中学校3年 特別活動(進路の選択にそなえて)指導案 総合教育センター 用紙は B4 縦  1行 104字(半角) 1ページ 63行に設定してください。       中学3年 特別活動(学級指導)学習指導案                指導者  ○ ○ ○ ○ 1 日 時  昭和57年 6月19日 (火)  第5校時 2 学 級  3年1組  男子24名 女子20名   3 主 題  進路の選択にそなえて(「卒業時の進路決定」) 4 主題設定の理由   5月の初めに、3年生として初めての進路希望調査を実施し、生徒の進路 希望と進  路選択に対する考え方(理由)を、個人面接も行う中で調査してみた。その結果、生徒  の多くが、未だに『あこがれ』や『友人関係』など、単純な動機・理由が中心であり、  自己理解にもとづく将来を見通した進路選択になっていないのが実態である。   また、日常の学習意欲・態度を見ても、自らの努力で進路を開拓していこうとする姿  勢が十分とはいえない。一方、何をもとに進路選択を考えればよいか、つかめないでい  る生徒がいることも事実である。   以上のことから、本主題では、進路選択をおこなう際の諸条件についての学習を深め  進路の修正を含め、自己の進路をより確かなものにするための 生徒個々の課題を明ら  かにさせるとともに、自己の進路実現に向けて、積極的に取り組む意欲と態度を持たせ  たい。 5 指導計画(3時間扱い) (1) 先輩の進路選択から、進路選択の条件について考えよう     1時間(本時) (2) はじめに立てた進路計画を見直してみよう               1時間 (3) 進路目標を達成するための進路計画を立てよう             1時間 6 本時のねらい(本時の到達目標) (1) 卒業生の進路選択についての体験を手がかりに、話し合いにより進路選択の条件を   明らかにすることができる。 (2) 進路選択に条件を確認し、進路計画を作成する上での自己の課題を指摘できる。 7 本時の評価の観点 (1) 進路選択をしていく上での必要な条件を説明できたか。 (2) 進路選択の条件を自分にあてはめて考え、その問題点や課題を指摘することができ   たか。 (3) 積極的に話し合いに参加することができたか。 8 本時の展開 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                                                評価の視  段 階 時間  教師の活動    生徒の活動       指導上の留意点    資  料  点・方法 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−         1、資料を提示し ・先輩が高校に入学して ・職業科より普通科の OHP(市内 ・資料を読み  導      感想を発表させる 後悔している理由につい 方が後悔している生徒 高1年に対す  とることが    課             て、自分の意見を発表で が多いことに気づかせ る入学後のア  できたか  入 題 5           きる。         その理由についても考 ンケ−ト調査 (指名チエッ    に  分                     えさせる。      結果)     ク)  意 気    づ    2、本時の学習課 ・本時は、進路選択の条 ・事前に配布・回収し わたしのノ− ・学習の方向  識 く    題を確認させる  件について学習していく た特活指導資料(わた ト      を確認できた                  ことを確認できる。   しのノ−ト)を配布す        (一斉)  化                          る。 −−−  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−    み    3、自己の進路選 ・自己の進路希望と選択 ・2、3の生徒に発表 わたしのノ− ・正しい発表    ん    択の理由を発表さ の理由を具体的に説明で させたあと、選択理由 ト      聞く態度であ    な    せる。      きる。         について小集団内で相        るか(観察)  展 で                        互に発表させる。                考    え    4、進路選択の理 ・調査結果を見て、自分 ・「なんとなく」など OHP(進路 ・1のアンケ    る    由の調査結果を堤 の立場から感想・意見を あいまいな生徒の存在 希望調査集計 −ト結果との    原    示し、感想・意見 発表できる。      に気づかせる。    ・選択理由) かかわりで調    因 35 を発表させる。                               査結果の中の  開 ・  分                                       問題点に指摘    解    5、資料を提示し ・資料を分析し、進路選 ・先輩A〜Gまでを小 プリント資料 できたか(指    決    先輩の事例から学 択に際し何が適切であり 集団ごとに分担させ、 (「中学生活 名チエック)    方    ぶべき点は何かと 不適当であったか(進路 話し合わせる。(カ− と進路」より ・資料のねら  具 法    いう観点で小集団 選択の条件)を指摘でき ドにまとめさせ、小集 抜粋)    いとする要素         ごとに話し合わせ る。          団ごと発表)     紙板書用紙  を指摘できた         まとめさせる。                               か(発表内容  体 た                                          のチエック)    し    6、進路選択に際 ・これからの進路選択に ・これまで自分が考え わたしのノ− ・5の学習結    か    しての努力すべき あたって努力すべき点、 ていた進路選択の理由 ト      果をまとめて  化 め    点、留意すべき点 留意すべき点を説明でき と対比させて考えさせ        せつめいでき    合    を考えさせ、発表 る。          る。                たか(指名チ    う    させる。                                  エック) −−−  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  終 自    7、本時の学習を ・自己の進路選択の理由 ・「わたしのノ−ト」 わたしのノ− ・学習結果を   え分    もとに、個人とし を再点検し、今後の課題 に進学の目的、理由、 ト      もとに自己の  末解の 10 ての課題を明確に を「わたしのノ−ト」に 計画、相談したい内容        課題を指摘で   決問  分 させる。     まとめることできる。  等を項目別にまとめさ        きたか。(ノ  総し題                        せる。               −ト回収と個  合よと                                          別指導)  一うし  般とて  化すと   るら −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−