9号コラム(2006.12.18)
『二つの教育』
宇宙飛行士の毛利衛さんは「教育研究岩手」への寄稿の中で、義務教育における読み書きそろばん、あるいは道徳と、高校から大学にかけての個人特有の能力の開発という、二つの教育をうまくかみ合わせることが教育の役割で、最終的には社会に貢献することが必要と述べています。
それぞれの学校で、二つの教育を意識して子どもたちに接することがあるでしょうか。目の前の目標を達成すればそれで終わりなど、短期的な視点で子どもたちを見ていることが多いかもしれません。彼らの一生のみならず、将来の社会を左右するのが学校教育であるというマクロな発想と責任感をもって、日々の教育を展開したいものです。
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