段階 |
主な学習内容 |
指導上の留意点 |
教材 |
導入
5分
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●前時のレポートを確認する。
●本時のテーマを確認する。
●用意されている実験装置を確認する。 |
●提出されたレポートのいくつかを紹介する。
●前時の内容をふまえ、本時の実験で更に応用できるように指示する。 |
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予備実験 水平投射 15分(図2左)
●レールから水平に飛び出す鋼球の初速度を「マイコン速度計」を用いて測定し、物理法則を適用して水平到達距離を計算し、実際の飛距離と比較する。
●生じる誤差の原因が何によるものかを班内で話し合う。 |
●実験プリントを用意し、測定の手順や処理の方法などを示しておく。
●落下位置特定にカーボン紙を使う。
●理論値と実験値との間の差について、適切な考察がなされているか。
●この実験結果を、次の実験で活かせるように指導する。 |
球
レール
メジャー
速度計
カーボン紙
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展開
40分
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応用実験 水平投射 15分(図2右)
●鋼球の初速度が、一定値vになるようなスタート位置を決める。
●その速さで水平投射した鋼球が、高さhの円筒に入るように、円筒を立てる位置を理論的に計算する。
●実際に入るかどうかを確かめ、実験結果について班内で考察する。
探究活動について 10分
●取り組んでみたいテーマを班毎に話し合い実験方法や装置の組み合わせなどについて考えをまとめる。 |
●水平に投射する高さHと目標の高さhの差H−hを落下する時間tを計算すれば、水平方向の距離Lは初速度υ×tで求められる。
●多少の誤差に対応するため、いくぶん太めの円筒を用意する。
●班毎に演示する場を設け、生徒の意欲を高めさせる。
●生徒の様子を見ながら、状況によっては実験例を提示する。
●各班の内容を確認し、適宜助言を加える。
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レール
鋼球
メジャー
速度計
円筒
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まと
め
5分
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●本時の内容をふりかえる。
●レポートの記入内容を把握する。
●実験装置を片づける。
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●本時の内容を確認させる。
●実験の結果に関して、考察・感想を加えてレ」ポートにまとめ、提出することを確認。
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