岩手県立総合教育センター 情報・産業教育ウェブ このページの本文へ





ここから本文プログラミング教育Web(プログeb)

 令和2年2月13日(木)、岩手県立総合教育センター体育館にて、プログラミング教育の視点を位置付けた6年生理科「電気とわたしたちのくらし」の授業が公開されました。奥州市立若柳小学校6年1組(27名)のみなさんに協力いただき、授業を行いました。
 第1時は、照度センサーを用いたセンサーライトの仕組みを、フローチャート図を用いて表しました。
 第2時は、micro:bitを用いて、実際にフローチャート図として考えたプログラムを入力して、動作確認を行いました。
 照度センサーで取得した値をもとに、明るい/暗いの判定をすることで、LEDのON/OFFができる事を確認しました。
 このようにプログラミングされた電気製品は、必要な時に電気を使うことができる便利なものであることを学習しました。
 当日は、岩手県内外より約140名の方々にご参加いただき、4月から全面実施となるプログラミング教育について情報共有することができました。

 アンプラグドの活動の一つとして行う「にんげんプログラミング」の際に、グループでタブレット1台を使って、ロボット役に出す命令を考えて、並べるツールです。

 センター所員が授業者として、プログラミング教育の授業を提案します。詳細はこちらから
令和元年7月11日(木)
【終了】
北上市立いわさき小学校6年生 総合的な学習の時間
「鬼剣舞を伝えよう(伝承芸能)」
令和元年7月16日(火)
【終了】
花巻市立花巻小学校4年生 算数科「平行四辺形の作図」
令和元年11月12日(火)
【終了】
奥州市立若柳小学校6年生 総合的な学習の時間
「私たちのくらしとコンピュータ」
令和元年11月22日(金)
【終了】
山田町立山田南小学校5年生 算数科「正多角形の作図」



 令和元年11月22日(金)に山田町立山田南小学校5年生にて、プログラミング教育の視点を入れた5年生算数科「正多角形の作図」の授業が公開されました。
 第1時は、ブルーシートを活用した「にんげんプログラミング」を行い、命令は「分けること」、「順序が大切」であることを確認しました。
 第2時は、「Hour of Code アナとエルサ」を使って、正方形、正三角形、正六角形の作図に挑戦しました。
 「繰り返し」ブロックを用い、角度の入力に苦労しながらも、正八角形まで挑戦する児童をいました。
 当日は、宮古教育事務所主催の「小学校プログラミング教育授業づくり研修」と合同開催となり、岩手県内より約30名の参加がありました。

 令和元年11月12日(火)に奥州市立若柳小学校6年生にて、プログラミング教育の視点を入れた6年生総合的な学習の時間「私たちのくらしとコンピュータの関わり」の授業が公開されました。
 単元5時間設定のうち、第3時と第4時が公開されました。身近にある信号機のはたらきを確認し、どのような命令の組み合わせによって動作をしているのかを、実際にプログラミングしてみました。
 赤を40秒、青を20秒、青の点めつを5秒(10回)の設定になるように、各自が工夫してプログラミングをしました。教材はArduinoをUSBケーブルで接続し、ソフト「Scratch for Arduino」でプログラムを作成しました。
 次時の第5時(最終回)は、各自さまざまな配慮をした信号機の作成をし、我々の生活が安全となるようプログラムが工夫されていることをまとめます。
 当日は、岩手県内より約10名の参加がありました。


 令和元年7月16日(火)に花巻市立花巻小学校4年生にて、プログラミング教育の視点を入れた4年生算数科「平行四辺形の作成」の授業が公開されました。
 導入と本時の2時間の構成で、第1時(導入)では、ブルーシート上をロボット役が命令のとおりに動く活動として、「にんげんプログラミング」を行いました。第2時(本時)は、タブレットPCを活用して、外角に注意して平行四辺形の作図を行いました。
 当日は、岩手県内外より約15名の参加がありました。


 令和元年7月11日(木)に北上市立いわさき小学校6年生にて、プログラミング教育の視点を入れた総合的な学習の時間「鬼剣舞を伝えよう!」の授業が公開されました。
 計7時間の単元構成で、伝統芸能である「鬼剣舞」を下級生に伝える活動の中に、プログラミング教育の視点を位置付けた「クイズ」の作成を行いました。当日は、第3時・第4時の授業が公開され、スクラッチでプログラミングを行い、写真などの素材集めを行う活動を行いました。
 当日は、岩手県内外より約15名の参加がありました。




 本研究では、総合的な学習の時間における「プログラミングの体験」の位置づけについて、2つの実践例を紹介します。
 一つ目は、単元名「私たちの生活とコンピュータとの関わり」の中で、歩行者用信号機のプログラムはどのように組まれ,生活に役立っているか考えさせる活動に「プログラミングの体験」を組み入れたものです。
 2つ目は、単元名「鬼剣舞を伝えよう(伝承芸能)」で、6年生が5年生へ鬼剣舞を伝える活動に組み入れたものです。


 平成31年2月27日(水)に花巻市立矢沢小学校6年生にて、プログラミング教育の視点を入れた理科「電気とわたしたちのくらし」の授業が公開されました。
 2時間構成の授業で、第1時はコンピュータアンプラグドを取り入れ、フローチャートを画用紙を用いて学習しました。第2時はコンピュータ上でフローチャートを作成し、センサーライトを作成しました。
 当日は、岩手県内外より約40名の参加がありました。


 平成31年2月7日(木)岩手県立総合教育センター体育館にて、花巻市立矢沢小学校5年生の協力により、プログラミング教育の視点を入れた5年生算数「多角形の作図」の授業が公開されました。
 2時間構成の授業で、第1時はブルーシートを活用した「にんげんプログラミング」を行い、コンピュータを用いないプログラミングの学習でした。第2時はコンピュータを使って正方形(正四角形)、正三角形、正六角形を書く学習でした。
 当日は、岩手県内外より約130名の参加がありました。

小学校4年生算数編です。
 平成30年8月28日(火)に盛岡市立中野小学校4年生にて、プログラミング教育の視点を入れた算数科「四角形を調べよう」の授業が公開されました。
 2時間構成の授業で、第1時はコンピュータアンプラグドを取り入れたコンピュータを用いないプログラミングの学習です。第2時はコンピュータに平行四辺形を書く取り組みです。
 当日は、岩手県内外より約50名の参加がありました。
 一般社団法人「ICT CONNECT 21」様より発行された、「小学校プログラミング教育導入支援ハンドブック2018」の中に、当教育センターの実践事例が掲載されました。
 小学校算数科と理科におけるプログラミングの体験を取り入れた授業を公開します。小学校算数科(4年生)の授業は、平成30年8月28日(火)盛岡市立中野小学校、小学校理科(6年生)の授業は、平成31年2月27日(水)花巻市立矢沢小学校にて開催されます。それぞれの授業内容の詳細については、上記のリンクをクリックしてください。

  2020年度から全面実施される小学校学習指導要領では、プログラミング教育の必修化が盛り込まれました。また、中学校においては「技術・家庭科」における内容の充実、高等学校においても2022年度より共通必履修科目「情報T」が新設され、プログラミングは小・中・高を通して、誰もが学ぶことになります。
 将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる「プログラミング的思考」などを育むプログラミング教育の実施を子供たちの生活や教科等の学習と関連付けつつ、発達段階に応じて位置付けていくことが求められます。
 小学校学習指導要領には、算数科・理科・総合的な学習の時間において、児童がプログラミングを体験しながら 論理的思考力を身に付けるための学習内容として、取り上げる内容やその取り扱いについて例示されました。

 小学校4年生算数科で行われたプログラミング教育の授業の様子が記載されています。8/28(火)に盛岡市立中野小学校で実施された「提案授業A」の内容です。

 岩手県立県立総合教育センターでは、次のようなプログラミング教育に関わる研修講座を開設しています。
 マイコンボード「Arduino」を使ったLEDの点灯や各種センサやスイッチの取り扱いについて、研修します。また、S4A(Scrach for Arduino)や、ArduBlockの使い方のついても研修し、マイコンボードを使った教材や授業展開案を作成します。(申込は、こちらから
「誰でもできる基礎からのマイコンボードによる制御教材作成」ページ
 ○令和元年度 小学校プログラミング研修講座
  令和元年11月19日(火) 【終了】
 新学習指導要領に示された、小学校プログラミング教育についての研修を行います。小学校におけるプログラミング教育とは何かについて学び、実際にプログラミング教材を体験しながらどのような授業を行っていけばよいかについて研修します。(申込は、こちらから
 マイコンボード「Arduino」を使ったLEDの点灯や各種センサやスイッチの取り扱いについて、研修します。また、S4A(Scrach for Arduino)や、ArduBlockの使い方のついても研修し、マイコンボードを使った教材や授業展開案を作成します。
「誰でもできる基礎からのマイコンボードによる制御教材作成」ページ
 ○平成30年度 小学校プログラミング研修講座
  平成30年11月26日(月) 【終了】
 新学習指導要領に示された、小学校プログラミング教育についての研修を行います。小学校におけるプログラミング教育とは何かについて学び、実際にプログラミング教材を体験しながらどのような授業を行っていけばよいかについて研修します。

 ○論理的思考力を育むプログラミングの体験の在り方に関する研究
  〜小学校総合的な学習の時間の指導を通して〜
  平成30年度 岩手県立総合教育センター  情報・産業教育担当

 総合的な学習の時間における「プログラミングの体験」の位置づけについて、2つの実践例を紹介します。
 一つ目は、単元名「私たちの生活とコンピュータとの関わり」の中で、歩行者用信号機のプログラムはどのように組まれ,生活に役立っているか考えさせる活動に「プログラミングの体験」を組み入れたものです。
 2つ目は、単元名「鬼剣舞を伝えよう(伝承芸能)」で、6年生が5年生へ鬼剣舞を伝える活動に組み入れたものです。

 ○論理的思考力を育むプログラミングの体験の在り方に関する研究
  〜小学校算数科・理科の指導を通して〜
  平成29年度 岩手県立総合教育センター  長期研修生  及川 良紀

コードA・ピラー

計測制御プログラマー

Sphero mini

「にんげんプログラミング」用シート(自作)

「Arduino」で使用するプログラミング教材「歩行者用信号」(自作)

LEGO education WeDo 2.0

micro:bit

mbot


A 2020年度より全面実施になります。

A 算数(5年生:図形)、理科(6年生:エネルギー)、総合的な学習の時間(自動販売機の仕組み)

A 【知識及び技能】身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気づく。
【思考力、判断力、表現力】発達の段階に即して、「プログラミング的思考」を育成すること。
【学びに向かう力、人間性等】発達の段階に即して、コンピュータの働きを、よりよい人生や社会づくりにいかそうとする態度を涵養すること。[小学校プログラミング教育の手引き]

A @論理的思考力を育むとともに、Aプログラムの働きやよさ、情報社会がコンピュータをはじめとする情報技術によって支えられていることなどに気づき、身近な問題の解決に主体的に取り組む態度やコンピュータ等を上手に活用してよりよい社会を築いていこうとうする態度を育むこと、さらに、B教科等で学ぶ知識及び技能等をより確実に身に付けさせること。[学習指導要領解説 総則編]

A プログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技術を習得したりといったことではなく。[小学校学習指導要領解説 総則編]

A 自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考える力。[小学校学習指導要領解説 総則]

○小学校プログラミング教育の手引き(第二版)文部科学省
 PDF版
○小学校を中心としたプログラミング教育ポータル 文部科学省/総務省/経済産業省
 https://miraino-manabi.jp/
○小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について
   (議論のとりまとめ) 文部科学省
  http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm
○Scratch  https://scratch.mit.edu/ 
○Hour of code  http://hourofcode.jp/
○ビスケット http://www.viscuit.com/
○プログル https://proguru.jp/
○OtOMO にんげんプログラミング
     http://otomo.scratch-ja.org/post/162031743644/human

〇2020.01.06 令和元年度岩手県教育研究発表会特設分科会3の案内
〇2019.09.06 教材「タッチdeにんげんプログラミング」公開
○2019.09.20 令和元年「提案授業」@A報告
〇2019.05.07 「論理的思考力を育むプログラミングの体験の在り方に関する研究〜小学校総合的な学習の時間の指導を通して〜」追加
○2019.02.15 「歩行者用信号」教材(自作)情報公開
○2019.02.15 平成30年度(第62回)岩手県教育研究発表会 特設分科会4「プログラミング教育」提案授業 公開