高等学校物理学習指導案

岩手県立花巻南高等学校 佐々木 彰子

1. 日時     平成10年10月8日(木)3校時

2. 対象生徒   岩手県立花巻南高等学校 3学年 物理選択者 男子17名

3. 単元名    「音波」

1.岩手県内陸北部地震の地震波記録から大地の動きを知る。
2.地震断層の現地野外調査資料から、地殻変動を考える。
3.活断層に伴う断層粘土を観察し、五感で大地の力を感じ取る。
4.標高800mから産出する貝化石の分類を通じて花巻地域の活断層との関係を考え地殻変動と郷土の生い立ちを実感する。

4. 使用教材   教科書 数研出版 高等学校物理TB 
    ノートパソコン  自作ソフトウェア教材 ワークシート ギター 波形データ

5.本時の目標

 波形、振動数、振幅の操作によってどのように音が変わるかを生徒に理解させ、その理解をもとに、音を加工する活動を行うことで物理量についての理解を深めさせる。

時間
配分
学習の内容 生徒の活動 教師の指導 教材




5

<前時の内容確認>
基本操作
音の高さと振動数
<本時の内容の確認>
 音階とメロディ
<前時の内容確認>
前時の学習内容を確認する。
<本時の内容の確認>
 本時の学習内容と目
 的を確認する。
<前時の内容確認>
前時の学習内容を確認する。
<本時の内容の確認>
 本時の学習内容と目的を解説する。
  






40

<楽器の音の波形と音 色の観察>
ファイルの読み込み
楽器の波形と音色
<波形の観察>
ファイルから楽器の音のデータを読み出し、波形を観察し、音色を聞く。
<演示>
 ギターの音を録音
し、
 保存する。
 ファイルの読み込み
 について確認する。
コンピュータ
ワークシート
自作ソフト
マイクロフォン
ギター
<振動数の加工>
音階と振動数
<音階をつくる活動>
振動数を変えて音階をつくる活動
<操作法>
 波形の編集
<音階をつくる>
素材になる楽器を選ぶ。
振動数を加工しドの音をもとに、音階をつくる。
データを保存する。
<演示>
振動数を変えた後、音の大きさ、音色は必ずしも一定でないことに気づかせ、確認する。
波形データ
ピアノ
ギター
チョロ
ウ`ァイオリン
<メロディをつくる活動>
 振動数、振幅、の加工と、波形データの編集によって、メロディをつくる活動
<メロディをつくる>
 サンプルから曲を選び、振動数、振幅、波形を加工しメロディをつくる。
 データを保存する。
 適宜机間指導を行う。


5

まとめ
次回予告
 振動数、振幅、波形の操作で音はどのように変化したかまとめる。  生徒の作ったデータを再生しながら確認する。