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ここから本文 追いかけ再生 (タイムシフト再生)

「追いかけ再生」とは

 「追いかけ再生」とは、録画した画像を遅れて再生する機能です。 「追っかけ再生」「タイムシフト再生」ともいいます。
 コンピュータとWebカメラだけで作動します。

 このソフトでは次の機能があります。

  • 「追いかけ再生.exe」をクリックするだけで起動します。インストール不要です。
  • ノートPCの内蔵WebカメラとUSB外付けWebカメラとの切り替えができます。
  • Webカメラで撮影した画像を指定した秒数だけ遅れて表示します。
  • 遅延の時間は1〜30秒まで指定できます。ソフト作動中でも変更できます。
  • 内部メモリーだけで処理しているので、連続使用できます(連続1時間以上の作動可能)。
  • Windows 10、8.1、8、7 作動確認済み。

授業での活用法

保健体育で「自分の姿」を客観的に見せることができます。

  • 器械運動(マット運動、跳び箱、鉄棒など)
  • 球技(バスケットボールのシュート、バレーボールのサーブ・レシーブの姿の確認、
      野球のバッティング、ピッチングの姿を自分で確認)
  • 陸上競技(幅跳び・高跳びなどフォーム、跳躍の瞬間など)
  • ダンス、リズム運動などの表現活動

「追いかけ再生」のダウンロード

 zipファイルを展開するとファイルが生成されますので、 「追いかけ再生.exe」のアイコンをダブルクリックして起動します。
※ 利用しているライブラリーのため、ファイル容量がとても大きいことをご了承願います。

利用方法

 コンピュータとWebカメラ(内蔵のカメラでも可)を用意してください。

1 カメラの起動
  • 「追いかけ再生」をダブルクリックして起動します。
  • 「カメラ起動」ボタンをクリックしてカメラを初期化します。
2 遅延時間の変更
  • 「▲」「▼」ボタンをクリックして、遅延時間を決めます(1〜30秒)。
3 カメラ切替
  • 「カメラ切替」ボタンをクリックすると変更できます。
Q&A
  • Q1 Webカメラが「カメラ切替」で変更できません。
  • A1 Webカメラを接続して、ちょっと待ってからソフトを起動してください。コンピュータがカメラを認識するのには少し時間がかかります。

  • Q2 「▲」ボタンをクリックすると何も表示されません。
  • A2 遅延時間を大きくすると表示するのに時間がかかります。画面が出るまでしばらくお待ちください。

  • Q3 作動させて、しばらくたつとエラーが出て止まります。どうしたよいでしょうか?
  • A3 遅延時間が長いとメモリー不足でエラーが出る可能性があります。メモリーの多く搭載しているコンピュータをご利用願います。

基本情報

  • 対象:全校種
  • 種別:Microsoft Visual Studio 2015 (Visual Basic 2015)で作成
  • 利用ライブラリ:
       openCV     http://opencv.org/
       openCVsharp https://github.com/shimat/opencvsharp
  • 開発者:岩手県立総合教育センター(奥田昌夫)
  • 動作環境:Windows 10, 8.1 8 7 で作動確認
  • 起動方法:「追いかけ再生.exe」のアイコンをダブルクリックで作動します。インストール不要です。
ソースコードの公開

 「追いかけ再生」のソースコードを公開します。プログラム開発の際に参考にしてください。

 Visual Studio 2015で利用できます。

 引用、改変する場合には連絡願います。