期 間 | |
場 所 | 釜石市立釜石東中学校 |
生 徒 | 第2学年 |
指導者 | 平野 毅 |
指導実践で取り扱う題材は,『鵜住居川から考える』である。
広い学区を縦断し,校舎のすぐ側を流れる鵜住居川は,生徒にとって身近な題材であるが,生徒一人一人によってかかわり方には差がある。このような生徒が,鵜住居川から自分の学習テーマを設定し,問題解決的学習によって解決していくことにより,自ら進んで学習や活動に取り組もうとする意識を高めていくことを期待している。
歴史上『川』には,文化や文明の発生地としての特徴があり,その歴史を探ることはその地域の生活や産業,そして文化を知る手がかりとなる。鵜住居川には自然が残っており,多くの川魚が生息しているほか,沿岸有数の野鳥の宝庫でもあり,冬になると白鳥も飛来する。しかし,上流での伐採などによる増水やゴミの増加などが地域でも懸念されている。このような状況にある鵜住居川から学習テーマを設定し学習していくことは,環境,産業から文化の学習へと発展する可能性がある題材である。
鵜住居川をもととした興味・関心のウェブ図を次のように予想した。
以下のように,指導試案に基づく指導計画を立てた。
時 | 場 | 形態 | 学 習 活 動 | |
1 | 中 洲 |
一斉 | ○学習の進め方についてのオリエンテーション ※資料を配付して説明する。 資料1
○題材『鵜住居川から考える』の提示 |