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小学校理科「水のすがたとゆくえ」の学習において水の状態変化を実感させる学習展開に関する研究
−水蒸気の存在を確認できる実験教材の開発を中心に−


研究の概要
 この研究は、小学校理科「水のすがたとゆくえ」の学習において、理解が難しいと思われる水蒸気について、その存在を確認できる実験教材を開発し、水の状態変化を実感させる学習展開を明らかにすることによって、小学校理科の学習の指導改善に役立てようとするものである。
 そのために、水蒸気が液化して水になることを確認できる実験教材、水蒸気の性質を確認できる実験教材、空気中の水蒸気を液化して取り出す実験教材、空気中の水蒸気や身近な自然現象を体感したり観察したりすることができる実験教材の開発を行った。そして、開発した実験教材と水の状態変化によって起こる身近な現象を取り入れた手だての試案を作成し、授業実践を通してその有効性を検討した。
 その結果、児童の水蒸気に対する理解が図られるとともに水の状態変化を実感させることができ、開発した実験教材及び学習展開の有効性が確かめられた。
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