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小学校社会科における主体的に考える力を高める学習指導に関する研究
−社会的事象への「かかわり」をもたせる体験的な活動を組み入れて−


研究の概要
 この研究は、小学校社会科学習において、社会的事象への「かかわり」をもたせる体験的な活動を組み入れることによって、主体的に考える力を高める学習指導の進め方を明らかにし、小学校社会科の指導の充実と向上に役立てようとするものである。
 そのため、指導の手だてとして、問題解決的な学習指導に、A社会的事象に対する見方・考え方等の視点、学習の手順や技能を学びとらせる活動、B社会的事象を自分自身や自分の生活との関連でとらえさせる活動、C自分なりの考えを交流させ、新たな考えに再構成させる活動を組み込んだ。作成した手だての試案は、実践をとおしてその有効性を検討した。
 研究の結果、社会科の学習の仕方にそって、自らの意志で社会的事象の意味を追究する児童の姿が見られるようになった。このことから、本研究の指導の手だてが、主体的に考える力を高める上で効果があることが確かめられた。
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