平成16年度 岩手県立総合教育センター 長期研修生 研究報告書 

研 究 主 題 及 び 概 要

小学校国語科における話し手の意図をつかみながら聞く能力を高める指導に関する研究
−「聞き取り再構成メモ」を用いた学習をとおして−

研究の概要
 この研究は、「聞き取り再構成メモ」を用いた学習をとおして、話し手の意図をつかみながら聞く能力を高める指導の在り方を明らかにし、小学校国語科の学習指導の改善に役立てようとするものである。
 その指導の手だてとして、聞き取り再構成メモを、(垢観点に着目する段階、▲ーワードをとらえる段階、O辰啓蠅療舛┐燭ったことをまとめる段階の、三つの段階毎に作成し、実践をとおしてその有効性を検討した。
 研究の結果、手だての試案に基づく授業実践において、話の組立てや文の成分に着目できるようになったこと、キーワードを選び出せるようになったこと、自分の考えを交えながら話し手の伝えたかったことを再構成できるようになったことが確認された。このことから、本研究の指導の手だての工夫が、話し手の意図をつかみながら聞く能力を高める上で効果のあることが確かめられた。

一人一人の読みを広げる文学的な文章の学習指導に関する研究
−テクストを重ね読む「読書的な読むこと」の学習活動をとおして−


研究の概要
 この研究は、テクストを重ね読む「読書的な読むこと」の学習活動をとおして、読みを広げる文学的な文章の学習指導の進め方を明らかにし、小学校国語科における学習指導の改善に役立てようとするものである。
 そのため、指導の手だてとして、複数の作品を用いて、‘匹澆隆囘世傍ど佞せる、仲間分けした観点で比較・対照させながらイメージを膨らませる、F匹澆隆囘世鯀択させる、というテクストを重ね読む「読書的な読むこと」の学習活動を行い、読みを共有、修正させた。作成した手だての試案は、実践をとおしてその有効性を検討した。
 研究の結果、手だての試案に基づく授業実践によって、読みの観点をとらえ内容をつかむこと、多様な読みの観点から想像を広げること、読みの観点を応用することに高まりがみられた。このことから、本研究の手だてが、一人一人の読みを広げることに効果があることが確かめられた。

中学校国語科における豊かな言語感覚の育成をめざした指導に関する研究
−相互評価を取り入れた表現活動をとおして−


研究の概要
 この研究は中学校国語科において、言語感覚をとらえる相互評価を取り入れた表現活動をとおして、豊かな言語感覚の育成をめざした指導について明らかにし、学習指導の改善に役立てようとするものである。
 そのため、指導の手だてとして、まず言語感覚を育成するために、表現の正誤・適否・美醜について視点を明確にし、課題を学習シートに取り入れる。さらに、その課題について読む、書く、話すなど相互評価を取り入れた表現活動を行うことによって、表現の適切さを判断したり、表現の豊かさを味わわせたりして、表現のとらえ方への理解を深めさせた。手だての有効性は、実践をとおして検討した。
 研究の結果、表現の正誤・適否・美醜をとらえる力の育成が図られたことが確認された。このことから、本研究の指導の手だてが、豊かな言語感覚の育成を図る上で、効果のあることが確かめられた。

小学校社会科における主体的に考える力を高める学習指導に関する研究
−社会的事象への「かかわり」をもたせる体験的な活動を組み入れて−


研究の概要
 この研究は、小学校社会科学習において、社会的事象への「かかわり」をもたせる体験的な活動を組み入れることによって、主体的に考える力を高める学習指導の進め方を明らかにし、小学校社会科の指導の充実と向上に役立てようとするものである。
 そのため、指導の手だてとして、問題解決的な学習指導に、A社会的事象に対する見方・考え方等の視点、学習の手順や技能を学びとらせる活動、B社会的事象を自分自身や自分の生活との関連でとらえさせる活動、C自分なりの考えを交流させ、新たな考えに再構成させる活動を組み込んだ。作成した手だての試案は、実践をとおしてその有効性を検討した。
 研究の結果、社会科の学習の仕方にそって、自らの意志で社会的事象の意味を追究する児童の姿が見られるようになった。このことから、本研究の指導の手だてが、主体的に考える力を高める上で効果があることが確かめられた。

算数科における基礎的・基本的な知識・技能の定着を図る学習指導に関する研究
−学習内容を既習事項と関連付ける指導の工夫をとおして−


研究の概要
 この研究は、算数科において、学習内容を既習事項と関連付ける指導の工夫をとおして、基礎的・基本的な知識・技能の定着を図る学習指導について明らかにし、算数科の学習指導の改善に役立てようとするものである。
 そのために、指導の手だてとして、学習内容の関連を明確にするような学習の案内図の役割を果たす「学習アトラス」を用いて、既習事項との比較により内容や意味を整理する活動を行った。また、学習内容について振り返ったことを、児童同士で練習問題を用いて繰り返し確かめ合ったり、補い合ったりする活動を取り入れ、授業実践をとおしてその有効性を検討した。
 実践の結果、既習事項と関連付ける力、計算の仕組みや処理の仕方を理解する力、計算の仕方を考え適切に処理する力を育成できることが確認された。このことから、本研究の手だての工夫が、基礎的・基本的な知識・技能の定着を図る上で、効果のあることが確かめられた。

小学校理科「水のすがたとゆくえ」の学習において水の状態変化を実感させる学習展開に関する研究
−水蒸気の存在を確認できる実験教材の開発を中心に−


研究の概要
 この研究は、小学校理科「水のすがたとゆくえ」の学習において、理解が難しいと思われる水蒸気について、その存在を確認できる実験教材を開発し、水の状態変化を実感させる学習展開を明らかにすることによって、小学校理科の学習の指導改善に役立てようとするものである。
 そのために、水蒸気が液化して水になることを確認できる実験教材、水蒸気の性質を確認できる実験教材、空気中の水蒸気を液化して取り出す実験教材、空気中の水蒸気や身近な自然現象を体感したり観察したりすることができる実験教材の開発を行った。そして、開発した実験教材と水の状態変化によって起こる身近な現象を取り入れた手だての試案を作成し、授業実践を通してその有効性を検討した。
 その結果、児童の水蒸気に対する理解が図られるとともに水の状態変化を実感させることができ、開発した実験教材及び学習展開の有効性が確かめられた。

高等学校生物機峇超と生物の反応」において眼の構造とはたらきの理解を深める学習展開に関する研究
−遠近調節に関するモデル教材の開発をとおして−


研究の概要
 この研究は、遠近調節に関するモデル教材の開発を通して、眼の構造とはたらきの理解を深める学習展開を明らかにし、高等学校生物機峇超と生物の反応」の学習指導の改善に役立てようとするものである。
 そのために、眼の構造とはたらきの理解を深める学習展開の基本的な考え方について検討するとともに、眼の遠近調節の仕組みを立体的、動的に再現するモデルを開発し、授業実践を行った。
 その結果、ヾ磴旅渋い箸呂燭蕕の理解を深める学習展開に関する基本的な考え方をまとめることができ、遠近調節モデルの教材開発を成功させ、学習に役立てることができ、1鷆當汗瓩了伝箸澆鮴気靴理解させ、眼の構造とはたらきの理解を深めさせることができた。このことから、本研究で開発した教材及び学習展開は、高等学校生物機峇超と生物の反応」の学習指導において有効であるといえる。

中学校音楽科における音楽的な感受の能力を高める指導に関する研究
−表現領域での批評文の活用をとおして−


研究の概要
 この研究は、音楽的な感受の能力を高める指導について、表現領域での批評文の活用をとおして明らかにし、音楽科の指導の改善に役立てようとするものである。
 そのため、指導の手だてとして、指導目標・指導内容を明確にし、知覚した音楽の構造的側面と感じ取った感性的側面を批評文(1)によって関連付けさせた。そして、音楽からイメージしたことを具体化させる批評文(2)を活用して、生徒一人一人が感受したことを表出させ、表現の工夫につなげていくようにした。
 授業実践の結果、思い思いに批評文を書き、表現の工夫をし、生徒相互のよさや個性的な表現を受け入れながら音楽的な感受の幅を広げる生徒の様子を見取ることができた。また、批評文の生徒の記述から、音楽的な感受の能力の高まりを捉えることができた。このことから、表現領域での批評文の活用は、音楽的な感受の能力を高める指導において有効であることが確かめられた。

道徳的価値の自覚を深める道徳の時間の指導に関する研究
−児童の体験を生かした指導法の工夫をとおして−


研究の概要
 この研究は、児童の体験を生かした指導法の工夫をとおして、道徳的価値の自覚を深める道徳の時間の指導の進め方を明らかにし、道徳の時間の指導の改善に役立てようとするものである。
 そのため、指導の手だてとして、‘仔租価値にかかわるテーマについて、日常の体験を振り返り、感じたことを事前にカードに記録させる、▲ードを基に構成した発問により、児童一人一人に日常の体験を想起させ、道徳的価値について考えさせる、E験場面において、役割演技により道徳的価値をとらえさせ、それを基に話し合わせ、自分を見つめさせるを取り入れた。作成した手だての試案は、実践をとおしてその有効性を検討した。
 研究の結果、多様な価値観に出会い、道徳的価値を自分とのかかわりでとらえ、よりよい生き方をめざそうとする意識の変容が確かめられた。このことから、本研究の指導の手だてが、道徳的価値の自覚を深める道徳の時間の指導において効果があることが確かめられた。

通常の学級において軽度発達障害児と周囲の児童とのよりよい関係を築く指導の在り方に関する研究
−軽度発達障害児との具体的なかかわり方を身に付けるソーシャルスキルの指導をとおして−


研究の概要
 本研究は、ソーシャルスキルの指導をとおして、通常の学級において軽度発達障害児と周囲の児童とのよりよい関係を築く指導の在り方を明らかにし、特別支援教育の充実に役立てようとするものである。
 そのため、軽度発達障害児の理解を深めるためにチェック表を作成するとともに、ソーシャルスキルを具体的な活動場面をとおして指導できるように単元の内容と構成を工夫し、手だての試案を作成した。そして、指導実践をとおして、軽度発達障害児との具体的なかかわり方を身に付ける指導の在り方を検討した。
その結果、軽度発達障害児を含めた学級内の児童が、相互にかかわり合いながら協力して活動することができるようになった。このことから、指導の手だてが軽度発達障害児と周囲の児童とのよりよい関係づくりに有効であることが確認できた。

基礎的・基本的な内容の定着を図る習熟度別指導に関する研究
−算数科「数と計算」領域におけるコース毎の指導過程、指導方法の工夫をとおして−


研究の概要
 この研究は、算数科「数と計算」領域において、コース毎の指導過程・指導方法の工夫をとおして、基礎的・基本的な内容の定着を図る習熟度別指導について明らかにしようとするものである。
 そのため、指導の手だてとして、単元前の事前テストで知識や技能及び問題解決の力についての習得状況や学習スタイルを把握させ、それに基づいて児童が選択したコース毎の指導過程・指導方法に違いをもたせることを行い、実践をとおしてその有効性を検討した。
 その結果、計算の意味や計算の仕方について理解する力、計算を適切に用いることができる力を育成できることが認められた。このことから、児童の習得状況や学習スタイルに応じて指導過程・指導方法を工夫し、単元をとおして習熟度別指導を行うことは、基礎的・基本的な内容の定着を図る上で有効であることが分かった。

国際理解教育において積極的にコミュニケーションを図ろうとする児童を育てる指導の進め方に関する研究
−交流活動を位置付けた英語活動をとおして−


研究の概要
 この研究は、国際理解教育において、交流活動を位置付けた英語活動をとおして、積極的にコミュニケーションを図ろうとする児童を育てる指導の進め方を明らかにし、国際理解教育における指導の改善に役立てようとするものである。
そのため、英語活動に「出会う交流」「知り合う交流」「共に活動する交流」を位置付け、コミュニケーションの動機付けをし、英語を使ってコミュニケーションを図ることのおもしろさや楽しさを実感させることを指導の手だてとし、実践をとおしてその有効性を検討した。
その結果、異文化をもつ人々への興味・関心の高まり、コミュニケーションへの自信の高まり、コミュニケーションの満足感の高まりをとおして、児童のコミュニケーションを図ろうとする意欲が高まったことを確認できた。このことから、本研究の指導の手だてが、国際理解教育において積極的にコミュニケーションを図ろうとする児童を育てる上で、効果のあることが確かめられた。

異文化をもつ人々に対する共感的理解を深める国際理解教育の交流活動の進め方に関する研究
−直接交流とふり返りを関連付けた段階的指導をとおして−


研究の概要
 この研究は、国際理解教育において、直接交流とふり返りを関連付けた指導の工夫をとおして、異文化をもつ人々に対する共感的理解を深める交流活動の進め方を明らかにし、小学校における国際理解教育の充実と向上に役立てようとするものである。
 そのため、指導の手だてとして、交流活動に異文化をもつ人々に対する知識の上での気付きを内面的な理解へ深める指導の段階を設定し、その段階ごとに、かかわる活動、感情を共有する活動、見つめる活動を取り入れた。作成した手だての試案は、実践をとおして有効性を検討した。
研究の結果、手だての試案に基づく指導実践によって、児童の異文化をもつ人に働きかけようとする意識、異文化をもつ人を知ろうとする意識、異文化をもつ人の立場に立って考えようとする意識が深まったことが確認された。このことから、本研究の指導の手だての工夫が、児童の異文化をもつ人々に対する共感的理解を深める上で、効果があることが確かめられた。

中学校社会科公民的分野における我が国の政治について理解を深める指導の在り方に関する研究
−「民主政治と政治参加」の学習に用いるマルチメディア教材の開発と活用をとおして−


研究の概要
 この研究は、中学校社会科公民的分野「民主政治と政治参加」において、我が国の政治について理解を深める指導の在り方を明らかにし、中学校社会科公民的分野の学習指導におけるコンピュータ活用の充実に役立てようとするものである。
そのため、我が国の政治にかかわる組織のしくみやはたらき、人々の様子と生徒会活動の様子を画像で表示するマルチメディア教材を開発した。そして、授業実践をとおしてその有効性を検討した。
研究の結果、我が国の政治の学習に対する意欲、生活や将来に生かそうとする意欲が高まり、我が国の政治にかかわる組織や政治のしくみの意味をとらえさせ、自分や生活とのかかわりをとらえさせることができた。このことから、開発したマルチメディア教材を用いた指導の手だてが、我が国の政治について理解を深める上で効果があることが確かめられた。

経済社会と法とのかかわりについて理解を深める指導に関する研究
−高等学校商業科「経済活動と法」におけるコンピュータ教材の開発・活用を中心に−


研究の概要
 本研究は、高等学校商業科の「経済活動と法」の指導において、経済社会における法の意義や役割を理解させるとともに、社会事象を法律的に考え判断する能力や態度を育てていくことに役立てようとするものである。
 そのために、教材が少なく十分に理解させるには困難な学習内容であるという現状のもと、法文の意味や法が適用される例を提示し、生徒の身近な社会事象や関連する法を提示することができるコンピュータ教材を開発し、活用させることが生徒の理解を深めさせるために必要であると考え、授業実践をとおしてその有効性を検討した。
この研究の結果、経済社会と法のかかわりについて理解を深める指導が明らかになり、高等学校商業科「経済活動と法」の学習指導におけるコンピュータ教材の活用が理解を深める授業に効果があることが確かめられた。

知的障害養護学校高等部の生活単元学習における自ら考える進路学習の在り方に関する研究
−情報機器や補助教材を活用した進路情報の収集と選択・整理の学習活動をとおして−


研究の概要
 本研究は、知的障害養護学校高等部の生活単元学習において、職種に関する理解を深めることを支援する進路情報の収集と、自己の希望をより明確なものにすることを支援する進路情報の選択・整理の学習活動をとおして、自ら考える進路学習の在り方を明らかにし、知的障害養護学校高等部の進路指導の充実に役立てようとするものである。
 そのため、情報を検索して処理することができる情報機器の活用と、学習活動を記録して振り返ることができる補助教材の活用による手だての試案を作成し、授業実践をとおしてその有効性を検証した。
 研究の結果、手だての試案は、職種に関する理解を促し、自己の希望をより明確なものにしようとする意欲の喚起を図ることができた。このことから、本研究の指導の手だてが、情報を活用する能力と進路の選択・決定に参加しようとする態度の育成を図る上で有効であることが確認された。

学校不適応児童の自己肯定感を高める指導・援助に関する研究
−自分の得意なところを発展させる活動をとおして−


研究の概要
 この研究は、学校不適応児童の指導・援助において、児童の得意なところを発展させる活動をとおして、自己肯定感を高める指導・援助の在り方について事例的に明らかにし、学校不適応児童の指導・援助に役立てようとするものである。
 そのために、援助者は、児童を受容的・共感的に受け止めながら、児童が得意なところを発展させる活動を積み重ねる中で、自分の得意なところについて大きくとらえさせることができるように指導・援助を行い、その結果についての分析と考察を行った。
 研究の結果、自分を否定的にとらえている児童が、自分の得意なところに目を向け、自分を肯定的にみることができたことから、学校不適応児童の指導・援助において、自分の得意なところを発展させ、大きくとらえることは、自己肯定感を高めることに効果があることが確かめられた。

学校不適応生徒の自己効力感をはぐくむ指導・援助に関する研究
−自分の考えや気持ちを整理する活動をとおして−

研究の概要
 この研究は、自分の行動に不安を感じている学校不適応生徒が、自分の考えや気持ちを整理する活動をとおして、自己効力感をはぐくむ指導・援助の在り方を事例的に明らかにし、学校不適応生徒の指導・援助の充実に役立てようとするものである。
 そのために、援助者が生徒を受容的・共感的に受け止める中で、生徒が自分の考えや気持ちを振り返り、援助者とともに整理する活動をとおして、自分を不安にさせている考えに気付かせ、不安に対処できる考えを見出せるよう指導・援助を行った。
 研究をとおして、生徒が自分の考えや気持ちを振り返って自分を不安にさせている考えに気付き、援助者とともに整理し、不安に対処できる考えを見出していくことは、自分の行動に不安を感じている学校不適応生徒が、新たな認識をもてるようになることで、行動への期待が高まり、自己効力感をはぐくむうえで効果があることが確かめられた。

学校不適応生徒の自己表現をはぐくむ指導・援助に関する研究
−自分の感情と向き合う活動をとおして−


研究の概要
 この研究は、必要以上に感情を押し込めている学校不適応生徒が、自分の感情と向き合う活動をとおして、自己表現をはぐくむ指導・援助の在り方を事例的に明らかにし、学校不適応生徒の指導・援助の充実に役立てようとするものである。
 そのために、援助者は、生徒を受容的・共感的に受け止め、自分の感情と向き合う活動をとおして、生徒が押し込めている感情に気付き、自分を見つめながら感情を表出し、気持ちを表現できるように指導・援助を行なった。
 研究をとおして、必要以上に感情を押し込めている生徒が、自分の感情に気付き、明らかにすることで自分を振り返るようになったことから、感情を表出し、自由に気持ちを表現するようになっていった。このことから、自分の感情と向き合う活動をおこなうことは、自己表現をはぐくむことに効果があることが確かめられた。

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