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岩手県教育研究所連盟 会長 村上 弘
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岩手県教育研究所連盟は、昭和33年に県内各地の教育研究機関が相互の連携を密にしな
がら、教育に関する調査研究の充実と促進を図り、本県教育の推進・向上に寄与することを
目的として発足いたしました。以来、本県が直面する教育課題を解決するべく、すべての教
育関係者が力を合わせ、研究と実践に邁進して参りました。
ご存じのとおり、現在は、情報化やグローバル化が急激に進展する一方で、少子化も進行
する中、教育課題も高度化・複雑化してきており、学校教育を取り巻く環境はこれまでにな
く大きく変化してきております。本県においても、地域の実態等を踏まえながら各研究機関
が一枚岩となって取り組むことが大切であると感じています。
今年度の定期総会・研究協議会では、子供たち一人ひとりの課題に目を向けた指導改善、
学びの連続性を意識した教育環境づくり、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に
向けたICTの活用など、これからの社会を生き抜くために必要な資質能力を育む視点での
取組が進められていることを改めて伺うことができました。
本年度の事業につきましても、本県教育の充実に資するよう、県内各地の教育研究機関相
互が連携を密にしながら、進めて参りたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
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