17号コラム(2007.7.09)
『もうすぐ夏休み』
「身体髪膚これを父母に受く、敢えて毀傷せざるは孝の始めなり。」
ある教員が小学校3年生へ学年集会の際に教えた「孝経」の一節です。この教員は、「人間の体はすべて親から恵まれたものであるから、傷つけないように努めるのが孝行の第一である」という意味を教えながら、互いの命がかけがえのないものであることを子どもたちに話していました。
もうすぐ夏休みが始まります。子どもたちは、夏休みを心待ちにしていることでしょう。しかし、開放感の中で思いがけず事故や事件に巻き込まれることがあります。子どもの心に響く言葉や方法で命の大切さについて改めて伝え、考えさせたいと思うこのごろです。(真)
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