教育センターニュース第129号 2019.11.29|岩手県立総合教育センターメールマガジン
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129
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2019.11.29 お問合せ:ml-maga@center.iwate-ed.jp

[目次]
■1〔お知らせ〕センター一般公開の報告

■2〔コラム〕マラソン

[本文]
■1〔お知らせ〕センター一般公開の報告

 11月2日(土)文化の日は毎年恒例の「センター一般公開」を生涯学習推進センターと合同で開催しました。当日は天候にも恵まれ,500名を超える方々に来所いただき盛会に終えることができました。
 毎年,大人気の理科の学習ブースでは,今年度も多くの方に足を運んでいただきました。人気のブースでは行列ができたところもありました。「電気の世界」や「岩塩わり体験!」,その他にも「顕微鏡の世界」,「夏と冬の星空観察(プラネタリウム)」を行い,科学の楽しさや奥深さを味わっていただきました。
 製作体験では,「つくって あそぼう かみこうさく」,「WoodでGood」,「毛糸村の楽しいどうぶつたち」,「ねんどをこねこね たのしく けしゴムをつくろう!」,「切って・貼って」など,盛りだくさんの内容で,子どもだけではなく大人も夢中になってものづくりに取り組んでいました。
 また,体験活動のブースでは,電気自動車である「Kit Car “PIUS”」に乗車して運転や組み立て体験,「えいごであそぼう」やコンピュータを使った「プログラミング体験」,「ドローンのプログラミング体験」,「クレーンゲームを遠隔操作で行う」など,様々な体験で楽しんでいただきました。
 所内には,10カ所のチェックポイントを設置し,全てのポイントを回ると景品がもらえるスタンプラリーイベントもあり,こちらも大好評でした。
 牛丼やカレーライス,ラーメンなど食事をとって,センターで丸一日楽しんでいかれたご家族もたくさんいらっしゃいました。
 来年度も同様に開催予定です。また,楽しい企画を用意して多くの方々の来所をお待ちしております。


■2〔コラム〕マラソン

 いま,何かと話題の「マラソン」。トップアスリートのみならず市民ランナーも参加できるマラソン大会が全国各地で盛んに行われています。筆者はずっと,「つらい競技なのになぜこんなに多くの人が参加するのだろう?」,「なぜこんなにたくさん大会があるのだろう?」と思っていましたが,最近この疑問が私の中で解消しました。なぜ解消したかというと,理由は二つ。一つ目は自分がフルマラソンを走った(歩いた?)こと,二つ目はマラソン大会の競技運営に携わったことです。
 一つ目の理由については,10年以上も前になりますが第2回東京マラソンに参加し,完走(完歩)したのです。第1回大会の参加申込が定員を超えて抽選となったと聞き,外れることを前提に,運試しのつもりで参加申込みをしたら当選してしまいました。倍率約7倍。参加する気は全然なかったのですが,ダイエットも兼ねて練習(と言っても,雨や気が乗らないときは休みとし,ずいぶん気楽なものでした)し,大会に臨みました。
 当日は42.195km途切れることなく沿道の人に応援してもらい,ランナー同士も声を掛け合ったりして,正にお祭り騒ぎ。東京見物しながら,とても楽しく走りました。さすがに足や腰へのダメージは大きく,体は「二度と走りたくない」と悲鳴を上げているのですが,脳は「また走りたい!」。こうしてリピーターが生まれ,市民ランナーが増えていくことになるのだと気付きました。
 二つ目の理由については,先に行われた「いわて盛岡シティマラソン」の運営に携わったことです。公式ホームページには「2017年春から検討を進めて…」とあります。実行委員会の発足から約2年半。準備作業は大変だったと思います。筆者は今年6月のコースの検定(距離の計測)から手伝い始め,大会当日は車でランナーの先回りをして,コースが適切に準備されているかを確認する役割を任されました。要所で車を降りて確認するのですが,たくさんのスタッフがいて驚きました。ほとんどがボランティアと思われる方々。嫌々やっている人は全くいません。「みんなで協力し,自分たちが大会を作り上げるんだ!」という意気込みが伝わってきます。そして,車で走っている我々にまでなぜか笑顔で手を振ってくれる。ランナー以上に楽しんでいるのです。市民の一体感が生まれ,町おこしには最適です。こうしてマラソン大会が全国各地で行われるのだという結論に達しました。
 さて,来年7月の東京オリンピック。花形のマラソンと競歩は札幌で行われることに決定しました。選手,テレビや沿道で観戦する人,スタッフ,一人でも多くの人が「よかった」と思える大会になることを願っています。


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