5号コラム(2006.8.10)
『教師の夏休み』
 岩手の短い夏休みもまもなく終わり、子どもたちが学校に戻ってきます。「規則正しい生活をしましたか?」「学習計画はこなせましたか?」「家の手伝いをしましたか?」など児童生徒に問いかけをすると思いますが、振り返って教師自身の夏休みはどうだったでしょうか。
 心身をゆっくり休めながら、普段できないことや今後に向けて時間を有意義に使うことが理想的だという点は児童生徒も教師も変わらないはずなのですが、とかく教材研究や課外活動に追われて平常の授業日より忙しかった、夏バテで体調を崩したなど、現実は厳しいかもしれません。しかし、ここでできなかったまま終わっては、宿題をやってこなかったのと同じです。子どもたちも何とか間に合わせているのですから、教師も最後の一日まで「先生も夏休みにこんなにがんばったぞ」と子どもたちに言える始業式を迎えたいものです。
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