中学校2年 数学(1次関数)指導案 大船渡市立第一中学校 用紙は B5 縦  1行 74字(半角) 1ページ 35行に設定してください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・             第2学年 数学科学習指導案・・・・・・・・・・ ・                   日 時・平成2年9月27日(木)・ ・                   指導者 佐々木 猛 ・1 題材名 1次関数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・  2 指導目標・(1次関数の授業実践の項に掲載)・・・・・・・・・・・・・ ・・・(ア)・1次関数の意味を理解し,1次関数を式で表すことができる。 ・・・(イ) 1次関数の特徴として,変化の割合が一定であることと,           y=aχ+bのa,bの意味が理解できる。 ・・・(ウ) 1次関数のグラフの特徴を理解し,グラフをかいたり,グラフから ・・・・・・式を求めたりすることができる。・ ・・・(エ)・グラフを使って,1次関数の増減の様子を調べることができる。 ・・・(オ)・グラフを使って,1次関数による変域の対応関係を調べることがで       きる。 ・・・(カ)・いろいろな条件を満たす1次関数の式を求めることができる。 ・3 題材について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・  これまで生徒たちは,小学校で主として比例・反比例の関係を事実に即し・ ・ て考察してきた。また,中学校の1学年では,事実に即しながらもより一般・ ・ 的な形で関数関係(比例,反比例)について考察している。本学年では関数・ ・ 関係にある具体的事象の中から1次関数を見い出だして,1次関数の意味を・ ・ 理解させ,それを式で表すことができるようにしたり,式の形やグラフから・ ・ 1次関数の特徴をとらえさせていく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・  事象の中には1次関数とみられるものが多い。もっとも,その事象は見方・ ・ をかえれば比例とみることもできる。たとえば,おもりの重さとそれをつり・ ・ 下げたときのゴムの長さとの関係は,1次関数であるが伸びだけに着目すれ・ ・ ば比例関係としてとらえることもできる。今回の指導では,比例の概念を拡・ ・ 張してえられたものが1次関数であるという基本的な立場にたち,比例と関・ ・ 係づけながら1次関数の指導を考えていきたい。・・・・・・・・・・・・・ ・  4 指導計画               ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・事前テスト・事前調査 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2時間 ・・ ・・・・・・・1次関数の意味・・・ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2時間・・・ ・・・・・・・1次関数の値の変化・ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2時間・・・ ・・・・・・・1次関数のグラフ・・ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3時間・・・ ・・・・・・・1次関数と変域    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1時間・・・ ・・・・・・・1次関数を求めること ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3時間・・・ ・・・・・・・練習問題       ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1時間・・・ ・・・・・・・事後テスト・事後調査 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2時間・・ ・  5 本時の指導・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・(1) ねらい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・2組のχ,yの値から1次関数を求めることができる。・・・・・・・・ ■(2) 展開・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・■ +---+------------------+---------------------+----------------------+ | ・| ・学 習 内 容・| ・ 学 習 活 動・・| ・ 指導上の留意点・・| +---+------------------+---------------------+----------------------+ | ・| 1 前時の復習・・| 1 変化の割合と1組の| ・前時で使用した学習シ| | ・| ・・・・・・・・・|  χ,yの値から1次関|  −トを用いて生徒に発| |  | ・・・・・・・・・|  数を求める方法を発表|  表させる。・・・・・| | 把| ・・・・・・・・・|  する。・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・| |  | 2 課題の把握・・| 2 学習シ−トの課題を| ・・・・・・・・・・・| |  | ・・・・・・・・・|  読み,本時の課題をつ| ・・・・・・・・・・・| | 握| ・・・・・・・・・|  かむ。・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・| | ・| 3 問題の構成要素| 3 問題文を読み,わか| ・一人一人,学習シ−ト| | ・|  の把握・・・・・|  っていること,求める|  に書かせる。・・・・| | ・| ・・・・・・・・・|  ことを学習シ−トに書| ・・・・・・・・・・・| | ・| ・・・・・・・・・|  き出す。・・・・・・| ・・・・・・・・・・・| +---+------------------+---------------------+----------------------+ | ・| 4 解決方法の見通| 4 1次関数の一般式を| ・既習の問題を想起させ| |  |  し・・・・・・・|  考え,わかっているχ| ・前時では,     | |  | ・・y=aχ+bの|  yの値の使い方を考え|  y=aχ+bのaの値| | 計| ・・a,bの値を求|  る。・・・・・・・・|  が与えられていたが,| |  |   めること・・・| ・・・・・・・・・・・|  本時ではaの値も求め| | 画| ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・|  なければならないとい| |  |    | | | | ・| ・・・・・・・・・| ・・・・■9■ | | | ・| ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・| ・う違いがあることを明| |  | ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・|  確にする。     | | ・| ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・| ・前時で,χ,yの値を| |  | ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・|  どのように活用したか| | 実| ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・|  想起させる。・・・・| |  | 5 問題1の自力解| 5 問題1を自力解決し| ・机間巡視により指導を| | 行|  決と解決方法の発|  その後,方法と結果を|  加える。・・・・・・| | ・|  表・・・・・・・|  発表する。・・・・・| ・・・・・・・・・・・| | ・| 6 問題2の自力解| 6 問題2を自力解決し| ・・・・・・・・・・・| | ・|  決と解決方法の発|  その後,方法と結果を| ・・・・・・・・・・・| | ・|  表・・・・・・・|  発表する。・・・・・| ・・・・・・・・・・・| +---+------------------+---------------------+----------------------+ | ・| 7 類別の対象をつ| 7 発表された解決方法| ・前時で学習した1次関| | ・|  かみ比較する・・|  を類別するために,比|  数の求め方も含めて,| | ・| ・・問題1,2の解|  較する。・・・・・・|  類別の対象とし,比較| | ・|   決方法が対象・| ・・・・・・・・・・・|  させる。・・・・・・| | ・| ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・| ・終わった生徒には,他| | 比| ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・|  の分け方はできないか| |  | ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・|  さらに比較するように| | 較| ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・|  指導する。・・・・・| |  | 8 関係づけてとら| 8 共通点を発表しあい| ・自分が行った比較の結| | ・|  える・・・・・・| ・全員で検討する。・・|  果と比べながら,友達| |  | ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・|  の発表を聞くように指| | 検| ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・|  導する。・・・・・・| |  | ・・・・・・・・・| 9 解決方法を同じ仲間| ・前時で学習した1次関| | 討| ・・・・・・・・・|  ごとにまとめる。・・|  数の求め方も含めて,| | ・| ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・| ・χ,yの値を代入する| | ・| ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・|  ことにより,方程式の| | ・| ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・|  問題になるという共通| |  |          |            |  点によりまとめる。 | | ・| 9 方法のまとめ・| 10・学習シ−トに1次関| ・1次関数の求め方の手| | ・| ・・・・・・・・・|  数の求め方を書き込む|  順は教師が示す。・・| +---+------------------+---------------------+----------------------+ | ・| 10・練習問題・・・| 11・練習問題を解く。・| ・連立方程式の解き方を| | ・| ・・・・・・・・・| ・・・・・・・・・・・|  指導する。・・・・・| | ・| 11・まとめ・・・・| 12・学習を振返る。・・| ・・・・・・・・・・・| +---+------------------+---------------------+----------------------+