15_23 教育相談
小学校における児童の人間関係能力を育てることに関する研究(第1報)


研究の概要
 学校における教育相談は、児童個々に対して問題解決や自己実現への歩みを促すよう互いにはたらきかけ、自他の違いのよさに気付き、自分も相手も大切に育てようとする人間関係能力を育てることが必要です。調査結果から、他者へのはたらきかけが少なくなると自己のよさをとらえにくくなること、他者との比較によって自己評価を低下させる児童がおり、特に3年生にその傾向が顕著にみられることが明らかになりました。
<キーワード>
 小学校中学年 人間関係能力 集団体験活動 肯定的な相互評価 自己理解 他者理解 はたらきかけること 認め合うこと
15〜16 教育相談室