本年度の調査・研究|調査・研究|岩手県立総合教育センター

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育成すべき資質・能力の「三つの柱」を総合的に育む授業の進め方に関する研究
〜アクティブ・ラーニングを取り入れた授業づくりを通して〜【平成28年度からの2年研究】

中央教育審議会教育課程企画特別部会の「論点整理」(平成27年8月)に示された次期学習指導要領で育成すべき資質・能力の三つの柱を総合的に育むことを目指し、「アクティブ・ラーニング」を取り入れた授業の進め方について研究します。授業づくりの視点及び生徒の学習の成果を捉える学習評価、学習・指導方法の不断の見直しにつなげていくためのカリキュラム・マネジメントの考え方についてガイドブックにまとめ、授業実践により、その有効性を明らかにします。対象校種・教科は、中学校及び高等学校の国語科、数学科、理科、社会科、地理歴史科、公民科、外国語(英語)科です。

高等学校理科「物理基礎」における学習指導要領に対応したサポート資料の作成

「物理基礎」における教員用の観察、実験サポート資料(以下、サポート資料という)を作成し、その成果物を県内の高等学校などで幅広く活用できるようにすることを目的としています。物理学特有の考え方や物理学的に探究する方法を視点とした観察、実験の詳細を記載するとともに、学習内容の関連性や中学校との系統性に留意した実用的なサポート資料を作成します。

小規模な高等学校における教育の質を確保するための遠隔授業の実証的調査研究
<文部科学省「多様な学習を支援する高等学校の推進事業」>

岩手県内の高等学校の小規模校では、配置される教員数が限定されることから各教科・科目等の専門知識を有する教員が十分に確保されず、生徒の多様な進路希望等に応えた選択科目を開設できないことが課題となっています。
本研究では、こうした課題の解決策として期待されている遠隔教育システムを活用した授業(遠隔授業)の効果的な進め方を検討し、その実践を通して高等学校小規模校における教育の質の確保につなげることで、本県が抱える課題の解決を目指します。

特別支援教育におけるタブレットPCを活用した効果的な教育実践に関する研究

個の特性に応じたタブレットPCの活用を可能とする手立ての構築と、指導計画から実践までの意図的なタブレットPCの活用を取り入れた指導への取組を通して、効果的な活用を明らかにします。そして、タブレットPCを具体的に活用できるツールを提案します。

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小学校における「考え、議論する」道徳科授業の在り方に関する研究
−親切・思いやりを体系的に育む問題解決的・体験的な学習を取り入れた指導方法の工夫−

道徳教育の充実を目指した小学校における「特別な教科 道徳」が、平成30年度から全面実施されます。問題解決型の学習や体験的な学習を通して道徳的価値について多面的・多角的に学び実践につなげていくための効果的な指導方法について明らかにしていきます。

中学校における「考え、議論する」道徳科授業の在り方に関する研究
−道徳的価値について多面的・多角的に学ぶ問題解決的な学習を取り入れた授業づくりを通して−

道徳教育の充実を目指した中学校における「特別な教科 道徳」が、平成31年度から全面実施されます。学んだ道徳的価値に照らして、自分の生活を振り返り、自らの良さや課題を把握できるような、効果的な学習の設定の在り方について、実践を通して明らかにしていきます。

高等学校家庭科におけるICT機器を活用した学習指導に関する研究

高等学校を対象に、教育活動で活用が期待されているタブレットPC等のICT機器を活用した効果的・効率的な学習指導の在り方について検討します。また授業実践を通して、学習活動におけるICT機器活用の効果を検証し、今後の学習指導の在り方を提言します。

重度・重複障がいのある児童生徒の教育内容・指導方法の充実に関する研究
−「人とのつながり」に視点を当てたAT・ICT機器の活用による授業実践を通して−

教育の情報化が推進される中、特別支援学校においても、障がいの特性に応じたICT機器の有効活用が期待されています。本研究では,重度・重複障がいのある児童生徒への教育内容・指導方法の充実をねらいに、多様な指導実践を資料集としてまとめ、提案します。