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ここから本文中学校道徳における情報モラル指導(予定)

研究主題

  • 中学校道徳における情報モラル指導に関する研究
    −疑似体験を取り入れた授業展開例の作成をとおして−

研究スタッフ

情報教育担当

 谷木啓恭 奥田昌夫 石川修司 三田正巳 小野寺秀樹 平賀弘典

研究協力校

紫波町立 紫波第一中学校

研究計画

研究の年次

 この研究は、平成22年度の単年度研究である。

研究の目的

 社会の情報化が進展し、コンピュータや携帯電話が普及することにより、情報の収集や表現、発信が容易にできるようになる一方で、情報化の影の部分への対応も急務になってきています。新しい中学校学習指導要領解説−道徳編−では、生徒の発達段階や特性などに配慮し、道徳の内容との関連をふまえて情報モラルに関する指導に留意することが示されています。

 しかし、ネット上の書き込みによりすれ違いが生じてしまうこと、情報を利用するときには法やきまりを守らなければいけないこと、匿名性に伴って使い方によっては相手を傷つけてしまうことなどについて、生徒の生活体験の中の情報モラルにかかわる体験を想起させたり、考えを深めさせたりする道徳の教材が少ない状況にあります。

 そこで、中学校道徳における他者への共感や思いやり、法やきまりのもつ意味などについて生徒に考えを深めさせるための教材を開発し、展開例を作成しました。

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