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生徒機制御プログラム『黒画面』&『色画面』

ソフトの紹介

 コンピュータ室で授業をするとき、子どもたちが勝手にコンピュータを操作するなど、学習に集中させにくい状況になっていませんか?生徒機を制御するソフトが先生機に入ってはいても、どこか操作が難しいような気がしませんか?

 このソフトは、生徒機の画面を黒色(『色画面』は指定の色)にして、キーボードやマウスからの操作ができないようにします。これだけの機能ですが、コンピュータ室での一斉指導をより効率的に行うことができます。コンピュータでの作業を中断させて、指示をしたいときにこのプログラムを用いてください。

特徴
  • インストール不要です。教室内LANの共有フォルダのプログラムを起動するだけです。
  • 生徒機で「生徒機用プログラム」を起動するとタスクバーに常駐し、先生機から「黒画面(色画面)にする」「解除」の操作ができるようになります。
  • 『黒画面』は、生徒機の画面を真っ黒にして操作できないようにします。
  • 『色画面』は、画面を指定した色にしたり、半透明色にしたりすることもできます。また、指示のメッセージを表示させることもできます。

基本情報

  • 対象:教室内LANの先生機及び生徒機
  • 種別:Turbo Delphi で作成
  • 公開:平成19年11月
  • 開発者:岩手県立総合教育センター(奥田昌夫)
  • 動作環境:教室内LAN(校内LAN)が組まれていて、共有フォルダ(読み込み、書き込みが可)にアクセスできる環境
黒画面

『黒画面』

色画面

『色画面』

プログラムの使い方

 共有フォルダに置いたプログラムをダブルクリックします。

プログラム名
  • 『黒画面』:BlackScreen.exe(生徒機用)、BlackController.exe(先生機用)
  • 『色画面』:ColorScreen.exe(生徒機用)、ColorController.exe(先生機用)

 共有フォルダに生徒機用プログラムのショートカットを作り、生徒機のデスクトップに置く、または、スタートアップに入れて起動すると便利です。

手順
  • 先生機で「先生機用プログラム」を起動します。共有フォルダ内にdataフォルダが生成されます。
  • 生徒機で「生徒機用プログラム」を起動します。(一瞬、画面が黒くなります。)
  • (黒画面)「黒画面にする」で生徒機画面が黒色になり、キーボードとマウス操作ができなくなります。
  • (色画面)「色画面にする(変更)」で生徒機画面が指定色になり、キーボードとマウス操作ができなくなります。
     ・「透明度」で色の透明度を変えることができます。
     ・「背景色」で色を変えることができます。
     ・「ここに文字を入力」欄にメッセージを入力し、「文字を表示する」を選んで「色画面にする(変更)」をクリックすると、生徒機画面に文字を表示させることができます。
  • 「解除」で生徒機画面が元に戻り、使うことができるようになります。
  • 「黒画面プログラム終了」(色画面は「生徒機終了プログラム」)で生徒機用プログラムを終了さます。
  • 先生機用プログラムはウィンドウの閉じるボタン[×]で終了します。
補足

 生徒機用プログラムは、生徒機からも次の方法で終了させることができます。

  • タスクトレイの黒画面(色画面)のアイコンを右クリックし「終了」を選択
  • タスクマネージャを起動して強制的に終了

ダウンロード

 zipを展開すると3個のファイルが生成されますので、その中の取扱説明(README.txt)をよく読んでから、プログラムを実行してください。