中学校3年 特別活動(特別活動指導案作成のための手引) 総合教育センター 用紙は B4 縦  1行 104字(半角) 1ページ 63行に設定してください。 中学3年 特別活動(学級指導)指導案作成のための手引き            −話し合い活動を中心に−           第  学年  特別活動(学級会活動)学習指導案                                           期 日  年 月 日                                          指導者 1 主題名(題材名)        学級会活動は、教師の指導意図で解決されていく部分の多い学級指導と異なり、同じ学級の諸問題の       解決といっても、児童生徒が課題を発見し、解決のための計画や方法を話し合い実践していく活動であ       る。したがって、主題名は角度づけされた最終の活動目標を示す。[目的的・行動的表現で] 2 主題(題材)設定の理由        ここには、指導構想と最終到達目標を示す。この題材を取り上げねばならない経緯をこの主題に直結       する児童生徒の実態とのかかわりで説明し、主題の全体構想を述べ、「何をどこまで達成させたいかと       する(児童生徒の変容など)」最終到達目標も記述をする。 3 指導計画        ここには、主題全体にかかわる指導の流れと時間配分(指導計画)と本時の位置づけを示す。その順       序、内容構造を表であらわすと次ぎのようになる。実際に書く場合は、1.〜〜〜〜・・・1.5 時間        2.・・・というように箇条書きで書かれることが多い。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      時 間    計画に含まれる活動内容例        計画実施にあたっての指導・助言の視点 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−    計  一 ・学級生活に内在する問題や課題の焦点化  問 ・どのような場で、何をとり上げ   事画  週                      題   朝・帰りの会・学級執行部会・計画委員    の  間 ・問題の議題化・提案方法の検討      の   会・班長会・学級会活動の討議の中で。   前作  ぐ                      発   学級指導のなかでの意識化。議題選定の    成  ら ・話し合いの目標・順序・役割分担の確認  見   条件に照らして妥当な議題か。 −−−−  い −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                             活  の          提 案         問 ・どのような方法・手順で話し合          本動  サ                      題   議題とそのねらいが成員に理解されてい    の  イ ・話し合い活動  討 議         の   るか。役割や分担が機能しているか。話   時展  ク                      分   し合いのル−ルが認識・活用されている    開  ル          決 定         析   か。解決可能な方向の討議・決定か。 −−−−  が −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                実  望 ・具体的活動実践             問 ・どのように解決しようとしているか   事践  ま                      題   話し合いの結果が内面化され、実践にむ    と  し ・活動の評価、計画の反省        との   すびついているか。役割・責任、継続性   後評  い                     評解   創造性がみられるか。    価    ・修正・強化の方策と新課題の発見    価決 ・結果をどう反省・評価しているか                                  自己評価・相互評価の基準・方法が目標に                                  照らして明確であり、適切であるか。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 4 本時のねらい(本時の到達目標)        本時の到達目標を集団.個人.人間関係のあるべき姿を根底に、どのような変容を期待しているのか       を具体的で簡潔に書く。どの時間にもっていっても通用するような抽象的で一般的な表現は避ける。ま       た、行動目標で表記すると評価との関連が明確になる。        具体的な到達目標とともに、情意面からの目標も必要であれば設定する。 5 本時の評価        本時のねらいに照応させて、指導効果の判定する内容と方法を書く。[何を、どこで、どんな基準で       何で、評価するのか]       * 方法の例  ・ 時間中の観察による評価  ・ ノ−トやカ−ド.感想文による               ・ 事後の実践を観察する      (注) いずれも基準が明確になっていること               ・ 6 本時の展開(指導展開を学習活動の順序に組み立てる) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  段  落  話し合いの順序    児童(生徒)の活動   時間  指導上の留意事項   評価活動 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−    化問 1.開  会    [この欄は題材に応じた児童   ・学年発達段階に応じた 観察(情意面)  導 ・題            生徒の活動内容を計画委員    工夫した場の設定を  が主であり、そ    共の 2.議題の確認    会等で計画にもとづいて、  5分・議題と学級及び成員と の意味ではこの  入 通意            順次、行動目標で示す。]    関連を意識させる   場の事前の手立    化識 3.順序・係の確認                 ・全員が役割を持つ工夫 てを十分吟味 −−−−−−     分 4.原案の提案                   ・提案をするに至った経 発言観察票によ           (理由)                   緯、成員とのかかわり るチェック  展  析                            に視点を置く       5.質疑応答                    ・学年に応じた発言・発 『発言のル−ル                                  表のしかたの訓練   』よるチェック     討 6.討  議                  30分・討議が拡散から集中へ        (意見の発表)                (35) と移り、実践活動上の     論   話し合いの                    問題点へ焦点化させる         焦 点 化                    助言の在り方                                 ・多数決より納得を   解決可能な内容  開  決 7.解決策と決定                  ・成員が解決への見通し か                                  と実践への意欲をもて     意 8.決定事項の確認                  かの判断       観察・カ−ド −−−−−−    欲実 9.感想の発表                   ・輪番・意図的指名等の 観察・発表内容  終 化践                            工夫、     へ 10. 自己評価                  10分・担任の実践への期待、 カ−ド記入の結  末  の                            激励を語る      果     意 11. 閉  会                      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−