価 | させ、評価したい。 | | |3| |・次の課題につながるように助言したい。 | | | | | | | |つ| | | | |づ| | | | |き| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |(1)雰囲気づくりとウォーミングアップ |・体操や発声練習をして声を出しやすくする。 |《展開1》@ABDFH | | | ・「大地讃頌」を歌う。 |・選択曲は、前時に歌ってみたところまでを復|・どのような手段でどこまで進めるか、見通し| | | ・選択曲を歌う。 | 唱し、イメージを確認する。 | と課題を確認する。 | | |(2)パート練習について |・パートリーダーと打ち合わせをし、話し合い|・黒板とカードを利用して、パートの取り組み| | | ・パートごとに今日の練習で深める |や練習がスムーズに進められるようにしたい。|が明らかになるようにしたい。 | | | ところを確認する。 |・パートごとの練習の内容や重点を把握し、練|《展開2》DEG | |4|(3)パート練習 | 習を生徒達で進められるようにしたい。 |・各パートの発表を聴いて、良い点や参考にな| | | ・話し合ったことをもとに練習をす |・先に進めそうなパートには助言する。 |ったことをメモする。 | |本| る。 |・パートごとに取り組んだところを発表し、お|《終末》@ADEG | |時| ・発表する。 |互いの成果を確かめ合わせたい。 |・この1時間の成長を記録する。 | | |(4)まとめの合唱 |・目標としたことが歌で表現できるように合唱|・取り組みの様子はどうだったか、次の課題は| | |(5)自己評価 | させ、評価したい。 | 何かまとめる。 | | | |・次の課題につながるように助言したい。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |(1)雰囲気づくりとウォーミングアップ |・体操や発声練習をして声を出しやすくする。 |《展開1》@ABDFH | | | ・「大地讃頌」を歌う。 |・選択曲は、前時に歌ってみたところまでを復|・どのような手段でどこまで進めるか、見通し| |↓| ・選択曲を歌う。 |唱し、イメージを確認する。 | と課題を確認する。 | |5|(2)パート練習 |・パートごとの練習の内容や重点を把握し、練|《展開2》DEFGH | | | ・仕上げの練習をする。 |習を生徒達で進められるようにしたい。 |・題材全体の学習シートに、聴き比べた感想を| | |(3)まとめの合唱 |・2曲を通して歌うことで、『土の歌』の中で| 記入する。 | |6| ・ 選択曲を歌う | 理想とした「大地讃頌」が歌えるようにした |《終末》DEFGH | | | ・ 「大地讃頌」を歌う | い。 |・全体を通しての取り組みはどうだったか、感| | | ・ 録音を聴き比べる。 |・題材に入る前の「大地讃頌」と、学習後の「| 想をまじえて、自己評価する。 | | |(4)自己評価 | 大地讃頌」を聴き比べさせ、歌い方が成長 | | | | | したか確かめさせるとともに、気持ちの伝わ| | | | |る合唱になっているか聴き取れるようにした | | | |            |い。 | | | | | ・題材全体の学習を振り返り、自分の成長 |   | | | |を確かめさせる。 | | | | | | | | | | | | | | | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+