印刷用紙   :B5 縦  1ページの行数:46 1行の文字数 :84    【学習指導案−1】  1.指導日時   平成4年10月2日(金) 第5校時  2.指導対象   第2学年C組 45名(男子26名,女子19名)  3.使用教科書  「新詳地理 最新版」(株式会社帝国書院)  4.単元名    1 農業の地域分化と農業地域区分  5.教材名    商業的農業  [3]園芸農業 [4]地中海式農業  6.指導目標  (1)主としてホイットルセイの農業地域区分に従って,世界に存在する商業的農業の特色    と分布をとらえさせ,自給的農業との違いを理解させる。  (2)具体的な農業地域を学習する中で,自然条件,社会条件について考えさせる。  7.指導計画   第1時 商業的混合農業(フランス,ドイツ)   第2時 商業的混合農業(イギリス,アメリカ合衆国,アルゼンチン)   第3時 商業的酪農   第4時 園芸農業,地中海式農業(本時)  8.本時の指導  (1)本時の目標    ア 園芸農業と地中海式農業の特色,成立条件,分布地域を理解させる。    イ オランダが園芸農業国として確立していった背景や現状について,イメージ化をは     かる描図活動を通して考えさせる。  (2)指導展開  段階時間〓学習内容と活動           〓〓指導上の留意点      〓形態   〓前時の学習内容を思い起こす。     〓商業的酪農の描図プリントを返却し,全体  導                      要点を説明する。   5分                    〓前時の学習内容(商業的酪農)のポイ  入                      ントを簡略に説明する。    〓本時の学習内容を確認する。      〓本時の学習内容を知らせる。        〓園芸農業の成立の背景を考える。    〓自然条件よりも社会条件の方が重視さ全体                         れることに留意する。    〓園芸農業の特色を理解する。      〓集約的農業は復習事項であるが,内容  展                      をこの小単元で徹底させる。    〓地中海式農業の特色,分布地域を理解する〓地中海性気候を想起させる。    〓イタリアとアメリカ合衆国の地中海式農業〓イタリアの南北格差にふれる。     をとらえる。   ◎オランダの園芸農業について描図活動を行                  個人  42 う。   分 1.オランダの園芸農業地域をとらえる。 〓地図帳を参照させる。    2.園芸農業を選択した理由を考える。  〓机間巡視し,必要な生徒には指導助言     3.単位面積当たりの肥料消費量が多い理由 を与える。  開   を考える。     4.オランダは酪農国であることもとらえる〓園芸農業が成長していることに気づか                         せる。     5.オランダの園芸作物の輸出先をとらえ,〓オランダの園芸農業が狭い市場ではな      輸送手段について考える。       く,国際的な市場を有していることに                         気づかせる。              まと3分〓描図プリントを提出する。    〓描図のプリントを全員提出させる。 全体  め  〓次時の学習内容を知る。        〓次時の学習内容を提示する。