14号コラム(2007.4.23)
『心地よい響きを』
 まわりの木々もつぼみをふくらませ、空の色が柔らかく、陽光輝く季節となりました。
 学校は入学式や始業式を終え、子どもたちとの出会いに活気がみなぎり、華やいだ雰囲気につつまれていることでしょう。この時期、子どもたちとの出会いをはじめ、同僚や保護者、そして地域の方々とたくさんの皆さんと出会いますが、先日このような言葉を知りました。それは、孤掌は鳴らずという言葉です。片方の掌だけでは、いかに力をこめて振り回しても鳴らない。空を切ってしまうばかりという意味なそうです。緊張と不安が入り交じり、それでいて期待で一番心がはずむこの時期、様々な人との出会いを大切にし、子どもたちと学校、家庭、地域が一体となって、お互いの掌をあわせて心地よい響きを鳴らしていきたいと思います。(卓)
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