18号コラム(2007.8.20)
『大人になるための基本』
先日、高校生インターンシップ事業として、高校2年生二人が就業体験学習にきた。
将来公務員になりたいという二人は、3日間の実習を終え、「作業を継続して行うことの重要性や集中力が求められることを実感した」と感想を述べていった。元気な挨拶や仕事に対するひたむきな姿勢にとても好感をもてた。
教育実践家の森信三先生は、人としての躾の基本は、@朝の挨拶、Aハイとはっきり返事をすること、B席を立つとき、椅子を入れることであり、そのことは我から他を意識させ、相手を思い遣る気持ちにつながっていくと言っている。二人はそのことをしっかりとやっていた。
キャリア教育が重視される今、就業体験は、仕事だけでなく、生活も含め一人前の大人になるための基本を幅広く学ぶことができる、価値ある体験である。(卓)
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