印刷用紙:B4縦 1ページの行数:55 1行の文字数(半角で):120   −−以下 指導案本文−−   理科学習指導案 +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 校内研究主題 | 「一人一人が生き生きと学習に取り組む指導の在り方」 | | | −−−− 学習シートの活用を通して −−−− | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 理科研究主題 | 「一人一人が生き生きと問題解決活動に取り組む指導の在り方」 | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |本時の授業仮説|@導入段階で、植物の生育には日光が必要なこと、葉でデンプンができることを学| | | 習シートを活用して想起させることにより、光合成の条件の予想に意欲的に取り| | | 組むであろう。 | | |A展開段階で、学習課題解決の見通しやすじ道を示唆する学習シートを活用するこ| | | とにより、生き生きと問題解決活動に取り組むであろう。 | +−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ 学 級:1年B組(男子21名、女子19名、計40名) 指導者:教諭 伊藤 和雄 1 単元名   植物の世界 (第3章 植物のからだづくり  1 植物はなぜ日光が必要なのか) 2 単元について  (1)教材観       自然から直接学ぶことが理科の学習の大切な点であり、このための方法として観察、実験、観測、実習等がある。課題解      決のためには、予想や仮説を設け、観察や条件を制御した実験を行い、結果として得られた様々な情報を数値の処理やグラ      フ化などの作業を含め多面的に考察することが必要である。このような自然を科学的に調べる能力や態度の育成を通して、      科学技術の進歩、またそれにともなう情報化などの社会の変化に主体的に対応するために必要な情報を処理して問題を解決      したり、創造的に思考したりする能力や態度が育成される。      本単元では、身近な植物についての直接的な体験である観察、実験を通して、生物の調べ方の基礎を身につけさせるとと      もに、植物のつくりとはたらきを理解させ、植物の種類やその生活についての認識を深めることによって、さまざまな植物      の生き方を関連づけて考察する態度を育てる。特に、観察、実験で得られる感性的な認識と科学的な考察による理性的認識      の結合を取り上げ、これから学習する第2分野を探求活動的に学習するための科学的な能力や態度の育成を目指したい。       本節では、いろいろな植物の葉の観察を行い、その観察記録に基づいて、葉の基本的なつくりの特徴を見いだすとともに      それらを光合成や呼吸に関する実験結果と関連づけて、科学的な見方や考え方及び関心や態度を育成したいと考えている。  (2)生徒観       本学級の生徒は、1分野の学習において、実験の方法や約束を守って取り組み、活動内容や知識的な疑問について教師や      班内で質問するなど意欲的に取り組んでいた。また、植物の野外観察においても、時間を有効に活用し、正確に植物をとら      えようと努力していた。       しかし、実験結果の処理などの思考をともなう学習活動においては、取り組みが受け身的になる生徒も見られ、発表も少      数の生徒に限られ、科学的な見方や考え方、表現力の育成が課題として残った。また、自然についての興味、関心を高めら      れずにいる生徒もいる。  (3)指導観       本単元では、探求活動的に学習するために必要な科学的な見方や考え方、自分の考えをまとめて発表する表現力の育成を      図りたい。そのためには、小学校での学習事項との関連にも留意し、小学校での学習体験や生活経験を活用しながら興味や      関心を高め、生徒個々に課題に対する予想や解決方法を考えさせる指導が必要であると考える。その過程を通して、知識や      経験の違いによるいろいろな見方や考え方があること、他の考えと自分の考えを比較検討することの重要性を生徒に気づか      せたい。また、観察や実験の結果を正しくとらえさせることにより、多様に見える植物の生活やからだづくりなどに共通性      があることに気づかせ、生徒自ら発見したものとして多くの生徒から発表させたい。      なお、植物の生活に関わるさまざまな現象をばらばらに覚えるような学習にならないよう、体系づけるように留意したい 。 3 単元目標  (1)自然事象への関心・意欲・態度 生徒に、身近な植物についての直接的な体験である観察・実験を通して学習の動機づけを行い、植物の世界への関心を深      めるとともに、進んで新しい問題を見いだす意欲を高め、観察・実験を計画し実施するなど、自然から直接に学ぼうとする      態度を育成する。  (2)科学的思考       身の回りの植物の、子孫づくりの仕方や仕組み、体づくりの仕方や仕組みを調べる観察や実験を計画・実施し、得られた      結果を基に、論理的に思考し、多様な植物の生活についての法則を見いださせる。その過程を通して、自然の中で生きるさ      まざまな植物に関する、科学的な見方や考え方を養う。  (3)観察・実験の技能・表現力       身の回りの植物に生活とそのしくみやはたらきについて、観察や実験を計画し、実行して、科学的に調べることができる      ようにする。その際、実験器具や資料などの取り扱いに習熟し、観察や実験についての基礎的な技能を高める。また、観察      や実験の結果を正確にまとめ、その内容をわかりやすく発表する能力の育成を図る。  (4)自然現象についての知識・理解       観察や実験から得られた結果を基に、身の回りの植物の生活や子孫づくりの仕方や仕組み、体づくりの仕方や仕組み、植      物の種類とそれぞれの特徴、それらのなかま分けなどについて考察することを通して、多様な植物の世界について豊かな知      識を広め、自然現象の原理・法則を深く理解し、わかりやすく説明できるようにする。 4 単元全体の学習計画(28時間扱い)  (1)第1章 外に出てみよう(4時間)  (2)第2章 植物の子孫づくり(6時間)  (3)第3章 植物の体づくり(11時間) 第1節 植物はなぜ日光が必要なのか・・・・・・・・・・・・・7時間(本時2/7)      第2節 植物はどのようにして水を取り入れるか・・・・・・・・4時間  (4)第4章 植物のなかま(5時間)  (5)発展研究と評価(2時間) 5 単元指導に当たっての校内研究目標との関わり   【学習シートについて】    本単元での学習シートは次のA、Bの2種類で、以下のようなねらい・場面・方法で活用する。段階とは、各授業の段階のこと   である。また、@AB・・・・等は学習シートの要素番号を示す。    A:「板書用シート」     ア 導入段階で前時の復習を行う学習シートで、体験や知識を想起させる資料とする。 (学習シートの要素番号=@)     イ 展開段階前半で観察や実験の方法を説明する時に活用する。(学習シートの要素番号=B)    B:「B4またはB5サイズ1枚の学習シート」     ア 展開段階前半で提示する、学習課題、活動の概要、自己評価の欄をもうけた学習シート(学習シートの要素番号=BF)     イ 経験や知識を基にした予想や、解決方法・検証結果を記入させ、学習課題についての考察をさせる。                                              (学習シートの要素番号=DE)    これらの学習シートを意図的に活用することで、理科研究主題及び校内研究主題に近づけるものと考える。 6 本時の学習について  (1)前時までの授業       前時までの学習では、植物が生育するには日光が必要であり、日光が当たりやすくする仕組みは植物の種類ごとに特徴が      あることを学習した。また、小学校での学習と関連して、葉でデンプンができることも学習した。  (2)本時の目標(及び評価)     @葉でデンプンができる条件を予想し、実験で検証しようと取り組む。     A日光が当たった、葉の緑色の部分にデンプンができることをまとめることができる。  (3)展開 +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−+ |段| 学 習 内 容 | 学 習 活 動 | 指 導 上 の 留 意 点 | 資料等 | | | | |☆ =学習シートのねらい等| | |階| | |@〜H=学習シートの要素番号| | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−+ | |1 あいさつ |・元気に挨拶をする。 |・笑顔で挨拶 | | | |2 前時の復習 |・前時の学習内容を想起し、発表する。 |・生徒によってはノートなどを|・学習 | |導| @植物の生育には日光が必要| | 見て良いことを指示する。 | シート| | | なこと | |☆板書の学習シートで、生徒の|(A−ア| | | A葉でデンプンができること| | 意識を統一、し意欲を喚起す|) | | | | | るとともに、予想ににつなげ| | | | | | たい。@ | | |入|3 本時のめあての把握 |・めあてを理解する。 | | | | |+−−−−−−−−−−−−+| | | | | ||葉でデンプンができる条件|| | | | | ||を調べよう || | | | |5|+−−−−−−−−−−−−+| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−+ | |4 予想 |・葉でデンプンができる場所をふ入りの葉|・個人や班での予想がまとまっ|・学習 | | | | や自分で準備した葉について予想し、条| ているか注意し、遅れている| シート| | | | 件を発表する | ところへ援助する。 |(B) | |展| | |☆どの部分でデンプンができる|・ふ入り| | | | | かだけでなく、条件としてと| の葉 | | | | | らえさせたい。D | | | | | | | | | |5 検証計画の立案 |・デンプンの検出にはどんな薬品が必要か|・発表までに時間がかかるよう|・ジャガ| | | | 経験を基に考え、発表する。 | であれば、教師の演示によっ| イモ| | | | | て小学校での学習を想起させ| | | | | | る。 | | | | |・検証方法について、自分の考えを発表す|・自分の考えがある生徒に発表| | |開| | る。 | させるが、無くてもよい。 | | | |6 検証方法の把握と実施 |・検証方法を理解し、実施する。 |・検証方法を説明し理解させ、|・学習 | | | | | 机間巡視しながら、方法を徹| シート| | | | | 底させる。 |(A−イ| | | | |・薬品の使用においては、特に|) | | | | | 注意する。 | | | |7 検証結果の発表 |・検証結果を学習シートに記入し、結果を|・同じ内容でよいので、生徒の|・学習 | |40| | 発表する。 | 発表を待ちたい。 | シート| | | | | |(B) | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−+ | |8 まとめ |・本時の学習内容のまとめをする。 |☆自己の評価能力の育成を図 |・学習 | |終| |・学習シートに自己評価を書く。 | る。F | シート| | | |・次時の予告を聞く。 |・本時の学習意欲・取り組み状|(B) | |末| | | 況について、望ましい点を評| | | | | | 価する。H | | |5|9 あいさつ |・元気に挨拶をする。 | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−+−−−−+  (4)次時の授業展開予定       次時には、光合成において、二酸化炭素が吸収されることと酸素が出されることを実験から確かめる。その際、BTB溶      液などの薬品の取り扱いや性質について十分に説明し理解させた上で、結果の予想や検証につなげたい。 理科単元指導構想表 【単元名:1.植物の世界】  【教材名:植物はなぜ日光が必要なのか               配当時間:7/28時間】 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 単 元 目 標 | 生 徒 の 実 態 | めざす生徒像との関わり | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |【自然事象への関心・意欲・態度】 | 1年生は、1分野の学習から理科の| 植物の野外観察に興味をもって取り組み| |・観察や実験を通して植物の世界への関心を|学習がスタートした。自分で不得意だ|スケッチも植物を正確に捉えようとして努| | 深めるとともに、進んで新しい問題を見い|と思っている生徒も少なくないが、班|力する生徒が多い。しかし、断片的な知識| | だす意欲を高め、自然から直接学ぼうとす|で協力し合いながら意欲的に実験に取|の者が多く、思考力も個人差が大きい。 | | る態度を育成する。 |り組んでいた。 | そこで、身近な植物についての直接的な| |【科学的思考】 | 観察や実験には方法や約束を守って|体験である観察や実験を通して、生物の調| |・観察や実験を計画・実施し、得られた結果|取り組む生徒がほとんどで、結果の予|べ方の基礎を身につけさせるとともに、興| | を基に、論理的に思考させる。その過程を|想やまとめにおいても積極的に発言す|味・関心を高め、知識や関心が低い生徒に| | 通して、科学的な見方や考え方を養う。 |る生徒がおり、学級をリードしている|も意欲的に学習に取り組ませたい。 | |【観察・実験の技能・表現力】 | しかし、濃度の計算や実験結果の考| また、小学校での学習事項や生活経験を| |・観察や実験を計画・実施して、科学的に調|察など、思考をともなう学習活動にお|基に知識や体験の共有を授業の導入段階で| | べることができるようにする。 |いては、取り組みが受け身的になる生|図りながら、課題についての予想や解決方| |・観察や実験の結果を正確にまとめ、その内|徒が少なくない。科学的な見方や考え|法・検証計画を考えさせることにより、科| | 容をわかりやすく発表する能力の育成を図|方、表現力の育成が課題である。 |学的な見方や考え方を養いたい。 | | る。 | | | |【自然事象についての知識・理解】 | | | |・観察や実験から得られた結果を基に考察す| | | | ることを通して、多様な植物の世界につい| | | | ての知識を広め、自然現象の原理・法則を| | | | 深く理解し、わかりやすく説明できるよう| | | | にする。 | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |時| 主な学習内容・活動 | 教 師 の 支 援 | | | | +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |限| | |学習シートのねらい・内容・活用場面・活用方法| +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |第1章 外に出てみよう | | 単元を通して、目的別に以下のようなねらい・| | | | |内容・活用場面・活用方法で学習シートを、学習| |1|(1)身近な植物の観察 |・興味、関心を持って観察できるよう|内容に応じて用いる。 | | | | 観察のポイントを明確にする。 | | |↓|(2)観察の記録や資料から、植|・第2章以降で詳しく学習する内容を|《導入》 | | | 物のしくみや特徴を調べる。 | つかませ、今後の資料とする。 |@本時の学習に関係する復習を行う学習シートで| |4| | | 体験や知識の想起と本時の課題づくりをねらい| | |(3)顕微鏡などの観察用具を用|・スケッチのしかたや用具の扱い方を| として使用する。 | | | いて、観察や記録を行う。 | 班学習や個別指導を通して習熟させ| | | | | る。 |《展開》 | | | | |B学習課題、活動の概要、自己評価の欄をもうけ| +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+ た学習シートで、学習の見通しをもたせる。 | | |第2章 植物の子孫づくり | |DE経験や知識を基にした予想や、解決方法検証| | | | | 結果を記入させ、学習課題について考察させる| |5|(1)いろいろな花や実のつくり|・子房が果実になり、胚珠が子房にな| こと、発表する資料とすることをねらいとして| | | を観察し、花から実ができる過| ることをつかませる。 | 使用する。(Bに含まれる) | |↓| 程を考察する。 | |B検証方法を理解させることをねらいとした学習| | | | | シートで、観察や実験の方法を説明したり、生| | |(2)子房や胚珠など花の共通す|・花のつくりには一定のきまりがある| 徒が活動中に確認することができる。 | |10| しくみを説明する。 | ことをつかませる。 | | | | | |《終末》 | | |(3)マツには胚珠はできるが子|・マツにも花が咲き種子ができること|F学習のまとめをし、自分の成長を確認できる。| | | 房がない点を説明する。 | をつかませる。 | (Bに含まれる) | | | | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |11|第3章 植物のからだづくり | |《展開》 | | |1、植物はなぜ日光が必要か | |BDE課題に対する自分の考えをまとめ、発表す| | |(1)植物が生育するための条件|・植物の生育には日光が必要なこと、| る資料とする。 | | | とそのためのつくりを考え、例| 植物のからだは日光を得やすいつく|《終末》 | | | を挙げて説明する。 | りになっていることをつかませる。|F学習のまとめをし、自分の成長を確認できる。| +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |12|(1)光合成の条件を予想する。|・実験の目的と方法をよく理解させ、|《導入》 | | | | 全員が時間内に結果を出せるように|@体験や知識の想起により、意欲をもたせる。 | |本|(2)予想を実験で検証する。 | 用具の準備や実験の進め方に配慮す|《展開》 | |時| | る。 |BDE学習の見通しを持ち、自分の考えをまとめ| | |(3)光合成の条件を説明する。| | 発表するときの資料とする。 | | | | |B検証計画を説明する学習シートで、理解や活動| | | | | 中の確認に用いる。 | | | | |《終末》 | | | | |F学習のまとめをし、自分の成長を確認できる。| +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |13|(1)光合成における気体の出入|・知識として知っている生徒もいると|《展開》 | | | りについて既知の学習内容を発| 考えられるが、BTB溶液など薬品|BDE学習の見通しを持ち、自分の考えをまとめ| | | 表する。 | の性質を含め、体験によって理解を| 発表するときの資料とする。 | | |(2)実験結果から、光合成によ| 深めさせる。 | | | | り酸素を出し、二酸化炭素を吸| |《終末》 | | | 収することを確認し発表する。| |FBTB溶液の性質や植物の呼吸などの学習のま| | |(3)光合成のしくみをまとめる| | とめをし、自分の成長を確認できる。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |14|(1)葉のつくりを観察し、葉脈|・プレパラート作りに時間がかかる班|《展開》 | | | や葉緑体、道管、師管、気孔な| には、教師が援助したり、教師が用|B学習の見通しをもてるよう、観察の手順やポイ| | | どを確かめる。 | 意したものを使わせるなどして、全| ントを記入する。 | | | | 員に確かめさせる。 |《終末》 | | | | |F学習のまとめをし、自分の成長を確認できる。| +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |15|(1)葉脈や葉緑体、道管、師管|・形や大きさ、色、場所などからその|《導入》 | | | 、気孔などのはたらきを考察し| はたらきについて考えさせ、多くの|@前時の復習を行い、意欲を高める。 | | | 発表する。 | 考えを発表させまとめる。 | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |(1)植物も動物と同じように呼|・植物もBTB溶液の変化から、呼吸|《導入》 | | | 吸をするか予想する。 | を行って二酸化炭素を出しているこ|@BTB溶液の色の変化についての復習を行い、| | | | とをつかませる。 | 検証計画の理解と意欲を高める。 | |16|(2)実験結果から、植物も呼吸| |《展開》 | | | することを確認し発表する。 | |BDE学習の見通しをもち、自分の考えをまとめ| | | | | 発表するときの資料とする。 | | | | |《終末》 | | | | |F学習のまとめをし、自分の成長を確認できる。| +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ |17|(1)光合成と呼吸についてまと|・昼は光合成と呼吸を行っていること|《展開》 | | | める。 | 光合成と呼吸では出入りする気体の|BDE光合成と呼吸について学習内容をまとめ、| | | | 量が違うことに気づかせる。 | 日中に出入りする気体の量の違いを考えてまと| | |(2)「読み物」を読み、環境保|・「読み物」を例に、植物が無くなっ| め、発表するときの資料とする。 | | | 護の大切さを話し合う。 | たらどうなるか、身近な環境保護運|D自分が知っている自然保護運動、自分ができる| | | | 動について海を例に挙げて考えさせ| 自然保護運動についてまとめ発表する資料とす| | | | る。 | る。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |2、植物はどのようにして水を |・観察実験を通して、植物のからだに| 生徒に配布する学習シートの扱いについては、| |18| とりいれるか | は、水を取り入れ、運ぶしくみがあ|ノートを見返したときに授業の流れや学習内容が| | |(1)根や茎、葉のつくりを観察| ることをつかませる。 |見やすいようにと考え以下のような約束で行わせ| |↓| を通して調べる。 | |ている。 | | |(2)光合成や水の移動を中心に| | | |21| 、植物のからだを総合的に説明| | 1、配布した学習シートは見開きのノートの左| | | する。 | | 側に授業中に貼る。 | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+ 学習シートを回収する場合は、回収するこ| | |第4章 植物のなかま | | とを言い、返されてから貼れるようにその場| |22|(1)花のさく植物について、こ|・これまでの学習を総合して、植物の| 所を空けさせる。 | | | れまでの学習を基に、植物の分| からだづくりと子孫づくりから、植| | |↓| 類を行い、違いを発表する。 | 物の分類ができるよう、知識を整理| 2、右側を板書や必要事項のメモ欄として活用| | | | させる。 | する。 | |26|(2)花の咲かない植物の観察を|・シダ植物やコケ植物、藻類を実際に| | | | 行い、からだのしくみや子孫づ| 観察し、特徴をまとめさせる。 | 3、配布する学習シートは、なるべくB5版よ| | | くりの特徴をまとめて発表する| | り小さいものとしそのままノートに貼れるよ| | |(3)身近な植物のまとめをおこ|・身近な植物のなかまを整理させる過| うにするので、はさみは要らないがのりは各| | | なう。 | 程で、図書室を利用し資料活用能力| 自用意すること。 | | | | を育てる。 | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | |27|発展研究と評価 |・単元の評価問題を行い、必要な生徒| | |・| | には個別指導を行う。 | | |28| | | | +−+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+